グリーンブック
何が一番びっくりしたかというとヴィゴ・モーテンセンでしょうな。
ロードオブザリングのアラゴルンしか観ていなかったので、まったく彼だとは気づかなかった。
すごくよい。
とここまで書いてきて、グリーンブックをググってみたところ、Movie Walkerで同じこと言っているのを発見^ ^
アラゴルンの面影なし！『グリーンブック』名優ヴィゴ・モーテンセンの食いっぷりが豪快でカワイイ！https://movie.walkerplus.com/news/article/180867/
14kg増量したということで、お腹がめっちゃ出ているどこにでもいるオッチャンのヴィゴ。
アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたそうだが、わたしが審査員なら、ヴィゴにあげます！
てか勝手に、もうヴィゴでええよ！
ヴィゴの演じるトニー・リップは、わかりやすい特徴のある役柄ではないけれど、喋り方、仕草、表情はトニー・リップを知らなくても、“THE”と思わせてくれる。
別のヴィゴの映画も観なければ！と思う。
マハーシャラ・アリもよかった。
笑顔が最高にステキ。いろいろな笑顔を見せてくれる。
社交辞令の笑顔、自分を守るための笑顔、その場を生き延びるための笑顔、心からの笑顔。
アカデミー賞助演男優賞受賞をとったそう。
この映画、アカデミー賞作品賞受賞への批判があるようで、ウィキペディアによると、「米紙ロサンゼルス・タイムズのジャスティン・チャン記者は、本作の作品賞を「『クラッシュ』以来最悪のオスカー作品賞」と酷評」。
クラッシュはいい映画と思うけどね。ということはさておき、確かに映画全体が素晴らしい出来かといわれるとそうでもない。
淡々と話は進み、ものすごくわかりやすい出来事やそれを覆す感動、「全米が震えた」みたい展開はない。
それでもわたしは、マハーシャラ演じるドクター・シャーリーが、心情を吐露する場面でグッと心をつかまれ泣いてしまう。
「私は独りで城住まいだ。金持ちは教養人と思われたくて私の演奏を聴く。その場以外の私はただのニガー、それが白人社会だ。その蔑視を私は独りで耐える。はぐれ黒人だから。黒人でも白人でもなく、人間でもない私は何なんだ？」
歴史上、黒人の人たちを含め先人たちが勝ち取ってきた権利。それがあって、今のわたしたちがある。
人として自由であるということは、一体何であろうか。
攻撃するものに対して、どこまで強く気高く自分でいられるのだろう。
どこまで正気を保ちながら、痛みを耐え、やりたいことを実現していけるのだろうか。
それは時代が移り変わっても普遍的なテーマであり、であるからこそ自分の中に眠っている色々な思いを呼び覚まされるのだろう。お前はどこまで正気を保ちながら、痛みを耐え、やりたいことを実現していけるのかと。
祖母の死
祖母が亡くなった。
享年90歳。
医者は大往生ですねと言った。
朝食をいつもの通りしっかりと摂ったあと、吐いて腹痛を訴えたため救急搬送。ただその時は、急性胃腸炎と軽く考えていたと母は言った。
そこから1日と少し。
生命の終わりが来たようだった。
死の前からパンパンにむくんでいた祖母の脚は、死後に母と父が清拭をした時には、ほっそりととてもきれいな脚になっていたそうだ。
肌のきれいな人だったので、その様は想像に難くない。
心臓にできたたくさんの血栓が、生命の終わりとともに溶解したためか、病院に運び込まれた日の夜半に吐血したためか、体内の毒素が出切ったのだろう。
もう助かる見込みはないと母から聞いた時、悲しみはさほど湧き上がってこなかった。
それよりも、祖母は満足して逝ったのではないかと、幸せな最期を迎えることができたのではないかと思った。
そのことに泣けた。
祖母は、この春に日本海沿岸の故郷から遥か離れた娘が住まう千葉の地 ー 1～2度しか訪れたことのない彼女にとっては縁遠い地だ ー に住まいを移すという、その人生の最後で大きな決断をした。
自分の家へ来るよう母が何度か誘っても応じなかった彼女が、今回はノーという態度を一度も見せることなく、車と新幹線を乗り継いで、娘の家へやってきたのだ。
道中、地元にできた新幹線の駅舎を初めて見ることができて、子どものように笑顔を見せたことを思い出す。
母は母で、過去にあった二人の確執には蓋をして、あと数年ばかり祖母のためにやれることをやろうと決意していた。
実際にやってみると、母の生来もつ人の世話を焼き、支えようとする力がうまく祖母の求めるものと調和し、祖母は好きなものを存分に食べて、ささやかな日常のコミュニケーションを楽しみながら、穏やかに過ごしたようだった。
祖母は娘の家にやってくる時に、生命の終わりが微かな足音を立ててやってきていることを感じとっていたのではないか。
人生を積み上げた人に備わった自然の力でもってして。
生命の終わりを静かに受け容れる。
そんなことを言う祖母ではなかったが、そのように感じられる。
人が生きることとは、なんと凄みのあることだろうか。
ことばにできない深く自分を穿つものを感じ、幾重にもなった生命の襞を見るように思う。
わたし自身がその一端に関われたことに感謝しつつ、また泣けるのだった。
手製おやつのススメ
なんちゅうことはないのですが、今日はカステラと生クリームを買って帰り、Let’s have homemade sweets! ってなことにしました。
っていっても、生クリームをホイップしてカステラに添えるって、ただそれだけのね。でも美味しいよね♪(´ε｀ )
わたしをよく知る人は（よく知らない人もな！）、わたしが添加物系を好まないことを知っているのですが、その通り、なるべくなら添加物の入ってないものを食べたいわけです。
が、仕事で疲れた身体をフラフラさせながら帰路につくときに、「さ、今日は帰ってクッキー焼こう♪」なんて考えは1ミリも出てきません。なにそれ？誰得？ってなもんですよ。
ただ生クリームをホイップするというたった5分ほどの作業でも同じこと。体力ない人あるあるです。ええ。
なので普段は、添加物だらけだろうがあまり気にしないようにして、コンビニスイーツなんかを買っちゃいます。
しかし今日はお休み！
自主研修なぞに行き、頭を働かせたので、甘いものを食べてリラックスしたい❤︎❤︎
余裕もあることだし、カステラ with whipped cream! でティータイム。
スーパーで購入の生クリームは脂肪分35％のもの。好みもあるけど、低脂肪でふんわりと優しい味わいなので、これが好き。
そして今日のスイーツの結果。
オーケーストアで買ったカステラはイマイチ。めちゃめちゃ甘い。カステラってシンプルなだけあって、美味しいのそうでないのと本当に差が出るね。
ホイップクリームに満足( ´ ▽ ` )。それだけでも自分でやった甲斐はありました。もうちょい余裕があれば、パンケーキを焼いてクリーム添えるのもよいな。
写真は…。ええ、室内での静物写真は難しいです…。言わずもがな一眼レフが泣いております(T ^ T)
これを書いている後ろで流れているのは、Wherever you are - ONE OK ROCK この歌いい！
ビューティフル・ボーイ
Beautiful Boy 2018 America https://beautifulboy-movie.jp/
多感な10代でドラッグを使い始め、依存に陥っていく少年ニックと彼を救おうと格闘する父デヴィッドの物語。
実のところ、物語の進行がなぜこれほどまどろっこしいんだろうと思いながら、この映画を観ていた。
ニックが重度のドラッグ依存になった原因がはっきりと語られなかったり、結びつきが強かったはずの父子関係がこじれてゆき、互いに背を向け合うようになる彼らの関係性の変化もわかりにくい。
定番のハリウッドドラマのように、思春期の少年の反抗心やナイーブさからドラッグに手を出し、それにのめり込んだ挙句、父との決別、離れていた母の元での復活。順調ではなかったけれど、、光を取り戻した！、good ending、と進むのかと想像していると、いやいや全然違うぞ、なんだなんだ、と。
実際の話を描いているからそれは当然のことなのだと、最後に知ることになる。
単純な正解がない現実はいくつもの山を乗り越える連続だ。
物語が美しく”ドラマティックに”収まらないところが、これが実際に起きていることなのだと首肯かせ、ドラッグ摂取が引き起こす破壊の悲惨さ ー 人が人たりえなくなってしまう ー をいっそう浮き彫りにする。
ニックはドラッグがもたらす多幸感を求めて、依存を強めていく。ドラッグで簡単に手に入る多幸感を日常の中では得ることが難しく（当然だろう）、どっぷりと依存した頃には、脳が破壊されている。抜け出すために周囲にお膳立てされ励まされながら回復の道を歩んでみても、安定した平和な日常に満たされず、もがき苦しみ逃避する。
ニックが繰り返しドラッグに手を出すその姿は、ドラッグ依存がもたらす負のスパイラルから抜け出すには、計り知れない時間を費やし絶望的な苦しみの中を転げ回り進むしかないことをわたしたちに教えてくれる。
傍目には順調で満ち足りて見えたとしても、人の内部に潜む、如何ともしがたい生きることの苦しみや、現実との折り合う痛み。
なんて哀しいのだろう。
“everything” とニックをいっぱいの愛で包み込んでも、彼のほしいものを与えることができない。父親のデヴィッドにとっても無力感に打ちのめされる、とてつもない苦しみだ。
これを書きながら、物語を思い返すと、ふたたび泪が出てくる。
がんばれがんばれ、と祈る。
ニックの求めるものは現実世界では容易くは手に入らないが、それでもあきらめなければ絶対にドラッグでは手に入れることのできない世界に辿り着けるはずだ。
わたしはそう信じているので、あきらめないでと祈る。この胸がつまるような映画を観ながらそんなことを思う。
余談だが、ティモシー シャラメ、ええなぁ。彼が出ていると観にいこうと思わせる、そんなactor。
パタンパタンと箱にしまう
今朝早くに目が覚めて、どうしようもできないこと、どうにもならないことに思いを巡らせていた。どこにもいけない思い。
（困ったもんだ、こんな朝早くに。ええい、早く去ってくれないかな。）
それで、目を瞑ったまま、こんなことを思い描いてみたのです。
小さな箱を開けて、ごちゃごちゃした雑多な思いを全部そこへパタンパタンと入れて、蓋を閉じ、軽くテープで封をすると、そいつを天袋へ放り込む。
えぃや。
そうしたら、まぁどうでしょう。すうっとそのごちゃごちゃな気持ちが消えていったのです。
What an amazing this would be!
答えを出せないことが人生にはあるから、そんな時はこうして箱にしまって放っておくことも必要。
その時機がくれば、開けて取り出すこともできるでしょう。
きのう何食べた？
東テレのドラマ版
昨日の第５話からやっと観られた！
ドラマを観ている母（母はマンガだったことを知りませんでした）がケンジ役の内野聖陽（なんて読むのだろう？）さんがイイ味だしていると論評していたが、なるほど。
原作のケンジとはちがうんだけど、ちゃんとケンジなんだよね。わたしを含め、原作ファンは実写化されたケンジにうんうんって頷きながら観ているんじゃないかなぁ。わたしは一人ニンマリ。なんか嬉しくって。
そして同じくシロさんのお母さんもイメージとは違うんだけど、すごくよい！ 梶芽衣子さんという女優さん。
原作の母のエキセントリックさはないけれど、すごく味があって、間の取り方とか絶妙。これまたニンマリ。
そしてストーリーが基本的に原作通りなのも、嬉しい。ってか、これはよしながふみさんが原作で描くドラマがよすぎるので、当たり前か。
キャラクターがみな、素敵なところばかりではなくちゃんと欠点があって、でもそれらがちっとも嫌な感じにならず、すごく生き生きしているんだもの。等身大の人たちが繰り広げる日常ドラマがこれほどおもしろいなんて！ ものすごい特別なできごとがあるわけでもないに。
ことばにすると陳腐だけどさ。よしながふみさん、すげーよ。
来週のドラマも楽しみだー。漫画も11巻までしか持っていないので、買わなきゃ♡
https://www.amazon.co.jp/dp/B011HYCVFY/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_E5sZCbZ7M901M
OpenLedger DEX用モバイルアプリが登場
2018年9月27日
Ksenia Dobreva
こんにちは、OpenLedger DEXユーザー、
今日、私たちは、iOSとAndroid 用の一般的に利用可能な OpenLedger DEXモバイルウォレットを発表します。このアプリのリリースによってあなたのOL DEX体験がより便利で拡張可能なものになります。
いつでもどこでもOL DEXアカウントを管理できる
無料のモバイルアプリを使用して、既存の仮想通貨ウォレットにサインインします。即座にOpenLedger DEXアカウントの制御、管理が可能です。残高、最新の取引履歴、アカウントの詳細を安全に確認し、外出先でBTS、BTC、ETH、その他の50以上のアセットを送信できます。
あなたのOLアカウント用の安全なアプリ
PINまたは指紋認証でログインします。安全性を高めるためにアプリとOpenLedgerアカウントを同期させます。秘密鍵を伴うすべてのやりとりは、モバイルデバイス上でローカルに実行されるため、わたしたちが秘密鍵にアクセスすることはできません。
アプリからすぐに取引を実行する
数回のタップであなたの資金を送金、入金または引き出します。
アカウントを管理する
必要に応じて未処理の注文をキャンセルします。あなたの資金と資産残高を参照してください。最新の取引の履歴は、別の画面で確認してください。
アカウントを設定する
アプリの言語を変更したり、好きな通貨単位を選択したり、PINを管理したり、その他アプリの設定を好みに合わせて変更できます。
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英語、ロシア語、中国語がアプリで利用可能になりました！すぐにもっと多くの言語が表示されます。
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