このブログ怒涛のフランクフルト3連発です。
今回はANA便名で予約し、行きANA、帰りルフトハンザ運航というもの。なので、帰りはこちらに乗りました。
- ビジネスクラスアップグレードチャレンジ
- ANAの787-9
- ANAのヨーロッパ線
- 羽田空港第2ターミナルへ
- 出国&ANAラウンジ
- 搭乗からのビジネスクラス座席観察
- なかなか離陸しない問題
- 離陸後就寝前までのサービス
- 爆睡
- 一風堂タイム
- 朝食タイム
- フランクフルトへ着陸
ビジネスクラスアップグレードチャレンジ
行きはアップグレード可能運賃だったので、ANAさんにアップグレード申し込みをしました。
日本からヨーロッパ便の場合、28000マイルもしくは10アップグレードポイントが必要です。
私はというと、前年2023年にプラチナステータスを達成したSFC会員なので24アップグレードポイントがもらえるのですが、使えるのは4月から。乗ったのは2月なので使えません。残念!
なので、マイルアップグレードです。28000マイルを消費。
しかし! 例によってアップグレード空席待ちです。アップグレード枠はわずかなので基本こうなります。ただ、当日までに空席が残っていれば直前でアップグレードされることも割とあります。それに賭けます。
事前に座席表とか予約状況を見てみたところ、ビジネスクラスの空席はふんだんにありました。これは期待大!
しかし、一週間前とかになってもアップグレードの気配なし。オンラインチェックインのタイミングでもアップグレードの気配なし。もやもやもやもや。
結局のところ、空港のチェックインカウンターでアップグレードされました。ギリギリね。まぁビジネスクラスに乗れることに変わりはないのでOKです。
ANAの787-9
機材は787-9。215席の長距離仕様です。
ANAの787-9は215席仕様と246席仕様があり、どちらもビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス制。比率が違います。
215席仕様はビジネスクラスが多め。48 - 21 - 146という構成。ビジネスクラス48席です。こちらは長距離用。
246席仕様は、40 - 14 - 192という構成。ビジネスクラスの数でみればそんなに変わらないですが、こちらは中距離用。
長距離用は、ヨーロッパ線とか北米線に入ります。中距離用は東南アジア線とかシドニー線とかバンクーバー線に入ります。乗り心地は変わりません。たぶん。
まぁ、48席もあって前日に少なくとも10席は空席があったので当日アップグレードが叶ったのでしょう。ラッキー。
どちらにしても、ビジネスクラスはフルフラットになるANA BUSINESS STAGGEREDです。快適な旅は約束されているわけです。昨年末に乗ったJALのビジネスクラスとの乗り比べも楽しみです。
こちらが去年のJAL搭乗記
ANAのヨーロッパ線
で、今回の搭乗便はなんでそんな空いていたかというと? おそらく深夜便だから。
羽田~フランクフルトはANAは2本飛ばしてます。
1本は、羽田10:40の昼便223便、もう1本は、羽田22:45の夜便203便。
昼便のほうが便利なのでそっちの方が混むんでしょう。一方で機材は同じ。なので夜便は比較的ビジネスクラスが取りやすいんですかね?
そんなANAのヨーロッパ線ですが、今はこんな感じ
ロンドン:211/212便 777-300ER
パリ:215/216便 787-9 215席 週3
フランクフルト:203/204便、223/224便 787-9 215席
ミュンヘン:217/218便 787-9 215席 週4
ブリュッセル:231/232便 787-9 215席 週2
パリがやる気ないですね。。。ブリュッセルは新路線なのでこんなもんかもしれません。
コロナ前に飛んでいた、デュッセルドルフは運休中。
一方で2024年度中に、ミラノ、ストックホルム、イスタンブールを開設し、ウィーンも再開するらしいです。一気に攻めてきましたね。たぶんぜんぶ787でしょう。-8か-9かはわかりませんが。
ANAのフラッグシップな新型座席を積んだ777-300ERは、ロンドン線にしか入ってくれません... コロナ前みたいにフランクフルト線に777-300ERを入れてくれれば喜んで乗るのですが...
777-300ERは、北米ばっかり。シカゴ×2、ニューヨーク×2、サンフランシスコ×2という陣容。フランクフルト来てくれ~
まぁ、そんなこんなで787-9のビジネスクラスに乗ることになったのでした~
色々書いてますが、ANAのビジネスクラスは初めて。楽しみですー
羽田空港第2ターミナルへ
当日ですが、いろいろあっていろいろありすぎて、ニューヨークから帰ってきたところからスタート。連休を使ってニューヨーク弾丸旅行をしてたら、急遽出張も入ってしまったという状況です。
日本に朝5:10にニューヨークから14時間かけて到着したあと、家に帰って睡眠をとり、出張の準備とかいろいろして、空港に向かったのでした。頭おかしい日程です。時差ボケや睡眠不足もあって、なんとしても機内で爆睡したかったので、その点でもビジネスクラスはマストなわけでした。
ということで、20:15にTCATから最終のリムジンバスで羽田へ。
今回の旅のスタートは第2ターミナルです。2023年3月から復活し、2023年10月が増えた第2ターミナルの国際線のうちのひとつが、フランクフルト便です。
ということで、都内からバスに乗ると第2ターミナルは一番最初の到着。すぐ行けます。TCATからは20分。
着いたら、いつもの国内線とは違っていちばん右の方に進んでいきます。そして、突き当たりが国際線の到着口。国内線の出発階に国際線の到着口があります。
国際線の出発口はさらに1フロア上です。エスカレーターで上がると行けます。
コロナ禍で数々のロケやイベントで使われたあの第2ターミナル国際線チェックインカウンターへ。このタイミングではまだビジネスクラスに乗れるかは不明だったのですが、SFCパワーでビジネスクラスカウンターへ。
とは言っても、第2ターミナルから夜に出る国際線は数が多くないので、チェックインカウンターはガラガラです。
具体的には、
21:55 バンクーバー
22:15 ホノルル
22:45 シドニー
22:45 フランクフルト
0:35 シンガポール
という感じ。被るとしたらシドニー便の客ですが、この日は空いてたのでOK。
サクッとチェックインをし、その場でサクっとアップグレードもしてもらえました。座席は窓側は埋まってましたが、中央席の奥まった個室感ある席なら取れたのでそれにしました。結果的に最前列でした。
ANAのスタッガード席は、座席が左右に交互になってます。通路に面した席と、奥の方にある席。そのうちの奥の方にある席にしました。
ということで、空港着いてから出張関連のちょいとした作業と、チェックインなどすべて済ませて、21時に出国します。
出国&ANAラウンジ
ガラガラなんで関係ないんですが、一応ビジネスクラスファーストクラス専用検査レーンがあります。SFCでも使えません。今日は使えるので使います。
検査と出国をすぐに済ませて5分後にはラウンジに到着しました。第2ターミナルの巨大ANAラウンジです。初です。広い。
入ったら速攻シャワー予約。17室あるらしいですが、満室。3名待ちでした。便数増えたら悲惨なことになりそうです。
シャワーはすぐ呼ばれると思いきや、20分くらい待ちました。14時間フライトに備えてしっかりシャワー。といってもこの日の朝にはニューヨークから14時間フライトで東京に着いたばっかりなのですが...
シャワーを浴びたら、軽くご飯。とは言ってもしばらく日本食から離れるので夕方にご飯は食べてたので、軽めに。わかめそば。
ANAラウンジなのでヌードルバーがあるわけです。そば、うどん、ラーメンが食べられます。
一応食べておいたのは、この後のフライトが深夜便で離陸後すぐに機内食は出ないので。とはいってもビジネスクラスは好きなタイミングで頼めば食べられます。
搭乗からのビジネスクラス座席観察
飛行機は22:45発なので、22:15くらいにラウンジを出て搭乗口へ。
国際線は基本的に70~73番を使います。国内線側の66~69も国際線用として使うことができるらしいですが、今のところたぶん使ってないです。
国際線ゲートは4つしかないので、溢れる分はバス搭乗になります。実際、フランクフルト行きと同時刻のシドニー行きはバスゲートでした。
さすがのフランクフルト便は72番ゲート。優遇されてます。
22:15搭乗開始とか言いながら、結果的に22:25頃に搭乗開始しました。
ビジネスクラスなのでGroup2で搭乗。今日は運命の別れ道で左へ。
自席は中央列の最前、2Eです。なので、一番前のドアを入って右に曲がってすぐ到着。
座席には、枕、ブランケット、スリッパ、ヘッドフォン、アメニティ、水がしっかりおいてあります。あと、食事とドリンクのメニュー。
あと、足元のスペースにはマットレスがあったはずです。ベッドにするとき用。
アメニティポーチはETTINGERです。
お食事メニューも眺めてみます。
離陸後はドリンクと、アミューズ。
その後好きなタイミングでサンドウィッチとかスープとかラーメンとかいろいろ食べられる仕組み。
で、到着前にお食事となります。機内食タイムは1回だけということで、ビジネスクラスとしてはちょっと損した感じ? ですが、14時間フライトの大部分を睡眠に充てられて、好きな時にラーメン食べられるので充分です。
目の前のモニターは巨大です。そして、試しに離陸前にフライトマップにしてみると、飛行ルートがロシア経由になってました。ここにはあくまでも最短ルートが出るんですね。
椅子の顔の横当たりの位置には諸々揃ってます。モニターのコントローラーが一番手前にあります。もちろん画面タッチでも行けますが、横になりながら操作したりするならコントローラーも大事です。
その横に、コンセントと、USB給電。そして、ヘッドフォンの穴です。
22:38くらいにウェルカムドリンクをいただきました。たしか、シャンパンかオレンジジュース。酒はいらないので、ジュース。
なかなか離陸しない問題
22:45発ですが、22:52くらいに最終の出発準備という放送があり、22:53にドアが閉まりました。
後は深夜だし、すぐに離陸するだけ!って思いきや、飛行機は全然動きません。
で、23:04に放送が。「使用する予定の滑走路が変更になったため、出発を見合わせています。」とのこと。
最悪です。この時間羽田は北風運用。そして23時過ぎ。34Rに離陸機も着陸機も来ます。が、実際の風はちょい南風。基本的にちょい追い風でも支障なく運用できるので、滑走路を変えずに北風のときの方向を使ってると思うのですが、このフランクフルト行きは例外。フランクフルトまで遥か14時間飛ぶので燃料モリモリでめっちゃ重たく、追い風で34Rから上がると滑走路の長さが足りないのでしょう。
ということで、おそらく16Lから南に向かって上がるタイミングを狙っているのでしょうが、着陸機がある程度途絶えるタイミングじゃないと無理っぽいので、ひたすら待っているわけです。
結局のところ、ドアが閉まって30分くらい経った23:20にやっとプッシュバックが始まりました。そして、延々と空港の一番北へ向かいます。
そして、着陸機が滑走路から出て、次の着陸機まで少し間があるタイミングで16Lに侵入。そして、23:35にやっと離陸しました。機内に乗り込んでから離陸まで1時間以上です。
離陸直後は大きく左に旋回して、着陸機とぶつからないようにします。
離陸後就寝前までのサービス
23:41に放送があり、フランクフルト到着予定時刻は5:50とのこと。定刻5:35なのでちょい遅れになります。乗り継ぎ時間は5時間以上確保してるので全く問題ではないですが。
放送で、ロシアの空域を迂回するので時間がかかるって話と、スカイマップに映ってる飛行経路は偽物ですみたいな話もしてました。
ただ、そのあとの英語放送ではなぜか到着時刻は5:35と言ってます。なぜ。英語放送だけ全然違う人がネイティブっぽい発音で話してたんですが、これはもしや機械音声なのでしょうか?
23:45にベルトサインが消灯しました。
23:53にさっそく、ドリンクのオーダータイムです。最前列なので早い!
ということで、0:06にシャンパンがやってきました~ そして、0:13にアミューズがやってきました。基本的においしいんですが、オリーブだけはどうも好きになれないですねぇ
0:30に、客室乗務員さんから何か追加で飲む?って聞かれたので、温かいお茶だけいただきます。同時に、リクライニングをフルで倒してベッドを作ります。寝るぞ~
ビジネスクラスならテーブルを畳んでも横にもテーブル的な場所があるので、ここに物を置いておけば座席は倒せます。
そう、このテーブルの下には後ろの人の足があります。なので、前後の席で椅子の位置が左右にずれてるわけです。面白い作り。
爆睡
ベッドは、まずは椅子をフルで倒し、その上にマットを載せ、その上にブランケットをひいて完成。
0:40に、消灯しました。深夜便はこの方がありがたいですね。
で、この間なんととんでもない映像を見つけてしまいました。
ドラマVIVANT 全11話。
見るしかないが、寝るしかない。
懐かしいのでちょっとでも見たかったので、とりあえず離陸から消灯くらいまでで、1話を見進めました。が、眠いので1話の途中で就寝。
私、飛行機では全然寝れない人間なのですが、フルフラットビジネスクラスはウソみたいに寝れますね。爆睡。
ニューヨークから帰ってそのままフランクフルト向かってるという疲労も大きいですが。
一風堂タイム
ということで、いったん目覚めたのはアンカレッジを過ぎた北極海上。のんびりしつつ、お食事を頼んでみます。
7:35くらいに、気になっていた一風堂。肉を使ってないらしいですが、味はしっかり一風堂でした。
一風堂食ったら、また爆睡。
次に目覚めたのは10時過ぎ。飛行機は既にグリーンランドを過ぎてました。羽田からは10時間を超えてます。良く寝れますね~
フランクフルトは朝5時台着なので、このフライトはギリギリまで爆睡して目覚めるのが一番です。
このタイミングで、スープとハーゲンダッツをもらいました。もちろん好きなタイミングで好きなだけ食べれる素晴らしきメニューです。
また1時間ちょい寝ます。
日本時間11:20になると、機内の照明が明るくなりました。ということで、そろそろヨーロッパ。時計を8時間遅くして、3:20にします。まだ深夜です。
場所はアイスランドの東あたり。
朝食タイム
ちょっと経ち、3:45にお食事が配られました! 和食をお願いしたので和食です。
これがビジネスクラスの和食じゃーーー
深夜便爆睡+間食をしたので、朝食はこんだけあれば充分です。
同時に、VIVANT見ます。
お食事後はまた意識朦朧。飯を食べるか寝るかしかしてないのにヨーロッパですよ。ビジネスクラスならヨーロッパ近いっすね。
フランクフルトへ着陸
4:39に機内放送で、「あと55分でフランクフルトに到着します。気温は摂氏0度です。」とのこと。
冬のフランクフルト寒すぎでしょ。
5:00ちょい前についに大陸に入りました。アムステルダムあたりからヨーロッパに北から攻め込みます。
で、5:00ぴったりに降下開始します。
5:20にベルト着用サインが点灯します。帰りのルフトハンザと比べると、やはりANAとかの日系はベルトサインギリまで粘ってくれますね。外資さんはすぐに予告なくベルトサイン点けるから、おトイレとかの準備が難しいですね。
5:25くらいにはフランクフルト空港の西側から最終コースに入ります。
で、まっすぐ降りて行って、5:35にフランクフルト空港25Rに着陸しました。まさかの25R。北側の一番遠い滑走路です。
着陸したら、ずっとタキシングをしてターミナルへ。
ANAはターミナル1のBに着きます。ルフトハンザの長距離便はターミナル1のA (ゲート的にはZ)を使うので、お隣のサテライト的な場所です。
5:50にB26ゲートに着きました。羽田で離陸を待った影響で定刻の5:35よりはちょっと遅れて到着です。が、まぁ朝の15分遅れは全然オーケーです。
朝のフランクフルト空港の入国はめっちゃスムーズです。ほぼ待ちゼロで入国。
荷物は目的地までスルーなので受け取る必要なし。ただ、次の便は11時過ぎの出発なので、暇です。
ということで、空港外周で日の出を待ってオタクしてました。