成瀬

先月買った本、午前中病院に行く用事があり待ち時間で一気に読みました。

 

成瀬は信じた道をいく。

 

こっちが最初かと思っていたら、続編だったので慌てて、前の方も買いました。

 

おもしろかったです。

 

かつてなく最高の主人公、なるほど。

 

人や場面で態度を変える事なく、自分の物差しで、堂々としている。

始動

月が変わり、何となく色々なことが動き出しました。

動き出したというか、自分が、動き始めただけなんですが。

色々と落ち込む事も多いけれど、まあ出来るならば、その場に留まってグルグルしているよりも、どの方向にしろ動き出す事、大切だなと思ったこの数ヶ月。

暗いと不平を言うよりも進んで灯りをつけましょう。

置かれた場所で咲きなさい。

なるほど。

 

誰か

いつか

 

あと一つ、なんか、出したいけど、出ないので。

 

誰かもいつかも、広がりのある、概念ですよね。

 

この拡がりが、これからの、価値観の多様な、現代に、皆さん見てくださいと、言える為の、キーワードの一つと、僕は、2011年以降、思っています。

 

それが、どうとは、言わないし思わないし、皆さん信じる道を進めばいいと、思うけど、何かを推し進める、旗振り役の、責任が、あるとするならば、どんな形であれ、やった感は参加の皆さんに、感じて欲しいし、その為には、時流に敏感でないと、アレレ。

 

 

 

思ヒ出二、タダイマ!

面白かったお芝居の記憶はなかなか風化しないもので。

前にも何度か書いた記憶はありますが、2008年なので、かれこれ16年前にみたお芝居。

下條アトムさんの一人芝居

 

未だに鮮烈で、こういう空間を作りたいというか、僕が感じた幸福で、今誰よりも素晴らしいモノを観ている、そんな幸運と自覚出来る空間をいつか自分の手で、作りたいと焦がれた瞬間でした。

何となく、一人芝居って、お芝居の中でも見るハードルが高い印象が、それまではありましたが、そんなのを軽やかに乗り越える、本当に見てよかったと思える時間。

そこから3日で僕も一人芝居を1本書きました。後にも先にも3日でお話を一本書けたのはこれだけです。それくらい影響を受けました。あの面白さに喰らい付きたいと思って一心不乱。

その台本はこちら

 

楽しい時間、驚きや痛快さを与えられる事も勿論、演劇を含めたエンタメの醍醐味ではありますが、欲張るならば、プラスアルファ、誰かの生活や人生に、僕がそうであったように、何らか、影響を与えることができる可能性も、この活動にはあると、だったら、より高みを目指したいと思った観劇でもありました。

 

そういう瞬間にはなかなか出会えません。

 

でもたまにあるのよ。

 

そんなものを、見たいし、作りたい。

 

ふと、今回の公演用台本をこの1ヶ月修正してきて、そろそろ、いいかと思って、そんな事思い出しました。

 

 

 

 

33分

色々、七転八倒しながら、おわり、と書いた台本、これまでの、タイムを元に、適正な公演時間を割り算したら、33分だったので、もう少し、肉付けして、40分位にしようと、思います。

 

コンパクトに、あっさりと、と思いながら、あれも、これもと、欲張る不思議。

 

これは、批判もありましょうが、趣味でやってるのに、採算が足枷になるのなら、それ、どっちかにした方、健全ですと、僕は思っています。

 

どっちも。

 

出来たらいいけど、ね。

体力

午前中、車で盛岡へ行き、滞在20分位で、帰ってきましたが、午後はもう体がダルくて体力の低下を実感しています。

 

ようやく、台本を横書きから縦書きに移行し、終わりが見えてきました。

 

まあまあ、見て下さいと、言える位には修正出来てる気はします。

考えや意見

を、簡単に、費用を、掛けず、表明して、賛同を得たり、批判されたり、その手軽さは、どんどん増していますが、僕は、掛けた情熱や、必要経費分の、リターンが得られたら、御の字だと思っています。

 

でも。

 

逆を言うと、費用も掛けずに、思いや雰囲気だけでだけで、感じて下さいみたいな。

 

それ、作劇に、受付から、退場まで、アンケートの項目から、前説に至るまで、全てに、表れてる。

 

誰に向けて、何をしたい、お話なのか。

 

そこを、やってる人達が、共有出来てない問題

あるよねー。

 

オーロラ

今朝から、太陽フレアとかオオロラとかニュースになっていますね。

岩手県でもオーロラが見れたとか。

今朝まで全然知りませんでした。言ってよ早く。

で、オーロラで、一番思い出すのが、映画

オーロラの彼方へ

面白くても、一度見たらしばらく見なくていい映画と何度でもみたい映画があって、それどっちがどうという意味ではないけど、定期的に見たくなるのが、オーロラの彼方へ

 

作り方や伏線の張り方も見事で惚れ惚れします。

タイムパラドックス物はそもそも好きなので、あそこから派生したお話も沢山ある気がします。で、一つこれも方々で言われていることかもしれませんが、タイトルで損している気もするのね。あんなに面白いのに、ぱっと見面白そうに見えない。なんか北欧の話かな?とか登山のなんかかなとか。犬とか出る?みたいな。

でも内容はSF要素あり、洗練されていてハラハラドキドキ感満載なのにね。

邦題の付け方だけかもしれませんが、残念にも思います。

見ていない人にはおすすめの映画です。

 

 

昨日のNHKスペシャル

サカナクション山口さんの回。

 

見入りました。 

 

15人に1人が、うつ病になるみたいな、ナレーション。

 

関係ないけど、高校演劇の全国大会みたいの、テレビで放送していた時、ラスト付近でサカナクションのミージックを流しながら、ヒロインが、独白するシーン、だけたまたまみたけど、今だに忘れられない名シーンです。

 

軽く言うと趣味。重く言うと人生。

 

山口さんの、あの言葉、何だか胸に沁みました。

 

酔っ払うと、よく言うんですが、僕の人生の演劇観劇ベスト3の一つは、東京学芸大学の劇団漠の卒業公演、夜の子供、です。

 

プロじゃなくても、こんなに、僕や、誰かの、一生に、インパクトを残せる事が出来ると、知って、そこに、近づきたくて、僕は。

 

でも、誰しもが、僕と同じじゃないよね。

 

うん。頭ではわかるけど、腑には落ちない感覚。

 

その折り合いの付け方や、間の、葛藤が、垣間見えて、目が離せない、番組でした。

 

勝手に自分と重ねて、切なくて、愛おしい。

 

ミージックを大音響で流しながら、誇張した暴言と、最後に一言、友達がほしいんです、そんな、ラストシーンが、やらないけど、イメージしてしまった、番組でした