明日は明日の風が吹く。

毎日を気楽に歩く徒然草。

政治と既得権益

全てがそうではないかもしれないが、

とことわりをいれた上で筆をとる。

 

政治家が当選するのに必要なもの・・・

3ばんと呼ばれる「地盤、看板、かばん」

地盤は主に後援会を、看板は名声を、かばんは資金を指す。

地元に利益をもたらす人材こそ、優れた政治家として扱われ、

そういった人間が当選をしてきたのである。

これが政治家が既得権益の中から生まれた生き物、と言える理由である。

 

最近のテレビでは「都知事VS都議会(主に自民党都連)」という図式で

ニュースが取り沙汰されている。

首長と議会は、そもそも対立関係にあるべきものであるのでこれは良い。

今回、小池都知事は前都知事の不祥事や、オリンピック・築地市場の移転の費用の

不透明性に愛想を尽かした都民の声を代弁し、当選を見事に勝ち得た。

政党には党に属する既得権益があり、また党内には派閥という既得権益もある。

これが伏魔殿と揶揄された自民党都連の固着を産むのであろうが、

その意に反し立候補をしたのは、さぞリスクが高かったことであろう。

しかしながら、当選する確信をもち、

当選さえすれば党に非難はされないことを

彼女は当然に知っている。

時勢を読み、人の心を巧みに掌握する小池都知事は、賢い政治家である。

都知事の報酬半減もまた、どちらに転んでも都議会が身を削る選択である。

小池都知事が唱える都民ファースト。

都議会、自民党都連、それらの政治家と関わる一部企業、これらの既得権益

東京都、東京都民の利益としていくこと、またその都運営の透明性が

都民ファーストと言えるのではないだろうか。

しかしながら、忘れてはなるまい。

そういった伏魔殿を作り上げてきたのは、

なにより投票権をもった都民であったことを。

高潔なる意志を持つ政治家を望むのであれば、

それを選出する我々も、高潔な意志を以て選挙に臨む必要があることを。

 

以上が、都民ではない私の戯言である。

 

 

 

 

 

ブログ開設。略歴など。

本日、ブログを開設しました。

明日は明日の風が吹きます。

その風を吹かせるのは、自分自身ではないでしょうか。

1つの視点や価値観にとらわれず、

多様性を受け入れていくことが

きっと明日の風を吹かせるのだと思います。

良い一日の経験は明日へ繋ぎ、

つらい経験はこころの負担をリセットしながら。

前向きに明日を迎えられたなら素敵ですね。

 

「日日是好日」

毎日が安息で良い日である様に。

こころのデトックス、一緒にはじめませんか?

 

〇略歴

大学にて臨床心理学、社会心理学を専攻。

精神保健分野における国家資格の相談援助職として勤務。

認知行動療法をベースとした面談・心理カウンセリングを展開。