お受験スタイルに目を細める
滑り止めに落ちる
東京に住む多数の方にとって、横浜ふたばと、慶應横浜を除いては、埼玉、神奈川、千葉の学校は併願校となりますね。
題名で滑り止めと書きましたが、この世界では併願校と言います。
そして、東京以外の学校は10月中、さらには9月中に合否がでてしまいます。
しかし、この併願校、落ちます。
神奈川、埼玉に落ち、都内志望校に合格する子が、毎年沢山います。
なので、気にしないでください。
昨今、特に神奈川は、併願校になりません。
横浜英和、森村学園、桐蔭学園あたりは、もう、簡単には合格できません。
もちろん、都内の結果が出て、回る補欠が多いのは確かですが。
合格をもらって自信を得るつもりが、逆に落ち込んでしまう…。
しかし、大丈夫です。
ただの模試だったと思って11月1日を迎えましょう。
超直前期
もうあとは願書を出すだけですね。
郵便局に持ち込むのは明日?明後日?でしょうか。
超直前期、とにかく体調に気をつけることです。
インフルエンザ、流行っています。
我が子は、ワクチン解禁後すぐに1回目を打ち、2回目も10月中に打てました。お守りです。
本当にシャレになりませんので、インフルエンザとケガだけには気をつけてください。
また、体力は今更つけられませんが、水泳の回数を増やしました。
水泳はずっとやっていたので、10月にメドレーに進めたので、行くと1時間泳いでいました。
そして、もうできることもありませんので、毎日の幼稚園と、時々のお教室の他は映画を観たり、動物園に行ったり、料理をしたり。
10月31日は大好きなサーティワンに行ったなぁ。
とにかく体調に気を付けて。
願書
今年受験の方は、もう願書の推敲で連日寝不足でしょうか。
なんて遅すぎかな。
でも、我が家が実際願書を書き上げたのはギリギリでした。
確か翌々日必着があって、車で夜間郵便局に出しに行きました。
よく0時めがけて郵便局に並ぶとか聞きますが、関係ありません。学校じゃないし、無駄です。消印か必着か、だけちゃんと確認しましょう。
筑波だけ早く並ぶといいって言いますね。(出願ではなく、抽選通った後の考査受付)
あ、横浜雙葉はもう出してますね。
横浜雙葉は1つのビッグイベントですね。
東京狙いの子もみんな受ける。
男子で11月始まり、普通のスケジュールの我が家は、9月上旬に十分日焼けをした元気な状態で写真を撮りました。
伊勢丹写真室です。
やっぱり鉄板。
間違いないです!
家族写真でなければ、5分ごとに予約枠が充分にありますので、それもおススメ。
ただ、新宿は他の方と遭遇するので、他店がいいかも。
家族写真でなければ平日子供をポンと連れて行けばいいですし。
女子校の方は2パターン以上用意していましたね。
三つ編みとポニーテール、
紺とグレー。
グレーは聖心だからかな?
その点、男子は楽ですね。
家族写真の要るところも少ないですし。
願書の文章、充分推敲してください。
文に人となりが出ます。
我が家はどうしても書けなくて、1校出願できませんでした。第4志望でした。
魂を込めて書いてください。
頑張ってください。
小泉信三
横浜初等部の願書のお題が変わったそうですね。
みていませんが。
小泉信三と言えば、上皇様の教育係として有名。福澤諭吉の愛弟子、小泉信吉の息子。
横浜初等部は、幼稚舎とは違う!と公言してしまう学校。でも、慶應内部の立ち位置は微妙。
実力で入る方が多いから親の鼻息も荒い。だけどそこが微妙。鼻息荒いうちは内部のヒエラルキーは低いままでしょう。
ま、諭吉のいう実をとれ!は、横浜初等部に当てはまるかも。
幼稚舎はあまりにも関係者多すぎて、しばらくは本流なのは間違いありませんが、突出する人材の輩出はなさそうです。
横浜初等部受験の方、頑張ってください。
でも、入学できましたら、親は何事も慎みくださいませ。
小学校受験 早生まれはどうする
一般的に小学校入学時当初は4月、5月生まれは背も高く、足も速く、のんびりな早生まれの子供はどうしてもハンディを抱えがちということから、早生まれにならないよう計画妊娠する、という話を聞くことがあります。
その早生まれ不利という現象は、小学校1,2年生の頃だけに限る現象なので、大人になり定年退職の次期になると逆に早生まれがよかった、となりますが。
そして
それは小学校受験にもあてはまるのでしょうか。
答えは、学校によります。
むしろ早生まれだからこそ有利な学校もあるのです。
早生まれが不利な学校は…ペーパーテストが難しい、と言われる学校です。
例えば暁星、白百合等のカトリック校と洗足、精華等の中学入試をするための小学校です。
行動観察を入試科目にしているほとんどの小学校が生年月日順にチームを組んで入試をする方法をとっています。なので余談ですが、違う学校の入試でも同じメンバーだった、ということが起こることもありますね。
通常早生まれは成長が遅い=早生まれの中でとびぬけて成長していれば合格する、とも言えます。
逆に4月~7月のグループ、大人っぽい子の多いグループで目立たせるのは、とても難しいです。
通常のお教室では生まれ順にクラスは分けません。なので、早生まれの子は、お教室のクラスでも他の子と渡り合えることができれば、入試のグループで大人っぽく見えるということになります。
慶應義塾、早稲田実業、青山学院、学習院初等科…多くの学校で月例考慮します。
その為に何よりもたくさん運動をさせましょう。体を強くしましょう。
ペーパーはそこそこで、身体づくりに力を入れた方が月例考慮のある学校では重要です。
そして早生まれならペーパー校は受けない、というのも作戦かもしれません。
小学校受験の対策はいつからするのか
小学校受験の入試があるのは年長さんの秋です。早いところは9月に面接が始まります。ということから、小学校受験のお教室1年は11月に始まります。(中学校受験は2月)
小学校受験の準備はいつからするのでしょう。
答えは、思い立ったらその時からです。
代々決まった名門校を受ける方、代々ではないけれども名門校を目指す方は、妊娠中から準備が始まります。
骨を強くするようなものを食べ、胎教を施します。スイミングは、マタニティスイミングからベビースイミングに移行される方もいます。そしてベビーからジュニアスイミングへ。
慶應義塾幼稚舎は天現寺交差点にありますが、その地名の元である天現寺というお寺で『pad』という子供用のスポーツクラブがあります。特にお受験用、とは謳っておりませんが、場所柄幼稚舎を目指してお受験対策で通う方がとても多いです。何気にお月謝もお受験用価格です。(お受験用、と公言しているところよりはお安いですが)
そこには、歩ける前の子供が通うことも少なくありません。入っている子はほぼ未来の幼稚舎受験生でしょう。ホームページもありませんし、口コミで子供が集まってしまうところです。
また、小学校受験をする前に幼稚園受験をする家庭が多いので、幼児教室は幼稚園受験(同じく11月)の1年前くらいには行き始めます。ただ、行う内容は普通の幼稚園のプレクラスとさほど変わらないと思いますが、お母さまの雰囲気に慣れるという意味で受験用のお教室に通うことはいいことだと思います。
幼稚園受験と小学校受験は親子の雰囲気がほぼ同じですので、たとえ幼稚園受験をしなくても小学校受験の雰囲気を掴むためにお教室に通うのもいいかと思います。幼稚園受験が終了し、そのまま小学校受験コースに移行するお教室がほとんどなので、気持ち的にも余裕を持てます。
早めに準備を始めることは、重要です。小学校受験で実は重要なことは、情報を得ることです。早めに渦中に入ることで情報を得られやすくなりますし、キーパーソンをご紹介していただけることもあります。また、何より親の心の余裕が生まれると思います。
早めに準備を始め、ゆったりとした気持ちで日々子供に接し、ネットワークを広げてまいりましょう。