本を読む

読んだ本の内容を忘れてしまうのでまとめておくのが目的です。

新年 あけましておめでとうございます。

誰も見に来ないブログで、しょうもないことを書いている。

 

前に書いたのは3年前。

 

記事を読んだら懐かしくて笑ってしまった。

 

過去、あんなに苦しかったことを今の今まで忘れていた。

忘れっぽいほうだけど、そこまで忘れるか?

 

すごい才能だ。忘れることが出来る。

だから苦しい事がやってきても、前の苦しみを忘れて安請け合いする。

また苦労する。その繰り返し。

 

だけど、苦しんだ分、仕事力は上がっていると思う。

星3くらい。

自分の評価は他者が決めることなので、星3あるかはわからない。

 

ホテルの人が、あけましておめでとうございます。と挨拶をしてくれた。

感じの良い人。

とても気分がよくなった。

あいさつは大事だな。

 

妻に旅行に行こうと行ってみた。

反応はいまいち?

冬休みの対応で疲れているからゆっくりしたいのかも。

旅行に行っても、ばたばたするから疲れるもんね。

 

旅行のプランニングが全く出来ない。

困った。

行きたいところも無いし。

どうしよ。

 

こういう風だから行きたくないわ。

おれが妻だったら行きたくないもんね。

つまんねーって思っちゃう。

そんなプランニングも出来ない人といきたくない。

 

でも、行き当たりばったりが好きな人だったら行ける。

ノープラン。車中泊は嫌だけど。

さすがにラブホに子連れではとまれんわな。

どうにも。

いろいろ心の声が出てくる。

 

自分が何をしたいのか?

20年後後悔しないためには?

やれることやろう。

旅行のプランニングは出来ないけれど。

やるしかない。

仕事ばっかりしてるんだから。

たまには家もがんばろうよ。

 

そうは言ってもね。

出張帰りで疲れているところに400キロ車運転するのは辛いよ。流石に。

タイヤ交換後空気入れてないから入れなきゃ。

うまくいかねぇ!

うまくいかねぇことばっか

 

どうしちまったんだおれの人生

 

まわりのばかばっか

 

いっそ 巻き込んで とんでもないことしてやろうか

 

楽しく生きるのに人との比較が必要なのか

 

おまえはどうして、自分の大切なもの

 

あえてすてるんだい?

 

おまえはどうして、日々の輝き

 

あえてなかったことにするんだい?

 

目に入る大事なもの、一生見ないつもりかい?

 

寒いクーラーの前で

 

パソコンの前で

 

そこでいいのかい?

 

何をしたいんだい。

 

目にみえる自分をどうしたいんだい。

 

ときめきたい。

 

好きなんだろう。

 

おいこら、何いってんだ。

 

笑顔に全部ときめきやがって。

 

シネやこら。

生きていることに感謝する

友人が5年前に死んだ。交通事故だった。

奥さんと生まれたばかりの子供がのこされた。

のこされた奥さんの日記を読んで、死んだ友人と生きている自分を感じた。

日記の中の、「周りの時間から取り残されていく感じがする」が

心に残った。

 

毎日、同じ様な日が続いていく気がするけど

実はそうでもなくて、今日、生きていることは当たり前じゃない。

普通に仕事したり、子供としゃべったり、奥さんをつついたり

当たり前じゃない。

 

人の不幸を見て、(勝手に不幸と位置づけている)

自分が幸せだと思う。

 

幸せの概念は、他者との比較から生まれるんだろうか。

人より金を持っている、いい車にのっている、大きい家に住んでいる

人より貧乏、ダサい車にのっている、狭い家にすまざるをえない

 

どれだけの肩書を手にすれば、幸せなんだと実感するのだろう。

なんで生きているのだろうか。

別に大した結論でもないのだけれど、なんで生きているのか。

心臓が動いているから、生きている。

呼吸出来るから、生きている。

ただ、それだけなんだ。

 

いま、仕事がつらい。

生きていることがつらく感じてしまう。

ただ、呼吸して、酸素を取り込んで、心臓が血を体に行き渡らせる。

それだけなんだ。

 

つらいってのは主観が自分にある。

 

主観のフォーカスを自分以外に移す。

 

客観視する。

 

そこからなんでつらいか、つらいと思ってしまうのか

見るんだ。

 

残業規制がある。

仕事が終わらない。

プライベートにも仕事が入ってくる。

仕事しか人生にない。

嫌だ。

 

楽しいことしたい。

楽しいことってなに?

 

 

なんで生きているの?

読書記録 2016年10月

ブログに読んだ本をまとめようと思っていたが、自分の中にある感想を文字にする作業が予想以上に難しく、諦めた。(諦めるのが早い方)

 

そこで読書メーターに自分の備忘録を兼ねて感想とすることにした。

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3274ページ
ナイス数:13ナイス

あきらめない心: 心臓外科医は命をつなぐ (新潮文庫)あきらめない心: 心臓外科医は命をつなぐ (新潮文庫)感想
天才心臓外科医としてテレビで見たことがあった。 もともと手先は器用だったようだが、それよりも手術に対するモチベーション、自己向上心がとても高い人のようだ。 その向上心はどこから?患者の命がかかっていて、自分だけがやれる、その自負がその向上心に繋がっている。 一流の人は向上心が桁違いなんだと思い知らされた。
読了日:10月28日 著者:天野篤


オーバーロード2 漆黒の戦士オーバーロード2 漆黒の戦士感想
クレモンティーヌのセリフがアニメで聞きとれなかったが、ようやく理解できた。 ジンゴイ!って聞こえたんだけど人外だった。 これはアニメを見てた人ならわかるはず!! あとは敵の坊主の生き様がちょっと悲しい。
読了日:10月27日 著者:丸山くがね


オーバーロード1 不死者の王オーバーロード1 不死者の王感想
アニメが面白くて興味があったので読んでみた。 アニメとセリフが微妙に違っていて、アニメにはアニメの良さが、本には本の良さがあるなと感じた。 一番驚いたのは本の外装。カッコ良すぎ。 本の紙ももう少しいい紙だったらさらに感動したがそれは求めすぎかな? 挿絵が思ったよりなくて、アニメ見てなかったらうまく想像できなかったかも。 早く二巻を買ってこようと思う。
読了日:10月22日 著者:丸山くがね


なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略 (幻冬舎新書)なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略 (幻冬舎新書)感想
少し夫婦の形が固定的であると感じたが内容は面白かった。 妻の話を聞くときに同意のみを行う、意見を言わないといところが一番参考になった。
読了日:10月21日 著者:石蔵文信

 


完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)感想
自分の感情をこんなにも俯瞰して見れる人がいたのかと、面白くて一気読みしてしまった。 読み進んでいくと時間がたってトゲトゲしい面白さがなくなり、達観したような感じになる。 自分が過去に憧れていたものに対しての捉え方がまた面白い。
読了日:10月20日 著者:若林正恭


男子の貞操: 僕らの性は、僕らが語る (ちくま新書 1067)男子の貞操: 僕らの性は、僕らが語る (ちくま新書 1067)感想
性欲とか性的指向ってなんだろうかという疑問に対して自分の性的指向が政府の規制によって作られているという見解を与えてくれる。 それとプラスしてセックスは一つのコミュニケーションであり、それ自体は目的ではないと、そう書いてある。 高校生くらいの時に読むとより一層効果的な感じがする。
読了日:10月20日 著者:坂爪真吾


猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)感想
文庫版?を読んだ。(他のバージョンがあるのかはわからない) 小さい本に文字がびっしり、1ページの重みがすごくて読み応えがあった。 自分で想像しているより南方熊楠はすさまじい人だったということがわかった。
読了日:10月18日 著者:水木しげる


私はゲゲゲ  神秘家水木しげる伝 (角川文庫)私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝 (角川文庫)感想
一生が淡々と語られていて面白かった。 若い頃は貸本(貸しマンガ?)で、相当に苦しい生活だったみたい。 霊的なものなんてまったく信じていなかったけれど、見えないだけでいるのかなと思わされた。
読了日:10月18日 著者:水木しげる

 


水木しげるのラバウル戦記水木しげるのラバウル戦記感想
水木しげるの食べ物に関してのレビューが何年前だってくらい詳しくて、面白い。 あとはビンタレビュー。ビンタに対する表現、もらう理由が面白くて理不尽。 漫画だと思っていたら各ページ絵が一枚に文章がついてる絵日記のような形式だった。
読了日:10月13日 著者:水木しげる


わたしの日々 (ビッグコミックススペシャル)わたしの日々 (ビッグコミックススペシャル)感想
何を期待したのかわからないが、読んでみた。 よく食べて、よく眠って。 こんなおじいちゃんがいたらかわいいなと思ってしまった。
読了日:10月13日 著者:水木しげる

 

 


子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。感想
この本は人を選ぶと思う。 上から目線に感じて、あまり気持ちよく読めなかった。
読了日:10月10日 著者:池川明

 

 



読書メーター

 

読書感想文 人間失格 太宰治

人間失格読んだ感想。

人と仲良くなりたいけれど、人が怖くてたまらない主人公の葉蔵が色々と頑張るけれど最後は…という話。

 

初めはこんな人いないだろって読んでいたが、読み進めていくと、それは自分の中にもある感覚で、人と仲良くなりたいが人を怖いと思う、きっと誰の中にでもある、そんなふうに思わされる。

自分のことを正直に言えないばっかりに溜め込んでいて、主人公のことが可哀想になってくる。

が、まったく戦わないその姿勢にイライラもさせられる。それプラスに人を馬鹿にしているようなニュアンスがある。

イライラさせられる時点でもう自分の中にある、恐れる気持ちがあることを知らしめてくれる。

内縁の妻が犯されるシーンがあるのだが、もう完璧に戦いを放棄して、とにかく逃げの一手。

ここはさすがにがっかりして、酒ばっかり飲んでどうしようもないクズ、そうレッテル貼りをした。

最終的に廃人となって、これが人生であると。

可哀想過ぎる。小説でよかったと思える。

 

久々に小説を読んだが、感情が揺り動かされてとても面白かった。

自分の中にある、人を怖れる感覚、さらけ出せない心情に気づかせてくれてありがとう、そう思った。