エシェロンの日記 (Minimalize Optimize Kaizenこのあたりの生産性ハックを中心に)

人生をどう最適化すれば良いのか??人生を豊かにそして自由に/// Tech

エッセンシャル思考の読感

新年早々に、時間ができたので、読んでいる本がとても良かったので新年の抱負と共に書き残そうかと思います。

*現在、アメリカでは、相変わらずCOVID-19が猛威を奮っています。早く収まればよいなと思います。

 

現在、読んでいる本は、”エッセンシャル思考”です。↓にリンクをつけておきます。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする | グレッグ マキューン, 高橋 璃子 |本 | 通販 | Amazon

 

"エッセンシャル思考"にかかれている状況は、まさに私でした。

アメリカに駐在して、3年経ち、できることが増えました。故に、様々な人から頼りにされ、様々な種類の仕事が毎日、メールボックスを埋め尽くしています。(最近は、ある日は、法務、ある日は、事業開発、ある日は、人事という感じです。)

 

もちろん、このアメリカにいながらにして、そんな経験ができることはないと思い、なんでもかんでも手を上げて挑戦しています。

 

しかし、成果が小さいために、自分が仕事をしているのに仕事をしていない状況になっています。これは、よくないと思い、一時的に仕事量をかなりセーブして仕事をしてみました。結果、過去数年と比較して業務時間を7割くらいにしたのに関わらず、賞与は変わらず最大評価となったのです。これは、私にとって青天の霹靂でした。

 

 

できた時間で、アメリカでの副業にも挑戦してみました。結果、自分の頭でお金を稼ぐことがこんなにも楽しいことなんだと気づくことにも繋がりとても嬉しかったです。

 

上記のことから、本当にやらなければならないことにフォーカスしなければ人生を浪費してしまうということに気づいてしまったのです。

 

ですので、今年は、”優先順位を支配下に置く”を意識して人生を豊かにしたいと思います。

大半の仕事は無駄の塊なのですから

TOEIC200点台からアメリカ駐在に至るまで (1)

 

英語に苦しんでいる工学系の人のための希望になるように・・

 

私は、現在、日系企業からの出向でアメリカでProject Manager (なんでも屋)をしております。最近、友人と話す中で、〇〇がアメリカで働いているなんて、信じられないと言われることが多々あります。私も、ふとしたときになんでアメリカにいるのだろうかと未だにわからないことがあります。

 

最近、どこから話を聞きつけ、研究室の後輩から、私の話を聞きたいとお話を頂きました。その子とざっくばらんにお話しましたが、とても興味を持っていただけました。印象的な言葉として、"自分の将来には本当に多くの可能性が広がっている"と言って頂いて本当に良い時間を提供できたことを嬉しく思いました。

 

その子も典型的な工業・工学の専門性でして、就職したら地元の工場や生産技術の仕事に就くとそれまで考えていたようです。再現性があるかわかりませんが、将来、海外で働きたい工業高校や高専の子のためにこの日記を書き綴りたいと思います。

 

といいますのも、私は、工業の学校の出身でして、本当に勉強もしない典型的な英語嫌いな人種でした。

いや、またまた~~という人も多いかと思いますが、これは事実です。

良い例として、私の19才のときのTOEICスコアは280点でした。(゚∀゚)

しかし問題は、点数自身ではなく、この点数が問題だと思わない自分であったと思います。

 

私の学校は特殊でして、16才~20才まで一貫教育です。(わかる人はわかるかも?)

20才のタイミングで進学or就職を選択するという仕組みになっています。

 

私は、本当になにも考えずに学生時代を過ごしておりましたので、漠然と就職をするのだろうなと思いました。こんな私に転機が訪れます。おそらく、この2つのことがなければ私は今頃全然違う仕事をしていたのだろうと思います。それは、以下のことです。

 

1.  インターンシップ (地元のプラスチック工場)

2.  ある本との出会い ("ニーチェの言葉")

 

1に関して、説明すると、私は地元のプラスチック工場でインターンシップに参加しました。この経験は自分を世間に引き上げてくれました。

その地元の研修は、いわゆる高校生がやるようなことをそのまましました。(検品・プラスチック樹脂の入れ替え・品質管理の実技等があったように思います。)

この経験の何が良かったというかというと、この仕事をずっとし続けることは私には無理だと気づいたことです。(工場勤務の方を蔑ろにするわけではありません。私は工業の出身として、モノづくりの根幹は工場であると思っておりますので、尊敬しています。)

 

2に関しては、ニーチェの言葉という本が本当に私に刺さりました。(出版社の皆様有難うございます。)また、"レバレッジ・シンキング"の本田さんの生き様に触発され、それまでの怠惰な生活が一転したことを記憶しています。

それまで、本を読むような生活から無縁であった私(学校では、寝て・放課後は部活・遊び)がこれをきっかけに貪り食うように本を読んでいた記憶があります。

 

この2つのきっかけがあり、このままの生き方だと絶対に人生に後悔をすると思ったのが大きく人生が変わった岐路であったと思います。

 

ここで、強調したいのは、人生は今日が最も若く若ければ若いほど方向の修正は簡単であるということです。事実、私も本当に怠惰な学生でしたし、学業も疎かにしていたと思います。(成績も下から数えたほうがはやいような状況でよく遊んでいました。)

こんな私でも変われたので、みんなできると思います。何かしら、人生の転機はあるはずです。これをしっかり逃さないでほしいと強く思います。

 

そんなこんなで本を沢山読む生活が続きましたが、今までの自分の負債が大きすぎて本を読むだけでは取り返しがつかないことに気づき始めていました。

まずいことは分かった。ただ、これは、まずい・・・でもどうすれば??という状態です。

 

そんなとき、地元の友人が留学に行くことを知りました。私はそんなキラキラした学生生活ではなかったのですが、なぜか行きたい!と強く思うようになりました。

工業学生が長期留学するのは、わけがわからない。しかも、自分はそんなキャラでもないと思い、短期のカナダ留学をすることをしました。(当時の行動力の源泉は何だったんだろう??)

 

短期のカナダ留学は、友人のコネを使い外部のキラキラ系の大学の留学パッケージに参加しました。当時の参加者を振り返るとキラキラ系私立文系大学生が沢山いるような環境に工業学校の自分がいる状況です。今考えるととても滑稽な光景だったのだと思います。(当時は違和感に多分気づいていなかったと思います(笑)絶対、周りに言われていたな(笑))

また、当然、キラキラ系私立文系の留学希望者ですから、まぁそれはみんな英語が得意なわけですよ。そんな中、TOEIC280の人間がいるのですからよく耐えた自分と改めて褒めたいと思います。

 

今思えば、この留学のための勉強が私の英語学習のスタートだったと思います。

このときのTOEICが前述の通り280点です。これはすごいスタートだ。

ここで強調したいのは、"留学をしたから英語ができるようになったのではない"ということです。

 

さて、留学を振り返って見ましょう・・・(黒歴史です・・・・)

 

次に続く

 

理系のマーケティング所感

 

さてさて、理系がマーケティング職に付くとどうなるかをまとめてみました!!

 

そもそも、マーケティング職とはなにか。ここから定義してみたいと思います。

 

職種が変わるときにたくさんマーケティングに関する本を読みましたが、これがマーケティングの仕事だと思っています。

 

マーケティングの仕事とは、

「顧客を第一に考えて買ってもらえるシステムを構築すること」

*企画→開発・製造→販売 全部門の活動を連結させて最大効率を生み出す仕組みを作ること

と私は行き着きました。(数カ月後には、要件定義が変わっているかも知れませんが。)

 

マーケティングには、色々の種類の仕事がありますがこのような仕事が代表的かと思います。

・戦略立案・市場調査・製品開発企画・市販前検討(A)

・ブランド・流通戦略・価格・プロモーション・販売 (B)

 

* AがPre-Marketing・BがPost-Marketingとアメリカでは読んでいます。

 

言葉の通り、販売活動を行う前に製品Specを企画して開発・製造部門と連携を行い顧客が望んでいる製品をQCDを満足させる活動をPre-Marketingと定義しています。(A)

販売開始後から、Aで立案した戦略をもとに行動・調整することがPost-Marketingであると定義しています。(B)

 

企業活動は、営利を生むことが目的です。一方で販売に苦戦する商品は世界中にたくさんあります。なぜ、このような商品が発生するのでしょうか?

理由は、主に3つであると分析します。

(1) Aの戦略が練り込まれていない / Aの能力不足

(2) A-Bに連続性・一貫性がない

(3) Bの能力不足

 

企業活動において、顧客から利益を得ることができないことは致命的になりえます。継続的に収益をサービスから生み出すことができない企業は淘汰されてしまうためです。

このようなサービスの基礎を考え出すのがマーケティングの仕事であり、企業の中で一番重要な仕事といって過言ではありません。

 

さて、本題です。

理系がマーケティングをするとどのようなメリットがあるのでしょうか?

まだまだ、ひよっ子ですが以下にまとめました。

 

(1)お客のニーズを形にすることができる。

私が、メーカーで働いていて、以前まで開発業務をしていたからだと思いますが、お客さん(営業)の要望を具現化するソリューションを提案することができます。特に、機械・電気・ソフトの一定の知識を持っていますので、このようにしたらその要望が達成できると提案することができます。これは、営業員からマーケティングになられた方に対しての圧倒的なアドバンテージだと考えています。

 

(2)算術的・統計学的な思考が強い

今の職場では膨大な顧客情報が入手できます。しかしながら、そのデータを上手に使えていないなと不思議に思っていました。そこで、膨大な元データを簡易プログラミングで分析することにしました。結果、顧客情報のトレンドを統計的に処理することに成功して大きな成果を創出したケースが新人時代にありました。

現段階で企業においてデータ分析は非常に重要です。IoT等でデータを吸い上げるだけ吸い上げてもその活用ができていなければただただ勿体ないことになってしまいます。

統計学的な解析手法を他の人に説明するのが、非常に苦でしたが理解して頂いてからはその手法を様々なマーケティングの方が使って頂いています。

この数理的・統計学的な思考も理系の圧倒的なアドバンテージだと思います。

 

追記をどんどんしていきたいなーー