タバコとコーヒー
ミスターハングリー
- ハムレタス(2月1週)
- 豚肉と小松菜の黒胡椒(2月2週)
- チーズ・チーズ・チーズ(2月3週)
- 白菜とコンビーフ(2月4週)
- デミチーズ(2月5週)
タイに行った話
怒り
ラガーマン
メガネとコンタクトと私
考える、書く、話す
思っていることを言語化するのってとても難しいと思うんですよ。
普段思考するときはおそらく脳みその中で単語を読み上げるようなイメージで、文を組み立てていると思います。
話す、でも、書く、でも、それを他者が感じ取れる形として表すわけで、何であれ形があるものに思考を変換しなければならないので、そのプロセスに慣れていないとうまく変換しきれなくてロスが出てしまうんじゃないかと思うんです。
⚪︎考える
まず考えることの時点で、本を普段から読んでいない自分は概念のストックが少ないため、どうしても今の自分が使える簡単な言葉が中心になってしまいます。その結果として量が膨大になっているんじゃないかと思います。
頭のなかに流れている思考の量が100%だとすると、40%くらいは無駄な情報な気がするんですよね。
知識を得るということはデータを圧縮して整理することだと思います。無駄な情報に方向づけをすることで有効に使える割合を増やすということなのではないかと。なんというか、パソコンで例えるならばデフラグのようなものですかね。
⚪︎書く
実際に考えていることを表に出すには文字とか単語とか色々な道具を使わなければ形を与えられないのですが、その変換の行程で確実に単語では捉えきれない情報が存在していて、それがそのままロスになっているのではないのかと。
文章はそれを書き起こした後でも修正ができますよね。なのでロスがあったと感じる部分はいくらでも訂正できるし、60%のうちの90%くらいは文章の構成や言葉の並べ方で表現できるんじゃないかな、と思います。
一番わかりやすい形で残るから、見返すことも楽なんですよね。
考える行程そのものを文章に書きだそうと思って実際に一度やってみたところ、あんまりにも無駄な情報が多くて後から見返しても何が何だかわからなくなりました。
だから人の思考が全部読める能力とか、最悪だなと思うんですよ。たぶん一人分だけでも気が狂ってしまうんじゃないでしょうかね。
意味がわからないなーって方に簡単に説明すると、俺の文章ってめちゃめちゃ読みにくいじゃないですか。気をつけてはいるつもりなんですが、どうしても思考した順番で話を進めていくのでたぶん自分以外の人が読んだら思考プロセスの違いからストレスを覚えるんじゃないかな、と。
そんな感覚を常日頃から味わうなんて地獄でしかないですよね。
すでに文章ですら自分が言いたいことを伝え切れません。
⚪︎話す
メチャメチャ苦手です。以上。
えっと、会話ってすごく難しいですよね。
考えてることを一度文章にして、相手との会話の内容や状況に合わせて校正をした上で発言する、なんてことができればとても嬉しいのですが、残念ながらそんなに処理速度の速い脳みそを持っているわけではないので、思考がそのまま単語としてポロリしちゃうことがよくあります。
流れるように話題が移り変わっていくので、普段一人で考えているようなことの話題になっても相手に伝えられる精度に高めることが間に合わず、薄っぺらい発言をしてしまうのです。
考える、書くでは状況なんて関係ないので好き勝手できますが、話すときは状況把握、思考整理、変換のプロセスを一通りこなしながらコミュニケーションをとるのでそういうわけにもいきません。
だから自分の発言に後悔したり、人の発言に腹を立てたり、上手くいかないことが多いんですかね。
常に自分の行動を批判することは欠かさないんですが、それが現実の行動として結果を残してからでないと批判できないのが悩みどころです。
発言する前にもう少し考える時間があれば。
まあ、あったところでまとまらなければ意味なさそうなので、会話を重ねる中で相手とその話題について明確にしていけば良い、とは思うのですが。それは議論の話であってコミュニケーションはそうでもないんじゃないかなあ、とも思います。
とにかくね、難しいんですよね!
一旦話を戻すと、
考える→書く→話す
の順でだんだんロスが大きくなってくんじゃないかと思います。
もちろんこれは単語をベースにした話であって、話すときにはジェスチャーなど別の要素が入って来るために書くときと同じくらいの内容は伝わってんじゃねえかなとは思います。
でもね。ジェスチャーとか、雰囲気とか、そういうのを読み取るのがちょっと苦手な人にとっては、やっぱり話すことが一番難しいんですよね。楽しいけどね。
⚪︎まとめ
メールやラインの普及で、書くという形式の中でリアルタイムの会話ができるようになり、人々のコミュニケーションの中で書くことが占める割合がとても増えた結果、自分のような人間も増えてきたんではないでしょうか。
成立の話で言ったら書くことの方が新しいことだから、見方によれば進歩しているとも言えます。
でもやっぱりなんとなく寂しい感じがするので、直接あってする会話っていうものは大切にしていきたいですね。
苦手ですけど。
上手くできるように精進いたします。