孤独のグルメSeason2
先日、幼児と「きかんしゃトーマス」の話をする機会があった。
小さい子というのは、実に物覚えが早い。
なるほど、一番はトーマスか、三番はヘンリーかうんうん。
で、四番は?
「ゴロー」
え、何?
「ゴロー」
困ったぞ、そんな日本語ちっくな汽車は記憶にないぞ。
で、思い出したのがこの孤独のグルメ。
今絶賛ドラマ化中である。
まさか、孤独のグルメをドラマかするとは思わなかった、
しかもシーズン2!!
なんて書いてしまったが、最初のシーズンも見ていて、
松重「ゴロー」にすっかり魅了されてしまっている。
ちなみに、前回のゴローさんは、商店街で惣菜を買い込み
事務所で食べる話だった。
これは、原作の「とほほ渚ゆう子か」とか「コンビーフ」が
出てくるのかと思ったが、「ダブったか」ぐらいしかなかった。
とはいえ、このドラマは、漫画の孤独のグルメとはやや違う
ところが良い。いいぞいいぞ!なのである。
私自身は割と小心なので、独立系のご飯やさんに入るのに
勇気がいるのだが、ゴローさんはグイグイ入っていくし、
客ともコミュニケーションをとる。
「美味しそうなもの」なら、真似と言われようと*1
食べる。そのあくなき探究心と、独特の表現力は
ドラマでも健在である。難点は、
夜中に猛烈に腹がペコちゃん
になる
ぐらいですな、このドラマ。
さて、ゴローをよく考えると「あ、ゴードンか」と気づいた。
まさかゴローとゴードンがコラボするとは思わなかった。
*1:言われないけど
沼津あさぎり廃止
私のイメージで「あさぎり」といえば急行のイメージが強い。
小さい頃に国鉄*1の急行で同じ愛称の
ものが九州と関東に存在するなんていう豆知識と、
国鉄のクセに小田急SE*2が使われて
いるとか、そういう特別なイメージがあった。
で、時は流れその急行は特急になった。
しかも、ほぼそこでしか使われない小田急RSEと国鉄改め
JR東海371系という特別な感じは受け継がれていた。
その上御殿場行きが沼津行きに延長。
御殿場だとまだ私のイメージ的に完全に静岡という感じは
しないのだが、沼津となると静岡というイメージが
明らかにある。
箱根とは一味違ったワクワク感が感じられた「沼津あさぎり」
だが2012年3月16日をもって再び御殿場行きに短縮となり
車両もMSEに変更になる模様。
この写真のような沼津での小田急は見られなくなるのは
残念だ。
アイドルマスター2
ナンダロ、現実逃避したくなるときに私はゲームに
向き合うことが多い。
今回の現実逃避の材料はアイドルちゃんたちだ。
アイドルマスター略称アイマス。
こやつらが気になりだしたのは、某芸人系声優の
金髪の悪魔氏がラジオでこのゲームにはまったと
いう話からだったと思う。
ニコ動たちには、彼女らのいろんな動画が数多く
見られるので、「とかちつくちて」いや、されたので
わけだ。
でも、サスガにゲームは買わなかった。
というのもXBOXがなかったから。
まあ、それが一番の理由だ。
もういろいろこじらせてる(笑)中年にもなると
「このソフト買うと恥ずかしいな」という恥じらい
などなくなってしまうのだ。
しかし、XBOXはない。
だが、しかし。
天は私に「アイドルを育てろ」という啓示を授けたのだ
XBOX360をひょんなことから手に入れることになった私は
その記念すべき最初のソフトにアイドルマスターを選択
した、「まっすぐ」に!!
とはいえ残念ながら2の方だ。
残念と書いたのには理由がある。
それは私がプロデュースしたかった一人である律ちゃんが
既にプロデューサーになってしまっており、プロデュース
できないのだ。
「魔法をかけて」すごく好きなのに…
しかしだ。まだいっぱい女の子たちはいる。
喜びいさみ、最初にプロデュースするアイドルは
千早
先ほどアイマスを知ったいきさつは書いたが、
正直言うと、キャラクターの絵を見ての印象は
「そんなに可愛いか?」と首をかしげざるを得なかった
自分、若かったな…。
しかし、この千早だけはティンときた。
その後、派生動画の旅m@sで、鉄な千早を見てから
ますますブームが来た。
千早を迷わず選ぶのは当然なのだ。
うーんでもね。
あるじゃない。
「好きなものは最初に食べるのではなく最後に食べるものだ」
という言葉が。
ネタバレになるので、あまり書かないが、
最初に自分の好みの女の子を選ぶと、クリアした時の
悲しさが半端なくなる。
そう、私はそんなにゲームが上手いほうではないし、
ましてや、初アイマスである。
ハッピーなエンディングなど出せるわけがなかったのだ。
くっ
さあ、次は誰をプロデュースしよう。
バート・ヤンシュ氏死去
アコースティックギターというとおとなしいイメージがあるの
だけど、ヤンシュのギターはもっと情熱(!)怨念(?)に満
ちた感じ。まろやかではなく、ささる味なのだ。
その歌声は渋くそして切ない。
ペンタングル*1↓
好きだなあ。
ドノヴァン、ポール・サイモンといったフォーク系だけでなく
ジミー・ペイジも彼の影響が大だったのは、有名な話である。
合掌。
*1:彼のいたバンド、ボーカルをとっているのが彼
今日の一曲「夜明けのMEW/小泉今日子」
小泉今日子さん(以下コイズミさん)のイメージは正統派
アイドルだった。
と私は思っていた。
しかしいつの間にかコイズミさんは路線を微妙に変える。
なんだ、「キュートなヒップにズッキンドッキン」って。
なんだ、「純情愛情過剰に異常」って。*1
そして、その色モノ路線(ん?)の頂点が未だアイドル界に
君臨し続ける秋元康氏による「なんてったってアイドル」
だろう。
今回の一曲はその「なんてったってアイドル」の作詞作曲ペア
によるこの夜明けのMEWだ。
作曲の筒美京平氏は国民的漫画のエンディングを始め
とするナイスコラージュ*2的な作品が多いのだが、
こちらは♪ルールルルからだよな。
詩にしたって、なんというか睦事についてだと思われるし、
そこも共通。
しかしそれから20年後もまだ一線でアイドルを操り続けている
アキモトセンセーはもう一ひねり加える。
これを男性視点の歌にするわけだ。僕っ娘じゃなくて、あく
までも僕である。でも、これを男が「愛をごめんね」とか
歌えば気持ち悪いことこの上ないのだが、コイズミさんが
歌うのだ。ネットリ感がマイルドになる。スーパーマイルド
シャンプーを宣伝していただけはある。
本当はドロドロになりがちな別れをスタイリッシュに描く
そんな別れ方って個人的にはありえないと思うけど、
夏の終わりにこの曲を聞くと季節の移り変わりの寂しさと
妙にマッチして印象に残る歌でもあるのだ。
今日の一曲「ムーンライト伝説/Dali」
三大○○というのは常套句である。
が、三大何とかの三つ目はあやふやというのも
これまた定説ともいえる。
例えば、日本三大がっかり(え?)
札幌の時計台、高知のはりまや橋ともう一つが
沖縄守礼門だったりとか、オランダ坂だとか。
ちなみに私は時計台しか実物をみたことがないが、
その時はそんなにがっかりはしなかった。
そんなわけで、私の三大ムーンライトソングが、
ミスター・ムーンライト、ムーンライト・セレナーデそして
ムーンライト伝説である。
いや、これ別に3つ目が変わるというわけではない。
というか、そんなに思い浮かばない。
あ、ムーンライト・シャドウがあるじゃん!!くそぉぉ。
(オホン)
さて、書くまでもないことだが、この曲は美少女戦士
セーラー・ムーンの主題曲である。
私は少女漫画はほとんど読んだことがないし、流行った時代的
にもセーラームーンは大きいお友だちの年齢に達していた(笑)の
で、詳しいどころか全く知らない。
けいおんで言えば、唯ちゃんの顔を知っているか
しらないかぐらいのレベルである。*1
でもこの曲はすごく好きだ。
何故か。
昭和歌謡というか、GSっぽい香りがすごくするからだ。
この涙がでるような、キュンとする切なさ甘酸っぱさと
いうのは、ベタでも何かを刺激するわけでたまらない。
また、Bメロの♪月のひかりにのあたりの緩急というのも
心憎い。
韻の踏み方もいい!「純情・どうしよう」が、ツボだ。
なぜここだけ日本語なのだろう。
あれ、そういえば、mikeの想い出の九十九里浜って、このころ
だよな。こういうGSっぽい音が流行ってたんだろうか?
ついでに言えば、美少女戦士と言ってしまうところもすげえ。
まあ美少女仮面よりはいいのか?*2
また、伝説って題名がついているが、歌詞には伝説なんてみじん
も出てこない。これもGSのキサナドゥとか、エメラルドとかその
辺りから拝借しているのか?
そうか、私の三大伝説ソングはきっとキサナドゥとエメラルドと
ムーンライトだな。
とも思ったけど、深紫伝説があったわ(笑)。
今日の一枚「シフォン主義/相対性理論」
- アーティスト: 相対性理論,やくしまるえつこ,永井聖一,真部脩一,西浦謙助
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いる今日この頃。
アニメを見まくっている訳ではないのだが、そんな中で知った
のが、やくしまるえつこさん。
去年の「ヴィーナスとジーザス」やら、「COSMOS vs ALIEN」で
彼女の歌を聞いた時「すごくいい、俺好みの声と楽曲だ」と
思いつつ、よくは調べなかった。
今年もアニメの主題曲「ルル」を聴いて、再び興味の対象と
して、その強い浮力が働いたため、いろいろ調べると、
彼女は相対性理論というバンドに属していて*1、
その1stが2008年に出たコレらしい。
「ヴィーナスとジーザス」とは全く違うベクトルのボーカルで
あるが、無茶苦茶ストライク!!
まず、何と言っても音程の不安定さ。
かのセルジュ・ゲンズブールが開発したとされる*2
へたうまロリータウィスパー和え路線が大好物の私としては
ポイントがかなり高い。
つぎにこの歌詞
「太平洋・大西洋、CIA・KGB」「Love,Love,Loveずっきゅん」
「コントレックス箱買い」「OPQRSTUVカット」「酸素水素二酸化炭素」
どれもがインパクトが強い。
コントレックスが何者だかわからなかったけど*3。
さらにこの音使い。
80年代後半から90年代にかけてのギターポップの数々、
例えばヴァセリンズだったり、ゼイマイトビージャイアンツだったり
スミスだったり、マリン・ガールズだったり、これらの始祖に当たる
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドだったり。
そこにジッタリンジン辺りが絡んでくるような、実に懐かしい
ポップでちょっとひねくれた味付けがたまらない。
ヴォーカルはうまくなってしまうと、新鮮さとプリミティブ感が失われ
てしまうので、本当に鮮度を保つのは難しく、その時しかその奇跡
は生まれない。それがここで体験できるのだ。