桂銀淑「真夜中のシャワー」を吹いたら、ドクダミ消えてるといいな
庭のドクダミが猛威をふるっておりまして、すごい憂鬱です。
暇なんだから、ドクダミ駆除すればいいんですけど、あーめんど。
我ながら花も咲かせて立派に育ったなぁ、なんていうアロエが、まさかの死亡。そこから庭造りへの情熱が冷めてしまったんです。どうにかパッションを取り戻さないと。
ということで、私のパシオーネが沸き立つようなリコーダーでも吹くことにしました。
選んだのは、桂銀淑の「真夜中のシャワー」です。まぁ、全然気だるいんですけど。でも、真夜中に熱いシャワー浴びたら、落ち着かなくなるので、近からず遠からずといったところですね。
この歌は、昔、フールズメイトのAちゃんがカラオケで歌っていて、いい曲って思いまして。歌詞も大人なんです、火遊びしちゃったいい女って感じ。
当時の私たちの火遊びは、花火持ちながらゴリラの顔して友達を追い回す、ですが。
そしてお気に入りの歌詞が、ここ。
「街であなたと同じ車 見かけるたびに時間が止まってしまうの~♪」
アクアとかだったら止まりっぱなし。だから、やっぱり高級車なんだと思うんです。で、この歌を知った当時の私たちの高級車はベスパ。オシャレ、可愛い、乗りたい~!で、友達と原付の免許取りにいって、私だけが落ちるという様式美。
そして、同級生の男子が白地にピンクかなんかのミントに乗ってて、死ぬほど笑った記憶があります。ミント以前に、私、免許すらとれなかったというのに。ごめんね、Kくん。
でも、当時はそんなに見かけなかったので、ある意味時間が止まってしまうの~状態。
上記を思い出しながら、いかにしっとり吹くかがポイントです。リコーダーもフィーリン、フィーリン。
桂銀淑と言えば、「紅参元(コウジンゲン)」と言っても過言ではないのでしょうか。小学生のとき、毎朝のようにテレビのCMで放送されてたから、歌覚えちゃってる。
♪元気を出して 紅参元
♪諦めないで 紅参元
♪ここぞというとき 紅参元
♪真っ赤に燃える
あ、これ、今飲まなきゃいけないやつじゃん。パシオンが燃え上がりそう!買わないけど。
Laputa「eve~Last night for you ~」、たとえ彼の名がCMJKであっても
家で仕事はしているものの、自分裁量だとだめ。遊んでしまう、リコーダーを吹いてしまう。
ということで、Laputaの「eve~Last night for you~」を吹くことにしました。
今更ながら、Laputaって良曲多かったんだなぁと思っています。
あの当時は「清春ぅぅぉぉ!」で、黒夢ばっか聴いていたもので。もったいないことをしていました。
まぁ、Laputaに関しては、じつに下らない理由で聴かなかったんですが…
「眩~めまい~暈」をヘビロテして、世界観にどっぷり浸かったこともありました。かっこいい、Kouichiさんステキ!おしゃれギター、などと思いました。
「眩~めまい~暈」を聴く以前、友達に押しつけられた、あったまキーンの「Keen Kiss Me」も聴いていました。友達がアホみたいにSilver-Roseを推す理由はわかんなかったけど。でも、表題作のギターの音はわかりやすくてきれいだな、とそこだけ好印象でした。
ここまでくれば、「Kouichiぃぃ」ってなるわけですが。
でも、それを言ったらアウトだった。
なぜなら叔父さん(自称ジュリー似)と同じ名前だから。
だから、佐藤浩市も堂本光一もだめ。まして、母なんてコウイチコウイチ言ってるから、様々な弊害があったわけで。
叔父と同じ名前だから「Kouichiぃぃー」ってなるわけにもいかず、そうするとあんまり面白味がない。ホントそんなつまんない理由で「眩~めまい~暈」以降はまともに聴いてなかった!
Kouichiさん、キレイだったんだよなぁ。でも、よく見たら友達に似てるんだよなぁ!お互いアラフォーなんだけど、アラフォーさんになっても似てるんだよなぁ!
うちのKouichiはというと、ジュリーの面影もなくおじいになりまして、とんこの金蔓になっています。
さて、ポイントになる吹きどころは、やっぱりBメロの「見つめてる想いは」の部分でしょう。akiさんのビブラート、
「見つめてえええええええるぅっあんも~い~わぁんあ~」
ここが一番好き。でも、リコーダーでビブラート部分を再現するとわざとらしくなるので、ここは「見つめてーーーる♪」と吹きました。収まりがいいです。そういえば、昔、この歌でakiさんのモノマネしたことあったなぁなんて思い出しました。
今となっては下らない理由でも、乙女時代には重要なことなもんです。大人になった今、自分の稼ぎでLaputaのアルバムなどをアホのように購入しています。うっとり聴いています。
例えば、Kouichiさんの名前が「わるちこ」とか「ピコリン」なら、きっとLaputaを聴いていたでしょう。でも、ピコリンなんて名乗る人は、そもそもあんな美しいギターを弾きません。多分、そういう人はCutemenにいます。だから、やはりあの当時、私がLaputaを聴くことはなかったんでしょう。
今聴くことは、きっと予定調和なんです。
でも、ピコリンのために言っておきますが、「3-D ON CD」はよかったと思う。サビしか知らないけど。
リコーダーで「悪戯美人」、関口誠人のポスターの行方
中学生の頃、確か「天川伝説殺人事件」の歌にはまって(元々は中森明菜さんファンなので)、関口誠人さんを知りました。アルバムも借りてきて、一時期やたら聴いていたことがありまして。
中でも中学生の小娘の心を掴んだのが、この「悪戯美人」の歌詞。ブラウスからは蜥蜴のタトゥーが透けていて、後ろ手に鍵をかけて、甘い目で男性を追い詰めるんですよ。企んでる、なんか企んでる、いい女ってこう!
周囲を見渡せば、モテてる女子なんてまずバスケ部で、ほんのちょっと前まではランドセル背負ってた女子です。参考にしたい色気とかないわけで、この悪戯美人な女性は「色気とは」の教科書なわけですね。
その後、よく行っていたCD屋さんで関口誠人さんのポスターもらったりしてね。もらったはいいけど、こんな特大ポスターどこに貼れば?と悩んだ末に捨てた思い出もあります。当時、アルスラーン戦記のポスターが貼ってあったので。ナルサス様最高。
そんなに音の上下がないので吹きやすいです。「金や銀のため息で~」のとこに入ってくる音が好きなんですよね~吹けないけど。
ただ、こういう「白いベッドにヒラリと黒いレースの花びら」みたいな女性にしびれてたのに、また私、変な猫ちゃんTシャツ着てるなーと。どこで道を誤った、あんなに聴き込んだのに。インプットしたはずなのに。ポスター貼っておけばよかったかな。
リコーダーでLaputa「Scapegoat」、私の身代わりはいなかった!
ぜんっぜん、リコーダーを吹く余裕がなかった!ビックリ!
でも、ようやく時間ができて、こんどはビックリするくらいヒマ!カフェもやめちゃって、アラフォーすっごいヒマ。
昨年がいろいろありすぎて、地に足をつけて暮らせず。落ち着いたら、その反動がすごい。
そんなわけで、久々に吹いてみようかなと思ったのが、タイトルの曲です。
20年以上前のこと。私とフールズメイトで仲良しのAちゃんは、近所のCD屋さんに行きました。そこの店はやたらとインディーズコーナーが充実していたんです。そこで、「気になったのを買おう」と手にしたのが、Laputaの「眩~めまい~暈」と、THE PIASSの「猟奇絞殺窒息死」でした。買ったのはAちゃんで、翌日、「Laputaよかった!」と2枚貸してくれました。
「あ、そういえば、ここにはSilver-Roseのコウイチがいたんだった。キーンキスミー」という程度の情報で、初めて聞いたのが「Scapegoat」。
「うわー!ぼく~の~みがわんりにぃ~!これだよこれー!」
カセットテープにダビングし、始めたばかりのバイトの行き帰りに、ずっと聴いてました。まぁ、ホントにバイトが面倒臭くて、テンションだだ下がりでしたが、私の身代わんりに~はいないようで。
で、聴いてるうちにダークサイド方面にテンションが上がっちゃった(堕ちるって使いたい)ようで、バイトやめました。「眩~めまい~暈」と言えば「スカイラークガーデンのバイト」、そんな図式です。
思い出の「Scapegoat」。20年以上経ちましたが、初回版も手に入りました。今見ると、フォトブックの写真が、近所の雑木林っぽくていいわぁ。高校生のころ、友達とこんな雑木林に隠れてお目当てのサッカー部員をストーキングしていたのもいい思い出です。
久々なのでちょっと音あってるかわからないですけど。もうギターソロも吹く勢いで。Kouichiさんよりふっとい太ももで!次は、「eve」吹こうかな!
借りたもう1枚の「猟奇絞殺窒息死」は、vocalを「VOX」と表記してあって斬新だなということと、「かーくーめーいーのよ~る~」というワンフレーズしか記憶になく。ここのバンドもなかなか数奇な運命を辿るんですよね...。次に見たのがニュースでなんて、未だに驚きです。
ところで、さっき、とんこが「運動会の応援歌が『女々しくて』の替え歌なんだよねー」、などと言っていたので、「来年は『スマイル一番イイ♀』がいいよね」と言いました。そうだね、ですって。
【下車してない駅を訪ねて】第1回・弥生台駅
リコーダーで「DESIRE」、INORAN好きと言いたい欲望
先月から引き続き、唇を患っています。
さすがにヘルペスじゃないな、これ……と思い、診察してもうと「クインケ浮腫」とかいう病名をいただきました。
唇のふちが痛んだり、皮が突っ張って剥けたり、リコーダーの命ともいえる唇がえらいことに。抗ヒスタミンでだましだまし過ごしているという感じです。
そんなクインケですけど、リコーダーは吹いております。高音の「ソ」も8割キレイに吹けるような気がしています。気がしているだけです。
今回は、私の中では比較的新しいLUNA SEAの「DESIRE」に挑戦しました。
激しく唇が張り裂けそうさ~♪と歌うように。隆一みたく眉間にしわを寄せるのがポイントですね。もっとナルシスト全開で吹いてもいいかもしれない。ざっくりニットを着てもいいかもしれない。
リコーダーでこの曲を吹くと、ちょっともの哀しい雰囲気が漂います。メロディーラインが美しいんですね。
タイトルにあるように、INORANが好きでした。
中学生のころ、デビュー前のLUNA SEAのアルバムを仲の良い友達が持ってきました。あと、ビジュアル系の雑誌とか。
「これはいいねー、LUNA SEAいいねー!」と盛り上がりました。で、もう一人の友達と、「じゃあ、誰のファン(スレイブ)になるか決めよう」ということに。持ってきた友達は「じゃあ、私INORAN」、もう一人がすかさず「私はSUGIZO」と。
早いもん順だった。暗黙のルールでかぶりなしだったので、残りの3人から選ばないといけない。
当時から、真矢にはなんか違うにおいが漂っていたので、却下。Jも少し好みとは違う、却下。RYUICHIは、何もかも却下だった。結局、「私はいいかな……」と辞退しました。
ホントは、「そんなのINOスレに決まってんじゃん」と言いたかった。けど、中2だしね、そういうルールって女子はうるさいのよね。現地に行って誰の名前を呼んでいいのかわからないので、ライブも行ったことがありませんでした。馬鹿だわ。
この曲を吹いてもの哀しさが漂うのは、「INORANが好き!」と言いたいという私の欲望(DESIRE)がさせることなんです。つまり、欲深い人間がこの曲(DESIRE)を吹けば、さらに哀愁を帯びる可能性があるということです。ちなみに、この曲のPVのINORANは、悶絶するほど美しいです。ホントDESIREだわ。
「DESIRE」というタイトルの曲を調べたら、「もんたよしのり」の歌もありました。欲望による哀愁にチャレンジしたいリコーダーさんは、これを吹いてみるといいんじゃないかな?聞いたことないけど、おすすめ!
「限界lovers」、ギルガメッシュナイトの思い出
気づけば、5月も後半。