こんばんは。謎の気持ち悪さで眠れないので久々のブログ更新です。
せっかくなので彩の国レースレポを兼ねようと思います。読み手に伝える前の段階として、脳みその中身と記憶を吐き出す回なので、ぐちゃぐちゃで読みづらいです。ちゃんと読む用のやつは後日部ログにあげようと思っていますので、スッキリしたのを読みたい方はそちらをどうぞ。
昨日6/2に、彩の国トライアスロンのレースがありました。私は、彩の国A(ミドル)に出場しました。当日の悪天候のため、swimが2.25km→1.5km、bikeが70km→57kmにそれぞれ短縮されました。
結果として、swim1.5km→bike57km→run15kmの距離となり、無事完走いたしました。
今までのブログに書いていた通り、結構ちゃんとした練習ができていませんでした。過去1練習せずに挑んだレースだったと思います。コンディションの悪さだけでなく、日頃から1人で練習に励むことができていなかったのは紛れもなく私の怠惰が原因です。ごめんなさい。それでも、出場して良かったと思っています。
去年、トライアスロン部に入部して初めてのレースが彩の国でした。長い距離が泳げるようになって、バイクもどうにか乗れるようになって、ランはとっても苦手だけど止まらずに5km走れるようになって、みたいな状態で挑み、すごく緊張していたのを覚えています。それと同時に、外で泳ぐ楽しさやレースでの高揚感、みんなの応援や完走したときの達成感を初めて味わって、すごく大きな刺激になったレースでした。
トライアスロンって、楽しいんだ、!?
と、元引きこもり運動嫌い女は思いました。
そこから1年が経ちました。私はなりたい自分になれているでしょうか。去年は確実に、目指していたものに成れていた自信があります。でも今年は、、下田で1人でも強く生きて、勉強や研究に励み、身体を動かす習慣をつくって、マリンスポーツをはじめとする色んなものにチャレンジするひと、、、うーん、中々現実はうまくいかないものです。結構、つくばの人間に救われている。チューブで繋がれてたまに栄養をもらって、しばらく下田で1人で過ごして、、の生活。下田で心を擦り減らして、つくばに帰ってきて回復してを繰り返しています。まだ気楽に話せる人は居なくて、そもそも作る努力もしてないのかもしれませんが、うーん…。QOLよ向上を真面目に考えたいです。
話をレースに戻します。
破滅的なコンディションで挑んだレースでしたが、練習しなさすぎて逆にあまり緊張していなかったようです。前日から、食欲はありませんでした。これはレースのせいなのか、生活リズムが終わりまくっていたせいなのかわかりません。レース前々日の睡眠時間は2時間。レース当日の行きの車では、睡眠時間の確保に努めました(車運転してもらってるのにごめんなさい)。あとは、ミスが無いようにトランジとか会場に到着してからの流れとかのイメトレをしていました。これは役に立ったと信じています。
会場について、雨上がりの草むらを歩くと既にズボンがびちゃびちゃになって、うわーーと思っていたらハイエースが到着して、積み下ろしが始まりました。気を抜いていたせいか、気付いた時には周りの人はバイクの組み立てを終えて陣地に向かった後でした。口の前に手を動かせと言ってくれたみなさん、ありがとうございました。どちらか一方を動かすと、無意識に片方が止まってしまうみたいで、それを言ってくれてとても助かりました。1人でレース出てたらって想像すると結構やばそうですね。
自転車を組み立てたら陣地に向かって、荷物をおろしてなるべくさっさと受付をしに行きました。市民レースだからか、スプリングの時よりも色々とゆるかった気がします。トランジ割とみんな入れる感じだったし。特に大きなミスをすることもなくトランジに物を置いて、ウェットを着て、試泳に向かいました。
普段(まだ2回だけ)鍋田を泳いでいるせいか、水が暖かく感じました。あと、去年の彩の国の水質?の印象が強烈すぎて、思ったよりも水が綺麗で(透き通っていた)拍子抜けしました。ウェット慣れが圧倒的に足りなかったので、試合の時点で腕?肩?痛いなーと思ってました。水から上がったら整列?してななみちゃん梅木とおしゃべりして、つくトラサポート組からのエールをもらって、レースが始まりました。
市民レースなので、位置取り合戦やスタートと同時にダッシュ&ドルフィンスルーで沈められるとかは全く無くて、私も1番外側から比較的のんびり水に入りました。滑るの怖くて…。
swimは、曇り空なこともあって去年よりも感動が少なかったです。去年は、顔を上げる度に青空が見えて、いちいち感動していました。感動していたら、swimが終わっていました。今年は、3周しなくちゃだったので割と長かったです。距離的にはODと同じだったんですけれども。途中、スプリントとODとがごっちゃ混ぜになって、ひたすら人間人間!って感じでした。ぶつかるの嫌いだから外に逸れても人がいる。軽くお腹蹴られてグエってなりました。前の人のドルフィンキック?と呼吸のタイミングがかぶってしまい、水も飲みました。全力で吐き出しました。そんな感じでわちゃわちゃしていたので、波もすごかったです。波に揺られるの結構好きかも。swimで1番楽しかったのは波に乗ることでした。最後はブイを見失わないのを目標に頑張りました。私にしては蛇行の少ないswimだったと思います。成長した?
まあこんなもんやろ位のタイムでスイムアップして、相変わらずの鈍臭いトランジを経て、バイクに移りました。サポートの人から、トランジめっちゃ長かったね何分あったの?と言われましたが、約5分でした。レースに出る新入生のみんな、ウェットはスムーズに脱げるようになろうね。私は諦めています。
トランジではヘルメットを付けてからバイクに触れること、風邪ひかないようにバイクジャージを着ること、水を飲み忘れないこと、できれば補給もたべることを意識しました。トランジで一生懸命ウェットを脱ぎながらサポートの子と喋ったりもしました。非常に愉快。こんなのろまなトランジ見せちゃってごめんねー、とか言いながら羊羹を口に放り込んでもぐもぐしたままバイクに跨りました。もぐもぐ、バレていた見たいですね。声が聞こえてきました。
バイク、長かったです。57kmで良かった。笑
こんなこと書いたらもっと追い込めって言われそうですが、飽きました。去年は晴れていて景色が段違いに綺麗で、見るもの全てが眩しかったのですが、曇り空と知った景色、そして私は特にバイクが得意なわけでもないので抜かされることはあっても抜くのはゼロ、カーブと曲がり角だけに気をつけて足をぐるぐるしていました。最後まで同じところで座って応援してくれていたサポートの声を糧に、そこで頑張って踏んで30前後出して、坂を下ったあたりからのろのろ漕いでいました。、最初の方は踏めば33とかまで出てましたが、段々、25くらいしか出なくなって行って、最後の方は23とかで悲惨でした。まあでもave25km/hを想定していてその通りの結果だったので、こんなもんだろうなという感じです。一体いつになったらバイクへの恐怖と苦手意識が消えるのでしょうか。レースは平坦で車も居なくて割と安全の保証がされているから、その部分に意識が取られることはあまり無いけど、力と慣れとポジショニングと練習が不足しているままでは巡航20台後半はかなり厳しいです。とは言え向上心もあまり無くて、んーーって感じです。バイクの楽しさに早く気付きたい。ちょっと話が逸れますが、他人が楽しいと感じないものを楽しめるって才能ですよね。そこに喜びを見出せるのはとても幸せなことです。
ロングライドする為には難なく25くらい出せるようにならなきゃらしいので、ぼちぼち頑張りたいとは思います。少しだけ。、
バイクの慣れ不足の話でもう一つ、いまだに片手が離せません。今までODではバイク中に水を飲むことを諦めていて、運良く熱中症にならずに済んでいました(真似しないでください)が、今回は距離もいつもより長いし不安だったので、エイドで一旦降りて水多めにのんで、マグオンを咥えてまた乗りました。一応乗りながらもチャレンジしようとしましたが、やっぱり走りながら片手を離してマグオンを流し込んだりボトルを持ったりするのは難しかったです。なのに、貼り付けていたマグオンが取れかかってぴろぴろしていたのでどうしようかと思いました。2kmくらいに渡って、多分21km/hとかでのろのろ漕ぎながらマグオンをどうにか救出しようと奮闘していました。その頃にはほぼ他のバイクの人は居なかったので、たぶん迷惑はかけなかったと思います。
今回バイクの良かった点は、転ばなかったし転びそうにもならなかったことです。去年の榛名湖では、50km/hくらい出ている下り坂で両足がペダルから離れて死にかけました。転ばなくてよかったーー、あの時転んでたらかなり大怪我をしていたと思います。非ビンディングの方、足は絶対に離さないでくださいね。
バイクの最後の周回では、トラブルがあったらしきひとがすごい勢いで追い抜いて行って、コース独り占めだと思っていた私は多少ビビりました。あと、レースが終わったと思われたのか?バイクコースのど真ん中でお散歩している親子連れがいて、3歳から5歳くらいの子供が歩いていてブレーキかけました。怖かったです。私はのろまだから全然止まれるスピードだったし、どっちも怪我なくてよかった。
あと特筆すべきこととしては、スズメと並走しました。その時わたしは26km/hくらいで漕いでいましたが一瞬で抜かれました。雀って飛ぶの速いんですね。あとは、トンビ?が3羽、かなり低空で戯れるように飛んでいるのが見えました。カッコウも鳴いていました。カラスが地面に覆い被さるようにして座って?いました。今年はうさぎを見ることはありませんでした。そんな感じで、バイクを無事終えました。
トランジに入ると、わたし以外の全員分のバイクがあって、こっから15キロか〜と思いながらバイクを置きました。ランのところにいたサポートの皆さんに、頑張れ〜と声援をいただきました。ありがとうございました。私が無事にバイクを終えたことに驚いて(良い意味で)、おめでとう!と言ってくれる人もいました。嬉しい。サポート要項にたくさん褒めてって書いといて良かったです。おかげさまで、ランすごく楽?でした。競技中のメンタルってそこそこパフォーマンスに影響すると思っています。少なくとも私は。
当初の目標は、とりあえずランに辿り着くことだったので、いったんランパートに入れたことに満足して、そこからはLSDのつもりで走りました。ずっと走り続けられそうなペースで、落としすぎてもしんどいし長引くだけだから、ということで那覇マラソンの時の6:40-7:30/kmくらいを想定していました。最初は7:00/kmくらいで、後半さすがに垂れはしたものの坂ふくめave7:19/kmだったらしいです。偉い!!
とは言え走るの苦手嫌い人間ですので、どうにか脳みそを騙し続けて走っていました。まずは、マラソンの27km地点からのスタートだと思うようにしたこと。ということはちょうど半分くらで、いわゆる「35kmの壁」にぶち当たることになります。那覇マラソンのときは、クソほどしんどかったです。何度涙を堪えたかわからない。でも、泣いたら呼吸が上がって心拍も上がって余計にキツくなるだけだから、と、下唇を噛み締めてひたすら頑張っていました。脚が重くて痛くて動かなくなって、歩いても、一度歩き出すとまた走り出す時に泣きそうになって、、みたいな、かなりしんどい瞬間がたくさんありました。あれを想像して走っていたので、格段に楽でした。
別の騙し方もしました。彩の国のランコースにはまあまあな坂があります。なので、これは15kmのランパートなのではなく、坂を走って登る練習×6とその繋ぎのジョグだと思うことにしました。だとしたら、2.5kmおきに部員に応援してもらえるので、かなり贅沢な練習です。実際、(わたしは1番最後だったので、スプリント走り終わった人もいて)見たこともない数の部員がランコース上で応援してくれて、嬉し涙が出そうでした。ちゃんと堪えて、目に焼き付けました。そうやって応援してもらえることが本当に幸せで、それだけでここまで走ってきてよかった、と思えました。走馬燈に流れるかもしれないくらい、特別な景色が見れました。
途中から空模様が怪しくなってきて、雨が降り始めました。段々と強くなっていき、雷がなり始めました。正規の時間で?ゴールしていればきっと雨の中はしることは無かっただろうだ思いますが、私は多分30分くらい?それ以上?雨に打たれて走ることになりました。ぬかるんだ泥に滑りそうになったり、水溜まりに足を突っ込むしかなかったり、まあまあ凄かったです。1人で練習とかで雨の中走ることはまず無いので、貴重な体験ということでむしろ楽しんで走りました。どうせ濡れてるから一切躊躇わずに水溜りに飛び込むとかできました。幼い子供に戻った気分。
雨が降り始めてもなお、つくトラの皆さんは毎周応援してくれていました。本当に嬉しかったです。マラソンよりマシだったとは言え、キツくなかったわけでは無いので、お世辞抜きで、みんなの応援が心の支えでした。応援も、雨から荷物を守ってくれたのも、ありがとうございました。
ミドルだしあれだけ遅かったので、もちろん私が全体で1番最後にゴールしました。ビリになるメリットは、見知らぬいろんな人たちに応援してもらえることです。スタッフ含め大勢のひとからの声援をいただきました。ちゃんとサングラスを取って、ゴールしました。
完走はかなり厳しいな、と思っていただけに、ゴールの門を潜り抜けられたことがとても嬉しかったです。去年ほどじゃ無いけど久しぶりに達成感を得ることができました。トライアスロン、続けていてよかったです。
今回のレースで嬉しかったことがもう一つあります。それは、(たぶん)ランのフォームがかなり改善されて、走っている姿で人を間違えられたことです。ランパートの人間いわく、私は今まで「血の底を這うような走り」をしていたらしいのですが、それに比べると今回のランでは軽快に跳ねて走れていたそうです。ラン15kmの割には比較的楽だったのも、そのおかげかもしれません。効率の良い身体の使い方、走りに近付けているのかな。だとしたら、まだまだ楽になれる伸び代はある。これからもジョグして行きたいです。そのためには目標が必要なので、適当なマラソンに申し込もうと思います。
全体として、マラソンよりは楽でした。マラソンはずっと同じ筋肉を使うし、1種目だから、飽きと偏った疲労が大きいのかもしれません。これは私の場合に限ると思いますが、フルマラソンを経験していなければミドル走りきれていなかったような気もします。
今回(も)無謀なチャレンジでした。何事も挑戦してみて、結果はその後に考えれば良いやと思っています。死ぬわけじゃないし。真面目にタイムをあげようとやっていない私には、取り組むのにベストなタイミングなんて無くて、研究室とか就活とか、そういう事情的にもやるなら今しかありません。これからも、無理かもみたいなことでも臆さず自分のペースで歩み続けられたらいいなと思います。せっかく、帰宅部(文化部?)から、憧れの運動部の世界へと入れたので、そう簡単に運動を辞めない、諦めない人生にしたいです。
長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。つくトラの皆さんは、関カレでお会いしましょう。みんな、頑張ってね。いつも応援しています。
おまけ
彩の国前日の積み込みで、2週間ぶりにつくトラ部員たちに会いました。つくトラ女子のみんなは、会うの久しぶりなのに前髪切った?めっちゃ可愛い似合ってるー!とか気付いてくれるしたくさん褒めてくれるしで、超絶ハッピーでした。私に足りないのはつくトラだよー、、、下田でもがんばるからあれくらい素晴らしくて居心地の良いコミュニティの人々に、日々触れていたいよー、、、
つくトラの良さを再認識したのでした。