徳川美術館 茶の湯の名品 9/20
遠浦帰帆図が展示されていたので、徳川美術館へ。
遠浦帰帆図伝牧谿のは見たことがあったので、同じタイトルの作品はどんな感じなのかなと。
茶の湯の名品にも興味があったので。
美術館行っても内容あんまり覚えてなかったり、感想がよかったとか単純な記憶しかないので、今回はどの作品のどんなところがよいかメモしながら見てきた。
メモしながら見てたので、3時間近くの滞在になってしまった。
前回来たときは1時間ぐらいで回ってたのに。
気になった作品
1.白重藤巻黒塗鞭
2.茶の湯道具鍔
3.能面 獅子口 朱漆花押
4.新撰朗詠集抄 後円融天皇筆
5.白天目
6.螺鈿双竜文天目台
7.織部筒茶碗 銘 冬枯
1.白重藤巻黒塗鞭
鞭ってまっすぐなイメージがあったけど、この鞭は曲っていた。曲げるというちょっとした手を加えるだけで優美な感じになんるだなと思った。
2.茶の湯道具鍔
鍔のところに茶碗と茶杓があしらってある。刀と茶道という組み合わせが面白いなと作ったのが18-19世紀になったるので、泰平の世じゃないとない組み合わせ。
3.能面 獅子口 朱漆花押
能面の種類はほぼ知らないので、こんな迫力がある能面があるだと思った。作者は伝赤鶴となっていて、調べてみると作り手としては有名な人みたい。
4.新撰朗詠集抄 後円融天皇筆
料紙がとてもきれいで上下は波模様で、ところどころに扇上に広がった草花が散りばめてあり、月が書かれていた。
5.白天目 武野紹鴎 所持
口元が金色で縁取られていて、白釉薬の貫入がきれい。下の方で釉薬がかかってない部分がほどよくあって、陰影が出ていてとてもよい。
6.螺鈿双竜文天目台
琉球の螺鈿。全く知らなかったけど、沖縄の漆器長い歴史があったんですね。
7.織部筒茶碗 銘 冬枯
織部のよくわかんないけど、抽象画っぽい絵はかっこいい。この絵もどんな意味があるのかはわかんないけど、見てて楽しくなる一品
他の感想としては藤原定家を三蹟と勘違いしていて、伝藤原定家の字を見た時に、あんまりうまくないんじゃないと思ったら、藤原定家は歌の人だった。でも定家流というのが発生したので、はまる人ははまる書だったよう。
ベトナムの茶入れが明るい基調で、小さなかわいらしい花が散りばめてあっていい感じでした。
茶の湯の名品の期間で展示替えで見たい作品があるからまた行こうかな。
今年2回目の徳川美術館で、源氏物語の展示も行くだろうから、年間パス買った方がいいのかな。
はじめに
本を読んだり、美術館へ行ったり、旅行したりするものの過去のことは記憶があやふやだったりすることが多い。
最近読書会に参加しているが、他の人の文章と比べ、自分の文章は拙く思え、感想の語彙もすくないように思える。
記憶の定着と文章の練習をするためにブログをはじめました。