トンカツの流儀
こんばんは、たまです。
うかうかしているうちに11月も終わりですね…。
勉強時間を増やした副作用で今までにも増して更新頻度が落ちてます 汗
このままフェイドアウトしないように懸命に努力しようと思いますw
そこで努力の一環として、今日は実験してみます。
さて、先日、以前ブログで取り上げた「西島さん」と仕事上がりに某場にトンカツを食べに行ってきました。
そうです、僕にメールをくれたことがきっかけでリアルした「西島さん」です。
突然メールいただいても僕は全然大丈夫なのです。
メール。メール。メール。大事なことなので3回言いました。
冗談はさておいて、西島さん、投薬開始後順調にウィルス量が激減してめでたく「検出せず」となり、CD4も2ケタだったのが見る見るうちに200オーバーに。
そのお祝いも兼ねてのトンカツです。
とは言っても、最初はどのお店に行くか迷っていたのです。
「西島さん、オススメの1店を!」
とリクエストを出したところ、優柔不断な僕のために候補を8つも提示してくれましたw
そして結局は、西島さんのCD4も大台を超えたことだし、食べログ評価の大台を超えている某トンカツ屋さんが良いのではと思い(単にトンカツが食べたかったというウワサ)、トンカツに決めました。
さくっ、もちっ、じゅわ。
うむ。
ちがう。
いつものトンカツじゃない。
いつものママじゃない(ネネ)。
肉質や衣からして、さすがに評価が大台を超えたお店は味も値段も違うのだなぁ、と西島さんと頷き合いながらあっという間に完食。
ちなみにソースも自家製ということでおいしかったですが、僕は、トンカツは塩と七味で食べるのが流儀です(どうでもいい)。
その帰り道で西島さんと話をしていた(僕が勝手につぶやいていた)のは、ごはんとお味噌汁がおいしいトンカツ屋さんは信頼できる、と。
そして、トンカツやてんぷらなどなど、油モノを多く扱うお店で隅々までお掃除が行き届いているお店もこれまた信頼できる、と。
以上、トンカツの流儀でした。
しまった、話が締まらない。。。
でもこれでいいのだ。
僕が、ブログをしたためるのに時間がかかって更新をサボりがちになると西島さんに漏らしたところ、
「色とかフォントなしのモノクロで書いたら早く記事書けて更新頻度上がるんじゃね?」
的なありがたいご指摘をいただいたので、今日は実験でモノクロでメリハリなくのっぺりと書いてみました。
更新スピード重視で書いてみたら確かに少し楽な気がしますw
ただ、構成が荒いし、起承転結もよく分からない(そもそも起承転結が必要なのか)www
なんだか奥歯にモノがはさまったような気分だが、今日はこれでよしとしよう。
皆さんにとって、今日1日が素敵な1日になりますように。
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津軽海峡秋景色
こんばんは、たまです。
青森に行ってきました。
太宰の『津軽』にも登場するとある地にほど近いところに祖父のお墓があり、毎年命日が近いこの時期にお墓参りに行きます。
生前同居していたわけではないですが、前回書いたチャレンジの関係でも支援してもらいましたし、ずいぶん可愛がってもらいました。
親戚もずいぶん少なくなり、なかなかお墓に訪れる人たちも減ってしまっているので、遠いですが毎年1回はお参りするようにしています。
この季節にもなるとすでに気温は一ケタ、そして何より海が近いこともあり風が強く、とっても寒かったです…。
お墓が丘の上にあることもあり、さすがに冬に入るとお参りはなかなか厳しいです。
じいちゃんもこんなに冷たい風が吹きすさぶ雪国でひっそり毎年冬を越しているんだなぁ…、と思うと、毎回なんだかしんみりします。
なので、今年も冬に入る前にお参りに行って顔を見せることができてよかったです。
お墓参りは亡くなった人への供養が主目的だと思いますが、僕はその人を定期的に記憶に呼び起こすためという目的も持ってお参りすることにしています。
日々の喧騒に紛れていると、そして「時間」という存在が、どうしても亡くなった人の記憶を遠ざけていってしまうのは致し方ない気がします。
直接お墓にお参りしなくても亡くなった方を供養したり想い出したりすることはできると言えばできると思うのですが、
やっぱり直接お墓に足を運ぶとその人のことをあれこれ考えるし、想い出もあれこれ甦ってくる。
生前はもちろん、亡くなってからのその人への感謝の念も生じますし、色々な意味で自分の心を洗ってくれるような気がします。
亡くなった方への何よりの供養は、その人のことを少しでも長く記憶に残しておくことだと僕自身は思うのです。
さて、青森は食べ物もおいしいのです。
青森というとリンゴを一番に思い浮かべる人が多いと思いますが、それでは長野の方に失礼ですw
青森はホタテでも有名で、青森で食べるホタテは歯ごたえが違います。とってもおいしいのです。
今年も駅前にある行きつけの食堂でお刺身・フライ・貝焼き味噌とたらふく食べてきました。
あとはニンニクとか長芋等の農産品も有名です。
都内のスーパーでは青森のニンニクはなかなかの高級品なので、毎年青森に行くと大人買いします。
今年も1キロ買いましたので、ご希望の方にはおすそ分けしますw
そして、隠れた名物…
いや、本当に最近有名なんですよ、コレ。
毎年気にはなっていたものの一歩踏み出せなかったのですが、今年初めてチャレンジしてみることにしましたw
うむ。見た目は悪くない。
ずるずる…。。。
スパイスの芳醇な香りに味噌のコクがうまく絡んで、そのコンビネーションを牛乳とバターがまろやかにしている…。
…などと食レポみたいなことはよく分からんでしたが、とりあえずおいしかったし身体が温まりましたw
気になった方、青森に訪れた際にはゼヒお試しください ^ ^
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やってやろうと思います。
こんばんは、たまです。
前回の記事を読んでくださった「ウマとタツ。」のタツさんから、
「学会誌がパスワードなしでPDF閲覧できるようになってますよ ^ ^」
とありがたいご連絡をいただき確認してみると、確かに今年2月発行分までの学会誌が閲覧可能になっている模様。
前回の記事で写真を貼った昨年の学会に関するもの(昨年11月発行分)も閲覧可能なようですので、興味のある方は覗いてみてください☆
(直リンク貼っちゃっていいのかな…汗)
さて、11月になりました。
痩せ(?)の汗っかきな僕には、大変過ごしやすい季節です。
最近の僕はというと、先月、ちょっと大きな決断をし、一旦断念し中断していたチャレンジを再開することにしました。
(抽象的な話になってしまいすみません。。。)
その関係で先月は、貯金をはたいて資格学校に申込みに行き、職場近くの自習室の契約をしてきました。
それ以来、仕事の時間以外の可処分時間の多くを勉強の時間に当てていますが、昔のような辛さはありません。
仕事を続けながらチャレンジ再開をするのは色々な意味で結構勇気のいる決断ではあったはずですが、
不思議と決断への障害はなく、えいやっ、とばかりに決断しスタートを切ることができたのが自分でも不思議です。
(一旦断念した時は、もう二度と嫌だと、半ば逃げるように中断を選択したものですが…。)
長丁場になるチャレンジなので、これからスランプや辛くなるタイミングもあると思うけれど、今回は頑張れそうな気がしています。
今回の自分自身の変化はこのブログを始めたことが一つのきっかけになっているのかもしれません。
このブログを始めて、今まで以上に様々な人の考え方や日常に触れる機会が増えて、
実際にやりとりやリアルの経験もすることができ、自分自身の幅も広がっているなぁと感じることもあります。
自分よりも限られた環境のなかで精一杯生きている方々に触れて、僕はもっと頑張れるはずだ、などと思ったりもします。
僕が、明日、そして1年後、さらには10年後、現在と同じように五体満足に過ごせているという保証はありません。
それはもちろん僕だけのことではなく、HIVに感染していてもしていなくても同じことですが、HIVに感染しているとその保証がないという度合いが健常者よりも幾分かは高くなることは事実です。
でも、今は、HIVの治療も実に安定していて、満足に歩けて・見られて・聞けて・書けて・考えて・しゃべれて・食べられる。
だからこそ、そんな現在の状況をもっと有効に生かさなきゃなぁと思うのです。
そんな現在の状況がいつまで続いてくれるかは、誰にとっても、それこそ「神のみぞ知る」なのですよね。
チャレンジが成功すれば、自分の経験や得意分野をもっと生かしながら、やりがいのある仕事や社会への貢献ができるかもしれない。
そんな像を頭に描きつつ、適切に気分転換もしながら、体調第一にチャレンジを続けていきたいなぁと思っています。
やってやるぞ!!!
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エイズ学会(今年は鹿児島開催とのこと)
こんばんは、たまです。
鳥取の地震で被害に遭われている方、心よりお見舞い申し上げます。
本震はもとより、その後の幾度となく繰り返される余震と更なる地震への恐怖は、実際に体験しないとなかなか分からないものなのでしょうね。。。
さて、今日は久しぶりにHIVに直接関連する話題を。
この前リアルさせていただいた西島さんと先日とあるタイ料理屋さんでこんなお話になりました。
西島さん「たまさん、そういえば今年ももうすぐ学会がありますね。」
たま「あ、そうですね!もうそんな季節ですね。今年は場所どこなんでしょう?」
西島さん「今年は鹿児島らしいですよ。」
たま「鹿児島!」
学会とは、「日本エイズ学会」のことで、正確には「日本エイズ学会学術集会・総会」(この記事では単に「学会」とします)というらしいです。
毎年1回、11月末~12月頭にかけて開催されている学会で、HIVに関する様々なホットな研究が発表されます。
新薬を含めた最新のHIV治療研究についてや、HIV感染者をめぐる様々な症例・追跡調査結果・抱える問題、またHIV感染予防に関するもの等々、盛りだくさんです。
開催地は、毎年の会長さんが所属する大学・医療機関等がある地で行われるようで、今年はその関係で11月末に鹿児島で開催されるとのことです。
とはいえ、学会というと一般人にはほど遠い存在にも思えますが…
エイズ学会に関しては一般の方も参加できるようなもののようで、実際に感染者の方でも参加されている方がその内容をブログで詳細に書かれていたりもします。
もちろん難しい話題もありますが、感染者として非常に身近な話題も多く、とっても勉強になる内容です。
僕や西島さんも医療従事者ではないですが、やはり話題として知ることがあるくらい比較的身近な学会です。
(それにしても西島さん、感染後まだ間もないのに最新の学会情報を入手しているなんてサスガだなぁ ^ ^ )
ちなみに去年は東京で開催され、プレイベントなども催されるくらいの大きなイベントになったようです。
僕は日程が合わずプレイベントも含め残念ながら参加できなかったようなのですが、
プレイベントにはかの有名なあれが大層立派なAV男優のムータンさんがセーファーセックスの講師として参加されたとか…。
うぅ、生ムータンを逃してもーた。惜しい。。。
僕は学会には近年興味をもったばかりなのでまだ参加したことはないのですが、去年は学会の「抄録集」だけ取り寄せました。
学会の発表内容の概要をまとめた冊子で、学会の関係機関に尋ねたら購入することができました。
詳しい発表内容までは分かりませんが、大変参考になるもので、僕はこれをもとにお勉強してます。
以前取り上げた「HIV関連神経認知障害・HAND」についてもこれでお勉強しました。
おそらく今年も、鹿児島開催で平日にかけて開催されるようなので参加は難しいですが、やはり抄録集は取り寄せたいと思っています。
ただ、この抄録集、パッと見は雑誌のようなお姿ですが、気になるお値段は…
6,000円(税抜)
まぁ、専門誌ですからしょーがないですが、お高いですね。。。
シェアできる方、または将来的に一緒に学会参加してくださる方、随時募集してます ^ ^
皆さんにとって、今日1日が素敵な1日になりますように。
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またまたたまのリアルなお話
こんにちは、ご無沙汰しています。
更新目標が1週間に2回だか2週間に1回だか不明になっとります、たまです。
書こうと思っているネタはあるのですがね、毎度書いている気がしますが。
書こう書こうと思っているうちに時期を逸してしまいノビノビになっちゃうんですよね… ^ ^ ;
・職場の合宿でヘベレケになって再度転職を考えたお話
・白いわんこに囲まれていよいよ32歳になってしまったお話
・新潟に行って某有名神社にお参りしてわっぱ飯とイカメンチを食べたお話
・HIV完治に成功した可能性がある事例が出たという話(タツさん第一報ありがとう ^ ^)
・一念勃発起を考えているというお話
などなど…。
記事ネタのリクエストがありましたらどしどしお寄せ下さい!
きっとその方が更新頻度上がりますw
さて、更新をサボっていた間に、先日またひとつリアルをしてきました。
7月中頃にHIV感染告知を受け、すぐに投薬を始められたものの、HIV治療に関連する様々な助成制度をめぐって、
それらを利用することで会社等にそのHIV感染の事実が知られることがないかご相談のメールをいただいた方です。
ここでは仮に「盛上さん」としましょう。僕よりも一回り程度お年上の方です。
盛上さんは、単なるインフルエンザ症状や発熱等ではない通常では考えにくい体調不良が出ていたものの、
HIV以外の他の持病をお持ちだったためにそれが原因かもしれないとも思われ、HIV感染を確信するまでには至らず、
医師の勧めでようやくHIV検査を受検したところHIV感染が発覚し、発覚時にはCD4の数値は既に2ケタまで低下した状態になってしまっていたとのことです。
しかし、不幸中の幸いでAIDSを発症する前の発覚だったため、発覚後1か月以内に投薬を始められ、投薬経過も順調に推移されているようです。
実際にお会いして、感染直後からかなり体調も回復されたようで、とてもお元気そうな姿だったことが印象的でした。
ただ、HIV感染直後は不安なことだらけで、上記のとおり会社等に感染の事実が知られないか、
またそれ以外にも数々のご不安があり潰されそうだったとのことでした。
その中でひょんなことで僕のブログを読んでくださり、そしてメールでのやりとりをさせていただき、
多少なりともその不安が和らいだとおっしゃっていただきました。僕としては本当に嬉しい限りです。
さて、盛上さんは東京にお住まいではないので、お仕事で東京にいらっしゃるタイミングでお声掛けいただき、先日仕事上がりにリアルさせていただきました。
お店のチョイス等も盛上さんにお任せしてしまったのですが、予約してくださったのは赤坂見附駅から程ない某高級中華料理店…。
僕は友人の誕生日のご招待の際にランチで行ったことがあるくらいのお店です。。。
事前に、そして当日も、苦手な食材を聞かれて盛上さんにはお伝えしたのですが(本当にお恥ずかしい食材群…)、
お店に伝わらなくて良かったと思いましたw
そして、お店で直接盛上さんにお目にかかった瞬間、
「あ、やばい。この方、相当な社会的ステータスお持ちの方かも。。。」
と思ったくらい、僕みたいなひよっこがお話させてもらって良いのか一瞬感じて緊張するくらいオーラのある、また精悍なお顔立ちの方でした。
にもかかわらず、汗っかきの僕はお言葉に甘えて入店後すぐにノータイ・ノージャケットになり、結局無礼講で失礼しちゃいました。
そんな盛上さん、大変紳士的でお話も上手で、とても色々な経験をされている方なのだろうなぁと感じる素敵な方でした。
聞けば、ことHIVに関しても、実際に感染されている方にも既にお会いしてお話もされたことがあるようで。
それでも、僕がメールでやりとりさせていただいた内容がとても印象的だったとのお話をいただき、とても恐縮でした。
あまりお話の垣根も設けず、下世話なお話も含め(w)、おいしいお食事とお酒とともにとても楽しい時間を過ごすことができました。
盛上さん、先日はありがとうございました!そしてこれからもゼヒ仲良くしてください ^ ^
このブログでの色々な方との出逢い(リアルに限らず)を通じて、わずかながらでもその方々のお役に立つことができる一方で、
僕自身もそうしたやりとりを通じてたくさんの勇気や元気、明日への気力をもらっています。
これからもたくさんの素敵な出逢いがあるといいなぁ、なんて思っています。
皆さんにとって、今日1日が素敵な1日になりますように。
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たまさんは、フツーの人でした。
こんばんは、たまです。
更新をサボっていた間に、ひとつリアルをしてきました。
8月の頭にHIV感染告知を受け、その直後にひょんなことで僕のブログを読んでくださり、メールをくださった方です。
ここでは仮に「西島さん」としましょう。
さっそく話は逸れますが、西島さんにも指摘されたことなのでゼヒとも書かせてもらおうと思います。
僕はこうして細々とブログをしたためながらも、広くメールアドレスを公開しているわけですから、僕は日々、
さぞ様々な方からのファンレターHIVに関連する相談メールが寄せられて応対しているかとお思いの方もいらっしゃると思います。
来ないです…。
ブログ開始時には、いたずらメールやお叱りのメールはたくさんいただくことになるだろうなぁとは思ってましたが、
そのようなメールは受信すらしたことがありません。世の中は僕が思っていたより健全で、優しく、そして寛容なようです。
そんななか、数少ないファンレター(まだ言うか)メールをくださった西島さんですら、僕に会うまでは
・宗教や学会に勧誘されるのではないか
・催眠術にかけられ怪しい壺を押し売りされるのではないか
などと懸念されていたようです。
ありません。
以前「はじめまして」に書いたように、僕はノンポリ無宗教なため、いかなる宗教的団体・学会等にも属していません。
(もっとも、各宗教・学会等の教えにはそれぞれなるほどと思うことや学ぶべき部分も多くあるとは思っています。)
ガイバラの壺や不思議なジュースを販売して一攫千金を夢見ているということも、ありません。
僕は僕なりに考えるところがあって、少しでもHIVに関連して悩みを持つ方にこの場を、また、僕の今まで経験してきたことを生かしてもらえたら、
そしてあわよくば同じ悩みを持つ方と知り合うことができれば、と思ってこのブログを続けています。
たまは、いつも仲間になりたそうにあなたを見ているのです(・_・)じーっ
さて、西島さんとのリアルのお話に戻ります。
西島さんは、帯状疱疹がきっかけでHIV検査を勧められ、受検したところHIV感染が発覚し、詳しく検査をしてみたら
既にCD4(免疫力の指標)は低い値にまで低下した状態になってしまっていたとのことで、急遽入院を決断されたようです。
もっとも、発症前だったこともあって入院経過はすこぶる順調で、入院中に様々な検査や服薬準備を行うことができ、
入院中に服薬開始にまでたどり着き、大事なく数週間で退院することができたとのことです。
で、僕は、厚かましくも退院直後の西島さんにお会いすることができました。
メールでやりとりしているなかで西島さんが王将の餃子がお好みであることが発覚したのですが、
元ぎょうざ倶楽部会員のたまはそのスキを見逃すわけがありませんでした。
僕はそのスキにスルっと入り込み、西島さんとの王将リアルにこぎつけたのです。
2人で餃定をもぐもぐし、場所を移してコーヒーをすすりながら、病気のことを中心に色々とお話させてもらいました。
西島さんにとって、感染直後から僕にメールでHIVのことを打ち明けて相談することができたことはとても大きなことで、
とても支えになったと言ってくださって、恐縮しながらも僕は本当に嬉しかったです。
(僕としては、実際に西島さんのお役に立てたという事実だけでも、このブログをやっていてよかったと思いました。)
HIV感染発覚直後は、心の整理もつかず、誰かにその事実を伝えようにもその適切な相手も見つけられないことが多い。
また、HIV感染症それ自体の正しい知識や、自分自身がこれからどうなっていくかということなど、分からないことも多い。
そんななか、こんな僕だけれど役に立てることもあるかもしれません。
感染の告知を受けた方だけではなく、感染不安をもつ方、またそれ以外の方でも何かあればご遠慮なく声をかけてみてください。
それにしても西島さん。
リアルしたら僕に壺を押し売りされると思ってか、警戒して、待ち合わせ場所には防弾チョッキを着て登場されました。
…と思ったら、防弾チョッキのような厚ーい胸板を持った長身イケメンさんで、僕はついテンションが上がり胸筋をつんつんしちゃいました。
西島さんからは、僕みたいな身長170位のスリム~普通体型は「一番需要がある。」などと社交辞令をいただきましたが、僕は筋肉があるのがうらやましいです。
そして更に、「たまさん、フツーの人で良かった!」とありがたい感想もいただきましたとさ。
ちゃんちゃん☆ ^ ^
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夏のイタイイタイ思い出
こんばんは、たまです。
ぼんやりしているうちに9月になってしまいました。
台風の日本列島直撃が頻発していますが、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
東北・北海道では近年にない台風の被害が出ているようで、僕の会社の取引先でも大変なところもあるやに聞いています…。
そんなこんなで、夏も最終盤。今年も暑かった…(まだまだ暑いけれど…)汗
ただ、今年の夏は、いつかの夏より定期的に襲われていた扁桃炎が全く発生しませんでした。
と言うか、思い返せば昨冬より扁桃炎がパタッと発生しなくなっていたようで、何とも不思議な気分です。
それはもう10年近く前の8月はお盆前、学生たまは突然の扁桃腺の腫れに苦しみ、自宅近くの耳鼻科に通うも一向に良くならず。
世間はお盆休みに入り、病院も休診に。悪化の一途をたどる僕の扁桃腺くん…、唾すら呑み込めなくなる激痛。
(扁桃炎は発熱も大変で有名ですが、何よりホントに喉が痛くて苦しいのです…。。。)
結局、お盆期間中うんうんうなされて、お盆明けに別の病院で注射と点滴を受け快方に向かったのですが、
そのときにかなりこじらせてしまったことが原因で1~2か月に1回は必ず扁桃腺が腫れるようになり、
その後「習慣性扁桃炎」に長く悩まされることになってしまったのです。
季節の変わり目や疲れがたまると、必ずヤツはやってきます。毎回決まって左の扁桃腺。
漢方治療も4~5年続け、多少は緩和したものの目に見える結果は出ず、中断してしまいました。
扁桃腺摘出手術も何度か考えましたが、HIVのこともあるし、何より手術がコワい…←
僕の身体に合うミノマイシンなる抗生物質とロキソニンは常備薬として欠かせないお薬でした。
(ミノマイシンは比較的レトロな抗生物質で最近は耐性菌も増えているようですが、僕の扁桃炎には効果抜群なのです。)
ところが、今年の初夏頃になって
「ここ数か月、ヤツが来てない…(・_・)」
とふと思い返し、一生モノだと思っていたのにこんなこともあるのだなぁと、何とも言えない気分。
こんなに長期で症状が出ないのはあのお盆以来初めてで、日常的に苦しめられてきたのが嘘のよう。
身体に良い何かをしたわけでもなく、生活習慣も変えてない。見事に原因不明。
免疫力が上がったのか(CD4は数値的に大きな変化ないですが ^ ^ ; )、体質改善があったのか、今さら漢方の効果が出てきたのか???
何にしても、毎夏お盆になると思い出すあの恨めしい扁桃腺のイタイイタイ思い出が、約10年越しで影を潜めた今年の夏でした。
今年の夏も、もうすぐ終わります。
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浜松とゲイ友とSNSと凸と凹とウナギのお話
ゴチャゴチャしたタイトルで大変申し訳ございませんこんばんは、たまです。
今日も前回に引き続き旅記録的な日記になりますが、ちょっとアダルディック♪な内容も…ふふふ…(☆ω☆)
弊社にはお盆休みがなくカレンダー通りの勤務だったので、先日1日お休みをいただき浜松にウナギを食べに行ってきました。
というのも、僕の数少ないゲイ友Rくんが「浜松ウナギ遠足に行きたい!」と仰せだったので、休みを合わせてご一緒してきたのです。
東京から東海道新幹線こだまでのんびり約2時間、「音楽の街」浜松の駅前にて。
アクトシティ浜松が向かって右側にそびえ立っております。
さて、そもそもこのゲイ友Rくんとの出会いは、某エロ系ゲイSNSでのやりとりがきっかけでした。
(「ぎゅーーーっ」とする雰囲気な名称のSNSですw)
もう7~8年くらい前にはなると思いますが、初めて新宿でリアルをし、その日は何も体の接触はなく、
その後も一触即発の場面はあったものの、それといった体の関係はなく今でもかけがえのないゲイ友でいてくれています。
同時期に仲良くなったゲイ友Jくんも含め3人で、今でもお互いの誕生日祝いをする間柄なのです。
決して友達が多いとは言えない僕には本当にありがたい、かけがえのない友達です。
話が逸れますが、そのSNSを駆使してやんちゃしまくっていた頃、僕はバリバリのタチ(攻め側:凸)でしたのです。
トップ画像に、それはそれはハレチンハレンチな画像を登録して公然羞恥周知していたのは良い思い出です。
んん?
「たま」だからネコ(受け側:凹)だと勝手に思い込んでいた方、いらっしゃいましたら大いに反省してくださいw
経験人数的にも、現状でも、僕は凸:凹=7:3のリバーシブルたまです。
…と、どうでもいいトリビアを垂れ流しておきます。。。
もっとも、今は相方おりますため、ハレンチな膨張も何とかナニ鳴りを潜めております。
にゃー!!
ただ、僕はいわゆるゲイ受けする顔立ちではなく、どちらかというとタチの方々からの受けの方が良い顔立ちなので、
そのSNS等でやんちゃを繰りかえす中で凸の方と交流を深め凹にも目覚めてしまい、そのままエスカレートして今に至るというわけです。
今思えば、そのSNS等でやんちゃしててRくんと出逢った頃が、HIVに感染する生活をする方向に進むかそうではないかの分岐点に立っていたように思います…。
閑話休題、ウナギの話に戻ります。
Rくんがリサーチしてくれた、市内のとある「食べログ☆3.5」ほどのウナギ屋さんにて賞味。
平日の昼間にもかかわららずウェイティングが発生するほどの盛況ぶりなだけあって、ふかふかで香ばしい、おいしいウナギでした。
その後、舘山寺温泉街を観光し、浜名湖を一周ドライブして帰路につきました。
Rくんと2人での遠足はかなり久しぶりだったこともあり、気の置けない友達との遠足はとても楽しい思い出になりました。
ちなみに、お土産には「うなぎパイ」などメジャーなものではなく、知る人ぞ知る浜松名物「あげ潮」と「うなぎボーン」を購入しましたw
帰りの新幹線でビールをあおりながら、うなぎボーンを2人でボリボリしながら帰りましたとさ、めでたしめでたし☆
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そして、震災で被災された皆さんが1日も早く以前の生活を取り戻せますように。
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頑張るばい、熊本!
こんばんは、たまです。
夏ももう終盤、今季いままで発生ペースが遅れていた台風が猛威を振るっていますね…ブーメラン台風って一体。。。
そんななか、僕は先週末土日の休みに九州へと一人旅に出てきました!
「ふっこう割」という制度を使えたため、なかなかお得に旅程が組めました ^ ^
震災後の熊本を訪れておきたかったのと、長崎の軍艦島へ行ってみたく、絶好の機会だったのでピストン旅行でしたが行ってきました。
土日とも東日本は台風が大変なようでしたが、到着地熊本は快晴・最高気温37度…。
汗だくになりつつ、また少しコンガリ焼けて帰ってきました。
熊本駅から市街地を路面電車でぶらぶらしていると、一見元気な街の姿ですが、そこかしこの建物が傾いていたり玄関や屋根が崩れていたり、
倒壊の危険があるために赤い張り紙が張られている民家も見かけました。
また、解体された建物の資材がそのままにされているところもあり、痛々しい光景も目の当たりにしました。
その後、ニュースでもその惨状が大きく報道されている熊本城へと足を運びました。
しかしながら、各所の崩落や倒壊の危険性から、場内はおろか園内にすら入ることも規制されていて、近づくことができません。
かろうじて、周辺の道路からお城の方向を眺めて天守閣らしき姿をチラ見することはできましたが、詳細を目にすることはできず。
でも、周辺には震災の爪痕がくっきりと残されていました。
このほか、大神宮も大きな被害を受け解体されてしまっていてそこもまた痛々しい姿でしたが、一方で復興へ向けての歩みも感じられました。
さて、2日目の日曜日。一つ大きな誤算がありました…。
熊本から陸路往復で長崎の軍艦島ツアーに参加しようと予約をしていたのですが、前日に(遅っ)計算してみると、
熊本空港が予想以上に市街地から離れたところにあり、ツアーを終えて熊本に戻ると予約済みの羽田最終便の保安検査に(ギリギリ10分)間に合わないことが発覚。
泣く泣くツアーのキャンセル料を払って軍艦島訪問は諦めることに…ぐすん。
旅行は、計画的に。ちーん。
心機一転、代わりに2日目は熊本からフェリーで長崎県は島原へと急遽プランを組み直しました。
あまりゆっくりはできなかったけれど、キリシタンゆかりの地、島原城(↑)を観光し、街並みを眺めながらお散歩して熊本に戻りました。
島原は街並みもおしゃれで、周囲には雲仙など温泉地や観光地も数多くあり、今度ゆっくり再訪したいなぁと思う地でした。
熊本城は満身創痍でしたが、島原城のように再度元気な姿になり訪れる人を魅了するようになる日が来ることを、陰ながら応援し続けたいと思います。
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アウティングをめぐるとても悲しい事件
こんばんは、たまです。
昼間は相変わらずハンカチが欠かせない日々が続いていますが、
夜この時間にもなると肌に触れる風はもう秋の風だなぁ、と感じるようになってきました。
さて、ここ数日で下火になってきたようではありますが、ニュースでも大々的に報道されたのでご存知の方も多いかと思いますが、
昨年、同性愛者をめぐるとても悲しい事件が起こっていたことを知り、僕はとても複雑な心境です。
一橋大学の法科大学院の学生Aくんが、同級生のZくんに思い切って告白したところ、告白が成就しなかったばかりか、
ZくんがLINEのグループでゲイであることを特定多数の同級生にバラして(アウティングして)しまった。
Aくんは大学のハラスメント相談なども活用して胸の内を告げて助けを求めていましたが、
十分な対応をしてもらえたという実感なく、思い詰めた結果、Aくんはパニック発作に陥り自死を選んでしまった、という事件です。
最終的に、Aくんのご遺族がZくんと大学を相手に訴訟を提起して、現在大きく取り上げられるに至っています。
この事件を通じては非常にたくさんの論点が考えられ、色々と考えを巡らせすぎて書くことがなかなかまとまらず、とてももどかしいです…。
・LGBTのカミングアウトとアウティング
・人権を擁護すべき「法曹」の養成機関でこのような事件が起きてしまったこと
・法科大学院という環境の特殊性について
・この事件はどうして訴訟にまで至るほどこじれてしまったのか
・Aくんのメンタルが弱かったからこのような結果になってしまったのか
・カミングアウトを突きつけられたZくんの立場からこの事件を考えるとどうなるか
・大学側は「ハラスメント」対応としてどのような対応をすべきだったのか
・アウティングの対象が仮にHIV感染の事実だったらどうなるか
いずれにせよ、この事件は、アウティングそのものというより、その後の環境がAくんを追い詰めてしまったのではないかと感じています。
実質的に後戻りできない毎日を生きているなかで、想いを寄せていた人、家族、他の同級生、大学、周囲の存在にことごとく助けを求められないと感じてしまった。
誰かがどこかのタイミングでAくんの心の声にもっと耳を傾けていれば違う結果に導けたのではないかと思えてならないのです。
人の心は、ほんの少しのきっかけで小さな風穴でも空けば、すっと心が楽になった気分になることもあるものです。
結果として大した助けにはならなくても、「親身になって助けようとしてくれた」ということ自体が拠りどころになったりする。
優しさや思いやりの基礎にあるものは他者の立場を「想像」する力、そのことを改めて思い知らされる事件です。
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