ガンプラ製作が楽しすぎた(バルバトス 1/100)

最近のわたくし

お久しぶりです。前回の記事を書いてからずいぶん時間が経ちましたね。毎回こんなことを言っている気がします...!
社会人の仲間入りをしてから初の投稿となります!私事ではございますが、今年の7月より、teamLabで働き始めました!のびのび働いております。楽しいです。さて、本題です。

なぜ突然ガンプラを!?

最近僕はアニメを見るようになりました。中学高校までは、どちらかと言うとアニメを毛嫌いしているタイプの人種だったのですが、大学から徐々にアニメが好きになり、今年見たアニメの本数は自分でもびっくりです!それくらいにはアニメ好きになりました。(僕が見たアニメリストです。参考までにご覧ください。)
そして最近出会ったアニメの一つが鉄血のオルフェンズです。初めて見たガンダムでした。作画もストーリーも良く、非常に心に残るアニメになりました。特にバルバトスのデザインが個人的にすごく好きです。ガンダムを見たことがない僕ですが、機体の雰囲気は何となく知っていました。それと比べてバルバトスは足が長く腰が細く、おお、スタイル良いなぁと。バルバトスが気に入りました。
最近アニメ好きになった影響で、気に入ったアニメのフィギュアを集める傾向にありました。そしていつもの流れで、バルバトスのフィギュアをアマゾンで探したんです。そしたらびっくり。いつもは大体1万以上するアニメのフィギュアと比べて格段に安い、ガンプラと言うものが出てきたのです!バルバトスは2500円でした。即決でした。ガンプラ、やるぞ!

ガンプラ、どこまでこだわるか

ガンプラについて調べました。「ガンプラ 作品」「ガンプラ 改造」...!。画像で調べると、本当にみなさんレベルが高い。うまい具合に汚れてたり、違う色に塗装してたり、改造しすぎて違うガンダムになってたり!こういうのを見ると僕もやりたくなってしまいますが、最初に背伸びをしすぎて失敗するのが僕なのです。なので、まずはやることを絞りました。

ニッパーとカッター、紙ヤスリでバリをしっかり取る

当たり前のことだと思いますが、初心者からすると、手でクイクイやっても取れるじゃん!みたいなレベルなので、まずはここからしっかりやります。

角を尖らせる

友人のRO君から聞きました。プラモデルの角は安全のために先端が丸くなっているようです。確かに丸くなっていました。これをニッパー、カッター、ヤスリで尖らせるのは結構主流らしいので、やります。

ガンダムマーカーで部分塗装する

実は組み立て始めてから気づいたことなのですが、どう考えても綺麗に貼れないシールがあります。特に肩の部分や、その他諸々。デカールではなく紙のシールなので厚みもありうまく貼れず、全部剥がしました
調べて見ると、ガンダムマーカーという物があるらしく、それを使ってみることにしました。

つや消し加工

ガンプラ経験のある友人に聞きました。これをやるだけでも、高級感が出てずいぶん違うよ!と。
トップコートというスプレーを吹けばそうなるみたいです。光が乱反射するので、プラスチック特有の安っぽいピカピカした感じを無くすことができます。

スミ入れ、スジ掘り

スミ入れは、パーツにある溝や、内側に角になっている部分に黒いスミを流し入れて、溝を強調する事を言うみたいです。実際、スケールの大きなものと小さなものでは、光の入り方が全然違います。筋を付けるだけで、本来出ないはずの影を付け足せるので、サイズ感がリアルになります。
スジ掘りは、スミを入れる際、スミが良く流れるようにパーツに溝を掘る事を言うようです。

バルバトスの目を光らせたい(優先度低)

作中では目が光ります。このプラモデルは目のパーツが透明ではなく、不透明の緑パーツなので、このパーツを型取って透明パーツを作らなければなりません。ハードル高そうですが、やりたいです。

いざ!ガンプラ!

まずは普通に組みました

f:id:takumus:20181220142615p:plain やっぱり格好いいですね。スタイルが良いです。上述の通り、シールは剥がしてしまいました。なのでシール部分の色は着いていません。

角を尖らせた

f:id:takumus:20181220145639j:plain まず、角を尖らせてみました。ニッパーで丸い部分を切断し、デザインナイフで削り、ヤスリで綺麗にしました。1枚目の写真でも元々尖っていますが、丸い時の写真を撮り忘れました。

部分塗装した

f:id:takumus:20181220144916p:plain まずは足と胸パーツの電源ボタン風マークです!ここは凹んでいるので、まずは大まかにマーカーで塗りました。めちゃくちゃはみ出ていますね。

f:id:takumus:20181220144928p:plain そのあとに、エナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取って、こうなりました!ここは本当はピンク色なのですが、注文したガンダムマーカーのピンクが良い色ではなかったので、赤にしました。意外と綺麗に塗れて満足です!

LEDを頭に埋め込みました。

f:id:takumus:20181220150742p:plain 目のパーツが不透明なので、おゆまるレジンで成型してみました。目の方が綺麗に出てくれれば良いので、それ以外は成型後にヤスってどうにかします。

f:id:takumus:20181220150926p:plain 2つほど作ってみました。ヤスリに失敗するなどで、本当はもっとたくさん作ってます。

f:id:takumus:20181220151041p:plain ヤスリがけをして、つや消し、艶ありなど複数作ってみました。

f:id:takumus:20181220151250p:plain ピッタリはまりました!

f:id:takumus:20181220151514p:plain
頭パーツも、中の芯を一つ切って、首下の球体関節部分に影響しないように細く削りました。そこに、一旦緑色LEDを入れました。3色LEDに置き換える予定ですが、一旦これです。

f:id:takumus:20181220151658p:plain 光りました!良いのではないでしょうか?最終的にはArduinoRaspberry Piなどで調光変色出来るようにしする予定です。3Vのボタン電池でテストしています。エナメル線で接続しているので目立ちにくくて良いです!ここでは一旦完成としていますが、エナメル線を体内に通して、足元らへんに端子を付けたいです。
Raspberry Piに繋いで、未読メールの有無Twitterの通知などで目の色が変わるようにもしてみたいですね。

スジ彫り、スミ入れ、つや消しをした。

筋彫りライナーでスジ彫りをしました。タガネが有名らしいですが、良く調べずにこちらを使ってしまいました。スミ入れはエナメル系のスミ入れ用の液を使いました。
つや消しは、トップコートを全体に吹きました。まずはガンダムフレームに吹いて、そのあと外パーツに吹きました。
この段階が終わった時点で、もう完成です!

完成

f:id:takumus:20181220152353j:plain いやあ!満足です!つや消しスミ入れの効果もあってか、高級感が出ましたね!光の当たり方が綺麗です。素組み状態と見比べやすいように、もう一度最初の状態も貼っておきます。 f:id:takumus:20181220142615p:plain 全然違いますね!

おまけ

www.youtube.com 動画も撮っておきました!GenuinoPWM制御をして3色LEDを光らせています。

ガンプラ製作を終えて

僕は、何事も説明書通りに作るということに興味がなく、そういう意味でプラモデルも全く興味がありませんでした。ただ調べてみると、オリジナリティバリバリの世界じゃないですか。完全に僕の認識が間違って居ました。すばらしいです。
実際作ってみて、めちゃくちゃ楽しかったです。これは終わりのない世界ですね!ウェザリング加工や、全塗装もいつかトライしてみたいです。
ガンプラ好きな方、居らっしゃいましたらアドバイスをください。よろしくお願いします。

Macbook Pro 13にAkitio NodeでRX580を繋げて3Dゲームを遊びたい開発したい!(使用レビュー編)

blog.takumus.com 先日こんな記事を書きました。
GTX970をegpuで繋いでいろいろする!というものでした。今回の記事のタイトルでおかしいなと思う方いらっしゃると思います🤔
なぜGTX970がRX580になってるの!?はい。今回の記事は、どうしてグラフィックボードを変更したのかと、RX580に変えてみてどうなったかを書きたいと思います。

GTX970をなぜ辞めた?

Appleが公式に対応していないグラボだからか、MacOSにて多くの問題が出てきてしまったからです。

問題1. Chromium系が全滅

Google Chromeをはじめ、SlackやDiscord、また僕の大好きなVSCodeのパフォーマンスが著しく低下しました。GPUを上手に使えていないようで、まともに使えません。

問題2. スリープ復帰時等にカーネルパニック

これも困りました。スリープをオフにすれば対応できますがグラボのファンも回りっ放しなので問題です。

問題3. OSのアップデートのたびにフォーラムを確認するのは面倒くさい

OSが新しくなると、当てるべきパッチも変更しなければならないと予測されます。これは面倒です。

問題4. 不安定

ランダムにカーネルパニックします。これは最悪です!

問題5. 起動後の抜き差しは、だめ!

10.13.4からは、起動後でも抜き差し出来て、グラフィックの切り替えをサポートしているのですが、非公式のGTX970ではそれが出来ません。カーネルがパニクります。

なぜRadeon RX580にした?

support.apple.com Apple公式ページにあるように、High Sierra 10.13.4よりegpuとして正式にサポートされているグラフィックボードだからです。
海外のフォーラムでAkitio Node + RX580をMacOS 10.13.4と繋ぐだけで使用できた!という報告もあります。

Macの情報サイトとしてはトップクラスの9to5Macが動画付きで上げていたので決めました。

jp.msi.com

Akitio Node + RX580にしてみてどうなった?

MacOSでの使用感

上で挙げたGTX970で見られた問題はほぼ全て解決しました。全くストレスなく使用できます。 ただし、問題が全くないわけではありません。

Chromium系はやはりグラフィックが怪しい。

Chromeでブラウジングしていてストレスを感じることは全くありませんが、WebGLなどを描画させるとRX580とは思えないFPSの低下が見られます。 調べてみると、ChromiumはRX580ではなく、内蔵グラフィックスを使っていました。
Chromeのアクセラレーションの設定を片っ端から試しても解決せず、結局クラムシェルモードにすることでRX580を使ってくれるということを発見しました
この問題の対応はAppleが行うのかGoogleが行うのかわかりませんが、将来的には治ってほしいです。
今のところ、家では外付けのキーボートとマウスで使っています。そのためMacを開く必要が無いので、これで解決するのであれば問題にはなりません。

Unityでのパフォーマンスは微妙

SceneやGameの単体表示ではヌルヌル動きますが両方表示すると30fps位に落ちてしまいます。しかしステータスでは100fpsほど出ているのです。VSyncのように上限fpsが制限されているような感じです。クオリティ設定で最低にしても最高にしても変わりませんでした。
海外フォーラムでは、windowsで同じような症状の人が数名確認できました。やはりグラフィックドライバのVSync設定をどうにかすることで対応しているようです。
MacにはAMDのドライバが内蔵されていますが、ドライバのコントロールパネルは現在は触れない状態ですので、対応の手段は無さそうです。
そもそもgpu内蔵のiMacでも同じ症状が確認できたので、egpuの問題ですら無いかもしれません。

Bootcampでの使用感

全く問題ありません。完璧に動きます。
前回の記事でも触れたように、Bootcampでは起動後の抜き差しは不可能です。起動前にタイミングよくakitio nodeの電源を入れるか、refindでうまいことするしかありません。僕はうまいことしました。

ゲームとかはどう?

RX580はGTX1060程らしいです。そこそこ最近のゲームが普通に遊べるレベルではありますが、egpu化すると本来のグラボ性能の70%-80%の性能しか出ないと言われているのであまり期待はしませんでした。
とりあえず、Steamで2つ程購入しましたのでレビューします。
※僕がプレイしてみて、ストレスを感じないくらいのギリギリの設定で検証しています。

1. Getting Over It

まずは元々持っていたこのゲームを試しました。
4K + 極限設定 = 50 - 60fps

2. Nier Automata (Steam版)

前から憧れていたゲームです。偶然にもセールで半額だったのでDLCと合わせてSteamで購入しました。
WQHD + アンチエイリアスオフ、それ以外最高設定 = 50 - 60fps

撮影に使ってるiphone xのホワイトバランスがおかしくて映像汚いです。

予想以上に普通にゲームできた

すごいですegpu。夢が広がりますね!Macbook Pro 13で普通にゲームできるとは思わなかったです。 今回ディスプレイが4Kだったため、fullHDよりは高い解像度で検証しましたが、fullHDであれば上記のゲームは最高設定でも平均60fps程出ています。

egpuは、どういう人におすすめ?

  • AKitio Node(44,000円)
  • MSI RX580 8GB中古(36,000円)

合わせて80,000円です。
この費用だと、上手くパーツを選べば普通にゲームが出来るパソコンは組めます。
よって、ゲームしたいだけ!の方にはこの構成はおすすめしません。

  • Macbook Pro (Thunderbolt 3対応)を持っている。
  • MacOSでそこそこgpuが必要な作業をしたい。
  • ゲームもしたい。

これらの全てに当てはまれば、僕はegpuをおすすめしたいです。

実は...

  • ゲームコントローラ Xbox one のマインクラフトの豚バージョン(8,000円)
  • Steamのゲームを入れるための外付けSSD transcend 480GB(18,000円)
  • ゲームコントローラや外付けSSDなどを繋ぐためのoricoのUSBハブ(5,000円)
  • Windows 10 Home(14,000円)

合わせて41,000円です。
と言った具合でなんやかんやお金がかかっています...

Macbook Pro 13にAkitio NodeでGTX 970を繋げて3Dゲームを遊びたい開発したい!(セットアップ編)

最近Unity(3D,2Dゲームを開発するソフトウェア)に興味を持ち、自分のMacbook Proを使って勉強しているのですが、スペック不足なのかスムーズに開発ができず悩んでおりました。

僕の環境

Mac
  • High Sierra 10.13.4
  • MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 ports)
  • 2.5 GHz Intel Core i7
  • 16 GB 2133 MHz LPDDR3
  • Intel Iris Plus Graphics 640 1536MB
外付けディスプレイ
  • EIZO EV2736W 2560x1440 (置いてあるだけ)
  • LG 27UK650-W 3840 x 2160 (HDMIで接続)

f:id:takumus:20180418161130p:plain いつもは4Kの方をMacbook Proに接続して使ってます。EIZOは昔使っていたのですが、macの端子が足りなくて使えていません
グラボ無しのMacbook Proを、4Kディスプレイに接続して3Dヌルヌル動かすのは無理がありますよね。そんな僕を救ってくれる何かが

ありました!

www.akitio.jp これはThunderbolt 3という規格を使い、主にノートパソコン等にグラフィックボードを増設できるマシンです。
外付けGPU、外部のGPUという意味からEGPU(External GPU)と呼ばれています。AKiTiO Node以外にも様々な製品が出ておりますがAmazonにこれしか無かったので買うことにしました。

意外と高い

AKiTiO Node意外と高いです。更にグラフィックボードも必要になるのでこちらも買わなければなりません。それらを合わせて、

  • AKiTiO Node : 44,000円
  • MSI Gaming GTX 970 : 20,000円(友人から中古で購入)

合計 : 64,000円

結構高いです。普通に悪くないデスクトップパソコンは組めそうですが、僕は外でも家でも同じパソコンを使いたいのです。また、Mac OSが好きなため、新たにパソコンを組むという選択肢はありませんでした。

AKiTiO Nodeを使うための環境

AKiTiO NodeをはじめとするEGPUを使うには、Thunderbolt 3による高速な転送が求められます。自分のMacがThunderbolt 3に対応しているかを確認しましょう↓ support.apple.com ※Thunderbolt 2を3に変換するアダプタを使って、Thunderbolt 3に対応していないMacでも使用できるそうです。(AKiTiO Nodeでは未確認)

AKiTiO Nodeの外観

でか過ぎです! f:id:takumus:20180418172626p:plain

MSI GTX 970を挿入してみた

2スロット消費する大型のグラフィックボードも入ります。 f:id:takumus:20180418172724p:plain

背面

f:id:takumus:20180418172918p:plain

ケーブルを差すとこんな感じ

f:id:takumus:20180418173630p:plain

セットアップ(僕はこれで成功しましたが、自己責任でお願いします)

1. まずはBOOTCAMPのWindows 10にてAKiTiO Nodeのファームウェアアップデートとグラフィックボードの動作確認

※グラフィックボードは抜いておきます。
1-1. BOOTCAMPでWindows 10を起動。

1-2. Thunderbolt 3のドライバをインストール。

downloadcenter.intel.com NUC専用となっていますが、これで良いみたいです。

1-3. Windowsの電源を切る。

1-4. AKiTiO Nodeを接続しAKiTiO Nodeの電源を入れ、Windowsを起動。

1-5. デバイスマネージャでThunderboltが認識されているか確認。

1-6. ファームウェアをインストール www.akitio.com

1-7. ついでにグラフィックボードのドライバもインストール。

1-8. Windowsの電源を切る。

1-9. AKiTiO Nodeにグラフィックボードを挿入。

1-10. Macbook ProにAKiTiO Nodeを接続(必ずAKiTiO Nodeの電源は切る

1-11. Windowsで起動。
ここが一番ミソです。海外フォーラムで現在も様々な議論がされていますが、色々読んだ結果、環境によるということがわかりました。
私の環境ではWindowsで起動しWindowsのロゴが出て0.5秒後くらいにAKiTiO Nodeの電源を入れると上手くいきます。

電源を入れるタイミングが、↓

バッチリの場合

→いつもより起動に時間(2,3分ほど)がかかります。起動後グラフィックボードを認識します。
ディスプレイが接続されていた場合、ディスプレイにも画面が出力されます。

遅すぎた場合

→Windowsが通常に起動しグラフィックボードが認識されません。

早すぎた場合

→Macbook ProのディスプレイにWindowsロゴ出て、少しすると高速に点滅し画面が乱れます。
音が出ることから、起動はしているようなので、パスワードログインを一旦オフにして、シャットダウンのショートカットを覚えておくと良いでしょう。

1-11. BOOTCAMPで、グラフィックボードの正常動作を確認。
ベンチマークなどしてみてください。

2. 本命のMac OS High Sierra 10.13.4で動くように

ここからはカーネルをいじったり、SIPを無効化したり、失敗すると面倒な事になりうる領域に入ります。そのためバックアップをしておきましょう。

2-1. MacとAKiTiO Nodeの電源を切る。

2-2. Cmd + Rを押しながらリカバリモードで起動。

2-3. 上のメニューバーよりターミナルを起動しcsrutil disableを実行。
これによりSIPを無効化します。SIPを無効化しないとNVIDIAのGPUをMacに認識させるためのドライバやツールが動きません。

2-4. Macで起動。

2-5. ターミナルを起動し、下記のシェルを実行。

sudo su
curl -s "https://raw.githubusercontent.com/learex/macOS-eGPU/macOS10134/experimental/nvidia10134Install.sh" | bash

このシェルは、中身を見たところ、

  • NvidiaのQuadro向けドライバをダウンロード&インストール。
  • MacOSにNVIDIAグラフィックボードを認識させるためのpkgを適用。
  • AppleGraphicsのkextを書き換え?(復元用に元のkextのバックアップは取っているっぽです)

下手なことは言えないですが、すごいことをやっています。
uninstallerもあるようなので、一応引用元の掲示板を見てください。
↓引用元 egpu.io

すべての処理が終わると自動で再起動します。

2-6. Macの電源を切る。

2-7. AKiTiO Nodeの電源を入れる。

2-8. Macの電源を入れる。

2-9. グラフィックボードを認識するか確認。
Windowsと違ってタイミングなどは必要ありません。
グラフィックボードにディスプレイが接続されていた場合はすでにもう映るはずです。
f:id:takumus:20180418185715p:plain
認識すると、Macbook ProなのにGraphicsがGTX 970のような面白い状況になります。

お疲れ様でした

セットアップはひとまずこれで終わりです。 僕はと言いますと、ケーブル一本で、WQHDと4KとMac本体のトリプルディスプレイが実現しました! f:id:takumus:20180418191825p:plain f:id:takumus:20180418192654p:plain

常用する上での注意

Thunderboltは基本的に電源を切った状態での抜き差しをすること。

MacやWindowsで、OSが立ち上がった後にケーブルを抜くとMacbook Proの電源が落ちます。
Macはカーネルパニック、Windowsは再起動します。

OSのアップデートに注意

まずフォーラムで動作確認をしてからアップデートしましょう。
最近では、10.13.3から10.13.4にアップデートしたときにたくさんのEGPUユーザーがトラブルに巻き込まれたそうです。

そもそもAppleが公式で使えると言っていないから、

何が起きるかわかりません。覚悟は必要です。

終わりに

日本でMacとEGPUの記事をかかれている方は少なく、特に今回のようなMac OS High Sierra 10.13.4 + AKiTiO Node + NVIDIAについては見つけられませんでした。
この記事は海外のフォーラムから手探りで集めた情報だということをご理解いただけたらと思います。
もしもやってみたいという方がいらっしゃいましたら、この記事を参考にしていただくのも良いのですが、海外のフォーラムがとてもスピーディーなのでそちらを優先して読んでいただければと思います。 egpu.io