tawashi8のブログ

研究者志望の大学院生の備忘録です。

コロナ就活

就活を終えて、明日5月6日から出社します。
備忘録を書いてみます。

まずは2019年12月まで。この期間は、2021年度新卒就活のためにイベントに通ったりしていました。業界や職種を考え始めた段階で、出版業界に興味を持ちました。

2020年になり、コロナ禍がやってきます。インターンもイベントも軒並み中止、オンラインイベントも先進的な企業のみで、ほとんどの予定が中止または延期になりました。結局のところ、業界研究ができないままES締め切りになってしまいます。また、家にこもることが推奨され、6月まで何もできることがなくなります。こうして精神状態を悪化させ、本格的に鬱の症状が出るようになりました(鬱の詳細は別でまとめようと思います)。

6月6日、唯一のWEB面接をうけ通過せず、就活は終わりました。
明らかに精神が不安定だったため、大学の保健センター精神科を受診します。これが6月15日。同日、バイト先から業務委託の話をもらいます。

9月まで、業務委託の仕事をしながら様々な薬を試しました。特に誕生日付近がつらかったので、ブログにも載せています。セルトラリンという薬が割に良く、服用しながら様子を見ることに。

2021年2月末、次の就活を見る必要が出てきました。しかし、業務委託の仕事が佳境となり、時間的にも精神的なにも全く余裕はありませんでした。そこで、エピリファイという薬を追加で服用し、精神的な余裕を持たせることを試みることになりました。

このセルトラリンとエピリファイの併用が効果てきめんで、2021年3月頭に、およそ2年強ぶりに空腹感を覚えます。これに喜ぶのもつかの間、第一志望の企業の定期採用締切が過ぎていることが発覚します。例年より1か月早くなっていました。

ここで新卒就活を捨てる決心がつき、中途採用での就職活動を始めました。始めたときは鬱の症状のひとつとして、自分のことをWordで記入することができなかったためスマホアプリで就活を行いました。最終的にスマホで始めたことからWordファイルを扱うこともできるようになり、良い判断だったと今では思います。

疲れたのでこのあたりで、本格的な就活はまた次回。

誕生日など

眠い。ひたすらに。

鬱病の薬の副作用でとにかく眠い。この一週間、副作用でほとんど記憶がないほど朦朧としていた気がする。

誰かと会って話しているときはなんとか受け答え出来るが、とにかく眠く、くらくらする。

25の誕生日は、眠いまま精神科から始まった。あまりにも眠いので薬を変えることに。10時15分には薬も貰ってしまい、14時の納品まで手持ちぶさたに。

お昼を食べたら、少しだけ元気になった。低血糖だったのか?14時まで時間があるが、カフェでイチゴミントソルベージュを頂く。本当に美味しい。

俳句でもやろうか。

うとうとしてしまい、身体が痛いがすぐ納品の時間に。納品自体は30分かからず終わった。帰宅し、ケーキを食べた。

眠い気がしたので横になったが、眠れず。なにもする気にならず横になる時間がだんだん長くなってきた気がする。

ゲームをした。

ハヤシライスを食べた。食事はいつも最悪の気分。今日も今日で最悪の気分にさせられた。

夜もなにもする気にならないがゲームをした。少し眠い。やりたいことも、食べたいものも、好きなものも、茫漠として手の届かないところへ行ってしまったように思われる。心が、絞られて乾いた雑巾みたいな気分。途方にくれている。誕生日に自分へのご褒美や特別なことがなにかしたかったが、なにも思い付かなかった。体調が悪いのかもしれない。

25の誕生日はこうして終わるし、この感情も文章も残しておきたい気もするし残したくない気もする。でも残すと思う。この文章もなにか存在意義を得てほしい。なにか生まれてほしい。

今夜もオーバーナイトに行って考えたこと。オレンジのセーターと真っ赤なブーツ

あまりにも多くのことを感じてしまい、Twitterでは絶対に収まりきらなかったので、備忘録としてこちらに残そうと思いました。

終わった感想は、「行って良かった」です。でも、楽しいと言い切れない自分がいる。とても良いイベントだったのに、楽しめなかったと感じてしまう自分がいるのが苦しくて、なぜそう思ったのか整理するつもりです。

前半はトークイベント。


最初の話題は「ひろゆきさんにフェミニズムについてインタビューした記事」について。正直に読んだ感想を申し上げると、読みたくない文章でした。

ひろゆきさん、どうして「今の日本では“フェミニズム”って言葉を使わないほうがいい」のですか? | ハフポスト

フェミニズムという言葉を聞いたこともないような層へのアプローチを試みたところ、間違いや人権意識の低い発言も傾聴する記事になってしまった、ということなんだろうか。笹川さんが終始申し訳なさそうなのが印象的だった。個人的にはもう少し笹川さんのお話を聞いてみたかった。
さてこの話題、北丸雄二さんが映画『his』に触れながら「公と私」の話をされた。特に日本では私的空間で完結させることが良しとされていて、「公」の世界に踏み出すことが否定的に(「公」が存在していないかのように)捉えられている。
北丸さんのツイッターでは「日本的なぼんやりした良さ」と表現されているけれど、日本的というのが”家”、”お上”などといった言葉に現れる「公私」の考え方かなと。https://twitter.com/quitamarco/status/1225104760094642176?s=20
政治の話は「公」のもので、「お上」の範疇であり自分にはどうしようもないもの、どうこうしようとするのは不届き者、というような発想でフェミニズムやいわゆるLGBTムーブメントといったものが否定的に捉えられる。
それっておかしいと僕も思う。ここで、昨年9月の「The m/all」イベントを思い出した。 "Personal is Political"だし、"Knowledge is Power"と信じているので、Tシャツを買ったのだ(Personal is Political Tシャツも購入したのだが、サイトでは見つけられず)。

the-mall.stores.jp声を上げるのが苦手な僕は「The m/all」「今夜もオーバーナイト」で勇気と希望をもらっているんだなと改めて感じた。
それにしても、笹川さんは本当に誠実な印象だった。今日のお話を聞くまでは後編なんて見てやるものかと思っていたが、この惨状をどう回収するのか、笹川さんならば回収してくださるのではないかと期待できたので、読みます。

 

続いて、「いまのLGBTムーブメントに言いたいこと」について。
畑野さん「リスペクトがない」。いわゆるLGBTムーブメントは唐突に表れた、”先進国で言われてること”のように扱われることに対しての言葉。北丸さん翻訳の「LGBTヒストリーズ」に触れて、日本での異性装の歴史含め、ゲイライツの動きはドラァグクイーンが引っ張ってきて、トランスジェンダーは隠して振舞うことが難しいために常に戦っているのに「白人シスジェンダーゲイ」からの視点でしか描かれないこと。そもそも原著は「Gay and Lesbian history for kids」なのにLG"BT"としたのは???と北丸さんと論戦が始まるかと。いろいろ思ったのですがこの本自体についてとてもたくさん言いたいことがあるので別記事にすることにする。今日中に気持ちの整理をしたいので。
李さん「主張するのが苦手」。台湾からいらしたとのことで、台湾・中国と日本の現状を比較されていた。ここが一番聞いていて苦しかったところ(素晴らしい意見でした、念のため)。日本人は主張することができない、それは教育の”成功”だと。僕自身意見を表明することが本当に苦手で、いつも黙り込んでしまう。明らかに自分が(言葉による)暴力をうけているときに黙り込んでしまう。自分が守れない、戦えない。いつのまにか牙を抜かれてしまっていたとしたら、どうしたら良いのか?社会に出ることには「未来のない日本」になっていて、どうやって希望を持てばよいのか?
山縣さんはなんとおっしゃっていたか。。ついさっきのことが思い出せない。
お酒は良くない。
鈴木さん「理解はいらない」。これは本当にそうだと思う。「障がい者の気持ちもトランスジェンダーの気持ちも理解できないけど、差別を受けている現状を改善するための法律を作ることには心の底から賛成できる」あまりに眠いので表現を盛ってしまっているかも。北丸さんdisable → people with obstacles 周りに障害がある、という発想。
北丸さん「Tax Payer」。これも、The m/allに通じている。自分事だよね。

第2部の音楽LIVE。こちらもかなり苦しい気持ちになった(素晴らしかったです)。
西新宿パンティーズさんのパフォーマンス。きらびやかなミラーボール、揺さぶるような大音量の重低音、下品だけど力強いリリック、女性もののパンツを被るパフォーマンス。すべてが苦手だった。全然良いと思えなかった。良いと思えない狭量で潔癖な自分が嫌になった。
平野太一さんの歌。まじめそうな印象。心こもったバラード、だけでなくエッジの聞いた曲も。扱う題材もセックスワーカーや働けど楽にならない現状などだったが、疲れていたせいか本当に何を言っているのかわからなかった。汲み取れない自分が辛かった。

そもそも、ミラーボールのようなチカチカとした光、大音量の音楽、人間が多くパーティ形式で社交がなされる場がとてつもなく苦手で苦しかった。これは僕が片頭痛持ちのHSPだから。苦手なお酒も飲んでしまったから。僕はどう頑張っても楽しめない。

本当に素晴らしいイベントだったし、行って良かったと心から思うけど、自分のできないこと、嫌な部分、嫌に思ってしまうことに目がいき辛い思いになってしまった。

北丸さんが来ていたオレンジのセーター、畑野さんが履いていた真っ赤なブーツ。とても素敵だった。自分では絶対に身に着けない、まぶしさが印象的だった。

あけましておめでとうございます

おひさしぶりです。今日は短めに。

 

ついに、はてなブログのパスワードを思い出しました(笑)。

これまで、既にログインしていたPCとスマホでしか投稿できていなかったのですが、この度旧PCでのログインに成功しました!!

帰宅後に投稿できるので、これからはもっと頻繁に投稿していきたいです。

おわり。

本の購入報告

 お久しぶりです。今日は本の購入報告です。

人体の張力ネットワーク 膜・筋膜―最新知見と治療アプローチ

人体の張力ネットワーク 膜・筋膜―最新知見と治療アプローチ

 

昨今、筋膜リリースという単語が流行っているように感じます。肩こりや腰痛の原因を取り除くことができるという売り文句なのですが、大衆化されすぎな印象を受けます…

僕の専門が筋腱複合体ということもあり、結合組織・筋膜についての教科書として信用できそうなこの本を購入しました。

まだ読み始めてもいないのですが、気分が乗り今日の作業がすごくはかどりました。
新しい本を買うと良いことばかりですね。財布の許す限り、どんどん買っていこうと思います。財布の許す限り。

おわり。

あきらめた本

今回は読了をあきらめた本の紹介になります。
面白い本だったんですが、私には難しすぎました…

イスラーム主義――もう一つの近代を構想する (岩波新書)

イスラーム主義――もう一つの近代を構想する (岩波新書)

 

 イスラーム主義、という言葉の意味を理解できたところまでで力尽きました。
簡潔に言うと政教分離の真逆の発想」で、
国家の規範としてのコーランを重視する考え方のことです。
イスラム教は、本当にざっくりと説明すると「コーランに従って生きる」宗教です。このコーランなのですが、キリスト教の聖書や儒学論語と比べると(比べるという考え自体が宗教においてものすごく危険なのでやめた方が良いのですが)「詳細で実務的」です。この厳格な「コーラン」を国家の規範(日本でいう憲法)にもってこようという発想で、考えてみればとても自然ですね。
このイスラーム主義、西洋的な政教分離・個人自由主義のカウンタームーブメントとして生まれたもので始まりは19世紀後半だそうで。もっと以前からある考えなのかと思っていました。100年ちょっとの歴史だとは知りませんでした。

ただこの本、専門用語が軒並み難しく(例:ウラム、シャリーア)、主要人物の名前(アフガーニー、リダー)も覚えるのが本当に難しい…

もう少し余裕ができてから読もうと思います。わかりやすく書かれていますし、面白いので本当におすすめなのですが、用語に慣れていないとがっつりつまずくのでご注意を…

おわり。

好きなお菓子

こんばんは。最近ストレスが溜まってくるとついお菓子に手が伸びてしまい不健康になってきたなあと感じます。
そんな私のおすすめのお菓子について紹介します。

 一つ目はこちら。

ロッテ バッカス 12粒入×10個

ロッテ バッカス 12粒入×10個

 

 コニャックの使われた、高級志向のチョコレートです。
実は僕はお酒が非常に苦手で、アルコール飲料はおいしく感じられません。加えてこの商品、高級志向なこともあり値段が高め(税込み216円)に設定されています。
上記の理由で見かけてもなかなか買ったことはなかったのですが、上手くいっていないときに陥る「散在したい」という願望に負けて のおかげで購入しました。
そして、食べてみてびっくり。

めちゃくちゃ美味しい!!!
チョコレート、買おうと思えば100円未満で手に入るじゃないですか。普通のほぼ二倍の価格である「バッカス」ですが、その値段以上の美味しさがあると感じさせてくれます。
チョコレートに閉じ込められているコニャックは、溶け出した瞬間芳醇な香りが広がってきます。溶け出したコニャックは甘さ控えめの味で、「主役は甘いチョコレート」であることを感じさせてくれます。

甘さのチョコレートと香りのコニャック、2つの主役が完璧なハーモニーを奏でている、そんな商品だと思います。ぜひお試しください。

長くなってしまったので紹介はこの一種類だけにしたいと思います。もしかしたら続きます。
おわり。