大掃除 「意地悪ばあさん」を読みふける
毎年11月になると、早めに大掃除をしようと思うが・・・
今年もなかなか腰が上がらない 😢
最近は気候の変化もあるが、このところ妙に暖かい。
子供の頃と比べると、師走の気ぜわしさ、お正月を迎える気持ちが薄らいでる
ような気がする。
とうとう12月になった。新しい気持ちで新年を迎えたい。
それと、できるだけシンプルにしたく断捨離も兼ねて取りかかる。
まず、本棚。
ここに引越して8年、並べただけの本、取り出して読むこともなかった。
もう専門書もいらない、小説、文庫本、生活本など約70冊ほど。
全部処分しようと紐で括る。
高い所の本を下ろすのに、椅子の上に立つが、確実に体幹が不安定。
あ~足はふらつくし、握力は落ちて、体が思うように動かない。
完全に老化傾向 💦💦
そして、やけに本が重たく感じた、若い頃は何冊かまとめて持てたのに・・・
椅子から落ちないようにしながら、(落ちたら骨折寝たきりよ ❕)と
肝に命じながら本を下ろす。
そんな中、子供のころから愛読していた本があった。
パラパラと開いて見ると、開いた途端、笑いが出る。
長谷川町子さんの発想が面白くて素晴らしい ✊✊
個人情報も駄々洩れだが、年配から子供との関わり方も学べた時代。
時は変化し、個人情報が重視され守られる反面、近所付き合いも希薄になった。
やや暮らしにくくなったと感じることもある。
本は後で読むとして、大掃除の続きをやらねば・・・
計画していた台所を済ますとクタクタ状態。
年々、大掃除で自分の体力の低下を知らされる 😢
本棚は、市の粗大ゴミで出せば1000円シールで済んだが、
残った本は、重たくて燃えるゴミに出すのはしんどい。
一緒に処分したかったので、不用品処分業者にお願いした。
処分費用が約3000円ほどかかったが、.気持ちがスッキリした。
まだ、大掃除が残っているが無理せずにやることにした。
11月・・時の流れ
10月は何かと追われて過ぎた。
パソコンに向かう気になれず、ブログの更新もご無沙汰。
9月に7回目のコロナワクチン接種券が来ていたが、気が進まずに放置していた。
7回目となると、ややうんざり・・幸いに罹患はしてないが・・・
かかった人は後遺症に、苦しんでいる人もいると聞くと、不安もよぎる。
接種しても、かからない保証はないが、今さら、かかりたくないと思い接種した。
10月半ばに母方の叔母が亡くなった。
最近は従弟とも疎遠になっていたが、連絡がきて駆け付けた。
叔母は90歳で半年前ぐらいは元気でひとり暮らしをしていた。
日頃から、最期は息子にできるだけ世話をかけたくないと言っていた。
初夏ぐらいから食欲が減り始めた頃に、自分の命の限りを悟り、
看取りが可能な住宅型有料老人ホームで生涯を閉じた。
叔母はホームに入居する時に、家財道具は最小限にしたそうだが、
いざ、退去となると小ぶりなタンス、冷蔵庫、洗濯機や細々とした台所用品などを、
業者にをお願いしたら、結構な金額だった。
人ひとりが生活していたから当たり前のことだけど・・・
荷物を送り出すと、叔母はもういないんだと思うと、こみ上げるものがあった。
先人の方々もこんな思いをしたんだろうなと、
つい、親が亡くなった年齢を自分と比べている。😢
いろいろなことが一段落して、秋も深まりつつある中に、
「若冲と江戸絵画」を観る機会があった。
日本画は好きで、若い頃は結構見に行っていた。
今回は今までと違う感覚を覚えた。ひとつの絵をじっくり観ることができて、
なんというか重みを感じた。私が年を取っただけなのか・・・😊❓
帰りに通りすがりの喫茶店の寄って珈琲を頂いた。
やっとブログの更新にたどり着いた。
今日は冬の嵐のような風が吹いている。
介護ボランテァに参加して
仕事を辞めてから、友人達と食事や遊びは継続しているが、
なんらかで社会との関わりを持ちたいと、市の介護ボランテァに登録した。
研修を受けて、求めている事業所の一覧表をもらった。
もらってすぐは、意欲満々でボランティアの内容を吟味したが・・・
なかなかピンと来ないまま、約1年になろうとしている。
登録したままでは意味がないと、一発奮起した。
高齢者施設で、話し相手で1時間程度来てもらえる方、しかも女性がいいと 😊
まだ、見かけは女性なので連絡してみた。
一度、面接しますとのこと。😲 面接があるんだね・・・
そりゃぁ、そうですよね!
いきなり見知らぬ者が来たら、セキュリティや個人情報もあるし、納得。
面接の連絡はすぐきた。
高級ホテルのような建物、きっと、利用料が高いだろう。
入居者さんは、楽園を想像して選んだんだろうと、勝手な妄想しながら入った。
中の調度品も高級そうで・・受付にはコンシェルジュが立っていた。
面接は30代後半らしき男性が対応。
ボランティアだから、何の資格もいらないが、根掘り葉掘り聞いてきた。
やや見下げた感じを受けた 😢😢 断ろうと思った。
看護師、ケアマネ、障がい福祉相談員の経験があると答えると・・・
途端に声のトーンが上がり、作り笑顔で「お願いします」と。
何が基準なのか??
見た目、年齢、資格?? 面接した人の個人的な見方なのかな・・やや不快。
面接が終わり、1回だけにしようと思い、参加する日を決めて帰宅した。
さて、ボランティア活動当日。
あの面接した男姓が、私を紹介した・・・・
看護師をされていて、ケアマネージャーもお持ちですと・・・😲
まぁ!な・なんと余計なことを言ってる!!! 何を考えているのか!
勘違いをするようなことを言ったらダメでしょう❕
ただのボランティアですよ。 職業は過去のこと・・また不快。
テーブルに着くと、案の定数人の方が寄ってきた。
あちこち痛みが収まらない、ご飯が美味しくない、どこか悪いのか、
入居者同士の問題、至ってはスタッフがすぐ来てくれない、等々。
傾聴に徹底した。これが話し相手なんだね・・・
しばらくは、数人でそれぞれ言いたいことを言っていたが、
「あら、あなたもそうなのね」と納得したり、人の話しも聞いて、
「私だけではない」と思った人もいたようで、あの病院の先生がよかったなど、
和気あいあいの場になり、皆様の表情が和らいでいるように見えた。
最初の紹介時は嫌な感じだったが、結果オーライ 👍
約1時間半のボランティア活動は、途中から心地よくなった。
帰り際は、入居者さん達に見送られ帰宅した。
後から思った、どっちがボランテァだったのかな・・😊
日頃も入居者の方々は、そのような話しもしていると思うが、
メンバーが変わるだけで、人を通じて気づくことがある。
私もまだまだ、気づいてないことがいっぱいあるのだろうと思った1日だった。
工事現場警備員とご高齢婦人
昨年から、道路隔てた場所に病院の建て替え工事が行われている。
解体から始まり、月~土曜まで作業。
外来、入院も続けながら半分ずつの建て替えで、12階建てになるらしい。
工事現場入り口には警備員の方が立っている。
まだ、日中は暑い日が続き、さぞ暑かろうな 💦💦
見ると、小柄で背も丸くなり高齢な男性。
実際に工事は始まると、大きな重機の音をたてて、埃が舞いあがり、
周囲に住んでいる者として、窓を開けたくない、
洗濯物も干したくないなぁ・・と感じていた。
そんな思いを同じように感じている人がいた。
ある日、買い物に出た時のこと。
警備員に対して、高齢のご婦人が大きな声で苦情を訴えていた。
聞こえてきたのは、窓を開けられない、洗濯物を干せないと!!!
私と同じことを思っていたんだね・・気持ちはわかるけど・・・
警備員の方は平謝りで何度も頭を下げていた。
多分、他にもこんな苦情があるんだろうと思うと、
仕事とは言え、嫌だろうな、つらいだろうな・・・と同情した。
そんな光景を何度も見受けた。同じご婦人が同じことを言ってるようで、
まだ収まらないのか・・ 😢
しかし、警備員は慣れた様子で、「はい、はい」と受け流すような対応していた。
クスッと笑えた。
自宅のベランダから工事現場の入り口が見下ろせるので、つい見てしまう。
そんなある日、そのご婦人が警備員の方と笑いながら話していた。😲
どうやら、仲良しになっていた。
そのご婦人は寂しかったのかな、と、ふとよぎった。
警備員さんと話して、収まったようで笑顔になってよかった。
ケアマネ現役の頃、一人暮らしの利用者を担当していた時、
挨拶にも意味不明な怒りを表す人がいた。
伝えることだけ言って終わろうとすると、あの・・・と話し始めた。
ただ、相づち打ちながら聞くことで、少しずつ怒りが収まった。
人と話すこと、関わりを持つことで解決することもある。
寂しい感情が生活に悪影響を及ぼすこともある。
人との関わりで笑いが多い日常にしたいものである。
ウォーキングで出会ったご夫婦の願い・・
朝夕は秋めいてきて、夜明けがだんだんと遅くなっている。
朝5時前後には目が覚めるようになって、始めた早朝ウォーキング。
雨の日は除き、週2~3日程続けている。
ウォーキングは、準備運動して5時半頃に出発、まだ暗い空。
朝の澄んだ空気は清々しい。思い切り深呼吸をして生きてるなぁと感じる(笑)
コースは自宅周囲を適当に20~30分程度。
少し涼しくなり、人も増えた感じ。何回か会えば顔見知りになり挨拶を交わす。
たった一言でも、あ~今日も誰かと話すことができたと実感。
その中で会う頻度が多いご夫婦(共に80代前半かな?)と話すようになった。
奥様は小柄で明るく笑顔がやさしい。
ご主人の髪はロマンスグレーで七三分け。
お二人とも背筋は伸びて服装も若々しい。
結婚して60数年で「そりゃあ・・いろいろありましたよ」と
ニコッと穏やかな笑顔。夫婦で築き上げた強い信頼関係を感じた。(⌒∇⌒)
最近の話題は、やはり介護が必要になった時にどうするか?
老夫婦二人暮らしなので、どちらかが残された時はどうするか?
施設は入居したくない!! 費用が高いし信用できない!!
できれば自宅で最期を迎えたい・・・等々。
寝たきりにはなりたくない、まだお互いが自立しているので、このまま維持したい。
体を動かして、夫婦仲良く、最後は「ありがとう」と言いたい。(ご主人照れ笑い)
そして「ピンピンコロリ」で逝くことを願い、ウォーキングを始めたと。
ピンピンコロリとは死ぬまで元気で、寝付いても3日程度で逝くこと・・
せめて1週間以内なら、「とてもいい人を亡くした」と言われるとご夫婦の話 (笑)
ご主人が話されている時、奥様は寄り添って「うん うん」と相づち。
多分私が思うには、「すべて夫に任していたら安心」と表情から感じた。
誰もが願うであろう「ピンピンコロリ」!!!
私もボケないで、自立した日常を笑いながら送り(希望、願望、切望)
ピンピンコロリにあやかりたいと願う 😊
幸いにも私は話せる友人がいる。
その友人が、好きな海の近くに癒される場所として部屋を借りている。
毎週木曜日にお邪魔して、しゃべって、ランチして楽しい1日を過ごしている。
ランチはその日の気分でお店を決める。
先日行った、少し山方面の古民家のレストラン。
お陰様で今日も楽しい1日でした。😊
お盆の後の静けさ
今年のお盆は台風に振りまわされた。
娘が早めに休みを取って、約1週間過ごして13日の午後に帰って行った。
娘が帰った後、いつものお盆風景なのに、今年はやけに静けさを感じて・・・
魂が抜けたように❓ ぼっーとしている自分。
何なんだろうとと振り返ると、仕事を辞めた空虚感??なのか
昨年6月で完全に仕事を辞めたので、去年の盆も同じなのに・・・
その時は、まだ辞めたばかりで、仕事の感覚が残っていたのか?
辞めてからも、自分では同じように過ごしても、心身的に段々と変化している。
ぼっーとしていても前には進まない、受け入れなきゃと気合を入れる。
さぁ~気分を切り替えようと思った時に、友人よりLINEがきた。
「葬式に行くことになったが、喪服がない、ジャケットはあるので
黒のワンピースを持っているなら貸してほしい」と。
私もそうだが、友人も着れない服を処分したばかりで、喪服は必需品なので
新しくしないとと思っていた矢先のことだったと。
うわぁ~着れるものがあったかな・・とクローゼットを見ると
もう、10年以上前に買ったワンピースがあった。
これしかないと、写メを送る。
友人は細身だから、きっとブカブカだろう、キツキツよりいいかと気になったが、
着れるならいいと楽観的!! バタバタとすぐに借りにきた。(笑)
朝から喪服探しで、何も食べてない腹ペコペコよ! 何か食べに行かない?と友人。
近くのうどん屋さんへ行く。
うどんの後は、カフェに行きアイスコーヒーを注文。
飲みながら、お盆の話をする。友人曰く、
「私もあるある、最初に感じると落ち込むよね、思いたくないけど、
そんな年になったのよ、開き直ることよ」と笑う。
あ~そんな年とは思いたくないけど、誰も一緒なんだと思うと、少し吹っ切れた。
こんな気持ちの時に、理由はどうあれタイミングよく話すことができた。
胸の内を話すことでスッキリした。話すことはとても大事なこと。
それに話せる有難い友人。
これから先は、予測できない、いろいろなことが起きるであろう。
何ごとも、誰しも通る道と言い聞かせて、周囲の人達と分かち合い、
その思いを感じながら、生活を楽しむことにしよう。😊
友人が骨折で手術・・・(看護師の記憶)
今でも、看護学校からの友人2人と付き合いがある。
看護実習が始まって、グループで分けられた7人。
楽しい実習でもあったが、レポートや現場での悩みなど・・・
担当教務と何度となくぶつかったことか・・・今は懐かしい思いで。
7人が何となく気が合って、励まされたり、愚痴を言いあったり。
卒後は、就職でバラバラになったが、数年は7人でよく連れだって遊んだ。
その後、それぞれ結婚したり、転勤などもあって連絡が途絶えたが、
私を含めて3人は、毎年とはいかないが、都合がつけば会っていた。
最近は、子育てや仕事も一段落して、比較的に自分の時間を持てるようになり、
住んでいる地域は、離れているが連絡し合ったり、会うことも多くなった。
その中の1人が外出中に転倒して、救急搬送され入院。
大腿骨頸部骨折で骨接合術の手術を受けたとLINEが来た。
あちゃ~~ 転倒、骨折はもっと上のご高齢者の話しとばかり・・・
身近な人のこととなると、急に不安が襲う😢
気をつけねばと、気を引き締めるが、転ばない保証はない!!
本人は、「自分がこけるなんて、思いもしなかった、これが現実なんだ。
ホントに高齢者になった気分よ。」とやや落ち込んだ様子。
転倒の原因は、新しいスニーカーを履き慣らしに外出した時のできごと。
あ~わかるな その気持ち。良かれと思いしたことが裏目に・・・つらい
「まだまだ、世の中の高齢者からすれば、若いから回復も早いよ!
術後の感染に気をつけて、リハビリはきついけど、あなたは頑張り屋さんだから」と
久しぶりの電話がお見舞いになった。
まだ現役の頃に体験した ”認知症あるある″ の話。
認知症の男性で80代、農作業中に転倒し大腿骨骨折で手術をした。
手術後、目が覚めると酸素チューブ、点滴、排尿の管も抜いて、
手術部位、シーツ、寝衣まで血だらけの不穏状態。
明け方にやっと落ち着いて「私はどうしてここにいるのか??」と聞き、
スタッフが説明すると、その時は「あ~そうですか、迷惑かけました」と普通。
だが、すぐ忘れて何度も同じことを聞いてきた。認知症・・・あるある。
その後、ウトウトしていたが・・・なんと❕
ベッドに正座して「ご飯ください、食べてません」と何回も叫んでいた。
主治医に「こんなに早くリハビリの指示をされたのですね」(笑)
と報告すると、主治医も「ちと 早かったかな」と乗って話しが盛り上がった。
こんなこともあったねと、話しすると思い出して二人で大笑いした。
あ~笑えるから良かったとホッとした。
小さな体の変化はあるが、生活に不自由はないので、慣れている自分。
諺で ”明日は我が身”ってよく言ったもの。
友人が言っていた。「トイレに行けないのが一番つらいと、こんな思いは
二度としたくない」と、やや涙声 😢
私も一番恐れていること。寝たきり、排泄のこと。だが避けては通れない事実。
あ~考えたら落ち込むので、その時になったら腹を括るしかない。