たくさん悩んで新昭和

ウィザースホームで新築(2013年12月完成)しました。家づくりのことたくさん書いてます。

洗車用の雨水タンクを設置した7

予備タンクを設置

雨水タンクの容量は150Lで、実際に洗車をする際はだいたい50L(贅沢に使用すると70~80L)ぐらい使用します。ケルヒャーなので多少節水効果もあるかもしれませんが、満タン状態の雨水タンクは洗車3回分ぐらいしかないわけです。車以外にバイクも所有しているので、せめて二週間に一回雨が降ってくれれば問題ないんですが、三週間とか降らないとさすがに心もとなくなってくるので予備タンクを設置しました。

一人で持ち上げられないと困るので20Lタンクにしました。

商品名は「キャプテンスタッグ 抗菌ボルディーウォータータンク20L M-9533」というものです。タンクを乗せておくスタンドも合わせて購入しました。

どのようにして予備タンクをメインタンクにつなげていくかというと、メインタンクのオーバフロー用のホースから取水するようにしていくので、予備タンクのフタを部分的に加工してホースと接続出来るようにしていきます。

まず必要なのはバルブソケットとTS給排水ソケットになります ↓

予備タンクのフタに穴を開けて、フタの上下からバルブソケットとTS給排水ソケットを挟んでいく作戦です。まずはフタの穴あけからですが、フタにソケットを当ててマジックでだいたいの大きさを書いていきます ↓

そんでもってルーターの細いドリルで穴をあけて ↓

途中で太いドリルに変えて ↓

一気に大きな穴へ広げていきます ↓

ソケットがピッタリ入るよう何度も調整すれば完成です ↓

実際に取り付ける際は汎用のゴムパッキンを入れて水漏れを防ぎます。汎用のゴムパッキンは色んなサイズが入ってるものをひとつ買っておくと便利です ↓

フタの裏からTS給排水ソケットをねじ込んで固定 ↓

オーバーフロー用ホースを適当な長さへカットして ↓

フタの上部に固定します ↓

最後に予備タンクからのオーバーフロー用ホースを付けて完成 ↓

これで雨水タンク設置編は終了です。
何か問題があったら変更していくと思いますが、課題があるとすれば雨水フィルターでしょうか。もっと肉厚でたくさん濾過出来そうなフィルターマットを探してみたいなとは思います。

 

まとめ

雨水を使って洗車し始めると、もう水道水には戻れなくなります。車好きの人が純水器を使う理由がよく分かったというか、ボディに付着した水滴が乾いてもシミ(イオンデポジット)にならないのは計り知れないメリットがあります。

いずれ洗車編で詳しく説明したいと思いますが、結局は水滴を拭きとる作業が大幅に軽減されるので、キズも付きづらい環境になります。

雨水タンクを設置してから数ヶ月経過しましたが、普段は憂鬱な雨の日でも雨水タンクがあれば自然と笑みがこぼれます。雨水も毎回同じクオリティでは無いのでワインみたいな感じでしょうか。「今回の出来はすごく良いねー」とか「う~ん、、イマイチ!」など色々です。

まさしく天からの恵みを直に体感することになるので、雨がそこそこ強い日なんかは何かモッタイナイ感じがする(雨水タンクがすぐに満タンになって溢れてしまう)わけです。最初の頃は我慢できずに雨カッパ着て、ケルヒャーで洗車したり土間や壁を掃除しましたよ。ずっと放水し続けても雨水タンクが満タンのままというのは、ちょっとした至福の時間ですね。

それと晴れた日にきれいな雨水で洗車する歓びも格別です。我が家は太陽光パネルを乗せているので、ケルヒャーの電気代もゼロなわけです。今どきの持続可能な・・とは言わないですが、良い材料を捨てずに活かすというのは単純に嬉しいことなんだろうと思います。

ちなみに雨水タンクは洗車だけでなく鉢植の水やりにも使うし、土間や壁の掃除にも使います。仮に被災して水道が止まったとしても、庭には新鮮できれいな雨水が170Lもありますからね。結構使えるんじゃなかろうかと思います。

車は一旦リセットする意味でガラスコーティング屋さんへメンテに出します。おそらくピカピカになって戻ってくるので、そこから雨水洗車の真価が問われると思います。

続いて洗車編の始まりです。