3つに分かれたブログとなりましたwww
卒業論文をやってて思った事ですが、林業の分野で理系の大学なのですが、卒業論文の中で白衣を着ることはありませんでした。勿論授業では白衣を着ることはあったので持ってはいますwww
自分の研究は前にも書いてるので内容は略しますが、簡単に言うとどうやってスギの木は大きくなっていくのかという研究でした。
なので、自然を見つめることが研究の内容になっていきます。
他の研究は色々とありますが、分かりやすいので言うと、遺伝子組み換え技術の研究とかでは、人間の理想とする特性が産まれるように、それこそ白衣を着て行い、育てていきます。なので、人間が自然を自分たちに合うようにしようとする思想ですよね!
自分の行った研究は自然が成長していく中で自分たちが利用できる物はしていく。もしくは利用しやすいようによりそっていくということで、自然・植物の生長を知ることを目的にしてします。
そして、今回の研究で、どの様にスギの木が大きくなるかという中で、教授は太陽が良く当たるようになって枝をどんどん伸ばして成長するという仮定だったのですが、実際にスギの木を調べていくと、枝はそんなに伸びていませんでした。でも、見た目としては大きくなっているので、そこに謎が生まれました。
そして色々と調べたデータを見る中で、太陽に良く当たるようになって、葉っぱの量が多くなり、その結果、枝が重くなって枝が垂れ下がることによって大きくなるのだろうと今回教授が発表をしてくれました。
そして、教授の論文の中でとても印象的だった言葉が、
「今回の研究により、今までの林業のやり方に変化はありません」
という内容の言葉でした。
なので、自分たちの研究は今まで林業家の方々が自然を見つめる中で良いやり方を本能的にしてきたことを、研究して理論として実証しただけなんですが、自然がどの様に成長しているのかを知れたことにより、もっと自然が好きになれた気がします。
科学は色々な面がありますが、自然農法を勉強している自分としては、人間が自然を変えようとする研究よりも自然をもっと理解する研究が一番地球によりそって共存していける事だと思いました。
ありがとうございましたwww