たまごのゆりかご

何かとお疲れ様な…いまどきの女性の皆様に。健やかにすごせますように、お手伝いさせて頂きたい!と願う鍼灸師達のブログです。

コウノドリをみて思ふ

たまごのゆりかごブログへようこそ!

 

昨夜ドラマ〈コウノドリ〉を観ました。

というのは…

シリーズ1全部観ました!

原作本のコミックス既刊は全て読みました!

で、今回のシリーズ2毎週観てますよ!のですよ…

っていうハマりっぷり

 

そして昨夜泣けました…(TдT)

 

「フィクションだろ」

 

「そうだけど…」

 

  • やっぱり、お医者さんの仕事ってすごいなぁ〜
  • こんなに親身になってくれる助産師さんていいなぁ
  • こんな病院で産みたかった
  • 松岡茉優ちゃんってホント可愛い🎵

などなど思いながら観るわけです(*^。^*)

 

でもなんといっても…

 

女って大変だな。

 

って

 

この事実を突きつけられます。

 

昨夜は出生前診断がテーマでした。

二組の夫婦が出生前診断を受けた結果、お腹の赤ちゃんが21トリソミー(ダウン症)であると知って苦しみます。

当の妊婦さんの苦悩は言うに及ばすですが、赤ちゃんの父親である旦那さんも一応苦悩するわけです。

そう、一応なんですよね…

苦しみの種が少し違うのかなって。

お母さんは自分の中にハッキリと生命の存在を感じていますから、その子の命を絶ってしまうことへの罪悪感に苛まれます。

妊娠中とはまさに血肉を分けている状態…その存在を切り離す決断をするって辛過ぎますよね。

その辛く苦しい立場の妻を見て、旦那さんも苦しい。

…そんな構図に見えました。

未だ見ぬ我が子、胎児への思いには父親と母親で温度差がある。

そんな細かい描写がリアルで、よく出来てるドラマだなぁって思いました。

 

コウノトリ先生達とは立場が違い過ぎますけど、我々鍼灸師

女性の心身ケアに役立ちますよ〜

 

 頑張ります…


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乳首が沢山あるみたいだから…
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イチョウって呼ぶんだそう

 

 

我々と一緒に古典鍼灸に基づく治療、婦人科疾患の治療を学びたい方はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お酉さま

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本日、12月12日は浦和は酉の市でした。


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地元の人は〘十二日マチ〙って呼んだりしています。

 

一昨日12/10(日)は大宮氷川神社、今日12日は浦和調神社、15日は川口氷川神社とまわるので、それぞれ〘十日マチ〙〘十二日マチ〙〘十五日マチ〙と呼ばれます。

 

東京みたいに酉の日とかじゃないんですよね(*^。^*)

毎年同じ、日にちで決まってます。

熊手が出るからでしょうか、おかめ市とも言いますね!

 

そういえば今年は年でした...

 

「酉の絵がついた年賀状書いたのって先月だったよね⁈」

 

とボケてみたくなるほど 一年 はやっ

 

「年取るとどんどん早く感じるようになるってね。」

......それか..

 

でも、こうして無事に年の瀬を迎えているのですから。

今に心より感謝して、調宮の神様に御礼を申し上げて参りましたよ〜

 師匠の勉強会へと向う直前の一時でございました。


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 狛犬がウサギさんで有名←変な日本語...


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毎年気になる…いつか入ろうと思う。


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 この龍 欲しい!されど値段を聞く勇気(予算)はなく...


f:id:tamagoyurikago:20171212235407j:image手に入れました!

ささやかな幸せを願って

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脈に物の怪が⁉

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鍼灸師が病証を診る際の重要な手掛かりの一つに脈診があります。
脈の浮沈、寒熱、虚実、臓腑から病証を見極めていきます。
(脈だけではなくお腹や舌も診ますが、その件はまた後日に)

動脈の拍動を体表から感じることが出来る場所は何ヶ所かあり、脈診の方法も幾通りかあるようですが、我々の師匠は主に手首で診ています。


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前腕の内側、手首のシワ〜肘のシワまでを1尺(=10寸)とします。

手首のシワより2寸にあたる長さ(前腕1/5相当)の範囲を診ます。

仮に、手首↔肘の長さが28cmの人であれば28÷10×2=5.6cmとなります。


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手首から人差し指、中指、薬指を配します。

親指は手関節背側横紋上(手の甲側、手首を曲げてできるシワ)の中央(陽池のツボ)に置きます。


左右橈骨動脈の拍動から、患者さんの[今]の状態を知る手掛かりを得るのですが...

いやぁ〜これが実に

難しい!

師匠は申します「脈診10年、…最低でもですよ。」

三番弟子は思います『…来世に繰越しなるかもです、先生すみませんっ』

まずは[師匠が脈診する⇒診断する]
次に[弟子達が脈診する⇒脈と師匠の診断結果を結びつけて、自分の感覚に刻む]を繰り返して練習しています。

が…、なんてったって感覚ですからね‥

師匠の指先に伝わっている感覚を盗み取る機械が発明、いや三番弟子の買える価格で一般販売されれば、現世に間に合うのに〜

それでも、三番弟子なりに脈の異変を感じとったりはします。

『なんか変だなぁ…』

三番弟子はそれを脈がビリビリするって表現します。

二番弟子はピロピロするって言ってます。

一番弟子が言いました。

「先生、これが脈に物の怪がってことですよね」

物の怪⁉

そうなんですか⁇ 三番弟子は初耳でしたよ‼

「そうですね、脈は物の怪をみる…んです」

脈は物の怪をみる

『そうかっ! なんか変の正体は物の怪かぁ…さすが師匠、名言じゃん』

と、三番弟子は目からうろこの瞬間でしたが、、、

こんなことつらつら書いて誤解されたら大変!Σ(・∀・;)


鍼灸はオカルトでもスピリチュアルでもなく、古よりの人類の知恵と技術の集積に則る治療法です

それは、三番弟子がこのブログを通して折々に皆様にお伝えしていきたいと思っていることの一つでありますので。

では、次回は二番弟子の脈に物の怪がみえた話とその治療についてを書いてみたいと思っています。
注※オカルト話ではありません

宜しくお願いします


我々と一緒に師匠から脈診を学んでみたい、古典鍼灸に興味がある、という鍼灸師の方はこちらへ

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今年は…赤くなるタイミング難しかったな

診断点

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「脾経治療は女性の疾患にとても大切」と師匠は言います。

脾経は本来、身体に必要な栄養を作り出していますから「造血」へと通じ、流注上は心経へとつながっていますので、いわゆる「血の道」と深くかかわるのだそうです。

また、心経の護りである心包経は冠状動脈としてのとらえ方と、女子胞(子宮)としてのとらえ方との二つが存在しているので、『心包=血流』とも『心包=生殖=命門』ともいえるのだそうです。

(※このあたりの古典鍼灸のものの考え方は、現代医学とカッチリ対比して考えたい方には納得されないかもしれません・・・)

よって、脾経にアプローチすることで「血の道」に影響を与えることが、婦人科疾患において有効とされるのでしょう。

 

とか書かれても、脾経ってなんの話?

 

と思われた方も【三陰交のつぼ】はご存じだったりしませんでしょうか?

 

よくある「冷えにきく」とか「ツボできれいになる」とかっていう特集でおなじみ。

女性の味方、万能ツボとして紹介されています三陰交が属していますのが、脾経のグループです。

(ちなみに肝・腎・脾の三経が交わるので、三陰交です)

 

ですが本日は三陰交ではなく、同じ脾経グループの中から【血海】をご紹介したいと思います。

師匠によりますと【血海】は血の道の反応点として診断に有効なのだそうです。

血海をやや強めにおして、痛みがある方はなんらかの(※ケツと読みます)の滞りがあるとみてよいのだとか。 

なにせ血の海ですからね〜

師匠曰く血の海であり気の海でもあるそうですよ。

 

皆様の【血海】の様子はどのような感じでしょうか?

 

 試しに押してみようかしら、という方の為に【血海】の場所をご紹介しておきますね。

 

 

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  • 図ー1のように、軽く前かがみの姿勢で座って膝の真ん中に人差し指がくるように置いて・・・
  • 親指で「ここは膝の上の筋肉ですよ~盛り上がってますよ~」という部分から「いや、ここは内腿でしょう」という境目までのところまでを順に押してみて、圧痛があるかを探って みましょう!
  • 図ー2は左足の絵を描いていますが、ツボは両足に存在してます。左右で反応が違う方もいらっしゃるかと思います。

※参考

WHO的には・・・

【血海】

部位:大腿前内側,内側広筋隆起部,膝蓋骨底内端の上方2寸。

取り方:膝蓋骨底内側端の上方2寸で、内側広筋の隆起部に取る。

となります。

 

ちなみに余談ですが、二番弟子はいつ押しても痛いそうです。

 

というわけで、鍼灸師には臨床の際に診断点として、一般の方にはご自身の体調を知る目安となります【血海】についてでした。

 


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 ツツジだって、メリークリスマス…迷惑だろうな

 

 

 

 

 

 









 

 

 

 

 

 

 

 

師匠

たまごのゆりかごのゆりかごへようこそ!

 

我々の師匠を一言で申し上げさせて頂きますと[治療の出来る鍼灸師]です。

 

当たり前…?

 

いやいや鍼一本で治療が出来るって実は凄いことだったりします。

 

「そもそも何故、身体に鍼を刺したら治療になるの??」

 

不思議ですよね?

三番弟子はずっと不思議でしたから、、、

プラセボとかマユツバとか思われる方がおいでになられるのも無理からぬことと思います。

 

ですが、

 

師匠は申します「理論がないから治療が出来ない」と

「えっ、では[理論があれば治療が出来る]ってことですね?!」

「ではでは、是非その理論を我々にお授けくださいっ」

 

という弟子数名の願いから、毎週火曜日に師匠が[勉強会]を開催してくださる事になり、かれこれ一年半が経ちました。

 

やがて月の始めは主に婦人科疾患を学ぼうという流れになりました。

そして、不妊治療や婦人科疾患に悩まれている女性の皆様のお役に立てるネットワークをつくりたいと、まずはブログで発信し始めたところです。

 

今後は勉強会で師匠から学んだ内容などを書き記していこうと思っております。

師匠と我々の勉強会や治療についてはこちら

 

 

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雨上がりに。一重咲だからホントの山茶花ですね。

 

 

 

 

 

 

ブログの名前は・・・イメージです。

たまごのゆりかごへようこそ!

 

今は昔、3番弟子が女子学生などと呼ばれていました頃・・・

とある講義において先生が言われました。

「妊婦のお腹の子が女であったなら、その母親は孫も一緒に妊娠している…」

つまり、胎児が女児であったなら、その卵巣の中ではすでに卵子減数分裂を終了して原始卵胞になっているよ~そのタマゴはいずれ精子と出会って孫になるよ~

と、おっしゃりたかったのでした。

ちょっとだけマトリーショカですかね(^。^)

あれから数十年・・・(キミマロさん風に読んでください笑)、ふとそのイメージが降りてまいりました。

お母さんのお腹で赤ちゃんがゆらゆら、で赤ちゃんのなかでもタマゴがゆらゆら、

で「たまごのゆりかご」と名付けてみました。

 

しかし、しかし、今時の世の中ですから。

 

女性の身体を「ゆりかご」なぞに例えるのは、“女性を子供を産むための道具に見立てている”かのような表現でけしからん!!!

などと・・・いうご批判はご容赦くださいませ。

 

一応、念のためにけん制球投げさせてもらいました。

あくまで、個人的なイメージです。イメージ・・・

 

 

 

 

 

 

不妊治療のネットワークを...

たまごのゆりかごにようこそ!

昨日の夜のこと、我らが師匠が「不妊治療ネットワークを作りましょう」とおおせられました。

ネットワークって···うーん

まずは発信してみよう⁈

皆もすなるブログといふものを、我もしてみむとて、、、

本日ブログはじめました

師匠と3番弟子の関係につてはプロフィールに、そしてブログ名の由来につきましては、おいおいにご説明を。

何卒、宜しくお願い致します。