今できることあります!
被災された皆様にお見舞い申し上げます
ご無事お祈りします
被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ〜僕の浅はかな経験談〜
こちらの方をdisるつもりはないですし、自衛隊や警察消防をdisるつもりもありませんと前置きしておきます
神戸の震災のおり、救出された人の8割は同じ被災者によって救出されました
http://bit.ly/gX7eTC
今回は迅速かつ大動員なので割合はずっと改善すると思います
そしてそれを祈っています
ですが、「自分は何も出来ない。いや、何もしてはいけない」
というイメージが強くなり過ぎれば、救えた命がこぼれていってしまう可能性があります。
出来ること、それはその人がおかれた立場、能力で違う
それしか言えません
以下が、本題のお願いです。
自分も参加しておりますが、人手が足りません
特にPCの知識操作に詳しいだろうはてな住民の参加を期待します
よろしくお願いします!!!
【被害状況Googleマップの編集および情報収集】
現在、下記の活動をしていますが、人手が足りておりません。
参加よろしくお願いします!
・現在、twitterなどで拡散希望になってる要救助者の位置を、Googleマップの共同編集でまとめる取り組みをしています。
・氾濫している救助要請の情報をまとめる事で、警察や消防への連絡の重複を避け、効率的に行う事が目的です。
被害状況Googleマップのトピ http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60793011
マップは誰でも編集できますが
マップを編集する前にトピの情報を読んでください
被害状況Googleマップ (p)http://bit.ly/fHTXn9
id:islecape さんへ
ぶコメの続きです
元記事のはてブに私はこうコメントしました
tano13 差別=「傷ついた」?まあ解釈は自由だけど、これ結局具体的にはどうすればいいの?朝鮮学校を応援したら解決なの?応援しないときは応援しない理由を「朝鮮だから」以外の理由ですと表明を義務化したらいいの?
で、islecapeさんはそのメタブクマに
islecape うへえ。問題は誰もが持つ自分の差別意識と「自分が」どう向き合うかということ。「じゃあどうすればいいんだよ?」と、誰かに訊く(まして逆切れする)ような問題ではない。
とコメントされた
islecape メタブ, 続く このエントリに否定的な意見をあえて表明する人に対し、「内省のほうが大事」と述べたものです。仮にその「否定的」意見に人を傷つける差別的言辞が含まれていれば、それは別のレイヤーで批判される問題でしょう。
Islecape メタブ, 長くなりすぎて, 困ったことに, IDコールできない 今回ポイントを絞ってコメントを残すのみであったことをもって「誰かが傷ついたりヘイトスピーチが氾濫することを容認するのか」というふうにおっしゃるのは「○○を否定しないのは〜」というご批判なのでしょうか。
こちらのはてブコメントは(たぶん同一人物でしょうが)短い上に難解で、ちょっとよくわかりません
要約すると、
「うへえ。問題は誰もが持つ自分の差別意識と「自分が」どう向き合うかということ。「じゃあどうすればいいんだよ?」と、誰かに訊く(まして逆切れする)ような問題ではない。」
というコメントは、私の
「差別=「傷ついた」?まあ解釈は自由だけど、これ結局具体的にはどうすればいいの?朝鮮学校を応援したら解決なの?応援しないときは応援しない理由を「朝鮮だから」以外の理由ですと表明を義務化したらいいの?」
というコメントの批判ではなく、もっと全般的な批判ってことですか?
id:tano13 「身」も多義的でさ、いま生きている自分にとどまらず、この国に生まれたことで引き継いでしまっているものがあるのだろう。過去の積み重ねのうえに現在がある。
これは議論ではなく対話ということで。
議論というと勝敗を決めないといけないようで好きではありません
id:y_arim さんとは一度対話をしたいなとは思ってたのですが
もし議論をされたいのならスルーください。
y_arimさんは犠牲者の顔もしらないで謝罪できますか?
逆に身内を殺された人にとって、その身内の顔も知らない人間が謝ってきたところで、その傷が癒えると思いますか?
形だけなら謝罪は述べれる
でも、本当に心から謝罪するのなら長江をせき止めて、泥の中からすべての遺骨を拾い上げるぐらいのことをするべきでしょう。
本来であれば、人を殺したことへの償いはそこまでして最低ラインです
自分が出来ないと言っているのはそういうレベルの話です
1世紀近く前の出来事の責任を取れるほど自分は偉くない
せいぜい「未来に同じことを繰り返さない努力をする」と約束することぐらいしか自分には出来ないと思ってます
先日の「ウソのウソ」記事の追記:NTT、消防局のほうに問い合わせてみました
はてブ等でご指摘のあったことについて気になったので
NTT、消防局のほうに問い合わせてみました
電話回線について
http://www.ntt.co.jp/saitai/tsushin.html
災害の救援、復旧や公共の秩序維持に関係する機関に設置する
災害の救援、復旧や公共の秩序を維持するため、法律に基づいてあらかじめNTTで指定させていただいている電話です。 この電話は、被災地およびその途中にある全ての電話設備が被災しないかぎり、優先的に利用可能です。設置機関
・ 気象、水防、消防、災害救援機関およびその他の国または地方公共団体の機関
・ 秩序の維持、防衛、輸送の確保、電力の供給、水道の供給、ガスの供給に
直接関係のある機関
・ 新聞社、通信社、放送事業者の機関 など
問い合わせたところ、災害時には一般回線の優先度を下げ、公共の機関の電話を優先するそうです
docomoには問い合わせませんでしたが
http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/report/070824.pdf
同様の対策に加えて、衛星携帯電話の貸し出しを公共機関に行うようです。
輻輳の公共機関に対する対策はとられているようです。
それでも一般市民としては、171(忘れていない)のサービスを使うほうがいいでしょうし、安易な回線利用は控えたほうがいいでしょう。
消防局の水確保について
消防局は各自治体に分散しているので、最寄りの消防局に問い合わせるのが正確と思います。
私は当時の話を伺うのも含めて神戸市消防局に問い合わせました。
消火活動に使われる水は防火水槽から優先的に使われるそうです。
なので、一般家庭で蛇口がいっせいにひねられたからといって、放水の水圧が下がるとかはないそうです。
当時、消火用の水が十分確保出来なかったのは、防火水槽そのものは無事だったのですが、そこからの水道管が古くなりすぎて地震で破損してしまったためとのことでした。
今は、防火水槽からの水道管の補強も進んでいるし、海水を消火用に利用できる装置もあるそうです。
この装置はおそらく河川からも利用出来るのではないかと思います。
はてブ返信
id:tripleflat 社会 「風呂桶に水を貼る事により、重量物になって、家屋の倒壊につながる場合がある。」これについての見識が知りたいです。
古い家屋で、二階にお風呂があるような場合はひかえたほうがいいかもしれません。
マンションとかでそういうケースを想定すると、そこまでダメージをうけたマンションは余震で倒壊する恐れがあるので速やかに退去するべきでしょう。
ただ、風呂の水の有無レベルで倒壊が左右されるのであれば、住人がいっせいに非常階段に集まるだけで倒壊してしまうかもしれません。
これは本当にケースバイケースですね。
ぶっちゃけの雑感
今までの話をひっくりかえすようですが、地震のときどうするべきかっていうのは本当にケースバイケースです。
これさえしておけば絶対大丈夫なんて対策は残念ながらないと思います。
今回の話は阪神淡路大震災をベースにした話だと思うのですが、これがスマトラ沖地震をベースに話しをするなら、水を溜めるとか溜めないとか言う話以前に「高台に逃げろ!!」が正解になるはずなんです。
かといって高台に逃げて土砂崩れに巻き込まれて死ぬことだってあるかもしれません。
岩手・宮城内陸地震では大規模な地滑りがおきてますし、当時も六甲山の斜面に亀裂が見つかり山側の住人の避難勧告が出されました。
価値観の違いだという話もありました。
そういう面もあるかもしれません。
溜めたその水を独り占めにするのか、それとも困った人に分け与えるのか、その水をどう使うかが正邪の分かれ道になるのではないか?とは思います。
JavaBlackさんのように、「電話は絶対しない!水道水も絶対溜めない!」という行為は他者のためでそれはそれで人として美しい行為だと思います。
たぶん、JavaBlackさんはその時が来たら、絶対電話も水道の蛇口をひねることもしないのだろうなと思います。
だからといって、遭難したとき仲間を捨てて下山した人を非難するようなことは自分には出来ません。
もう一度自分が同じ目にあったとしたら、さとなおさんのように行動すると思います
ここまで読んで、「結局どうすればいいの?」と思う人も多いでしょう
申し訳ないですが、これはケースバイケースです。
ただ、私や被災された方々は、人より少しばかり「こういうリスクがあるよ」というリスクの可能性の引き出しが多いとは思うのです。
「このケースではこういうリスクがある」という可能性の引き出しが多くなれば、より安全な道を選ぶことが可能になっていくのではないでしょうか
これもまた体験者自慢になってしまうのかもしれません。
そのへんの私の不徳の部分は置いておいて、有益であろうと思えるものを取捨選択頂けたらと思います。
「「地震の時は水をためろ」はウソ」のウソ
あれから15年と思いを巡らしているときにハイチではまた胸を痛める状況がおきています。
ご冥福を、という前に出来ることをしていきたい。
iTunesでも募金出来るみたいですし、はてなも募金できるみたいですね
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20100118/p1
こちらの記事に気になる点がいくつかあったので指摘させてもらいます
「まず水をためろ!」これがポイント
揺れがおさまったら、まず水。これは覚えておいてください。
特にマンションに住んでいる方、揺れ終わったらすぐに、風呂、バケツ、シンク、桶…なんでもいいですから出来る限り水を貯めましょう。揺れてすぐに水道管が壊れて水が出なくなるけど、マンションだったら屋上の貯水槽にまだ水がある。それを貯めるんですね。
火を消すためではありません。飲用でも料理用でもありません。「トイレ用」です。いやホントこれが死活問題になります。
こういうクソ迷惑なことは絶対にするな.
水タンクの容量がわかってんのかと.断水時にみんなが風呂桶一杯に水をためればすぐに空になる.
確かに単なる断水が続く事態であれば、こういう行為は迷惑でしょう。
ただ、あの大震災クラスの地震であれば、水道管がダメージをうけて漏水する可能性が十分あります。
つまり、水道の蛇口をひねらないでも給水タンクが空になる恐れがあるので、みんなが風呂に水を溜めることは有益な行為です。
電話はすぐに。最低限の人だけに
これも大迷惑だな.輻輳って単語も知らないのか.電話は絶対に使うな.
最低限=0人が鉄則.消防でさえもパンクする.多少の火災は自力で消火する.骨折くらいなら自分で手当てする.そのくらいの心構えが必要.それ以外での電話利用など全く論外.
地震の時にまず、一番人々が求める情報は安否情報です。
「自分の両親、息子、娘が無事なのか?」
それを知りたいという欲求を抑えろというのは無理というものです。
確かなデータはありませんが、当時のニュースや体験からして、被災地からどこかにかける電話より、被災地にかけてくる電話のほうが多かったと思います。
あなたの
「大丈夫、オレ生きてるから心配しないで」
という一本の電話、メールが、あなたを心配する100本、200本の電話、メールを不要にすることが出来、現地の混線を防ぐことにもなります。
追記
コメント、はてブでのご指摘ありがとうございます。
災害用伝言ダイヤル(171)というサービスがあるそうで、こちらの利用をしたほうがよいでしょう
災害用伝言ダイヤル(171)&伝言板サービスについて調べたのでまとめ - リアリズムと防衛を学ぶ
まとめエントリーありがとうございます。
ただ、伝言サービスですから、普段から家族や知人と「いざとなったら171な」と確認しあっておく必要がありますね。
この記事がその助けになればと思います。
えらそーに書いてますが、しょせん私の知識なんてこんなものです。
車で脱出するなら決断は早いほどいいです(ただし道が壊れたりビルが倒れたりしていて脱出できないことも多い)
同様に車も使ってはダメ.自分の近所では大丈夫に見えても途中で大渋滞に巻き込まれたり,通行止めで身動き取れなくなったりする.電話回線の輻輳と同じ理屈.*5 *6 こういう利己的な人間により発生した何十キロにも及ぶ大渋滞が,救助活動の大きな障害になったのは有名な話.自衛隊も警察も消防も,全部同じ道路を移動してるということを忘れてはおるまいか?
これについては、まあ同意します。
が、これも被災地から出て行く車より、入ってくる車のほうが圧倒的に多かった。
理由は、上と同じで安否の確認が一番の理由。
あとは、支援のためで、ヤジうま気分の人は少数だったでしょう。
その意味で、地震後の一本の電話は現地の大渋滞も防ぐ役割があります
被災地を抜け出すなら、自分は徒歩をおすすめします。
そして、出来るだけ早くご両親や友人知人を安心させてあげましょう。
そしてこれが一番ひっかかる件だったのですが
* id:yasyas 夙川は神戸じゃないだろうとつっこんでおく。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.satonao.com/archives/2010/01/15.html
これで分かった気がする.
この人は被害の小さい地域に住んでたから大震災については未経験で,何も知らないんだ.被害の小さい地域ではこのくらい自分勝手に行動しても,白い目で見られるだけで放置される.みんな忙しいから,構って上げる余裕はない.
本当の災害にこんな奴がいると被害が増えるので,速やかに排除するのが吉.
阪急のページからの引用ですが
どうも、地震というのは震源地から同心円的に被害が大きくなると思われているようですが、阪神淡路大震災は活断層地震でした。
自分は一番倒壊件数の多い東灘区でしたが、山側と海側では被害状況がまったく違いました。
活断層の上に乗っていた伊丹駅はほぼ真っ二つというような状況でした。
被害は同心円でなく、活断層に沿って大きかったのです
再度つっこませてもらいます
この人は被害の小さい地域に住んでたから大震災については未経験で,何も知らないんだ.被害の小さい地域ではこのくらい自分勝手に行動しても,白い目で見られるだけで放置される.みんな忙しいから,構って上げる余裕はない.
この人は大震災の何を経験されたんでしょうね?
この「みんな忙しいから,構って上げる余裕はない.」にも反論しておきましょう
http://www.geocities.jp/disasterreliefoperation/hannkatu1.html#Q1B
『今次災害で生き埋めとなった人は164,000人と推定され、そのうち要救助者は35,000人、警察・消防・自衛隊の救出者数は7,900人で、これらの組織によって救出された人の内半数はすでに死亡していたとされる。』
(7900人は死亡者数も含めてでしょう)
35,000人-7900人=27100人
7900人は警察・消防・自衛隊の方々が救出した人数です。
では、残りの2万7千人は誰が助けたのか?
地域の住人の人たちです。
みんな被災者なんです。
みんな忙しいどころではなかった人たちです。
余震の恐怖におびえながら、傾いた家に飛び込んでいったのは、なんの訓練も受けていない普通の人たちです。
自分はあの地震でたった一つだけよかったと思えたことがあります。
それは、「人間はいざとなれば本能として助け合い、支え合うものだ」という実例をみれたことです。
あの状況で人に迷惑をかけられず生きることなんて出来はしない。
あの状況で恐れるべきことは、「人に迷惑をかける」ことでなく「人の迷惑を受け止められない」ことを恐れるべきだと私は思います。
震災の被害者を2000人減らすための思案
具体的な話を提示していませんでした。
免震工事を出来るだけするというのももちろん一番の対策と思います。
それでも崩れる建物をゼロにすることは不可能でしょう。
もし、3000人で200人救うことが出来るのだとしたら、3万人を即座に被災地に展開できれば2千人救うことが出来る計算になります。おおざっぱすぎますが。
しかし、3万人を即座に展開というのも現実的ではありません。
上のデータを見てもらったら分かるのですが、生き埋めになってしまった人を救ったのはほとんどの場合、同じ被災者でした。
つまり、3万人の自衛隊員を展開することは不可能でも、現場で助かった人は生き埋めになった人以上にいるはずです。
助かった人間が即座に救助者になることが出来れば、救えた人はもっと増えると思います。
あのとき、神戸の人が一家に一台ジャッキとシャベルを持っていたなら、まだ救えた人はいたのではないかと思います。
まだまだ考えられることはあります。
現地の地理、被害が多くなりそうな場所の感は警察の人のほうがあるでしょう。
でも災害救助の装備は自衛隊のほうが優れている。
この二つの組織を混乱なく統括する訓練はもっとされていいと思います。
ただ、警察や自衛隊がどうあるべきか?という議論より、各個人がシャベルをジャッキを買う。
持っている人は、それが家のどこにあるかこの時期に確認しておく。
それが、あの時より被害を小さくすることにつながると自分は思います。
村山が震災で2000人を殺したという話が出てくることこそ震災が風化した証拠
未だ村山が2000人を殺したという話が出てくることが、事件の風化の証明なのだなと思ったりしています。
前もって言いますが、自分は村山の判断の遅れが100人もしくは200人を殺したというなら否定はしません。
そして、その100人、200人が一人一人かけがえのない命であったことは疑いもないことで、人数によって村山の責任が軽くなるなどとは思ってはいません。
地震発生から、村山の防災出動命令まで約4時間
この4時間の遅れで2000人が死んだとするなら、4時間で2000人が救えたということになるでしょう。
自分は100人、最大でも200人までが限界ではなかったかと思っています。
それを以下のブログにコメ凸した中から抜粋して考えを表してみます。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid273.html
ちょっと長くなるけど、当時のビデオテープや書籍・新聞を参考に作成された「阪神大虐殺の記録」から引用。
17日
05:46 地震発生
05:50 陸自中部方面航空隊八尾基地、偵察ヘリ発進準備。
05:50 第三十六普通科連隊(伊丹)営舎内にいた隊員約三百人による救援部隊編成開始
06:00 CNNワールドニュース、トップニュースで「マグニチュード7・2。神戸で大地震」と報道。
06:00 村山起床。テレビで震災を知る。
06:30 百里基地、偵察のためRF4発進検討するも断念。4ヶ月前北海道東方沖地震でRF4が墜落、社会党の追及で当時の指揮官が更迭されたため。
06:30 中部方面総監部非常勤務体制
06:30 村山、園田源三秘書官に、電話で、状況把握を指示(園田本人は「そのような事実は無かった」と否定)。
06:30 警察庁が地震災害対策室を設置、大阪、京都、奈良などに機動部隊の出撃命令を出す
06:35 第三十六普通科連隊(伊丹)、倒壊した阪急伊丹駅へ伊丹署の要請で先遣隊出動
06:50 陸自第3特化連隊(姫路)非常呼集
07:00 スイス災害救助隊、在京スイス大使館へ、日本政府への援助申し入れを指示
07:00 金重凱之秘書が国土庁防災局に電話で状況確認し、村山に「特にこれといった情報は入っていない」と報告。
07:14 陸自中部方面航空隊八尾基地、偵察ヘリ1番機発進。高架倒壊等の画像撮影。出動要請がないため訓練名目。
07:30 村山総理に一報
07:30 陸自第3特化連隊(姫路)、県庁へ連絡部隊発進
07:35 第三十六普通科連隊(伊丹)、阪急伊丹駅へ48人応援
07:58 阪急伊丹駅救助活動48人
08:00 官邸、防衛庁に、派遣要請がきているか確認するも、要請無し。
08:00 ダイエーが地震対策会議。中内社長、販売統括本部長にヘリコプターで神戸へ飛ぶよう指示。おにぎり、弁当など1,000食分と簡易衛星通信装置を搭載。
08:11 徳島教育航空郡所属偵察機、淡路島を偵察。「被害甚大」と報告。
08:20 西宮市民家出動206人
08:20 貝原知事、職員の自動車で県庁到着。対策会議開くも派遣要請出さず
08:26 総理、官邸執務室へ(予定より1時間早い)。テレビで情報収集。
08:30 セブンイレブン災害対策本部、被災地店舗へおにぎりをヘリ空輸開始。
08:45 村山「万全の対策を講ずる」とコメントを発表。
08:50 韓国政府、「日本関西地域非常対策本部」(本部長・金勝英=キム・スンヨン=在外国民領事局長)設置
08:50 石原信雄官房副長官到着。「現地は相当酷い」とコメント。
08:53 五十嵐広三官房長官「非常災害対策本部を設置し小沢潔国土庁長官を現地に派遣する」と発表。
09:00 呉地方総監部、補給艦「ゆら」が神戸に向けて出港。
09:05 国土庁が県に派遣要請促す
09:18 村山、廊下で記者に「やあ、大変だなあ」、視察はしないのかとの質問に「もう少し状況を見てから」とコメント。
09:20 総理国土庁長官、月例経済報告出席。地震対策話題無し
09:40 海自輸送艦、非常食45000食積み呉出港
09:40 神戸消防のヘリコプターが上空から市長に「火災発生は20件以上。市の西部は火災がひどく、東部は家屋倒壊が目立つ」と報告。市長は直ちに県知事に自衛隊派遣を検討するよう電話で要請。
10:00 村山、月例経済報告終了後廊下で、記者の「北海道や東北と違い今回は大都市での災害だが、対策は?」との質問に「そう?」とコメント。
10:04 定例閣議。閣僚外遊報告。非常対策本部設置決定。玉沢徳一防衛庁長官には「沖縄基地縮小問題で(上京してきている)大田昌秀知事としっかり協議するように」と指示。震災についての指示なし。
10:10 兵庫県知事の名で派遣要請(実際には防災係長が要請。知事は事後承諾)
10:15 中部方面総監部、自衛隊災害派遣出動命令(村山の指示で3000人限定。到着は2300人)10:25 姫路の第3特科連隊の幹部2人がヘリコプターで県庁に到着、県災害対策本部の会議に参加
11:00 村山、廊下で会見。記者の「総理が現地視察する予定は?」との質問に、「状況見て、必要があればね」。「総理は行く用意はありますか?」、「そうそう、状況を見て、必要があればね」。
11:00 村山総理、「二十一世紀地球環境懇話会」出席。「環境問題は国政の最重要課題の一つとして全力で取り組んでいく」と発言。
11:00 京都機動部隊が兵庫入り。
11:15 村山、廊下で記者に、山花貞夫前社会党委員長の新党結成問題に関して、「山花氏は自制してもう少し話し合いをして欲しい」とコメント。
11:15 非常対策本部設置(本部長・国土庁長官の小沢潔)
11:30 非常対策本部第1回会議
11:34 五十嵐官房長官、記者に社会党分裂問題を聞かれ、「それどころじゃない」と発言し首相執務室入り。現地で被災した新党さきがけ高見裕一からの電話情報を元に、村山に事態の重大さを力説。
12:00 新党さきがけ高見裕一、現地から官邸に電話。自衛隊増員要請するも、村山「高見は大げさだ」と冷笑
12:00 政府与党連絡会議中、五十嵐官房長官が村山に「死者203人」と報告。村山「え!?」と驚愕。
12:48 淡路島・一宮町役場の中庭に自衛隊ヘリ三機が到着。隊員がオートバイで被害調査を実施。
13:10 渋滞に阻まれていた自衛隊第三特科連隊215人が到着。救助活動を開始。
13:30 防衛出動訓令発令検討するも断念
13:30 大阪消防局隊応援部隊到着
13:50 社会党臨時中央執行委員会が「党内事情より災害復旧を優先すべき」として、山花氏の離党届を保留。
14:07 村山総理、定例勉強会出席
14:30 小沢国土庁長官、現地空中視察へ
15:36 河野洋平外相「総理は人命救助と消火に力を入れるようにといっていた。総理が現地に行くのは国土庁長官からの報告があってからのようだ」とコメント。
15:58 村山、廊下で記者の「改めて聞くが、総理が現地に行く可能性は?」との質問に「明日、国土庁長官から現地の状態を聞いてな」とコメント。
16:00 村山総理、地震後初の記者会見。「関東大震災以来、最大の都市型災害だ。人命救助、救援の万全を期したい」、「近く現地入りする」(初めて現地入りを明言)。5分で終了。
18:00 補給艦「ゆら」が姫路港に入港。緊急物資を積載し、神戸に向かう。
筑紫「温泉」発言。火災の猛烈な業火で立ち上る煙を見て。
こちらは途中からですが、コメント欄の議論です。
当時、違う名前で投稿してたので、名前を統一させてもらってます
tano13さんへ
即死率60〜65%説って知ってます?
東京都防災局はその数字を採用しているそうですよ。
これによれば約6000人の犠牲者の内、地震発生直後にがれき等の下敷きになっても、救出信じ生存していた人達は約2000人となります。
都知事はちゃんと防災局の資料をしっかり読んでいるということなんですな〜それと佐々氏の発言を重要視してますが、同氏は選対本部長。都政に直接影響を与えるわけではありませんから。副知事にでもなるというなら話は別ですが・・・
あと被災者救出とトリアージはイコールなので、
それに従事する自衛隊が関係ないと論ずるのはどうなんでしょうかね?ともあれ震災による犠牲者を減らせるかどうかは、
発生後24時間以内にいかに1時間でも速く多くの被災者を発見し救命できるかにかかっている。貝原氏や村山氏がイデオロギーかまけて災害派遣要請を躊躇したのは事実。
にもかかわらず言葉尻を取り上げて批判とは情けない。
じぶらる | 2007/04/12 02:24 PMるちあさん:
貴重な体験談をありがとうございます。
>あちらこちらと出火し、確か2、3日かけて延焼していったはずです。
そうでしたね。確か地震による出火なのか否かで、補償でもめたケースもいくつかあったと記憶しています。私は震災から半年ほど経って神戸市に行ったのですが、まだまだ粉塵がすごかったのを覚えています。アスベストのことはこれまで全く思いもしませんでしたが、言われてみればその心配はありますよね。神戸市はそのへん少しも考えてないのでしょうか。じぶらるさん:
フォローありがとうございます。
>即死率60〜65%説って知ってます?
>東京都防災局はその数字を採用しているそうですよ。
探してみました。これでしょうか。
http://www.tokyo-machidukuri.or.jp/machi/vol_34/m34_08.html
くっくり | 2007/04/12 10:48 PM引用
当時筑紫や村山、プロ市民どもがばら撒いた「犠牲者の多くは直後に圧死で死んだので、村山や貝原が自衛隊派遣を遅らせたのは犠牲者増加の原因ではない」という虚言は、テロ朝の「阪神淡路大震災10年目の証言 あの日 官邸応答せず」(05年1月16日放送)で既に論破されている。その中で当時兵庫県の監察医であった西村明儒助教授(横浜市大学)は、
「当時専門医が検死した遺体はわずか2400。4000近い遺体は死因は愚か死亡時間も特定できない」
「圧倒的に多い死因の一つは圧死による即死ではなく(煙での)窒息死だ」と証言している。死体検案書も混乱の中で、ろくに検死もせずに80.5%が地震発生時刻である「午前5時46分」または「5時50分」に「圧死」で死亡と書かれた。
自衛隊などによる救出で助かった可能性はとの質問に対しても、「あった。炎が来た時はまだ生きていた。一酸化炭素を吸って血液が化学反応し鮮やかな真紅になった完全炭化死体が多くあったことが、そのことを証明している」
と述べている。村山総理と貝原知事は、犠牲者を生きたまま焼き殺したのだ。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=312071&log=20070410
福原 | 2007/04/13 12:09 AM
で、自分のコメントになります
自分も当時、東灘区で被災しました。
たしかに火事はありましたけど、るちあさんのおっしゃる通り点在してる感じで、酷かったのは長田区のほうですよね。
自分は山側だったので倒壊とかの被害は免れましたが2号線沿いは軒並み倒壊していたことを覚えています。
3日目で神戸を抜け出して、実家に避難してましたが、1週間後ぐらいに日赤病院で救急車のナビゲータのボランティアをしていました。
救助する側の混乱状況や救出時の逸話を聞いたり見たりしています。
あくまで一面的ですけど。あげあし取りと言われるかもしれませんが、しつこく主張させてもらいます。
http://www.bousai.go.jp/kensho-hanshinawaji/chosa/sheet/010.pdf
こちらの資料では、17日中に陸上自衛隊が3300人、海上自衛隊が1142人出動したとあります。
海上自衛隊の出動が9:50に呉港を出航とありますから、問題の4時間は3300人で考えます。
3300人で2000人を救うのは無理がありませんか?
一人頭1.6人、約2人です。それも4時間で。http://www.bousai.go.jp/kensho-hanshinawaji/chosa/sheet/008.pdf
一方警察ですが、こちらは17日中に13000人が出動とあります
http://www.bousai.go.jp/kensho-hanshinawaji/chosa/sheet/009.pdf
こちらは消防。17日中の記述は見つけられませんでしたが25日までに2000人とあります。http://www.bousai.go.jp/kensho-hanshinawaji/chosa/sheet/012.pdf
で、こちらに、警察、自衛隊、消防のトータルの救出実績があります
1月17日:3185人。警察、自衛隊、消防の約19000人が懸命になって救助して3185人しか救えなかったんです。
それを、自衛隊なら4時間で2000人救えたなんて言うことは、あのとき救助にあたってくれた、自衛隊を含めるすべての人を愚弄するようなものです。
と自分は感じたのでこちらに書き込ませてもらいました。http://www.geocities.jp/disasterreliefoperation/hannkatu1.html#Q1B
『今次災害で生き埋めとなった人は164,000人と推定され、そのうち要救助者は35,000人、警察・消防・自衛隊の救出者数は7,900人で、これらの組織によって救出された人の内半数はすでに死亡していたとされる。』
(7900人は死亡者数も含めてでしょう)
こういう未曾有の大災害だったわけです。警察、消防、自衛隊、医療関係者、それぞれが与えられた条件の中で東奔西走して、それでも救えなかったのが6434人なのです。
もちろん、あのときこうしていればよかったという反省はあるでしょうし、自衛隊にすぐさま支援を求めるべきだったということは間違いなくその中に入るでしょう。
そして、貝原を首長においておくべきではなかったのも反省のうちだと自分は強く思います。なんで今だに首長にいるのか不思議でならない。
でも、4時間で2000人救えただの軽々しく言えることではないはずです。6434人中2573人が生きてたことを証明できたからなんなんです?
生きていたのなら、それを救い出すためにどうすれば良かったのかを真剣に考えることこそ大事なのではないですか?それを自衛隊の空白の4時間で埋められると石原さんが本気で思っているならこれは薄ら寒いです。
ちなみに、自衛隊の救出実績は伏せさせてもらいました。
調べてみて下さい。今回の参照元にあります。それでもなお、4時間で2000人が救えたと主張される方がおられるのでしたら、その根拠を教えて頂きたい。
tano13 | 2007/04/14 12:25 AM>生きていたのなら、それを救い出すためにどうすれば良かったのかを真剣に考えること
派遣要請の遅れより、「2000人は救えなかった」に拘る方が、「真剣に考える」って冗談書かれても笑えません。
被災直後の実態を理解していれば書けない投稿をしておいて、被災者を強調してもネ〜。
ここは、真剣に考えて投稿している方たちに譲って、別のブログに行って下さい。
福原 | 2007/04/14 01:39 AM
すみません。
自分としては、貝原氏や村山氏や筑紫哲也を擁護したくて今まで述べていたのではないのです。
自分は、避難所にいるよりも赤十字病院にいるほうが長かったため、あのとき1つ1つの命を懸命に助けようとしていた人たちのことが頭にありました。
本当に1つ1つの命に懸命だったのです。
それを簡単に2000だと言ってしまうことに対してハラが立ってこういう書き込みをしてしまいました。
それに、地位のある方の発言した数字が一人歩きしてしまうことは往々にしてよくあることで、それはくっくりさんも理解して頂けることかと思います。震災で知人を亡くされた方には、自分の主張は「自衛隊は即出動してても知人は救えなかった」と聞こえてしまうかもしれません。
そう聞こえてしまいましたら、申し訳ありません。
tano13 | 2007/04/16 04:54 PM
自分の200人救えたかもという根拠は
自衛隊3300人を10人一組の部隊に分けて330組
1組が4時間で1人救えたとして330人
但し、これは330組すべてが1分もロスもなく生存が確実な生き埋め現場に展開でき、さらにその生存者を病院に送り届け、またロスなく次の現場に行く
ということを4時間連続で続けられたらという仮定です。
実際には、まず生き埋め現場を発見することから始まり、そこへ部隊を派遣すること、助け出す手段検討、重機が必要なら重機の手配、助け出した後の病院への運送。
こうしたことを混乱した現場の中で迅速かつ正確にミスなく判断、行動して初めて200人助けることも出来たかも、というレベルです。
人員を素早く展開するためにもヘリコプターは欠かせません。
CH−47という60人ほど乗れ、重機も運べるヘリが自衛隊には配備されていますが当時何機配備されていたか分かりません。
現在16機配備ということですが、当時10機あったとして現場まで15分としても3300人を現場に届けるまで5往復しなければなりません。
相当に訓練を積んで、1時間で展開ということになるのではないかと思います。
以上のことは、出来なかったであろう理由を積み上げるために言いたいわけではありません。
自分が大切だと思うことは、2000人救えたかもということがウソか本当かという議論ではなく、あの時あと2000人を救うためには何をすればよかったのか?
それを考え続けることが、過去を教訓として生きることではないかと思うわけであります。
改めてご冥福をお祈りします。