スマートフォン用ゲーム「アリス・ギア・アイギス」のアニメ化が2023年に行われ、その締めくくりとしてのリアルイベントが2024/4/14に有楽町よみうりホールにて昼夜二部構成で開催されました。
私はこのゲームに思い入れが強いこともあって昼夜どちらも参加。
たっぷりとアリスギアの世界を味わってきました。
入場時のスタッフから実際のイベント内容、観客のレスポンスに至るまですべてにおいて夜公演では「経験値の活かし」が感じられたので、結果としてどちらも参加して大正解と言えました。
■昼の部
まずは儀武ゆう子さんの導入からの出演者登場と紹介タイム。
最初から声援や拍手を煽りまくるスタイルのおかげで、早々に場内に一体感が生まれていました。
監督の花井宏和さんも加わり、まずは「自分のキャラクターを一言で表すなら」というテーマに沿って各出演者が語り、それに合わせて場面カットや動画が流されたり、監督や他キャストからのコメントがあったりという内容。
・夜露と薫子の演じ分けの実演。
・のどかは普通の子だが、表現が盛ってあるだけ。
・桃歌はなんだかんだいじられつつ愛されキャラ。
・ゆみはいつのまにか面白いキャラになっていて驚いた。
・来弥は「ちゃんと忍者している」と思っている(監督は微妙な反応)。
・杏奈はストイックだが、それに徹しすぎると杏奈らしさが見えなくなるので、アナウンサーとしての比重を下げ、キャラを出してほしいというディレクションがあった。
事前に募集された質問も読まれました。
・のどかには姉がいるが、優秀な姉に比べられることから別のフィールドに移りたいタイミングで夜露にあこがれて…という前日譚(というか設定)があった(監督情報)。
キャラについてのトークが押したからか、本来はここでやるはずだったというミニゲームはまさかのカットとなり、来場者プレゼントの抽選だけ行ってトークパート終了となりました。
朗読劇パートは各キャラが閉じ込められ、「罪の告白」を迫られるというもの。
夜露ーのどか、ゆみー来弥の中身が入れ替わるというギミック付きで、お互いのキャラの演じ分けという面でたいへん貴重かつ大変そうでした。
のどかのハイテンションを完全再現する沼倉さんをはじめ、各自演じ分けの精度がすごく、とても面白く見ることができました。また、シナリオもいい意味でメタジョークが多数盛り込まれ、アリスギアらしいカオス感に一役買っていたと思われます。
オチにカットインする形で「中野慕情」に入ったのちOP,ED曲のライブパートに入り、最後は全員でOVA曲「ココロふわり」を歌って終幕となりました。
■夜の部
まずは儀武ゆう子さんの導入からの出演者登場と紹介タイム。
昼の部も来た人?という問いに物凄い比率(7割くらいとのこと)で手が上がり、ここでみんなのスイッチが入った気がしますね。
監督の花井宏和さんも加わり、今度は「いちばん印象に残っているシーン」というテーマに沿って各出演者が語り、それに合わせて場面カットや動画が流されたり、監督や他キャストからのコメントがあったりという内容。
・泣いている薫子さんはあまりにもイメージが持てなかった。
・入浴シーンののどかは「吶喊します!」のあと「どひゃあ」と言っているが、「どっかん」と聞き間違えた人から韻を踏んでいるとほめられた。
・「中野慕情」は「やったな」と思った。
・来弥の分身バルーンがかわいいので商品化してほしい。
・シタラが杏奈の像を作っているところは、シタラの理想が反映されているのだなと思った。
・「下落合桃歌殺人事件」「整備部の日常!」は監督がタイトルだけ思いついて、そこから広げてもらった。
などなど…
夜の部ではタイムキープ意識が強まったのか、ここでミニゲームパートも実施。各出演者がA,Bのうちわを持ち、選択肢に対しどちらかを選んで全員揃ったらポイント獲得というもの。最後の問題がポイント多めのサービス問題というお約束で、見事突破となりました。
朗読劇パートは昼の部と同じシナリオでしたが、昼も参加した人が多かったということもあってか、とにかくアドリブが多め。はては古畑のマネも飛び出すというカオスっぷりに観客も大ウケでした。
同じようにライブパートに突入し、全員の一言挨拶を経て終幕へ。
もともと大きな発表は無いと明言されていたとおり(それでもメガミデバイスなどいくつかの情報はありましたが)、とにかくアニメを振り返って楽しむというまったりと楽しめる素敵な会だったと思います。
できればまた、こういう機会があると嬉しいですね。