少し前になるが、土日を利用してGrampiansに1泊旅行に行ってきた。
Grampians
メルボルン周辺の旅行スポットとしてよく名前が挙がるGrampians。
ずっと前から行きたいと思っていたものの、ハイキングスポットとの専らの噂で、子供が小さいうちは無理かと諦めていた。それが今回、子供が同世代の知り合いから、子連れでも十分楽しめるとの耳より情報をいただいたので、それなら!ということで土曜校が休みの土日を利用して行ってきた。
今回は旅行を決め宿を取ったのが前日夜。穴場スポットを調べる余裕はなく、ド定番のスポットを巡ることにした。
1日目
朝10時頃に自宅を出発してひたすら西へ。途中の街で少し休憩して昼食をとり、そのまま宿に寄ることに。
今回滞在したのは、Grampians View Cottagesというところ。Grampiansの入口の町Halls Gapから車で5分ぐらいメルボルン側に戻ったところにある、モーテル形式の部屋が20個ぐらい集まった宿泊施設だった。
私たちが滞在したのは二段ベッド付きの部屋。1泊$170ほどでメルボルン近郊の観光地と比べるとずいぶん安かった。
二段ベッドは子供たちの希望で、着いた瞬間大喜びで遊び始めた。
しばらく遊ばせた後、早速Grampiansへ繰り出す。
まずは山道を走ってMacKenzie Fallsへ。
そこから10分ほど急な坂道や階段を下って滝の脇へ。
対岸には野生のカンガルーが見えた。
一通り楽しんだ後、今度は来た道をひたすら戻る。息を切らし、じんわり汗もかきながら駐車場に戻った。
3歳の息子は我先にと進む(途中で勢い余って階段から5段ほど滑り落ちた)一方、娘はすぐに「休憩!」といって座り込んでいた。性格の違いがこんなところにも出ている。
駐車場に戻るともう夕方。出発が遅かったので1日が短い。
続いて、車を少し走らせてReeds Lookoutへ。そこではちょうど綺麗な夕日が見られた。
この2か所の訪問で1日目は終了。
夕食はHalls GapにあるBrewery。地ビールと食事を堪能した。
店を出る頃には外は真っ暗で、すぐ近くには大量のカンガルーが。暗闇カンガルーは結構不気味。
宿に周辺はさらに光が少なく真っ暗で、見上げると満天の星空が綺麗に見えた。控えめに言って最高だった。
2日目
2日目は野生のカンガルー探しのため早起き。家族みんな野生動物探しが大好きなのだ。
6時頃に起床し、スーパーで買っておいたパンなどで朝食を済ませ、車に乗って出発。Halls Gapの町中、町周辺にカンガルーを山程発見して興奮が収まらない。
2年ぐらい経ってそろそろカンガルーに飽きてもおかしく時期ないけど、今のところその気配はない。見つける度に家族で黄色い歓声をあげて楽しんでいる。
満足したところで再び車を走らせて、次の目的地Grand Canyonへ。ちなみにアメリカのあれとは別物である。
こちらは大きい岩の間を歩くスポット。冒険感がある岩場歩きで、親子でワーキャー言いながら楽しんだ。
続いては、The Balconiesへ。こちらはもののけ姫の舞台と言われる大きな岩が有名。Reeds Lookoutの駐車場に車を停めて、15分ほど歩いて、無事目当ての岩を拝むことができた。
最後はこちらも定番中の定番、Boroka Lookoutへ。
これでメジャーどころは全て制覇したはず。
お腹も空いてきたので町のピザ屋へ。テラス席で美味しい昼食をいただく贅沢な時間だった。
満腹になったところで帰路につき、また3時間かけて家に帰ってきた。
良い旅だった
前日に計画した旅行だったが、結果的には大満足だった。Great Ocean Roadに続き、リピート決定である。
Grampiansは割と本格的なハイキング向きだと思っていたが、ほとんどのところが車で近くまでアクセスできて、子連れでも十分楽しめることがわかった。今回は定番中の定番スポットを回る旅だったが、まだまだ見所はたくさんありそうなので、次回以降は違うところを周ってみたい。
旅行の記事を書くたびに、自然と絶景と野生動物ばかりを追いかけていて、飽きないの?と言われそう。
でも今のところ全く飽きてません。むしろビクトリア州だけでもまだまだ行きたいところがある。ので、また行ったら記事にしようと思う。