メモ。知的労働者と肉体労働者の違い。

働く人って3層に分かれる気がしてる。
①時間を売って対価を貰う人
②時間と成果を売って対価を貰う人
③成果を売って対価を貰う人
 
①はたぶん、働く人の95%くらいなんだけど
一般的には会社で雇われていて、大きな意思決定の権限を持っていない人達。
彼ら彼女らは、その会社に時間を売ってる。
9-21時っていう時間に会社にいることで、その分のお金を貰ってる。
③は会社のトップの人達。
働いた時間なんて、彼らにはどうでも良くて、
成果を出した分だけ、お金を貰える。
②はその中間の人だよね。
意思決定はできるけど、経営層ではない人。
 
そして、給与でいうと
③<②<①の順番で高まっていく。
給与って、社会に与えたインパクトを可視化したものだから
その分だけ影響度が高い。ってこと。
 
んじゃあなんで、①と③の人は乖離があるのか。
時間は同じでも、なぜ社会に与えるインパクトに差が生まれるのか。
 
それは、「肉体労働か知的労働かの差」なのかなって思った。
100本の丸太を1人で100日かけて運ぶよりも
100本の丸太を10人雇って、10日かかるところを5日で終わらせる指揮をとるほうが
価値が高いってことだ。
多分、汎用性が高いからなんだろうな。
1人では1日1本だけど
5人集まれば、台車を作って、1日10本運べるかもしれないし。
 
なんかそういう仕事をしないと
デカいことできないんだなあ、って思った。
下積みはあるものの、
そこらへんをゴールで意識してないと
結局、時間を売って対価を稼ぐいち労働者になっちゃうんだなあって思った。
有名なレンガ積みの話を。
 
 
追加で。
もう少し。
 
さっき、10人のトップとして指揮をとるって話したけど
多分、目指すべきところはそこじゃなくて
10人のトップを生み出す指揮をしなきゃいけなんだなあ、って思ってる。
つまり、1人の人間が指揮とれる人数なんてたかが知れてるので
そこで、いかに、組織内にトップを生み出すが、というのが命題になってくるのかと。
ただ、そこがトップとして難しい部分で、トップではじめた限りには
自分で全て管理したくなるし自分がトップでいたくなるんだよね。
 
だけど、組織としては、
本部からの指示待ちの店長よりも
自分で考えて動ける店長のほうが、
確実に業績はあがっていくよね。
 
なんて、ちんたら、組織論と働き方についてはなしたけど
実際、俺はマネジメント経験は乏しいから
ここらへん、今後の壁にぶち当たるんだろうな、っておもってる。なう。いじょう。

匂いと記憶

ちょっと関係ない話しを。

 

 

この土日は、両親と軽井沢にいってきました。

神泉に住み始めてから、あまり接点が無くなったので

んまぁ親孝行も含めていいかなあ、なんて思って。

 

軽井沢って避暑地なだけあって、涼しくて、緑が多くて

すごくいい。

普通に将来別荘とかほしいw

 

んで、朝起きて、父親と朝風呂行こうかと思って

窓を開けて深呼吸すると、

ブチッ、と目が冷めるわけです。

 

緑の澄んだいい匂いなんだけど

すごく悪寒が走る匂い。

直感的に、気分がものすごく落ち込む匂い。

現実逃避をしたくなるような匂い。

 

 

そうだ、部活の合宿の時の匂いと一緒だ。

中高に所属していた野球部の合宿で、毎年この匂いを嗅いでいた。

朝起きると、この匂い。

また地獄の1日がはじまる、と

友達を憂鬱な顔を見合わせて、食堂に向かったものだ。

 

なんか、本来であれば、ものすごくいい匂いのはずなのに、

こんなことを感じでしまうって、すごく悲しい。

もう10年くらい前の出来事なのに

こんなにもくっきり思い出すなんて。

匂いは、記憶に直結している。

 

あの頃の、理由は分からないけど心身ともに死ぬ程ツラい思いをして頑張るって

経験が今にどのくらい生きているのか、分からないけど

もしもう一回、中高生活を送るなら

僕は野球をするのではなく

コードを書きながら、世界を旅するだろう。

そのほうが、圧倒的にいろんな意味で世界が広がる。

 

 

はやく、この自然の匂いの呪縛から解けたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人に任せる勇気

 

世の中には、頭では分かっていても

実際体験すると、できなくなることが往々にしてある。

 

 

僕の場合、人に任せる、ということが、

大きな障壁になりそうだ。

 

 

1つ前のブログでも書いたが

岩瀬さんの講演で「人に任せる」という

キーワードが引っかかっていた。

 

岩瀬さんは、基本的に仕事は、部下に任せる。

できが悪かったとしても、不満があったとしても、

まるっと任せる、のだという。

10個不満を感じたら、あとでこそっと1つだけ、言うのだと言う。

出口さんから、そうしなさい、と言われたそうな。

 

自分で事業をやっていたりすると

メンバーが手こずっているのを見て

自分ならもっと早く、質が高いアウトプットが出せるのに、

と思って、口を出し、手を出したくなる。

 

 

しかし、それはやらない。

なぜなら、自分で全て片付けてしまうと、いずれ限界がくるからだ。

 

短期的に見ると、自分でやってしまった方が、

短い時間で質の高い仕事ができる。

しかし、長期的に、仕事の量が増えてくると

1人では、カバーできなくなる。

その状況になって初めて、部下に任せるとなっても、

今で通りやってきたように、自分の仕事もあるし

メンバーは、やったことのない仕事を急にふられ、パンク寸前だ。

 

いずれ来るであろう、1人の限界を見越して

メンバーには、ぽんって任せちゃった方がいいのだろう。

 

 

あと、もう1つ。

実際に、仕事を任せられると

そのメンバーはやる気100%状態になって、

メンタル的に無双モードになる。

最初はしくじるだろうが、

次こそは、という意気込みで、再起をかけて奮起してくれるだろう。

 

 

僕の原体験として、

これはソーシャルリクルーティングで経験した。

ジョインした時、まだ5人だった会社は、

圧倒的に人が足りず、

任せるというよりやらざるを得なかった状況だったが、

当時の右も左も分からない僕に仕事を任せてもらったときは、

やる気200%の特攻隊状態だった。

なにがなんでも受注してくる、という意気込みだけは

史上最高熱だったと思う。

 

そういった社員って、ある種の起爆剤のように

社内を活性化してくれると思う。

し、そういう文化を醸成できるのは、目指すべき方向性に近い。

 

 

このように、メンバーに任せるというのは、とても重要だ。

 

しかし、これは、ものすごく勇気がいることだと思う。

頭で分かっていても、できない。

この任せたことによって、会社が吹っ飛ぶ可能性だってあるのだ。

 

でも、そこはぐっとこらえて、

任せられるかどうか、僕も直面するであろう障害だと思う。

 

 

 

 

 

誰の為のブログ?

 

だいぶ、ご無沙汰です。

FreakOutの本田社長の机の横で、元気にやってます。

 

 

これから、久しぶりにブログを再開しようと思います。

きっかけは、タイムラインに流れてきた

GLOBISでのライフネット生命の岩瀬さんの講演。

 


ライフネット生命 岩瀬氏 132億円集めたビジネスプラン - YouTube

 

質疑応答を入れて、90分だが、非常に学びの多いものです。

時間のある方は、是非。

90分があっとういう間です。

 

 

 

さて、その中で岩瀬さんは、

ベンチャーの成功するか否かは、

「仲間集め」が非常に大きい、とおっしゃっていた。

 

つまり、いかに優秀な仲間がメンバーにいるか否かで

この会社の運命は、決まる、と。

ドラクエやワンピースのようなもので、

ひとり、またひとりと得意分野が異なるメンバーが

船に乗り込み、どんどん強くなっていく。

 

ワンピースの中では、ルフィが実際に身体を張って

ぼろぼろになるまで闘うが、

これが会社となるとどうだろう。

 

理想型としては、社長がなにも手を出さなくても

優秀なメンバーが全て遂行し、会社がうまく回ることである。

そうすると、社長にしかできない仕事に100%注力できる。

 

では、どうやって、仲間集めをしていくか。

それが、ブログなのである。

 

ブログを通じて、僕の考えをいろんな人に知ってもらうことで

それを通じて人が集まってくるのである。

岩瀬さんもブログを通じての仲間集めを

ライフネット生命を立ち上げる4年前から、始めていたのだ。

 

今まで、漠然とブログをオープンにしなきゃ、、

とか考えていたが、今ものすごく腑に落ちたので

公開できるような、

そして、僕の考えがつまったブログを書いていこうと思います。

 

 

過去のブログは少し恥ずかしいけどw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入社式を見ている側の人間として

4/1、、僕のFacebookのタイムラインは、

エイプリルフールのネタか、入社式のネタで埋め尽くされた。

 

僕の同級生、同期は入社式で壇上に上がり

これからの意気込みを語り、会社から歓迎される。

 

そして、それを見る僕。

 

別に会社に入社しようがしまいがどちらでも良い。

 

でも、僕は一般的なそのルートを蹴った。

 

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自分に正直に生きる

にわちゃんと光ヶ丘のホテルで深夜ディスカスなう。

非日常の状態で、ディスカスしたかったんです、彼と。

 

 

気付いたら、経営と人間味について話してた。

以下、長いしハナシがあちゃこちゃいくので注意です。

 

 

 

 

会社の方向性って、トップの影響力が非常に色濃く出る。

その中で、人間味、いわゆる人情をどう取り入れるか。

 

経営者の命題は、ゴーイングコンサーンといわれるように

企業を存続させていくことである。

 

一方で、存続させていく事は、

living dead状態であり罪である、

成長させないと、若い能力ある人員を確保しているだけであり

社会的ムダ使いである、という人もいる。

 

 

 

ここから、まだ経営をしたことがないので、

非常に生意気だが、

考えてることを書こうと思う。

 

 

組織を見ていて考えるのが、

 

「人間味を一切排除した、利益のみを勘案する意思決定は企業の成長にとって

良いのか否か。」

 

ということである。

 

Xのプロジェクトにあたり、一番成功しやすいであろう10年目のAさんをアサインする。

一方で、ここは情熱的に携わっていて頑張っている新卒のBさんを

こけるかも知れないが、アサインする。

 

短期的に見ると、Aさんをアサインした方が、成功確率が高いので

失敗のリスクはなくなり、会社は成長するかも知れない。

一方、Bさんをアサインした場合、今回は、

そのプロジェクトは失敗するかも知れない。

しかし、Bさんは、自分に大役を任せてくれた会社とその責任の重みを

決して忘れはしないだろう。

そして、リベンジを果たすべく、再度立ち向かってくるだろう。

 

ソーシャルリクルーティング時代に任せてくれた任務の重さ

会社の器は決して忘れられない。

確実にリベンジして、貢献してやると誓ったのをよく覚えている。

 

それは、会社の意思決定だけでなく、

人としての生き方にも繋がると思う。

 

例えば、Aさんとは今後、こういうメリットがあるから、付き合うとか

Bさんは、繋がっておきたいが、ちょっとクセがあるので、

こういうスタンスで、話そうとか。

Cとはメリットがないので、会わない、とか。

 

 

結局、これって、

コマとして見るか、

ヒトとして見るか、

の違いだと思う。

ここは、やはりヒトとヒトの化学反応で起こることなので、

論理では補えない部分がある。

 

ぼくは、そこの部分は捨てられない。

やっぱり、人間の泥臭い部分をいっぱい感じたい。

 

決して、成果主義を否定しているわけではない。

ただ、サラリーマン金太郎のような

ちょっと臭いくらいの人間味があったほうが、

人生たのしいではないか。

 

 

 

ある人が言ってた。

「なぜ、ベンチャーやスタートアップに入るのか。

それは自分に正直に生きるためだ。」

 

まさしく、その通りだと思う。

自分に、正直になるために。

自分が正しい、と思った軸だけにそって、生きていくために。

ここの部分がぶれると、GREEを辞退した意味も無くなる。

 

 

結局、ぼくが作りたいものは

会社の圧倒的成長ではなく、人の圧倒的成長なのかもしれない。

泥臭い人間のドラマを見るために、僕はこの道を選んだんだと思う。

これは、社会に出た事がない、青二才の戯言だろうか。

でも、僕の作った会社が、その人の人生において、

方向性を変えてしまう程の大きな影響を与えられたのであれば、

これほど嬉しい事はないと思う。

そして、それを間近で見たい。

 

ベンチャー界隈で注目を浴びる史上最年少上場社長よりも、

お互い強固な信頼と絆で結ばれた人達と一緒に働く社長のほうが

僕は目指すべき像に近い。

 

勿論、成長も人間味も両方とりにいくが、優先順位は後者が高い。

 

今、企業の成長には、人間味って、軽視されてるよねって前提で

書いているが、これは、僕の独断に過ぎない。

そういう会社ほど、一般世間では成功しているよね、

って言われがちだというのも、僕の偏見。

第三者は、基本的に数字でしか判断できないので、当然といえば当然。

 

 

あーー

ごちゃごちゃしたけど、こんなかんじや。

自分に正直に生きたい。

たとえ、自分の周りの人全てが

反対し、非難し罵倒したとしても

貫き通す強い自分がほしい。

 

 

自分に正直に生きたい。

 

 

また旅したくなった

最近、本と映画見まくってます、たひらです。

人生っていいなあ、とか

旅っていいなあ、て思った映画があったので。

 

 


『モーターサイクル・ダイアリーズ』 日本予告篇 - YouTube

 

 

チェゲバラが、まだ学生だったころの

南米放浪記。

このなかに、後にキューバ革命に至る

チェゲバラの原体験が描かれています。

 

旅って、予測不可能なことがたくさん起きるわけで

その中で、いろんな人と触れ合うわけで

それって、人生を凝縮したようなものでも

あるかなあって思った訳です。

 

これ見ると、

また旅行きたくなる。

そして、2か月の東南アジアやアメリカの旅を思い出す。

 

やっぱ、金がないないって、

言いながら放浪するのって、今しかできないよね。

今、この瞬間しか見れない場所と人。

 

旅はそういう面白みがあるし、

人生もそういうものにしていきたいなあ、って思った。

 

 

 

「人を変えるのは3つしかない。人と本と旅だ。」

まさしく、そのとーりや。

誰が言ったか忘れたけど。