普段使い用の「かばん」の条件
走ってて転ぶ話
急いで走っている時に、道で転ぶ。ショックだ。
つまづくどころじゃない。膝や体を強く打ったり、かばんが宙を舞ったりと、やたら派手な転び方をする。この歳になって。
前は転けそうになっても、なんとかバランスを取り戻して、間一髪で転ばなかったものだ。そうか、コントロール力が落ちたんだ。
年老いて転ぶことは、命取りになる。骨折で入院して、そのまま寝たきりになることがある。入院先の病院で風邪をもらって肺炎になることがある。だんだん近づいてきたってことかなあ。
ショックなことは、もう1つ。すりむいた痕が残る。いつまで経っても、キレイな肌にならない。後の処置が甘いのか、治癒力が下がっているのか。つらい。
地域の図書館に行ってみた話
引越してから、初めて地域の図書館へ行った。実は行きたいと思っていた。割と大きい図書館が近くにあるのを知っていたから。
なかなか時間が取れなかったり、行く気にならなかったりで、引越から一年が経ってしまってから、ようやく行けたのであった。
借りる気まんまんなので、利用者カードを申し込む。これで二週間で10点借りられる。
独特な形をした図書館だったけど、地域の建物によくある感じだった。どこに何があるか覚えるように、全部の棚を素早く一通り見ていく。
あっという間に、手には10点集まった。まずい、読み切れない、欲張った。字の多い本は、ペース配分を考えなければ。しかし気になって手に取った本を、次回来た時に思い出せるのか。それはそれで、思い出せなかったら、その時の気分じゃないってことか。
気の向くまま読んで、借りて、家に持って帰ってきた。読めなくても返そう。また借りればいいし、借りなくてもいいや。本と出会う時間が楽しい。