変化を「実感」してもらえていますか?
今回はセラピスト向けの記事です。
私は8年程、セラピスト・整体師としても活動しています。
その中でも感じるのが
・押圧やストレッチの技術を高めるより、変化を「実感」してもらう技術から取り掛かった方が良い
という事です。
技術が高く、仲間内で評価されているが直接の指名までいかないスタッフを何人も見てきました。
そういった方に限って、自分の成果をアピールする事を「恥ずかし事」と思っているように感じます。
確かな高い技術の成果が、顧客の感性に任されるのはとてももったいない事だと思います。
ではどうやって実感してもらうのか?
それは施術前後の変化を感じてもらいやすくなる工夫をする事です。
例えば、先に片脚だけほぐしきってから左右の脚を同時に揺らしてみたりだとか、
圧痛のあった箇所を強調して感じてもらってから、一通りの手技をした後にもう一度触ってみて変化を確かめたりなど…。
施術前後の可動域や筋出力の変化などの小難しい事に取り組まなくても、「実感」してもらう事は十分に可能です。
この業界では、才能があるのに、顧客からの評価が得られないために自信を失い、引退してしまう方があまりにも多いです。
人の体を良くしたい、癒したいという素敵な理由でせっかく始めたのだから、長く続けられるように手助けを出来ればと思い、この記事を書きました。
質問やこんな記事を書いて欲しい等の要望はこちらからどうぞ!
0523tanuki@gmail.com
(仮)腰痛(前屈、後屈時)のポイント
以下箇条書きにて
・前屈すると痛む腰痛
経絡的には膀胱経絡が伸びている、筋膜的にはSBLが伸びている。
まずは膀胱経絡の原穴を押さえて痛みが減るか検査する。
その後膀胱と表裏の関係になってる腎経絡の原穴を押さえて痛みが減るか検査する。
痛みの減少具合が大きい方を集中してケアする。
膀胱経が有効→SBLをメインに(ヒラメ筋、腰部多裂筋、起立筋)
腎経絡が有効→DFL中部をメインに(横隔膜、腸腰筋、腰方形筋)
施術後の変化を確認する。
・伸展すると痛む腰痛
経絡的には胃経絡が伸びている、筋膜的にはSFLが伸びている。
まずは胃経絡原穴を押さえて痛みが減るか検査する。
その後胃経と表裏の関係になっている脾経絡の原穴を押して検査する。
痛みの減少の大きい方を集中してケアする。
胃経絡が有効→SFLをメインに(腹直筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋)
脾経絡が有効→DFL下部をメインに(後脛骨筋、膝下筋、大内転筋)
施術後の変化を確認する。
「運動」と「練習」の違い
「運動」と「練習」の違いを意識したことはありますか?
じゃあどうすればいいの?
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クンバハカで自律神経の調整
ヨガの秘技「クンバハカ」
クンバハカとは・・・インドのヨガに伝わる神経の反射作用を調整して、心の乱れを防ぐ方法の事です。
実践法
1、肛門を締める(お尻の筋肉ではなく、「穴」を締める事)
2、息を吐きながら肩を下ろす。
3、息を吐ききり、もう一度肛門を締めなおすと下腹部に何かがたまる感覚が出てくる。
以上となります。
最初はあぐらや正座からはじめ、慣れたら立っている時や歩いている時等いつでも出来るように鍛錬すると良いです。
ポイント
肛門を締める事で→
・肩が落ちる
・下腹部に何かがたまる感覚が出る
が同時に行えるようになるまで、繰り返し練習しましょう。
なぜ心の乱れが防げるのか
クンバハカのキモである、「肛門締め」は生命活動や免疫力をコントロールする自律神経が通っている神経叢(赤で囲ってあるエリア)に効果的な刺激を与えます。
この刺激がストレスで乱れた交感神経と副交感神経のアンバランスを整えます。
「クンバハカ」まとめ
交感神経の緊張が続く
→免疫機能に働きかける副交感神経が優位にならない→次第免疫機能が低下して病気になりやすい状態に近づいてしまう。
こうした状態に対し全身の神経叢に働きかける「肛門締め」を行う事で、交感神経の緊張から、副交感神経優位の状態にスイッチが切り替わる事で自律神経のバランスが良くなります。
考察
クンバハカを繰り返し行う事で、「何かが下腹部にたまる感覚」がどんどん強調されてきます。
この感覚が「丹田」でもありますし、「気」がたまる感覚でもあると思います。
仏教やヒンドゥー教界隈だと「丹田」の事を「第三チャクラ」とも言うそうですが、チャクラについてもそのうち記事にしていきます。
国や宗教が違えど、「下腹部に何かがたまる感覚があるのは良い感覚である」と通じているのは面白いですね!
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糖質制限について
糖質制限について
そもそも糖質制限って何?(ダイエット的観点から)
→従来のカロリー計算で体重をコントロールするものではなく、「糖質」の量を減らす事で痩せる事を目的としたものを指す事が多いです。
カロリー計算
(基礎代謝)-(摂取カロリー)=でマイナスの値になると太ってしまう。
例)基礎代謝(1600)-摂取カロリー(2500)=-600・・・太る
基礎代謝(1600)-摂取カロリー(1500)=+100・・・痩せる
ざっくり説明するとこんなイメージですね。
これに、
・運動をすることで消費カロリーを増やす。
・食事の内容や量を変えて、摂取カロリーを抑える。
これが基本的なカロリー計算方式のダイエットの流れですね。
糖質制限
1日の糖質量を
体重1キロに対して、1gで計算する。(60キロなら60gの糖質に抑える)
これにたんぱく質量を
体重1キロに対して、1~1.5gで計算する。(60キロなら60g以上摂取する)
お茶碗1杯で約50gの糖質が取れてしまうので、お米は1日1食、残り2食は主食をたんぱく質を摂れる豆腐などに置き換えるケースが多いですね。
糖質=エネルギー源って聞いたけど大丈夫なの?
体は、エネルギーが足らなくなると脂肪・筋肉から取り出して活用します。
例えば、「ブドウ糖は脳の栄養源」と言われていますが、脂肪・筋肉から取り出した「ケトン体」をエネルギー源として活用出来るそうです。
エネルギー源
その1 糖質
その2 ケトン体(脂肪・筋肉から取り出す。)
「ケトン体」を脂肪・筋肉から取り出すというのが、糖質制限はダイエットに効果的!と言われている根拠になっているようです。
まとめ
個人的には糖質制限を人に勧めますし、採用しています。
というのもそれなりの年数、人の体に携わる仕事をしていますが、カロリー制限で痩せたことがある方にお会いしたことはほぼありませんが、糖質制限で痩せた方は何人もお会いしたことがあります。
ただ、糖質をこれまでにたくさん摂っていた方が急に糖質の摂取量を落とすと、頭痛や疲労感で悩まされる方もいらっしゃるので(ダイオフ反応)徐々に減らしていくのが良いと思います。
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丹田の強化~腰を立てる
丹田の強化シリーズ~「腰を立てる」 編です。
「腰を立てる」とは?
過去記事で紹介した「腰を立てる」。
解剖学的に解説すると
という事です。
腰が入っていない・入っているの比較画像
「腰が入っていない」
「腰が入っている」
スポーツをしない方でもなんとなく、言いたいことは伝わるのでないかと思います。
腰の立て方
①立っている状態から腰を少し落とします。
②足の付け根に、斜めのシワをつくるようなイメージで骨盤を「前後」に動かします。
この時、特に腰を後ろに「引く」感覚をつかめるまで、繰り返して下さい。
※最初は腰を深く沈めた方が感覚を掴みやすいです。
NG例
腰が回ってしまっている。
③骨盤を前後に動かす感覚をつかめたら、立っている状態から骨盤を「前」に出すといわゆる「棒立ち」となります。
反対に骨盤を「後ろ」に引くと腰が立った状態になります。
腰を立てる感覚がつかめたら
あとは日々ひたすら、腰を前後に動かすのみです!
例)
・腰を前後に動かしながら、腰を位置をどんどん低くする。
・足を縦に広げて、腰を前後に動かす。
・仰向けに寝た状態で腰を前後に動かす。
・・・など
まずは写真でご自身の立ち姿を撮影し、1週間程ひたすら動かした後に再度撮影すると、見た目の変化がはっきりでてくると思います。
参考文献
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51QZ1j9A%2BzL._SL75_.jpg
よくわからなかったら・・・
お気軽にご相談ください!
クラシックは脳に良い!?
モーツァルト人気曲ランキングTOP50![クラシック人気曲ランキングシリーズ]
- アーティスト: Varios Artists
- 出版社/メーカー: Naxos
- 発売日: 2013/06/26
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最近上記の2つをよく聴いています。
そもそもの聴きはじめた理由
この本を読んだのがきっかけです。
細かい内容はまた別の機会に書きますが、
この苫米地さんの主張で良く言われている
「抽象度の高い思考を持つためには、普段から抽象度の高いモノに触れるのが良い」
といった点が気になり、クラシックを聴きはじめました。
クラシックの音楽は抽象度が高く、その中でもモーツァルトやベートーヴェンは特におすすめとの事でしたので、早速1週間ほど、隙間の時間をみつけては聴いてみました。
※抽象度についてはこの方の説明がとてもわかりやすいので、載せさせて頂きます。
実際に聴いてみて…
・精神状態がいわゆるフラットな状態に近づく
・考え事に集中できる、アイデアが浮かぶ
といった利点を感じています。
クラシック(モーツァルト)の曲を聴くとIQが上がる。
と結論付けた研究をされた方もいらっしゃるようです。
参考
『頭が良くなる!?』聴くだけで脳に効く音楽の力!!! - NAVER まとめ
内容→
モーツァルトの曲を聴くと頭が良くなる(IQが上がる)というのを実験したのは、1993年、カリフォルニア大学アーバイン校の心理学者フランシス・ラウシャーらが権威ある学術誌「ネイチャー」で発表。モーツァルトのある曲を学生に聞かせたところ、他の音楽を聞かせたり、または何も音楽を聞かせなかった学生よりも、空間認識テストにおいて高い成績を出した。更に1998年、ラットを用いたT字型迷路実験をし、前回と同じ曲を聞かせたラットは、他の曲を聞かせたラットより、早く迷路を抜け出し、モーツァルトの楽曲は脳を直接刺激していると結論づけている。
考察
「抽象度」の高いクラシックの音楽を聴く事で、考え事や悩みを俯瞰で見つめる事が出来るため、精神状態がフラットに近づいたり、アイデアが浮かぶのではないのかと、私は考えています。
まとめ
クラシックを聴く事で、広い視野で物事を考える事が出来るようになる。
ブログをはじめたててでまだまだ模索中です。
ブログの内容の疑問点や改善点。または、単純に私と「語りたい」と思って頂けたらお気軽にご連絡ください。twitterにて、お待ちしております!