食べ旅

旅先や日常で食べまくっている日記。たまに観光もしてます

無印のパスポートケースにカード入れを増設

久しぶりなのに食べ物じゃないお話です。

食費や雑費を無印のパスポートケースで袋分け管理していて、なかなか便利ですけど毎月赤字です。なんで??

さておき、この方法はとても楽で人気の訳が分かるわ~なのですが、本体のカード入れが5箇所で、普段使うショップカードやポイントカードが入りきらなくて別のカードファイルに入れてて、ちょっと不便だなぁと困ってて、手元で遊ばせてたトラベラーズノートのリフィルを活用してカード入れを追加したら~。

どーん!

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めちゃくちゃ使いやすくなりました!

無印のパスポートケースで家計管理をしていてカードも一緒に管理したいけど公式リフィルが無いとお嘆きの方に届けこの小ネタ!という記事です。

 

わたしが思いついたくらいなので、既に有名かもしれませんけど、 まずはトラベラーズノート用リフィルの名刺入れを用意します。

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本体価格400円で、カードは3枚×4面で12枚入ります。

手持ちの穴あけパンチに入れるにはこのままだと厚いので、切り分けました。

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右上の細長いのは、元のリフィルの芯みたいなやつ。これがあるから切り分けないとパンチに入らなかった。

ミニ6穴対応パンチで穴を開けて、

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角っこをかどまるくんでプチプチ処理。

これは気にならない人はしなくてもいいのかな。

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はい、きれい!

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サイズも予想通り、ぴったりです。

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今ではクリアポケット6、カードケース4枚(切り分け後、カード24枚分)を入れてます。

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クリアポケットのつまみは互い違いにしてスリム化をはかってます。

ほんで、こんだけ入れてもちゃんとファスナーしまります。

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一回カード入れのパンチを失敗して悲しかったので、もう少しコストのかからないやつで試してみました。

トラベラーズノートのカードファイル。

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ちょっと強度は心配だけど、留めてある金具を外して1枚ずつばらしたら薄手なので折った状態で穴あけできて、見開きもできました。

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めったに動かさないカードならこれもいいかな。

トラベラーズノートのリフィルの流用は今もいろいろ試しているので、また書きます。

でも次回は食べ物ネタ書きます!!

蟹々が禁漁なのさと、じゃあ何をするのさと山陰 その6 霧の大山寒かった

※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2018年7月の出来事です。

 

境港でそばを堪能して米子に戻り、鳥取藩乗り放題手形を活用してるーぷバスに乗り、大山寺に向かいました。

バス停から参道を眺めても人っ子一人居らず、貸切状態でした。山一つ貸切って贅沢だなぁ。

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本当にこの道で大丈夫かな、寒いー、遠いー、誰もいなーいと言いつつ大山寺に到着。

つやつやの牛さん。

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その奥にある大神山神社さんにも参拝しました。

とってもながーい石畳、段差や隙間が結構あるので歩きなれた靴をオススメします。一人だけ観光の方とすれ違ったような気がします。

由緒ある石畳らしいですが、とにかく歩きづらかったです。

昔の修行者はここをわらじで登ったのかなぁと思いを馳せ、まだまだ登り坂な中現実逃避してました。

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帰り道の魔境感、伝わりますでしょうか。

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魔境感ただよう画像その2。

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こういう風景を見ると、仙人が霞を食べているとか、そういう存在が居てもおかしくないんじゃないかとか思います。

 

ほいで、るーぷバスで米子に戻ってガンさん行きつけのお店で岩牡蠣

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大きすぎて半分に切ってあるところに大将の親切心を感じました。

えいっと口に放り込んだら、肉厚で甘くてミルキーで、磯の香りがぽわ~ん。

最高!

このときは、身の部分がとくにミルキーでとぅるんとしてて、貝柱のほうはさわやかな磯の味で、おかわり。

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やっぱり美味しかったです。やっぱり食べたら無くなりました。なんで無くなるんじゃろ。

続いて、ノドグロの塩焼き。

皮がパリッとしてて、中はほっくり、脂がじゅわ~。

「美味しい」以外に新しい言葉ないのかなと探しました。

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マーベラス!!

 

翌日もJRが動いてなかったので、るーぷバスで大山にお邪魔して、めずらしく甘いものを。

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こちらのソフトクリームです。

www.milknosato.com

るーぷバスのチケットを見せると割引になりますよー!

牛乳の風味が濃厚で、わたしの人生で3番目に美味しいソフトクリームでした!

2番目は清里のソフトクリーム。1番目はまだ出会ってない。4番目はスガキヤ

 

この日もるーぷバスで米子に戻って居酒屋さんにピットイン。

赤天、唐辛子入りの練り物を揚げたやつ。

マヨ付属ですが、わたしはウスターソースをかけたい感じ。美味しいです。

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この後刺身盛り合わせとかいろいろ頂いたのですが、画像撮り忘れ……。

(横入り記事)You 山陰、行っちゃいなYO。

ふっこう割に期限があるので旅日記途中の横入り。

山陰に行ってみたいけどきっかけが無いという方の背中を押せたらいいな、という記事です。

押すなよ押すなよ!って方はこの際押されちゃってくださいよ。

とにもかくにも寝るところがないと!ということで。

宿泊施設:期間限定ふっこう周遊割(最長で地域により2018年12月まで適用)→2019年1月31日宿泊分まで期間延長

対象地域内2泊以上でふっこう割が利用できます。

宿泊後に自分で申請や旅行会社で最初から割引かれたプランなどがあります。

fukkou-shuyu.jp

地域により金額は異なりますが、一泊につき「一人あたり」最大6,000円、補助が出ます。鳥取・島根は11月中2019年1月31日の宿泊まで適用で、一泊一人あたり4,000円です。(期間延長、10月25日公式サイトにて確認)

補助の予算に達するまでという上限があるので、早めの利用が良いようです。

 

現地での移動について。

ほんとに時間が無い方はお金をかけてでもレンタカーやタクシー貸切で巡るのでしょうが、電車やバス移動でOKという方向けの、公共交通機関のオトクなパスをご紹介します。

電車は大都会と比べると本数が限られていてちょっと不便ですが、バス網が発達してて、上手に乗り継いだらとても便利です!

 

1.出雲大社と神社めぐりを満喫したい派

縁結びパーフェクトチケットがオススメです。提示すると割引になる施設やお店もあります。バスだけでなく一畑電鉄の電車でも利用できます。

www.san-in-tabi.net

 

出雲と松江エリアで3日間有効、3,000円。

JR以外のバスと電車乗り放題でこのお値段、さらに一部の空港シャトルバスも利用できるのです。

松江レイクラインの一日乗車券もこのチケットで引き換えられますので、出雲大社近辺と松江観光、その間の沿線にある神社めぐりが出来ます。

島根県側で強い威力を発揮します。

 

2.鳥取藩のりあいばす乗り放題手形

鳥取県内の路線バスがほぼ乗り放題で3日間有効、1,800円。

形状は昔ながらの手形タイプ(お土産用?)と、カードサイズの紙タイプと選べます。

www.nihonkotsu.co.jp

ありがたいことに、鳥取空港米子空港の一部空港線、それから、米子ー松江の路線バスも利用できます。

大山るーぷバスも利用できますのでるーぷバスのシーズンだったらこれは一押しです。

(るーぷバスは30分~1時間に1本なので、時刻表の確認は大事です)

鳥取県内をバスでぶいぶい言わせてちょっと松江に行って見たいな、ならこちらがオススメ。

わたしは次回こそ投入堂に参拝したいので、倉吉駅からこのパスを利用してバスに乗車予定です。本数が少ないのが;;

 

3.山陰満喫パス

tickets.jr-odekake.net

2日間有効の特急自由席も乗れるチケットです。2名以上から購入可能で、一人4,000円。

米子-倉吉往復を特急に乗ったら元が取れるという。

さらに、観光施設の割引やちょっとしたパンフレットのオマケもあります。

あめつちグリーン券がゲットできたらこのパスであめつちに乗れます。

 

4.松江市内観光

 これはぐるっと松江堀川めぐりかぐるっと松江レイクラインパスで。

堀川めぐりは移動+観光が一度にできるので、滞在時間が短い方に是非ご利用いただきたいです。船頭さんの案内や歌がいい!

松江城周辺で三ヶ所乗船場があり、1日乗り降り自由です。松江城と周辺をちょっと観光というときに便利だと思います。

冬はこたつ船になります。

ただし、松江駅から一番近い乗船場まで徒歩20分くらいかかりますので、あまり歩きたくない方は市バスを利用して大橋北詰か南殿町で下車してカラコロ広場乗船場へどうぞ。

www.matsue-horikawameguri.jp

  

イクラインバスは松江市内を小刻みに移動して沢山の名所・旧跡を周りたい方にぴったりです。

1日松江に滞在できるならこちらでじっくり周るのもいいと思いまーす。

matsue-bus.jp

 

5.各地域から山陰まで

関東から:JALで羽田ー出雲、ANAで羽田ー米子、JR、夜行バスあり

関西から:高速バスもあるし、山陰めぐりパス(JR)もありますよー(高速バスは4時間半でした)山陰めぐりパスはどっかまで新幹線で、その後特急です。使ったことが無いので良く分かってなくてすみません。

tickets.jr-odekake.net

愛知から:FDAで名古屋ー出雲(1時間)、高速バス大阪経由で名古屋ー大阪ー米子、夜行バスあり

堀川めぐりの公式サイトに分かりやすいアクセス案内ありました^^

www.matsue-horikawameguri.jp

 

 

6.予習

こうの史代著: ぼおるぺん古事記(全3巻)

書き下し文ですが、絵と注釈があるので分かりやすいです。スサノオさんがとってもキュート❤

www.heibonsha.co.jp

 

とてもオススメサイト。書籍化もされているそうです。

古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた」

超ボリュームですがコツコツ読んで読破してしまいました。キャラがそれぞれ立っていて楽しいです、制作者様の労力に感動です。ありがとうございます。

kojiki.co

 

 

ご参考と、後押しになれば^^

蟹々が禁漁なのさと、じゃあ何をするのさと山陰 その5 境港のしばたさん(蕎麦)

※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2018年7月の出来事です。

 

小学生のときに感じた、投入堂を実際に見てみたい!という願いを叶えるために、そしてその後は砂丘で砂まみれになる計画で山陰に行きましたが、すでに皆様お気づきでしょう、ちょうど西日本豪雨でした。

2日目の朝、JRが全滅@松江駅

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被害のほどが確認できなくて再開予定も分からないと駅員さんがおっしゃってました。
バスは動いていたので、米子までバス移動したのですがやはり米子駅でもJRは全線運休とのことで、これは本当に大変だと、どうやっておうちに帰ろうかと、ひどい状態なんだとこのときやっと実感しました。

 

境線は動いていたので境港に行ってみましたがやっぱりここも寒くて凍えそうでしたほんとに。

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10時くらいに到着したのでお店は開いてました。前回工事中だった水木しげるロードも完成間近で天候不良でしたが頑張って観光しました。

体温を奪われるというのはとても疲労感があるので、雪山登山なんて無理だなと思ったり、せっかくなので妖菓目玉おやじを片手に食べ歩き、したかったけど、見た目はとてもネタに出来るのに寒くて手も震えて一口で食べるのがやっとでした。

www.kenkyujo.jp

もっと味わいたかった~><

で、今回たまたま、天候のため境港に再訪できて、そしたらこのお店行きたいなぁ、絶対美味しい!と思ってたお蕎麦屋さんに伺いました。 

www.sakaiminato.net

大盛をオーダーして、十割蕎麦、麺は極細なのにコシが有って、でもぼそぼそしてなくて長くてコシもしっかりしている極細十割そば、は実在するんだとびっくりしました。

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一気に食べて、ご主人が話しかけてくださったので、そのまま感想をまくしたてちゃった。すみません。

そしたらご主人は、自家製粉でそばのねばりを引き出すために他のお店(しかしこの地域は蕎麦激戦区なので「他のお店」も確実に名店でしょう)の倍以上の時間をかけてゆっくりじっくり挽いています、ゆっくりじっくり挽くことで蕎麦の実の粘りが生きてくるんですよと。

こちらはそばいなり。甘辛いおあげの中にお蕎麦が入っていて、さっぱりといただきました。

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雨と風で凍える中お邪魔したお店でとても癒されました。

境港でそば?と思われるかもしれませんが、わざわざ行く価値ありです!おすすめ!

蟹々が禁漁なのさと、じゃあ何をするのさと山陰 その4 やまいち@松江

※しばらくは過去の食べ旅日記になります。
※本記事は2018年7月の出来事です。

 

風光明媚で美味しい街、松江、わたしの行きたいお店@松江リストに10軒くらいはメモしてあるのですが数日間の滞在だとお店選びが面倒になってやっぱり外さないやまいちさんに行きたくなるんです。

なんでかな、あのにぎやかな雰囲気が好きなのかな。とてもあたたかいお店です。

メニューはこんな感じです。

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いつも何にしようか迷うので、「観光客です、地物のオススメを食べたいです」と伝えて大将とお姉さま方にお任せして、これは?と提案されてウホっウホウホってなったらじゃあそれくださいとお願いします。

外れたことはないです。ただ、ガンさんには、ゴリラになってゴメンといつも思ってます。

お酒の種類は多くないです。なので、酒どころでいろんな銘柄を飲み比べ~をご希望でしたら他のお店がいいと思います。ただし、お店に置いてるお酒で燗がいいとか、辛口がいいとか、そのあたりは飲み方にあわせて提供してくださいますよ!

今回の地物、宍道湖七珍の一つ、モロゲエビさんの素揚げ。

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殻が薄くてパリパリで、お味噌が詰まってて、身はしっかり甘みもあって、うまーーー!!!

続きまして、ガンさんに、これだけはどうしても食べてみたいのでいいですかと敬語でお伺いを立てた宍道湖産うなぎの白焼き。

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美味しい白焼きに出会ったことが無く、こちらの白焼きは美味しいと評判だったけど、安くはないでしょうから、菩薩のOKを頂いてえいっとオーダー。

西日本らしい、こんがり素焼きで、脂もほどよく落ちてたからかな、うなぎ独特の臭みと言うか香りというかうなぎ臭はのこりつつ、カリカリだけどいい感じに油が残ってて、美味しかった。うわーん><美味しかった!!食べたら無くなった!!!

あとは、やっぱりおでん。

観光もあれこれしてますので、地元の方とお話する機会もあって、今日の夜はどこのお店に行くの?と聞かれて「やまいちさんです」と答えると、「あ~、おでんやさん!」と言われたことがあるくらい、おでんで有名らしいです。

んでその話を大将とお姉さま方にしたら、通年でおでんを置いている店は少ないからか、おでんやさんって思われてるのかもしれない、とのこと。

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この卵焼きととびうおのつみれが最高なので、絶対食べてください……!

いつもは旬のものでお腹一杯になっちゃうのですが、この時は頑張ってカニコロッケをオーダーしてみました。

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カニ身がたっぷりすぎてべっくらこいた。

今回、隣席の出張で来たと思しき方が肉豆腐でご飯をかきこんでいたので、次回は肉豆腐にチャレンジしたいです。

モロゲエビが忘れがたく、追いモロゲしました。

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それから、〆は当然ぷりぷり大粒しじみ汁です。

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これがやっぱりやまいちさんに来ちゃう理由なのかなぁ。

濃厚なお出汁とぷりぷりなしじみ。じんわり美味しくて。

 

こちらの近所に住んでてちょっと軽く飲みに行く感じなら、おでんをつまんで2-3杯程度なら2000円かからないと思います。

わたしは基本観光客ですので地物と地酒を頂きたいです。

こちらのお店はそうお伝えすると、オススメできる地物だけを教えてくださるの。季節はずれなのは今は扱って無いときちっとおっしゃる。そして、オススメが本当に美味しいのです。 

それから、予算を伝えてその範囲内で!という要望にも快く対応してくださるようです。これは噂で聞いただけです。いつもお邪魔するときは、ガンさんと二人で鱈腹飲んで地物を食べまくってますので……。

お腹一杯!!しあわせ!!状態で二人で15000円くらい?(今回はうなぎを頼みましたが、前回は板うに、その前はノドグロと、毎回高級皿をオーダーしてますが、お会計はこのくらいらしい、菩薩談)

普通の胃袋の方ならもっと食べないし飲まないじゃろうから、あれこれオススメを注文して、そのうち一品は高級品(今回のうなぎ白焼きにあたるやつ)をオーダーしても二人で1万前後じゃないかなぁ。

 

安さはチェーン店の方が上でしょうが、このお店ならではの良さがあるのです。一回行って見てくださいとしか言えません。

これ食べなと出してくださったワラビの煮物も美味しかった。

松江出張がある方で、アットホームな居酒屋で美味しい地物を味わいたい方は、予約して行って見てください。

おでんの鍋を見渡せるカウンターがオススメです。ヨダレでるよ。