ボールパイソンの飼育のあれこれ③これを見れば病気やケガは心配なし!
こんにちは!チノです!!ゴールデンウィークも終わりましたね。今年のゴールデンウィークは引きこもっていましたが、最後のほうにサンビームヘビを新たにお迎えいたしました。体がぎらぎら光ってるのはもちろん、顔がかわいいのなんのってサラマンダー探しに来たはずがヘビお迎えしちゃいました(笑)
サンビームについてはいつか書きたいと思います。
話を戻して今回はボールパイソンの病気等について書かさせていただきます。
病気にならないのが一番ですが、寿命も15年と長い時間を一緒に過ごしますのでもしもの時のためになればと思います。
マウスロット
口の中の傷が膿む症状です。ひどいと口を開けるとネッチョとした膿が見えます。また口の周りが泡立っていたりします。
よくあるのはご飯をピンセットで与える際に、ボールが勢いよく飛びつき口の中に傷ができてそこが膿んでしまったケースです。
なので先のとがったピンセットの使用は避けましょう。
さらに体調不良で抵抗力が下がってたり、ストレス、低温や不潔な環境も膿む確立が上がります。
症状としては食欲不振や呼吸困難、放置しますと命の危険があります。
軽い症状なら床材をペットシーツに変えて飼育環境を清潔に保ち、温度が低いなら温度を上げて抵抗力をあげましょう。そして綿棒やガーゼで膿を取り、イソジンで消毒すればよくなります。
それでも治らなかったり、ひどい状況でしたら爬虫類を見てくれる獣医さんに診てもらいましょう。
呼吸器疾患
呼吸が荒くなったり、口呼吸になったり、せきやクシャミ、口や鼻の周りに泡がついていたりと色々あるので日ごろの観察が大事です。
原因としましては湿度が高すぎたり低すぎたり、不潔な環境による寄生虫や細菌、ウイルスなどあります。
初期症状としては口周りの泡立った唾液が見え始めます。
早期治療が大事なので早めに獣医さんに診てもらいましょう。
又お迎えする際に症状の特徴がないかをしっかり確認しましょう。
ダニ
ぱっと見て鱗に見えますがよーく見るとわかります。裏側をみるとダニの足が見えます。
総排泄孔に半分は言っている状態のダニも見たことがあります。
ケージを熱湯で洗い床材もシーツに変えてまめに交換しましょう。
ボールも温浴させましょう。
爬虫類用のダニ防止用品もあるのでおすすめです。
ほっとくと食欲不振になったりどんどん弱っていきますので気を付けましょう。
消化不良
症状としてはご飯は食べたものの吐き戻したり下痢をしたりお腹のなかで腐ってしまうなど色々あります。
主な原因は温度が低かったり餌が大きすぎる、ストレスなどです。
ご飯をあげる前に温度のチェックをして、ご飯をあげたら今日明日はそっとしておいてあげるのが大事です。(ウンチを確認してからが確実です。)
ご飯をあげる前に触りすぎるのもよくないです。
冷めたエサや未解凍のエサを与えるのもダメです。
万が一、なってしまったら、1週間いじょうは餌は与えないでください。また吐き戻してしまう確率が高いです。吐き戻しが続いてしまうと命の危険があります。
次回与えるエサはワンサイズ小さいくしてください。消化しやすくするためです。
それでも吐いてしまう場合はピンクマウスにして切れ込みをいれるとより消化しやすいです。
はきもどした場合、腐臭がするのですぐに気づくので気を付けましょう。
クリプトスポリジウム症
原虫の仲間です。爬虫類だけでなく人も含めほとんどの生物に感染する人畜共通感染症です。(健康な人には基本感染はしないそうです。)
感染するとヘビの場合胃炎になります。
食欲が落ちたり、吐き戻しや下痢を起こし徐々に痩せていきます。そして衰弱していき死んでしまします。
これといった治療法はありませんがオーシストという感染を広げるものは熱と乾燥に弱いそうなので熱湯消毒や日光消毒もいいかもしれません。
後、、糞から移るので掃除をまめにし、糞に触った後は手をよく洗いましょう。
最終的には対処療法をしてもらいその子の免疫力にかけるしかありません。
脱皮不全
病気ではないです。脱皮がうまくいってない状況です
湿度不足が一番の原因ですが他にもケージが狭い、水入れに全身入らないなどあります。
後は脱皮の取っ掛かりなるものがないのも原因です。シェルターのザラザラなどにこすり付けて皮を脱ぎます。
ダニがいる時も脱皮がうまくいかないことがあります。
脱皮をしやすくする用品もあるのでよかったら使ってみてください。
最後に脱皮不全になった場合は、温浴させてのっこた皮をふやかせてからむくといいです。
ヤケド
よく聞くのは寒い時期にパネルヒーターだけ使ってて、ケージ内の温度が低く、ボールがパネヒの上にずっといて低温ヤケドをさせてしまうケース。
またケージ内に保温球などのライトを入れてるとボールが接触してしまい、ヤケドする恐れが高いです。
なのでパネヒだけでなく保温球や暖突を足す。また保温球はケージの外側に設置するなど気を付けましょう。
皮膚が少し赤いくらいでしたら自然回復しますが、ひどい場合は病院に行きましょう。
まとめ
書いてみて改めて思いましたが、ほとんどがほっとくと死んでしまいます。
日ごろの観察とすぐに行動することが大切です。
読んでいただきありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。
ボールパイソンの飼育のあれこれ②餌
こんにちは!チノです!!
前回に引き続きボールパイソンについて書かせていただきます。
今回は飼育するうえで欠かせない餌についてです。
基本的にはマウスやラットです。
中にはヒヨコやウズラを好む子もいますのでそちらについて触れていきます。
マウス
マウスは完全栄養食といわれていてボールなどのマウスを主食にしているヘビたちはマウスだけあげていれば栄養バランスは問題ありません。カルシウムやビタミンの添加も特に必要ありません。
サイズも色々あり個体のサイズに合わせてあげてください。
ボールは首が細く見えますが餌を飲むときに広がるので安心してください。ですので餌のサイズは胴回りの一番太いところを基準にして、同じくらいの餌をあげましょう。
食べられるぎりぎりのをあげるほうが大きく成長します。
ピンクマウスを食べてるうちは週に二回餌をあげて、ファジーを食べれるようになったら週に一回のペースがいいでしょう。
一回にあげる量は基本一匹でご飯をあげた後もそわそわしてたり、まだ食べたそうな素振りがあるときは様子を見てもう一匹あげてみましょう。
2~3匹欲しがるようならサイズアップを考えましょう。
ラット
リタイヤサイズのマウスで小さいなと感じてきたらいよいよラットの出番です。
またピンクラットなどホッパーマウスと同じくらいのラットもあるので早めにあげてみるのもいいですかね。
見た目は似てますが、食べたり食べなかったり好みがあるそうです。
マウスと比べて取り扱ってる店舗は少なめです。ですが通販で探せば見つかると思います。
ひよこ・うずら
マウス・ラットは肉、骨、内臓,血液のすべてが取れる完全栄養食ですが、なかには餌付かない子もいます。
そういった子にはヒヨコやウズラを与えてみて、食べるようでしたら今度はマウスにヒヨコやウズラをこすりつけて匂いを付けて与えると食べたりします。
ヒヨコやウズラだけでは栄養価が足りないのでマウスに餌付いてる子を飼いましょう。
解凍方法
一般的な方法はお湯で溶かす方法です。40℃ほどのお湯にマウスを入れて中までしっかり解凍しましょう。溶かした後お湯が冷えてることがあるのでもう一度お湯に入れて温めましょう。
お腹を触って溶けてないところはないか確認しましょう。凍ってる部分があると消化不良になる恐れがあるので気をつけましょう。
他にも自然解凍の方法があります。
前日から冷凍庫から冷蔵庫に移して溶かしその後ヒータなどで温かくしてからあげてください。
冷蔵庫に入れられなかったり、もっと早く上げたいときは常温で戻してから温めてあげてください。
温める際に60℃以上で温めると栄養価に問題があるのでやめましょう。
このやり方は匂い強くなるので食いつきの悪い子には試してみるのもいいですね。
最後に電子レンジで温めるのはやめましょう。溶け方にむらがあったりし、また爆発するそうです。
まとめ
基本はみんなマウスを食べますが拒食や好みでヒヨコなどを好む子もいます。
栄養的にマウスのほうがいいのでマウスを好まない子は忍耐強くマウスを食べるよう頑張ってください。
ボールを飼ううえで大事なのは餌をちゃんと食べるかどうかですからね。
では続きは次回書かせていただきます。
読んでいただきありがとうございます‼
ボールパイソンの飼育のあれこれ
こんにちは!ゴールデンウイークは部屋の大掃除に費やしてるチノです!!
今回からはボールことボールパイソンについて書かせていただきます。
コーンスネークか迷いましたが個人的に今、ボールのほうが好きなのでコーンはまた今度書かせていただきます。
体長1.5~2mくらいになる大きいヘビです。太さも腕くらいになります。雌のほうが大きくなる傾向があります。
カラーバリエーションもたくさんありめずらしいのだと10万円以上します。ボールを10匹以上飼ってる方もいます。
ボールパイソンは名前の通り危険を感じると丸くなる性質があります。
これは彼らが臆病な性格をしていることを表しています
また彼らはアフリカのガーナやトーゴが原産地ですが、そこで子供たちにボール扱いされているのです。このようにボールは比較的おとなしいヘビといえます。ただ大きいので噛まれると痛いですが毒はないので消毒すれば問題ないです。
ボールは拒食の子がほかのヘビと比べて多いです。ボールは発情期に餌を食べなくなる性質があります。
またストレスで食べないことも多く入荷時なんかは拒食の子が多いです。ですのでお迎えする際はご飯をちゃんと食べてるか確認しましょう。
必要な物
~ケージ~
ヘビは脱走の名人と呼ばれており、ちょっとの隙間やケースが欠けてたりすると脱走をします。特にボールは力があるのでプラケースのフタとかはしっかりフタができてるか 確認しましょう。
小さいときはプラケースやアクリルケースでもいいですが、大きくなったらガラスケージなどに変えてった方がいいでしょう。
ガラスケージで観音開きのタイプはとびらの下にカギがついていますが上にはカギがが付いてないので脱走する場合があります。
なので別でカギを付けるか、スライドタイプのほうがいいでしょう。
お手軽なので衣装ケースの選択肢もありますが隙間や通気性が問題ないものを選んでください。脱走や蒸れに気を付けましょう。
後ケースの透明度が低いとボールは慣れにくくなりますので、その点も気を付けましょう。
ケージサイズは成長段階に合わせて大きくしていってもいいですし、最初から大きいケージを用意するのもありです。
成長速度はそんなに早くなく1年くらいは猶予はあるので初期費用を抑える場合やすぐに場所の用意するのが難しい場合はそのほうがいいと思います。
最初に大きいケージを用意したほうが初期費用はかかりますが、買い替える必要がないので全体的に見れば安く済みます。
でも余った飼育器具を他の生体に使えばもったいなくはありませんが。
~シェルター~
お迎えしたばかりはシェルターがあるほうがストレスが減るのでいいとです。
また湿度が高めのほうがいいので入るうちはウェットシェルターもおすすめです。ないほうが慣れやすいといわれてますが特に関係ないと思います。
他にも脱皮の際の取っ掛かりにもなるので入れといていいでしょう。
~床材~
床材はいろいろあってペットシーツ、ウッドチップや広葉樹マットなどがあります。
ペットシーツは安くてまめに交換できるので、清潔に保てます。ただシーツの下にもぐったりする場合もあるので様子を見ながら使いましょう。シーツの下でウンチされると悲惨です(笑)
ウッドチップや広葉樹マットは見た目がいいのでレイアウトにいいですし、ウンチをした所を取ればいいので掃除が楽です。
細かい砂とか粉末が出るのはおすすめしません。
~ヒータ~
ボールは適温が28℃以上なので夏場はパネルヒーターでも大丈夫ですが冬はヒータを追加したほうがいいでしょう。保温球やセラミックヒータがおすすめです。セラミックヒータは高いですが保温球より寿命が長いです。
注意点はケージ内に置くとボールが巻き付くので外から温めましょう。またケージが溶けないように気を付けましょう。
飼育数が多い人はエアコンもいいですね。
~水入れ~
ボールは全身を水に浸けるので、全身が入るサイズがいいです。ひっくり返されないように重みがあるほうがいいでしょう。
また全身を水に浸けるので水を入れる時は冷たい水は入れないようにしましょう。餌食いが落ちるなど悪影響があります。
水は毎日じゃなくてもまめに変えましょう。
~ピンセット~
勢いよく餌に飛びつくのでピンセットであげてください。
ピンセットは先端がとがってないのが良いです。また竹製のがあるのでそちらがおすすめです。
~照明~
紫外線は必要はありませんが、ボールなどのための紫外線ライトもあるので使うのもいいかもしれません。
観賞用にLEDを使うのもいいです。
~加湿器~
ボールは湿度高めのほうがいいです。なので湿度を保つのにいいと思いますが、これはお好みで。
まとめ
同じ人気のヘビのコーンスネークと比べると神経質でいろいろ手がかかりますがボールにしかない魅力がいっぱいあるのでご縁がありましたらお迎えしていただければと思います。
次回もよろしくお願いします。
レオパの飼育のあれこれ⑤繁殖
皆さんこんにちは!今日髪を切ってきたチノです!!
今回は誰もが一度はあこがれるレオパの繁殖について書かせていただきます。
飼育はもちろん繁殖も入門者向けといわれるレオパですが、しっかりと知識がないといけません。
すこしでも皆さんの助けになればと思います。
~繁殖の前の準備~
もちろんですがオスとメスのレオパがいなければいけません。
成熟していることが大事で体重でそれを確認します。オスなら45gほど、メスなら50gほどが目安です。
また最低でも生後一年以上はたっていることです。できれば2才いってれば安心です。私も2歳以上の子でやりました。
ちなみにオスメスの見分け方ですが左がメス、右がオスです。
尻尾の付け根の下側に注目してください。オスにはふくらみが2つあります。また上側に逆V字の模様があります。
ふくらみはへミペニスという生殖器でなんと2本ついてます。
これらは成熟しないとはっきりと出てこないので、確実にオスやメスが欲しい方は成熟した個体で確認しましょう。
メス オス
~クーリング~
クーリングとは一時的に温度を下げてレオパに冬を感じさせることです。冬を感じさせることで発情を促します。
ブリードを重ねていくうちにクーリングなしでも発情する子もいるらしいですが、クーリングしたほうが確立はあがります。
クーリングは時間をかけて行います。
まず尻尾が太く健康的な子で行ってください。痩せてる子で行うのは危険です。
そしてご飯を抜き1週間後うんちをしてるのを確認します。消化不良を防ぐためです。
1週間ほどかけて徐々に温度を18℃くらいに落とします。20℃とかでもクーリング効果があります。
私はパネルヒーターをずらしていき、さいごはパネルヒーターをとって温度を下げました。
温度が下がったら1か月ほどそのままにします。餌は抜きますが水はしっかりあげましょう。尻尾に栄養を蓄えているので食べなくても平気です。そのため尻尾に栄養を蓄えてる必要があるのです。
さいごに1週間かけて元の温度に戻していきます。これでクーリングはバッチリです
。
~交尾~
クーリングが無事終わったら、交尾をさせるためにオスとメスを一緒に入れます。
相性が良ければすぐに交尾をします。
オスのケージにいれるかメスのケージに入れるかはどちらでも構いません。
一緒にするとオスは尻尾を激しく振りメスを誘います。
メスが受け入れればすぐに交尾になります。
すぐにしなければ2~3日様子を見てください。それでもしなかったり相性が悪そうでしたら時間をおいてまた一緒にするか、別の子に変えましょう。
後,交尾がすんだら,オスは離しましょう。メスのストレスになります。
~抱卵期~
交尾をしたメスは卵の栄養のために食欲が増えます。なのでいつもよりご飯の回数を増やし食べるだけあげて、カルシウムとビタミンをしっかりまぶしてあげてください。
これを怠るとたまごだけでなく母親の健康にも悪影響を及ぼします。
交尾して10日ほどでお腹に卵が透けて見えてきます。(見えにくい子もいます)
たまごは早くて2週間、長くて、2か月ほどで産卵します。
産卵が近づいてくるとお腹がパンパンになり、食欲も落ちてきます。
また産卵間近になるとケ-ジ内を動き回り足で地面を掘るしぐさをします。
そして産卵床を入れます。水入れの中に産卵することがあるので取り出し、霧吹きなどで給水してあげてください。
~産卵床~
産卵床はメスの体がすっぽり入る大きさのタッパーなどに産卵用のパーミキュライトを入れます。これはそのまま使えて、湿度調整の必要がないのでおすすめです。
代用でミズゴケやヤシガラ、パーキュライトがあります。園芸用品とかで安く売ってい
ます。これを水と混ぜて、手でぎゅっと握って水が滴らないくらいがいいです。
タッパーの蓋に親が通れるくらいの穴を開けましょう。そうすると親が土を掘るとき土が飛び散るのを防げます。
~たまごの管理~
卵を産んだのを確認しましたら、卵の上の面にマジックなどで印をつけます。卵の上下を確認するためです。上下が変わると孵化しなくなってしまうので気を付けてください。
そして卵を移動させます。レオパの卵には殻がなく弾力性のある膜に覆われています。そう簡単に割れませんが、丁寧に扱ってください。
たまごはプリンカップみたいな入れ物にパーミキュライトを水と1:1で混ぜたものやハッチライトを敷いたものの上に置きます。
この時指でたまごサイズのくぼみを作り、そのうえに卵を置くと転がりにくくなります。
カップは蓋をしてカップ内は湿度80~90%、温度は25~30℃くらいの温度変化の少ないところに置きましょう。直射日光の当たるとこはよくないです。
孵化機(インキュベーター)も市販されてるのでおすすめです。
確実ではないですが温度30℃くらいでオスメス半々になり、26℃くらいでくらいメス、33℃くらいでほぼオスになるといわれています。
~孵化~
孵化までの期間は1~2か月ほどです。
たまごが大きくへこんだり、変色したものはダメになってる可能性があるので残念ですが取り除きます。
カビが出ることがありますが、拭き取れば問題ありません。
育っていきますとたまごは大きくなります。孵化が近くなると張りも出てきます。
表面に水滴がつき薄い切れ目がでてくると幼体が殻から出てこようとしているので自力で出てくるまで待ちます。下手に手を出すとへその緒から卵黄を吸収しながら出ているのを邪魔することになるのでやめましょう。
孵化した子は大人より乾燥に弱いので気を付けましょう。ミズゴケを湿らしたのを使うなどして湿度を高めにしてください。
ご飯は脱皮した後に食べます。数日中にするでしょう。
ご飯は毎日あげて、温度も28~30℃くらいの高めの温度がいいでしょう。小さいときはいろいろ弱いので早く大きくなるようにしましょう。
~まとめ~
レオパは繁殖しやすいですが、一回の産卵で2個産みます。それを5回ほど繰り返すので約10個の卵を産みます。
全部育てれるか、引き取ってくれるっ人はいるかなど、その点を考慮してチャレンジしてください。私もまた挑戦していきます!
今回でレオパは終わりとなりますがまた別の子についても書かせていただきます。
よろしくお願いします。
レオパの飼育のあれこれ④病気や気をつけること
こんにちは!この前健康診断で体重が15kg減ってたチノです!!
今回はレオパを飼うときに心配なことや飼ってから気になる点、病気などを書こうかと思います。
これを読んでいただき、皆さんの不安を減らせればと思います。
多頭飼い
基本的には多頭飼いはおすすめしません。
オスどうしはなわばりをもつのでケンカします。なのでオス同士は絶対ダメです!
メスどうしはなわばりの問題はありませんが、なにかの拍子に尻尾を噛んだりして尾を切れたりとデメリットはあります。
しかしこれといってメリットはありません。あえていえばケージを増やさなくていいくらいですが、二匹以上飼うならその分広くする必要があるのでその点も微妙です。
オスとメスの場合野生下ではレオパはハーレムを作ります。
ただ飼育下ではメリットよりデメリットのほうが多いのでおすすめしません。
飼育設備もコンパクトですので一匹ずつ飼育しましょう。
私も大きい水槽が余ってたので三匹を一緒に飼っていましたがケガをしないか心配になりすぐ別々にしました。
ご飯を食べない
お迎えしたばかりや飼育環境の変化があったり、温度が低くなったり、なにかの拍子でびっくりしたり、食べたことがない物だったりしたときなどです。
お迎えしたばかりの子や環境に変化があった子はその環境に問題なければ、そのうち食べるようになります。
温度が低いと変温動物ですので食欲は落ちます。仮に食べても今度は消化不良になる可能性があります。
びっくりした子は落ち着けばまた食べるようになるので問題ないです。
食べたことのない物を食べないことについては、好き嫌いはあるので無理に上げないで食べるものをあげましょう。ハニーワームは食いつきがいいです。(あげすぎ×)
後はトラウマでコオロギに嚙まれたりとかがあります。なので弱らせてからあげる方もいます。
ピンセットで上げる時に顔の前にいきなりご飯を出すとびっくりして食べない子もいるのでレオパの気持ちになって食べやすいようやってみてください。
尻尾が切れた
トカゲの仲間は危険を感じると自分から尻尾を切る習性がある子が多いです。
痛々しいですが死んでしまうわけではありません。尻尾はまた生えてきます。ですが再生尾といって前とは別の模様、形が別になります。
問題は尻尾には栄養が蓄えられているのでいつもよりまめにごはんをあげましょう。痩せてきてないか気を付けてみてあげてください。
傷
軽い傷なら消毒して飼育環境を清潔にして様子を見る。
深い傷なら病院に診せたほうがいいでしょう。
レイアウトにとがった流木や岩使ったり、崩れそうなレイアウトは避けたほうがいいでしょう。
クル病
カルシウムと紫外線不足が原因で起こります。レオパは紫外線は必要ないのでカルシウム不足が原因です。
骨が変形してしまいます。腕が曲がったりします。
進行を止めることはできますが、残念ながら完治はしません。
カルシウムをしっかり添加して日ごろからしっかり観察すればならない病気ですので気を付けましょう。
クリプトスポリジウム症
エサを食べているのに痩せている、下痢をしている、吐き戻しなどの症状があれば可能性があります。感染するので隔離をしましょう。飼育器具も共有してはいけません。
疑いがある場合は命にかかわるので爬虫類をみてくれる病院で診てもらいましょう。
マウスロット
細菌感染症の一種で食欲が落ち、口の中にどろりとした膿がみえます。軽い症状でしたら清潔な綿棒で膿を取り、イソジンで消毒すれば治りますが、悪化してもいけないので無難に病院をおすすめします。
脱皮不全
脱皮の時に全部むけずに脱皮の皮が残っている状態です。病気ではなく症状です。
よく指先に残っているイメージです。
そのまま放置していると指先や尻尾の先に血行不良となり壊死して取れてしまいます。(欠損)
原因は湿度不足です。ウェットシェルターを使用すれば基本なりません。
もしなってしまった場合は、濡らした脱脂綿等でその部分を包んでふやかし優しくとってください。
アオジタトカゲとかはなりやすいですかね。レオパではあまりならないかなと思います。我が家の子たちは指先や尻尾は特になった子はいないですかね
まとめ
色々書きましたが、基本を守って飼育すれば恐れることはありません。
またショップで購入するとき尻尾が細くないか、食欲がないか、下痢をしてないか、指は欠けてないか、クル病じゃないかなど見たり聞いたりしましょう。
よっぽどあくどいところじゃなければ教えてくれます。
今回はここまでにさせていただきます。次回は繁殖のことを書かせていただきます。
読んでいただきありがとうございます!
この子は スーパーマックスノーアルビノというモルフです。
なぜかこの子は脱皮の時、顔周りの皮はいつも残っているので取ってあげてます。
レオパの飼育のあれこれ③人工飼料
こんにちは!チノです!!
今回はレオパの人工飼料について書いていきます。
どうしても虫は嫌!!という方もいるでしょう。また家族の反対にあう方もいるでしょう。そんな方たちの強い味方が人工飼料です。栄養バランスが良く、それだけあげてれば問題なく飼育できます。最近は種類も増えていき、ますます便利になってきました。またそれぞれ特徴があるのでご自身にあったのを選べるのもありがたいことです。
問題の食いつきも悪くなくうちの子はみんな食べてくれます。
レオパゲル
こちらはキョーリンさんというメーカーが出していて、値段は¥700くらいです。
量としては一匹だったらだいたい一か月くらいはもつかなと思います。ほかの人工飼料と違いすでに出来上がっているので、チューブから出したらすぐあげられます。においは全然臭くなく甘い匂いがしましたね(笑)
蓋を開けたら冷蔵保存です。冷蔵庫から出して、あげる際に常温に戻したほうがいいという意見もありますが商品自体にそのような説明はなく、わたしも普通に上げてますが体調を崩した子はいませんでした。
グラブパイ
ピクタさんが出してます。
たぶん初めてできた人工飼料じゃないかなと思います。値段は¥3000くらいですかね。高く思えますが量が多いのでそこまで割高ではないかと。
こちらは粉末で熱湯と混ぜて自分で作るタイプです。
作ったエサは冷蔵保存で一か月くらい持ちます。直接触らずスプーンとかで必要な分取りましょう。かびが出やすくなります(-_-;)
あと密封したほうがいいでしょう。
必要な分だけ作れる点がいいですね!
レオパブレンドフード
GEXさんが出してます。
これはドライフードをぬるま湯でふやかすタイプです。値段は¥700くらいです。
量は二か月分となっています。ドライタイプなので保存もしやすい点がいいですね。
ただふやかしすぎるとつかめなくなってあげにくくなるので気をつけてくださいね。
まとめ
これらは非常に便利でふだん虫を与えてる方も保存食として持っておくといいんじゃないかなと思います。
またほかの肉食の子たちにも与えられるので私はレオパ以外にもあげています。意外と食べるので食べてくれたときは驚きと嬉しさがありました。
ご飯をあげるのはレオパはもちろん爬虫類飼育のだいご味ですね。
最後にこの子は二番目にに我が家に来たジャングルベルアルビノちゃんです。
うっすら赤い目が気に入りお迎えしました。
ではまた次回もよろしくお願いします。読んでいただきありがとうございました!
レオパの飼育のあれこれ②(餌)
こんにちは!チノです!!
前回に続いてレオパの飼育方法について投稿させていただきます。
最近シーツをぐしゃぐしゃにするの覚えたかわいい子です!
必要な物
餌の種類
レオパは肉食でおもに虫を食べています。飼育下で生きてる虫や乾燥させた虫、冷凍させた虫、缶詰の虫があります。虫をあげる際に共通していることはカルシウムパウダーをまぶすことです。
虫だけだと栄養が偏り、特にカルシウムが不足するとクル病という骨の病気になってしまいます。子供のころは毎回まぶし、大人は二回に一回くらいまぶすといいでしょう。カルシウム以外にもマルチビタミンパウダーもあり、こちらも付けていたほうがいいでしょう。あげる回数は子供は2日に1回大人は週に1~2回です。栄養状態のいい大人は1か月くらいの絶食も平気といわれていますが自己責任で!
ヨーロッパイエコオロギ
餌コオロギは二種類いてこちらはもう一方と比べて管理がしやすいです。少しすばしっこいですかね。
フタホシコオロギ
こちらは比べて栄養価が高めですが、管理がしづらいです。においも強いですかね。
共通点は爬虫類のえさの中で手に入りやすいです。値段も安いく一番使われています。ただレオパより飼育に手間がかかります。あとばら撒いてあげるとレオパを嚙むことがあります
なので冷凍コオロギがおすすめです。お世話しなくていいですし、値段も安いです。通販のほうが入手しやすくわたしも使っていました。冷凍庫に入れたくないよ、というかたは乾燥コオロギがあります。
冷凍はお湯で解凍、乾燥は水で戻す必要があります。
私も今あげてるご飯です。栄養バランスは悪いといわれてますが管理がしやすいです。ローテーションで上げるには問題ありません。
レプタイルディッシュというお皿を使えば脱走できないので、勝手に食べてくれますので楽です。
ちなみに見た目は似てますが別に種類です。後、サナギは食べますが成虫は硬くて食べません。
管理方法ですが冷蔵庫に入れておくと仮死状態になるので長持ちします。
ハニーワーム
栄養価がとても高く嗜好性も高いので食欲のない子にお勧めです。うちの子たちもおやつであげたら大喜びです。
注意点は食べすぎると肥満や痛風になります。またおいしいらしくほかのご飯を食べなくなるという話があります。なので食欲がないときや繁殖する際以外はあげなくていいでしょう。
ミルワームと一緒で冷蔵庫保存です。ちなみに蛾ですが冷蔵保存しとけば成虫にならないので安心してください。
こちらも嗜好性がよく栄養価も悪くなく、水分補給にもいいです。欠点は雑菌に弱く死にやすいです。また桑の葉しか食べず、専用フードがありますがコスパが悪いです。
個人的にミルワームと違ってブニブニしてて苦手です(笑)
ゴキブリですが日本のとは似ていません。
管理がしやすいのが一番の特徴です。ミルワームより栄養バランスが良くわたしもメインで上げてます。成虫はレオパには大きいので飼ってる子にあわせてあげてください。
コオロギと違って密集してるほうがいいので、場所を取りません。鳴きませんし、匂いも控えめでおすすめです。
エサは昆虫ゼリーとか葉野菜、ふやかしたモルモットフードなどです。
卵ではなく直接子供を産みますのでほっとくと増えていくので小さいトカゲとか飼育してる方にはありがたいです。私は大きいトカゲも小さいトカゲも飼育しているので非常に便利です。
レッドローチ
こちらもゴキブリです。チャバネゴキブリに似ています。デュビアと違いすばしっこく、少し臭いです。こちらは卵を産みます。あとはデュビアと同じ感じです。
ピンクマウス
ハツカネズミの赤ちゃんのです。冷凍されて売られているの解凍してあげます。
栄養バランスはいいですが栄養価が高いのであげる回数を減らしてあげてください。
まとめ
好き嫌いはあまりしませんが、個体ごとに好みがあったり、飽きたりする子もいます。
飼ってる子と、ご自身にあったのを見つけていただければと思います。
また次回人工飼料など書いていこうと思います。また読んでいただければありがたいです。ありがとうございます!