第3回 麻雀四姉妹 若草物語(幻 1996年)


後にも先にも名前を聞かないメーカー、まさに「幻」。
そしてなぜか若草物語
謎である。


登場キャラクターはおそらく姉妹であろう4人。
ピンク髪のヒロインっぽいのとスパッツがお約束のボーイッシュキャラ、メガネ清楚にお姉さま、と、オーソドックスすぎてキャラ的な面白みはない。キャラデザはこれまたなぜかうたたねひろゆき。絵柄は少し古いが個人的には好き。ただうたたねキャラなので脱いでもあまりありがたみがない(ぇ


脱衣シーンはわりかしよく動くのだが1シーンごと短め。また、背景が手抜きなのでイマイチ。
メガネの人の脱衣シーン、1枚目2枚目は普通に脱いでくれるのだが3枚目を脱がすとき
「よくも…こんなことできるわね」と強烈なdisをくれるのはなぜだぜ。
それでも最終的に脱ぐことに変わりないのが脱衣の掟である。


麻雀画面はかなり評価できる(画像右上参照)。女の子と対面で向き合う形で、ツモ切りの動作やちょっとした目配せなど、演出は結構細かい。ただ惜しかったのが、脱衣しても麻雀パートではまた服を着ているということ。脱衣状態に応じて麻雀パートでも脱いでくれてたらこのゲームの評価は俺の中でものすごく上昇するのだが。


どんな安手でも上がれば脱衣するので、難易度はそんなに高くない。
また、満貫以上の上がりをするとボーナスチャレンジが可能で、チャレンジ(待ち牌当て)に成功すると一回勝利したことになる。
イカサマなどは無いが、麻雀パートが見ていて楽しいのであまり退屈しない。


麻雀画面は良かったので65点。
いろいろと惜しかった。


他にも面白い形式の麻雀パートがあるので、それはまた今度紹介しよう。

第二回 ファイナルロマンスR(VIDEO SYSTEMS,1995)

名作中の名作。ゲーセンにある脱衣麻雀といったらまずコレを思い浮かべる人も多いはず。


登場キャラは5人で、ロリセーラー服、メガネブルマ、エセ外人チアガール、新体操娘、お嬢様と、少し古臭いが王道キャラばかり。キャラデザインはすぎやま現象。今の絵柄と全然違いますね。


麻雀画面は斜め上から俯瞰したような形で見やすい。リーチ時に顔カットインするなど芸が細かく、完成度は高い。勝手にポンやチーの選択肢が出てこないのも個人的にはOK。カンしたくないときとかにアレはウザイので。イカサマアイテムは点数により購入するシステムで、牌交換、牌透視、積み込みLv1〜3、ドラ牌オープン、リーチ一発とオーソドックス。というよりこの手のイカサマアイテムはファイナルロマンスシリーズからメジャーになったようなものだと思う。ちなみに、ショップの娘はファイナルロマンス2に出ていた娘ですね。


そして何よりもアニメーションのクオリティが高い。絵柄そのものは古めだが、各キャラ非常にエロかわいいです。個人的には4人目の釣り目娘がお気に入り(画像右下)。


しかしまぁ、アーケード脱麻のお約束ではありますが相手が強すぎる。相手の持ち点が多い後半では、役満上がっても子だったらまくられてしまうこともしばしば。イライラさせられます。しかしそれでもコンティニューしてなんとか脱がしたくなるほどの魅力のあるゲームです。90点。

第一回 ぴあ雀(カクテルソフト 2007年)


Piaキャロットへようこそ!G.O.」のキャラが出演する脱衣麻雀
登場キャラは9人、脱衣シーンはアニメーション。


Piaキャロシリーズの脱衣麻雀ということで期待させられたが、内容の方は微妙だったと言わざるを得ない。


まず、麻雀画面が古臭くてとても2007年のゲームとは思えない。イカサマも存在しないのでゲームとしてテンポが悪い。冒頭に会話パート(ADVパート)があるものの、各キャラの対戦前後に会話が挟まれるわけではなく、ただ麻雀して脱がしてヤって終了、とサイドストーリー要素は殆ど無い。キャラが魅力的なだけにそこはもったいないと感じる。


アニメーションに関してもなんか微妙。脱衣(十数秒)→脱衣(十数秒)→ヤる(1〜2分)という流れなので、なんというか脱ぐの早すぎっ!という印象。そのせいかノーブラなキャラが多くて萎える。そしてHシーンは正直いかにもエロアニメって感じ、単調で萎える。また、アニメーションをスキップできないのは仕様でしょうか(回想モードでは可能) そして、なんだかスーパーリアル麻雀やファイナルロマンスの脱衣シーンとカブる(オマージュ?)箇所がいくつか。


まぁ初代piaキャロやpia2のファンとしては、木下留美の成長に目頭を熱くするところでしょうか。CV大野まりなだったんですね。


コンセプトはよかっただけに残念な作品。23点

レッテル

「痩せればモテる」と言われたことのあるデブは多いのではないだろうか。


しかしその言葉は、痩せたら「オタクをやめればモテる」となり、
「髪型を変えれば」「服装を変えれば」と続き、
「もっと背が高ければ」「性格が」となるのだろう。


どこまで行こうと結局はたられば論が出てくるのだ。
すなわち、よっぽど彼女らは一目で相手を値踏みできるのだろう。


評価が下がることはあっても上がることは経験上無い。
一度ついた印象のレッテルは剥がしづらいものだ。





痩せたくらいでどーにかなるんなら餓死してやんよ。