【インターネット予選落ち供養】天地一体セキタンザン【最高1778】
1年と4ヶ月振りの更新です。
6月はダブルバトルのイベントが盛り盛りだったので結構考えて取り組みましたがま〜た勝ち切れませんでした。次シーズンからプールが広がるため供養。
構築名はコウヘイくんとゴンちゃんから取りました。
ざっくり配分(大文字は大きく割いた箇所)
セキタンザン@意地 HA s実数値57
サマヨール@呑気 Hbd 最遅
オーロンゲ@慎重 HbD
ゴリランダー@意地 HaD
トゲキッス@図太 Hbd
日本一決定戦予選最高1778 そこから連敗で最終1743
経緯
6月頭に夢御三家が突如解禁され、注目株のリベロエースバーンやゴリランダーを組み込んだ構築が現れました。強力な炎タイプと器用な草タイプアタッカーの登場は従来メジャーな草枠だったナットレイや、グラスフィールド下の強力な草打点を懸念してミロカロスの数を減らすと考えました。
また、INCmayで抜けた方の記事の中にとても丁寧に書かれたセキタンザン構築があり、環境に影響すると予想。そんな環境で強そうだと思ったのがトリックルーム+岩タイプの弱点保険で、最初に試したのが古き良きバンギラス+サマヨール
フシギバナがありえん強かった
ただ、トリックルームへの依存度を落としたかったのと、個人的に中速スイッチが好きなこともあり代替案を考えることに。そこで白羽の矢が立ったのがセキタンザン+アシレーヌの蒸気機関ギミックを組み込むアイデアでした。サークルの後輩で一足先に予選を突破したコウ君(@kououp)の記事を読み込みつつ、まず、水タイプの一貫を切る意味でもこの2匹はバンドリと入れ替えるのが妥当と考えました。じならしによる保険起動を狙うサマヨール、ギミック妨害や最終手段として指トリルができるトゲキッスはそのまま採用。構築の耐久に貢献することや、地面半減かつドリュウズ+バンギラスへの強力な打点としてフシギバナをゴリランダーに変更。セキタンザン構築に入る壁役兼、ドラパルトの一貫を切るためにガオガエンをオーロンゲに変更し、6月中旬までには並びができていました。
LCQ最終45位(地味にここでもタマキン負けた)
PCL2節win
参考にしたコウ君のセキタンザン→https://crobato.hatenablog.com/entry/2020/06/02/140000
教え技解禁後
ゴリランダーのグラススライダー習得とイエッサンのワイドフォース習得が大きいです。トリルだろうが追い風だろうがどうせ先に動けるためゴリランダーの素早さを耐久に回しました。また、オーロンゲの悪技をDDラリアットにすることで、イエッサン入りに対する選出価値が天井を突き抜けました。また、アシレーヌがアクアジェットを撃つより先にグラススライダーで処理されるのが嫌すぎたので持ち物を気合いの襷に変更しました。
直前までバンギラスを使うか悩みましたが、サイドチェンジダイナックルを避けたかったのでセキタンザンを使い切りました。
個別雑感
セキタンザン@意地っ張り HA s実数値57 弱点保険
一時期ac配分なんかも考えましたがやめました。バンギラスと違い簡単にはローブシンに縛られず水弱点もダイバーンで誤魔化すことができるため、上から殴るイメージとは裏腹、トリル下アタッカーとしても相当動きやすかったです。10万馬力は詰めの岩雪崩外しケアで撃ったりもしました。
LCQまではオボンで使っていました。強いセキタンザン構築の解説が世に出たためアシレーヌ+セキタンザンのミラーの際の動きがかなり難しくなりましたが、その択を少しでも有利に傾けたいという思考と、ゴリランダー強化の煽りを受けて気合いの襷を持たせることに。バンドリへの安定感も欲しかったために物理耐久も落とせず、配分と持ち物のミスマッチ感が否めない。技と特性はダイマックスするプランも考えてよくある構成です。普通に強かった。
上位帯に行くにつれて出せなくなったものの、コンセプトを担う1匹として幅広い相手に選出しました。この構築に関しては多分特殊耐久に寄せた方が強いです。じならし、トリル、痛み分けの3技はラプラス軸のような中速~低速固めの構築に対する盤面掌握力がえげつないです。セキタンザンのダイアースを貰ってナイトヘッドで詰めるプランを取ることもあります。
オーロンゲ@慎重 HbD 光の粘土
上位帯に行くにつれて選出が増えたものの、練習不足が露呈した1匹。主にドラパルト、ミロカロス、イエッサンに選出して壁や挑発を完遂するのが仕事です。DDラリアットはイエッサンやサマヨールに対する安定した打点としてとても重宝しました。対バンドリのようなアシレーヌにダイマックスを切るプランの際も選出します。dにガッツリ割いた恩恵が凄まじく、かなりの頻度で3回動いて退場してくれました。
ゴリランダー@意地っ張り HaD オボンのみ
裏から出てきたトリックルーム役に強く動ける挑発採用型です。奇跡のタネなど火力アイテムも試しましたが、キョダイフンセキのスリップダメージ含めるとそこまで火力を取る必要はない気がしたので、耐久ベースのオボン持ちにしました。詰めの段階でバンギラスに一度動かれる点だけもどかしいですが、それが原因で負けることはなかったのでまあいいかという具合。後半になるととんぼ返りが欲しくなったので、技はまだ考えようがありそうです。
トゲキッス@図太い Hbd ラムのみ
要反省。選出するとパワーが相当落ちます。フシギバナが相当重かったのでイエッサンでよかったです。地面の一貫を気にせずとも、そもそもこの枠はドリュウズに投げるものではありませんでした。挑発オーロンゲの採用によりラムのみの発動機会どころか仮想的への選出すら怪しいという有様。詰めの甘さが目立つ採用になってしまいました。
振り返って
予選中に気付いても遅いのでもっと練習、というか構築の穴探しに躍起になってほしい。一方でメンタルリセットは今回かなり意識でき、42戦の消化の中で連敗は中盤の2連敗と最後の2回に留められたのは良かったかなーという感じです。
どれだけ意識を割けるかわかりませんが来年こそは抜けたいですね。
精進します。
INC Feb最高1808最終179× ソルイベル
抜けノーチャンですが記事にします。
まず、今回使った構築がこちら
ソルガレオとイベルタルを伝説枠に選択した構築です。サンルールでは見られない組み合わせでしたがこの2匹の相性自体は良く、Z技解禁のおかげでこの2匹でも高い瞬間火力が出せるようになりました。
INCでは25戦目辺りから1760~80をウロウロ、1800以上には4回乗ったもののそこからの一勝ができず45戦消化。流石にメンタルにくる。
追記:ボーダー1830だったみたいですね。そこから必要だったのは一勝ではなく三勝でした。南無三。
個別解説
a:ソルガレオZで無振りイベルタルが乱数1(87.5%)
物理耐久:175グラードンの断崖の剣Zを威嚇込み確定耐え
特殊耐久:177ゼルネアス(カイオーガのしおふき耐え+最速で、余りをcに割いた値)のジオコン後ムーンフォースが低乱数2(1.6%)、183ゼルネアスだと20%程の乱数2発
s:85族+1
サンからムーンにレギュレーションが変わり悪ZやルナアーラZの影響で環境向かい風とも言われていたソルガレオですが、火力が下がらず、ゼルネアスを縛り続けられる点で他のトリルアタッカーよりも腐りにくいと判断して採用。ルナアーラとは違いトリルは初手から張るのではなく、相手のガオガエン処理後の詰めていく場面で使います。ガオガエンを残してトリルを張ると、ねこだましと守るでターンを稼がれ、ガオガエンが先に動くためにとんぼがえりも絡めて展開が相手主導になりやすいです。そのため、構築単位でガオガエンへの打点を増やすためにサブウェポンには馬鹿力を選択しています。ムーンルールで強化されたのはルナアーラや悪タイプだけではなく、ソルガレオ自身もZ技が解禁されたおかげで対応力が上がっています。具体的なもので特に大きいのは、HDモロバレルを思念の頭突きに技スペを割かずとも一撃粉砕できるようになっている点。ソルガレオZは威嚇による軽減が効かないうえに火力が高いため、半減であろうがなんだろうが大抵は相手の体力を半分以上削っていきます。
他の持ち物について、弱点保険は引っ込めると火力が出せなくなる点、回復実では火力が出せず、例えばこちらがモロバレルを選出できなかった際に、相手のゼルネアス+モロバレルの盤面を崩せなくなる点が気になったので今回は採用しませんでした。
ソルガレオはピンポイント気味なサブウェポンがたくさんあるので不意のZを仕込みやすいのも面白いですね。(岩Zソルガレオに一敗)
a:11n、不意打ちの火力用、無振りカイオーガに半分くらい(48~57%)
c:特化モロバレルをデスウイングで高乱数2(93.8%)
物理耐久:余り
特殊耐久:カプ・コケコのフィールド眼鏡10万ボルトを耐えるくらい
s:アマージョ+1
バークアウトを倒れるまで撃ってもらいます。デスウイングはウルガモスやルンパッパなどのサブアタッカーに刺さり、自身のバークアウト回数も増やせる重要な技。対カイオーガ戦はバークアウトで隣を守るか、デスウイングでイベルタルを守るかを考えながら技を選んでいき、最終的に不意打ち圏内まで押し込むのが理想です。チョッキのおかげで特殊耐久が化け物と化しているものの、流石にコケコのフィールド電気Zは耐えないので無闇な突っ張りは非推奨(二敗)。イベルタルが倒れるとコケコ+カイオーガの盤面に勝てなくなります。持ち物はカイオーガと殴り合うためにチョッキ一択。素早さはソルガレオ共々もう少し上げてよかった気もしますが周回するだけの時間もなかったので諦めました。トリル後にこの指ドーブルをバークアウトで倒しながらソルガレオで隣を殴りたいのでs関係はソルガレオ>イベルタル。
バークアウト後であればカイオーガに対しても投げられるようになったり、ジオコンゼルネアスの攻撃を無理矢理でも耐えてほしい場面で重宝するため特殊耐久に大きく割きました。構築単位で重いコケコと殴り合えるのも頼もしく、それで拾った試合もあったのでこの配分は正解でした。
偶数h:自然の怒り2回で木の実を食べたい
耐久:175グラードンの+2断崖の剣ダブルダメージ耐え(73%~)、175グラードンの地面Z耐え、148ガオガエンのフレアドライブ耐え(135ガオガエンのフレアドライブ74%~)、特化ルナアーラのシャドーレイZ乱数1(18.8%)、同ルナアーラのサイコショック耐え(76~90%)、177トルネロスの暴風耐え(81~94%)
ピンチベリーを持たせたおかげで2度目の後投げがとてもしやすくなり、配分も持ち物に合わせて色々な抜群技を耐えられるようにしました。副産物としてランドロスの地面Zも運がいいと耐えてくれます。ピンチベリーによる居座り性能を以って相手を全て眠らせるなど、エグい勝ち筋をたくさん作ってくれましたが、防御に割きすぎて少し消耗しているだけでカイオーガ+αが怪しくなるのは失敗でした。
a:11n
物理耐久:135ガオガエンのフレアドライブが低乱数2(3.1%)
特殊耐久:183ゼルネアスの+2マジカルシャイン耐え(ダブルダメージ80~94%)
s:準速70族+3
剣の舞からの地面Zで殆どのポケモンを倒すことができ、グラゼルネ側からの打点が限られているためそのまま詰め筋として機能します。グラードンを倒すと相手はソルガレオの突破が困難になるため、基本はガオガエンよりもグラードンを倒すために剣舞Zを切ります。剣舞ターンにゼルネアスの攻撃を被弾すると勝ちが遠のくのでタイミングはグラードン+ガオガエンの盤面。対グラゼルネの敗因はランドロスのhp管理であることが多いのでゼルネアス前では守り気味に動かしたい(一敗)。岩石封じと素早さはホウオウピンポイントです。
h:奇数が良かった
c:負荷をかけたいため特化
s:トルネロス抜き
イベルタルやレヒレ入りに投げます。バークアウトを受けても火力を押し付けられるように持ち物は眼鏡を採用しています。下手に投げると大抵はトリル中に捨てることになるため選出の見極めが難しいです。僕の扱いがかなり下手でした。また、sを削っているためコケコミラーでは相手が先にボルトチェンジを使ってきます。ランドロスを出せない構築(カイオーガ入り)に対しては電気がとても一貫してしまうため、ボルトチェンジを押され続けて相手のコケコに触れないと負けます。今思うとミラー勝負を5分以上に持ち込み、コケコをコケコで見れるようになる最速の方が良かった気がします。
基本選出
対オーガゼルネトルネ
先発ガオガエン+イベルタル、裏にモロバレルとソルガレオ
オーガトルネから入ってきた場合はカイオーガ方向ねこだまし、イベルタルはバークアウト。その後は相手を全員眠らせることを考えてトルネロスを処理し、モロバレルを立たせます。ゼルネガエンから入ってきた場合はガオガエンでバークアウトしながらイベルタルをソルガレオに下げます。相手にモロバレルがいなければ次ターンにトリル+とんぼがえり、モロバレル交代で全員眠らせルートに入ります。モロバレルが入っている場合はトリルを押さず、ガオガエンを馬鹿力圏内に入れつつモロバレルを投げるタイミングを探します。
対グラゼルネ
自由枠が何かで変わります。ウルガモスの場合は先発イベルタル+ガオガエン、裏にランドロスとソルガレオを伏せます。ウルガモスへのデスウイングが決まれば不意打ちで縛れるので、ランドロスを温存しつつバークアウトでゼルネアスを骨抜きにしていきます。フシギバナ入りにはねむりごな切りを祈りながらイベルタルを投げます(一敗)。
対オーガルンパ
先発イベルタル+モロバレル、裏は適当
イベルタルはルンパッパ方向デスウイング、モロバレルはカイオーガ方向胞子を選択。水Z+しおふきでイベルタルが倒れるのが最悪パターンですが、その場合カイオーガが眠るのでトリルやバークアウトを絡めれば十分捲れます。
対ルナゼルネ
先発ガオガエン+モロバレル、後発ソルガレオイベルタル
ソルガレオを隠しながらバークアウト連打。
対XY
煮詰めきれず三敗。
せっかくなので構築経緯をざっくり書きます。当初トリックルーム軸のルナオーガの組み合わせを使っていたものの、流行りのグラゼルネにそこまで強くないと感じていました。というのも、トリックルーム下ではルナアーラもカイオーガも相手のガオガエンより遅く、相手は先にバークアウトを撃ったり、とんぼがえりで裏のグラードンを投げるといったようにこちらの火力をガンガン下げてきます。結果、トリルターン中にゼルネアスを削りきれずに負けるという事態が頻発したために取り巻きを見直すことに。催眠ケアのカプ・コケコ、抜群の嫌がらせ性能を誇るモロバレル、ガオガエンはどうしても変更する勇気がなかったので残り一枠をこねくり回し、行き着いたのがランドロスでした。ところが対グラゼルネにおけるルナオーガランドロス@1という選出は、@1枠を誤ると相手のモロバレルかゼルネアスが止まらなくなるといった問題を抱え、僕のプレイングでは勝率を維持できませんでした。さらに、問題をケアしたうえでランドロスを選出するとカイオーガが不要になり、ルナアーラに至ってはトリルだけ仕事して後はジオコンの起点兼置物になっていたのでそれらを解決できる伝説枠を探したところ、ルナアーラに代わるトリル要員はソルガレオになりました。カイオーガの枠は悩みましたが、グラゼルネに出さない=この枠は対カイオーガ入りで活躍できるポケモンがいいと考え、おおよそのカイオーガ構築に不利を取らないイベルタルを採用し、構築が完成。自信満々で潜った僕でしたが、エレキブル入りパルキア単の構築に出鼻を挫かれ、そのままAPEXに消えて行きました。
INC Feb
初日0-0
2日目2-2
3日目33-8
INC Nov使用(最高1766) オーガレオ
抜けノーチャンですが、迷走しまくりだった18ルールと比べれば躍進したということで記事にしました。
______________
素早さ操作と蜻蛉返りでカイオーガを降臨させ、潮吹きをぶっぱする構築。
A:ゼルネへの乱数をずらしたくないのと、等倍への圧を高める為に特化
D:後述
S:S-1ツルギ抜き
好きなポケモンなので採用。
環境にいる一般ポケモンの多くを確定2発にする火力と、ゼルネアスや追い風カミツルギへの高い切り返し性能が好み。持ち物は命の珠、防塵ゴーグル、ナモを試したが、珠は耐久を活かせず、ゴーグルは発動機会が怪しい、ナモはそもそもイベルタルに選出しないということでいずれも不採用。カイオーガのしおふきで確実に発動するだけでなく、後発ゼルネを意識してhpを温存できるオボンに行き着いた。
カイオーガと組みがちなディアルガ、日食ネクロズマとの大きな違いは
①火力が保証されていること(対ゼルネの安定性)
②はがねタイプを大きく削れること(馬鹿力)
③素早さの予測がつきにくいこと(トリル、非トリルの判断が難しい)
今回は①③が強力だと考え、アタッカー兼スイッチ要員を担わせている。ガエンを何度投げられようがゼルネを縛り続ける様は弱肉強食サバンナの掟そのままである。ついでに🦁>🐱。ただ、環境に多いルナアーラに選出できず、ルナオーガとのマッチングではS操作の面で後手に回らざるを得なかったのが難点だった。その他ゼルイベ、グライベなど出しにくい相手はまあまあ多い。
技はこの4つ以外試してないので大層なことは言えないが、ワイガはリスキー、思念は持たせるなら日ネクロでも良さそうと考えている。まずワイドガードに関しては、オーガと対面する場合はトリルを押すので使いどころが一層限られ、グラードンに対してはじだんだやfire punchの存在もあり安定性に欠けてしまった。思念はトリルの線をギリギリまで切らせたうえで超技を仕込める点が強そうだと思う。
配分についてはかなり後悔している。H-Dの耐久ラインはナモを持たせていた際の配分を継いだためにオボンを最大限活かせなかった。これはオーガやルンパの熱湯がオボン圏外だった時に痛感した。Dを少し削ってSを123にするか、抜群技が飛んできやすい物理耐久方面に割くのが正解だったと思う。
S123はなんらかの理由でトリルしにくい場面(多くの場合は相手に日ネクロがいる)で、無補正ルンパッパの上から攻撃できる=熱湯火傷でプランを崩されないことと、s-1無補正コケコを抜けるのが強み。対ルンパはアマージョのとんぼと合わせてルンパを処理しつつオーガを投げられるので欲しい場面が2戦あった。
サンルール通して結構使い込んだポケモンだったのでもう少し良い結果を残したかった。
H:余り
C:11n-1(おこう潮吹きでD52ゼルネ確定)
S:S-1最速130族抜き
強いので採用。技を切り替えられるオーガはとても強力だった。素早さはトリル凍風追い風全てとシナジーするギリギリのライン。コケコ入りグライベルに対してはレヒレオーガを同時選出したいことがあり、Sはそれを想定して設定した。トリル下で相手のオーガに抜かれることがあったがトリル選出の時は裏にアマージョを伏せておくので敗因に繋がることは無かった。はず。
持ち物はピンチベリーと選択。相手オーガとの雷合戦で勝つつもりならピンチベリーを持たせたく、実際欲しい場面は多かったので正解はそちらだったかもしれない。少し削れていても潮吹きの火力がHP満タン持ち物補正なしに引けを取らないのは頼もしかったが、ピンチベリーを持たせた場合の試運転をやるべきだった。
根源の波動を撃ちたくなかったので技はこの4つ。
H-B:A189珠ソルガレオの馬鹿力耐え
S:追い風下100族抜き、トリル下最遅90族抜き
ナットレイとルナアーラを考えると切れなかった。
バークアウトはルナアーラやディアルガの前で連打するとS操作を枯らせるのでとても強力だった。
B寄りの配分はどちらかといえばグラードンへの威嚇を稼ぐための意味が大きい。
A:ぶっぱ
S:ぶっぱ
元々トルネだったが直前に変更した枠。latin優勝構築にぶっ刺さるためブレバを採用している。(1戦もマッチしなかった;;)使ってみて感じたが、ブレバの利点はルナアーラに触れるのが大きく、アマージョの叩きと合わせての処理を狙っていけるのが面白かった。あとドクロワンパンが偉すぎる。雨乞いはグラードンへの勝率を上げるために採用したが、不意の日本晴れにも対応できるなど役立つ場面は多かった。2試合はこれで拾った。
持ち物はコケコに投げることも考えてタスキを選択している。
179(252)-161(52)-118( )-×( )-144(204)-92( )
パワーウィップ/はたきおとす/とんぼがえり/フェイント
H-D:C177トルネの暴風+雨下特化オーガの潮吹き耐え
この構築はこいつが大軸と言っても過言ではない。テテフと違い水が半減なので、水を通してしまうソルガレオと相性が良い。相手の先制技をカットしつつ隣で素早さを操作し、自身は蜻蛉返りで裏のカイオーガに繋げるという動きが主。蜻蛉返りしたいけど相手の猫騙しが厄介という、ガエン蜻蛉にありがちな場面を生まないのが楽だった。
耐久調整はオーガトルネを落とさないためにかなり強引な値にした。アマージョを残すことで終盤のゼルネをフェイント+メテオドライブで確実に仕留めたり、猫騙しによるトリルターンの消費をさせないといった動きができる。
技はオーガを縛りたかったので命中には目を瞑りウィップを採用。叩きはガエンの代わりにルナアーラを手早く処理したり、物理スカーフからSを削ぐために必要だった。
H-B:222グラードンの断崖2耐え
S:こちらのカイオーガ+1
コケコと違い、イベルを睨みながらグラードンにも居座れるということで採用。
フィールド張り替えによってコケコやその他諸々の攻撃を耐えつつ凍風を撃ち、隣が蜻蛉返りしてオーガを投げるのがレヒレを選出した際のメインの動き。
技については欲張った。癒しの波動は消耗したアマージョやオーガに撃つ。特性で毒をカットできることも相まってツボラキ戦では大活躍した。黒い霧はこちらにソルガレオという最強のゼルネストッパーがいるため採用しなかった。ジガルデに当たらなくて本当に良かった。
配分はグラードンピンポイント。図太い個体を貸してくれたRicky、ありがとうございます、感謝します。
【戦績】
最高1766 30-8
最終173× 31-13
【基本選出】
先発から順に
オーガゼルネ:ソルアマ/オーガエン
ルナオーガ:アマクロバ/オーガエン
テテフ入りルナオーガ:アマレヒレ/オーガエン
グラゼルネ:クロバガエン/オーガレオ
グライベ:レヒレガエン/オーガアマージョ
ゼルイベ:クロバガエン/オーガレオ
ゼルドー:アマクロバ/オーガレオ
【反省点】
グラードンへの対策が甘く、バナ入りに粉を当てられると一気に分が悪くなる。
また、数の多いルナオーガに不利〜微不利を取るのがどう考えても厳しかった。ルナアーラ、イベルタルの一方でも入っている構築に対して打点が不足するので押し切られるケースが多発。ソルガレオの難しさを改めて痛感した。
_____________
結果こそ振るわなかったものの、サンルールを通して構築の組み方や考え方がかなり良い方向に変わったのでとても良い経験でした。
残り2ルールも頑張ります。
6月10日仲間大会使用【ソルガレック】
勝率5割
敗北内訳
月食オーガ 月食グラードン 保険ルギア BIG6っぽいやつ 月食ゼルネ
はねるzソルガレオに着目→グラードンに打点を持つカイオーガを入れたい→コケコがしんどそう→カイオーガをグラードンから天候を奪いつつ電気の一貫を切れるレックウザに変更→カイオーガに代わる高火力全体技→ソルガレオの地震→地面無効のレックウザと丁度マッチ
ガオガエン 178-183-4-×-112-103意地
手持ちのガオガエンの中で最も足が速いため採用。sを上げることで猫持ち+ソルガレオに不利なポケモンという並びと対面した時にソルガレオのzを通しやすくなる。特に対カポ
ネクロ牽制に使いたかったが結局一撃では沈められないため、この枠は最優先で弄りたい。
ソルガレオ 222-160-128-×-129-163陽気
最強のはねる使い。調整は
・A偶数
・特化ゲンシカイオーガの雨複数潮吹き耐え
・最速
思念の頭突きは想定以下の火力だったため不採用。
パーティの火力を底上げするポケモンなので全選出。クチートとのふいうち択は跳ねてスカすべし。(一戦守っちゃった)
ガルーラ 191-133-101-×-104-156陽気
メガガルとしての運用を想定していたので調整が意味をなしていない。一応書いておくと、
・おやこあい猫+z後ソルガレオの手助け複数地震で207-180ゲンシグラードン確定
・最速
・残り
メガガルーラであれば、噛み砕くはソルガレオより先に動いてbダウンを狙える優秀な技。
z後のソルガレオは交換しにくいということで、対面で天敵グラードンを強引に処理するために手助けを採用した。手助け+3段階上昇メテオドライブでクレセリアが吹き飛んだ。
脱出ボタンは猫で相手を止めつつ後ろのトゲキッスに繋げるためのもの。これがメインの動きだったが、実戦ではじゃれつくや根源の波動を避けたので発動機会に恵まれなかった。ついでに負けた。
この枠に求められるのは足の速い猫騙し、ソルガレオとの連携でグラードンを落とせるという2点。そんなポケモンが他にいるんやろか…
カプ・コケコ 149-×-106-142-97-200臆病
全ダ用の強い調整。珠ダメ最小なので入れたが当然調整は無意味。
GSでも強いと聞いていたので対イベルタルとして投入し、しっかり活躍してくれた。
エレキネットはカイオーガを削れる全体技として入れた。自然の怒りや構築で辛いトリルをどうにかできる挑発なんかが候補技。
トゲキッス 192-×-131-141-154-112穏やか
元から色々耐えられるスペックがあるので雑な配分。素早さは一応90族意識。
地面技と悪技を半減以下で受けられるこの指要員で、地震持ちのソルガレオとはかなり相性が良い。
サポートとしての機能は申し分なかったが、高耐久故に9戦中きのみが一度しか発動しなかった。
持ち物は要検討かも。
レックウザ(使った個体は非理想)181-232-120-×-120-183陽気
最後に決まった伝説枠。トゲキッスが倒れたら繰り出して、地震連打で削れた相手をなぎ倒すのが基本。
全体火力はソルガレオで十分だったので神速で相手を一掃できるこの枠は正解だった。
滝登りは跳ねていないソルガレオの複数地震と合わせることで207-180ゲンシグラードンが落ちる。
持ち物は発動機会がなかったので再検討。
問題点
・月食無理
SMシーズン3使用構築
こんにちは。なんとなくブログを作ってから気付けば2ヶ月以上。この間どんな記事を書くか悩み続けていたわけですが、まずは手始め、二度と使わなさそうなptを載っけることにしました。一応書いておくと最高は1750程。
ダブルでは珍しいメガフシギバナを採用したpt。場持ちが良いポケモンを多く採用しているためゆったりとした対戦を楽しめる一方、バルジーナの追い風やウルガモスの蝶の舞といった一転攻勢を仕掛けられるギミックも完備。臨機応変に立ち回れる構成となっている。エスパーさえいなければ。
理想の勝ちプラン
・蝶舞ガモス無双
・バナミロランド@1でサイクル勝ち
苦手な相手
・テテフ→ 超妖が一貫している。ショック持ちだとなお悪し
最も苦手な構築
・テテフグロスサンダー →初手バルジ投げて追い風ガモスでどうにかする
選出
・ノリ
個別解説
ウルガモス@炎Z 控えめ h228 b188 c36 d4 s52
熱風/ギガドレ/蝶舞/守る
1舞で最速メガマンダ抜き
育成時にメモを取らなかったため何を想定した調整なのかいまいちよく分からない。
1舞炎zはh4メガマンダに約7割〜8割、大体のメガガルーラは確定という超火力を叩き出す(メガガルーラさんサイドはh181-d145のラインで漸く乱数)。何も考えずにぶっ放しても相手を消耗させられるので体感では舞ったら即撃つのがベスト。ヒードランには注意。
ギガドレは対水として採用したが、エスパーが辛いことを鑑みるとさざめきで良かった。1舞でh252レヒレ確定2発。対h252レヒレに関してはオボンさえ食われなければ炎z→ギガドレでも倒せるが瞑想型だと怪しい。
特性炎の体は接触技に火傷のリスクを付けられるため、ガルーラ親子からの攻撃(主に猫騙し)をもらいにくい、ハズなのだが実際の相手はガルーラをミストフィールドで保護してくるので全然活躍しない。自分はミストフィールドをすっかり失念していたので、即決でガモスに猫騙しを撃ち込んでくるメガガルーラが不思議で仕方なく毎度首を傾げていた。
ミロカロス@ゴツメ 図太い h180 b188 c132 d4 s4
熱湯/自己再生/守る/凍える風
こいつも育成時にメモを取らなかったので配分の意図は読めないが、耐久調整はおそらく6世代a特化メガガルーラを想定している。
蝶の舞を積む際に大きな障害となるランドロスを強力な特性とタイプ相性で睨みつける、高耐久相手に熱湯再生で粘り勝ちを狙う、といった役割は6世代ミロのまま。
7世代では役割対象のランドがz技という対抗手段を得たため持ち物の判別がつかないランドの前で行動するとたまに死ぬ。しかし、偶然にも特化ランドロスの地震z確定耐えを実現していたことが本記事用のダメ計により発覚した。ジメンz+αの集中で溶かしまくっていたのがなんだか申し訳なくなってくる。優秀なサブウェポンことゴツメを持たせていたが、集中砲火を受け切るために回復きのみを持たせるのもアリ。ビビりだま型は面白そうなのでいずれ使うと思う。
フシギバナ@メガ石 穏やか h252 b60 c36 d156 s4
ヘド爆/宿り木/守る/ギガドレ
調整先は謎に包まれている。一応ダメ計したところメガ後は特化リザyの晴れオバヒを耐えるらしい。
想定では耐久寄りの相手に宿り木を撃って交換を促していく、ptをコントロール系たらしめる運用をするはずだったがそのような悠長を当時の環境は許してくれず、気付けばメガガル確3の中途半端な火力でちまちまちまちま相手を削る貴重なメガ枠となっていた。その強さをドラクエ6で例えるならテリー。
結構器用なポケモンなので改良する際は技に悩むことになる。以下主な候補
ねむり粉:相手が使うと物凄く強い。
リーフストーム:補正196振りで177-151レヒレ確1を取れる。反動を考えると性能はマダンテあたりか。テリーからバーバラになれる。
光合成:もっと居座りたいあなたに。
カプ・コケコ@タスキ 臆病 c252 d4 s252
10万/マジシャ/守る/フリーフォール
削りを担当する重要な高速アタッカーだが、彼の活躍の場はそれだけに留まらずフリフォを搭載することでガモスのサポートまでやってのける。ちなみにめざパは鋼。
ウルガモスと同時に繰り出し、蝶舞妨害してきそうな相手をフリーフォールで回収していく。その隙にガモスは積むわけだが、素早さ関係が1舞ガモス<コケコのため回収したポケモンを次ターンに炎zと併せて葬り去ることができる。短所はスカーフランド、ヒードラン、バンギラス対面で効力を発揮しない点。ガモスサポートと銘打っておいてこれらに対処できないのはいかがなものか。
持ち物は雨にワンパンされるのを防ぐために襷を選択。火力が物足りないこともあるが数が多い雨パへの対応を優先した。代替案を挙げると、フリフォサポート色を強めるならスカーフ(この場合は耐久に幾らか割きたい)。ランドロスの前で先に一回動ければいいのでビビりだまも一考の余地はある。こちらは後投げでは意味を成さないが技の選択が可能で、スカーフランドとも共存できる。なにより面白そう。
対戦中に壁でええやんと思うことがめちゃくちゃあった。
ランドロス@スカーフ 意地 h84 a124 b56 s244
地震/馬鹿力/雪崩/とんぼ
愛用している調整ランドロス。ミロカロスとのタイプ相性の良さを買って採用。素早さは相手ランドがスカーフ持ちかどうかを見分けられる準速-1。耐久調整は読者の意表を突く6世代特化命の珠キリキザンのa1段階上昇ふいうち耐え。6世代に戻ったとしてもコイツなら安心である。
物理相手に投げられてはとんぼ返りで直帰するその様はまさにブーメランの如し。行動に困ったときは岩雪崩を押していた。
ラングスジャパン(RANGS) ラングス 競技入門用 R1 ブーメラン
- 出版社/メーカー: ラングスジャパン
- メディア: おもちゃ&ホビー
- クリック: 7回
- この商品を含むブログを見る
バルジーナ@バンジ 穏やか h144 b4 d252 s108
バクア/挑発/追い風/イカサマ
画像が小さい
7世代で新規育成したポケモンなので流石にメモ取ってあると思っていたがなかった。確認したところhdラインは特化ルンパの雨熱湯z→雨熱湯確定耐え。sは準速バンギ抜き。怯み怖いからね、しょうがないね。
雨パ、ギルガルド、トリパが主な役割。天敵テテフグロスにも誤魔化しが効く。
追い風は恩恵を存分に受けられるポケモンこそ少ないが、これが無いとペリルンパやグロスサンダーに為す術なく蹂躙されるので必要。追い風後はバークアウト連打でガンガン火力を削いでいく。
役割がはっきりしていたためにptの中で最も想定通り働いてくれた。欲を言えばsを準速ペリ抜きにしたい。
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございます。USM環境がこの構築に優しい世界であることを願って止みません。