オーロラの神秘 〜私たちに語りかけていること〜

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私たち人間が生活する中では気づかない現象が、宇宙では様々に繰り広げられています。その現象の一つに、目に見えるのがオーロラ。オーロラといえば、とても綺麗で、神秘的なものですよね。基本的には、特定の地域でしか見ることができない現象です。でも、このオーロラを通して、どれだけ私たちが守られているのか、知ることができるのです。

まずは、地球外で起きている現象から見ていきましょう。

知られざる地球外の現象

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地球には、なんと、絶えず有害な粒子が大量に降り注いでいるんです。有害な粒子とは何か?それは、放射線です。放射線は人間の体を貫通するため、細胞内にも侵入します。それにより細胞を壊すこともあるため、人間だけでなく、生命体にとっても有害なもので、命に関わる重大な病気にも発展しかねないです。でも実は、私たちの体内には放射性物質(放射性カリウム等)があり、微量ではありますが、放射線を出しているのです。また、地球外から来る放射線は、手のひらの面積に対して毎秒5個の粒子が貫通していると言われています。  

 

では果たして、地球外のどこから来るのでしょうか?

 

実は、太陽から飛んで来るのです。

 

では、大量の放射線が飛んで来ているのに、なぜ地球上の生命は存在できるのでしょうか?

なぜ地球上に生命が存在できるのか?

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地球には、なんと、太陽から来る放射線から生命体を保護する機能があるのです。その正体は、なんでしょうか?

 

それは、地磁気です。

 

上にイメージ図は、太陽からの粒子が地球に降り注いでいる様子を描いたものです。画中には、青い線がたくさんあります。この青い線が地磁気です。

 

放射線は磁力によって軌道がそれるため、地球を覆うように存在する地磁気がバリアの役割を果たし、地球への侵入を防いでいるのです。ただ、侵入しやすい箇所があるのですが、それが北極と南極です。地磁気はイメージ図のように、北極と南極から磁力線が出ています。そして、白い矢印で示したように、磁力線に沿うように太陽からの粒子が地球に向かうと、地球内まで侵入してしまうのです。そのため、北極、南極に侵入しやすいのです。

そして、侵入して来た時に、放射線と地球の大気中の中性粒子との衝突で発生するのが、オーロラなのです。なので、オーロラは基本的に北極と南極で見られるのです。

 

オーロラを地上から見た写真

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オーロラはとても綺麗で、神秘的ですが、このような現象によって発生していると知ると、驚きですよね。宇宙では有害な粒子が飛び交うことは目には見えないですし、人間が生活する上では意識することすら無いわけですが、オーロラという目に見える現象を通して、宇宙で起きている現象が分かり、地磁気によって私たちは守られることに気づかされるのです。

あの星は何の星?

「あの星は何の星?」

 

道には外灯が一つぽつんとあり、小川の近くの草木にはホタルの光が点々として、見上げれば満天の星が輝く夏の夜。小学生の頃、近所の子たちを連れてよく夜空を見上げていました。ちょうど夏休みに入った頃だったと思う。片手には懐中電灯、もう片方の手には星座早見盤を携えて。

 

星座を探すのが大好きで、それをきっかけに宇宙に興味を持つようになりました^^

皆さんも何かをきっかけにして今の自分がいますよね?

 

このブログでは主に、『宇宙にある全てのものが如何に神秘的に作られたものなのか』についてアップしていこうと思います☆

また、その神秘さを通して、私たちが存在していることが如何に奇跡的なのか、等々、私自身も含め気づくきっかけになれたらなと思います!