飛車先を止めた局面。
角交換が正解だったらしい。
これを△３三同銀なら▲同飛成と切って直ぐに銀打ちで飛車を取り返す。
駒の損得はなくなるが、後手の飛車の打ち込みへの対応を間違わないように注意。
正解は▲２九歩。もし▲２七歩と打ってしまうと角打ちが厳しい。
最初に戻って、▲３三角成を△同桂のときは飛車の頭に金取りで角を打つ。
馬は自陣に引き付けて使う。
中盤での攻防の馬引き
先手石田流vs後手棒金の中盤戦、５筋に打たれた香車で銀を取られた局面。
ここで馬を中央に引く手が正解だったらしい。
香車が成り込んで来るような手なら、コビンに桂馬。
飛車と角をべたべたと打って追う。
合駒に端を突いて詰めろ。
これは▲１五同歩しかないが、そこで角を切る。
▲２六同玉なら△４四馬から詰み。よって▲２六同歩だが、頭を叩く。
香車も走って銀打ち以下、詰み。
ということで冒頭に戻って△５五馬には▲４六歩と近づけて受けるのがソフト最善。
これには香車を取りながら馬を引いて、次は飛車を下ろすのを狙う。
青野流で玉を上がらず▲３六歩には王手飛車
玉を上がらず▲３六歩の局面。
角交換の後に飛車を追う。
王手飛車がかかる。
例えば▲６八玉なら飛車角交換の後に横歩を払う。
馬を作りに▲８三角なら飛車を２筋に転回させる。
決めるべきときに決めることができないPart57
詰みを見逃した。
決めるべきときに決めることができないPart56
香車を打たれた局面。
桂馬を取りながら王手で入って勝ちだったらしい。
もしこの金を取らずに端に逃げるようなら、香車を取って王手をかけ、△同玉に一つ離して取った香車を打つ。
合駒には際から桂馬を打って王手。
端に逃げたら銀を打って王手。
▲７一銀不成と入って必死なので勝ち。
冒頭に戻って▲７三金を△同桂なら勿論▲同角成。
端に寄って逃げたら、まず桂馬を捨てる。
空いた空間に銀打ち。
退路を封鎖するためにもう一枚桂馬を捨てる。
銀を成り返る。
後は端歩を突いて行く。
青野流▲５八玉に△２二銀型、△７二銀の後に飛車を引かれたとき
△８二飛と引かれた局面。
▲８三歩と叩くのではなく、▲８四歩が正解だったらしい。
△２三銀で飛車を追われると、この歩は取られるが、そこで桂馬が跳ねる。
角交換の後に飛車取りに構わず、こちらも飛車取りの角打ち。
飛車を取り返す前に一旦、桂成が王手で入る。
後手は銀取りから逃げつつ成桂にあてる。
先手は▲７五角と戻して成桂に紐を付ける。
横歩取り△４五角戦法、先手が飛車交換に応じない方がいい場合
△４五角戦法の一場面。
先手は８筋に一度飛車を回って、歩を打たせてから２筋に回る。
互いに玉を上がってから、先手は銀を上がって飛車を追い返す。
ここでは飛車交換に応じない方が良かったらしい。
後手は８筋に飛車を回って形を整える。
