Dual Income Family - 正社員共働き夫婦の子育て

正社員共働き夫婦が子育てでかかえる悩みや家計管理、資産運用などについて発信していきます。また、留学経験を持った夫婦が実践している英語教育、留学したいと言い出すような環境作りなども発信していきます。

【イヤイヤ期はすぐに終わる?】泣く喚くではなく、自分のやりたいことを言葉で伝えることができるようになる方法

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イヤイヤ期は言うことを全く聞いてくれず大変ですよね。「イヤイヤ〜」って言って泣いてばかりいる子もいますし、何がしたいのかわからないときがあります。

言葉で伝えれるようになると、自分のしたいことが周りに伝えることができるので、思い通りにならずにイヤ!となることが少なくなります。

自分でやりたいけど思い通りにならない

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なにかに掴まったり、登ったり、いろいろできるようになると「自分でやる」となんでも自分でやりたがります。

でも、なかなか思い通りに行きません。

バナナの皮を剥いて自分で食べる、靴を履くなど簡単そうに見えていざやってみると意外と難しかったりします。

そんなときに、「うわ〜」ってなったりします。泣いてしまう子もいるかもしれません。


思い通りにならないと泣き出す子も

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靴を履いて外に行きたいのになかなか靴が履けなかったり、履いたとしても左右逆だったりとちゃんと靴を履けるようになるまでは結構時間がかかったりします。

一度履けない!と思ってしまうと「うわ!」ってなり、泣いたりする子もいますよね。

イヤイヤ期の年頃になると言葉を少しずつ覚えるのでしっかりと話せる子も中にはいます。おしゃべりが上手な子でも思い通りにならないときは言葉を忘れて「うわ!」となってしまいます。


「手伝って」って言ってくれたらいいよ、と伝える

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喋れるようになってくると、意思疎通ができるようになりますよね。少しの言葉でも次何がしたいのか言えるようになってきます。

普段おしゃべりができるなら、思い通りにならないときに「手伝って」とか「パパ、ママできないよ」と言ってくれたら手伝ってほしいということが分かりますね。

なので、ある程度おしゃべりができてきたなら、「手伝って」など言葉で伝えてくれたらすぐに手伝うよ、ということを子供に伝えるのがいいと思います。

最初の何度かはやっぱり泣いてしまったり、叫んだりしてしまいますが、ちゃんと言葉で「手伝って」とか「やって」とか言えるようになってくると、言葉で伝えてくれるようになります。

ちょっと難しいと思うようなことでも泣き出したりせず、言葉で伝えることができるので周りも何がしたいのか、何をしてほしいのかすぐに分かります。

家にいるときなら、ママやパパが見ていれば大体何をしたいのか想像がつきますが、保育園など外ではどうしてほしいのかを言葉で伝えないと伝わらないことも多々あります。

家の中でも「言葉で伝える」ということを常に実践していれば、外でも問題なく使うことができます。

言葉でちゃんと伝わるとイヤイヤ期も早く終る?

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周りの大人も僕(私)の言っていることを理解している、と思えるようになるとイヤイヤも早く収まります。
思い通りにならないことから来るイヤイヤと周りに理解してもらえないイヤイヤとあります。
次に何がしたいのか、何をしてほしいのかを言えるようになったことで、嫌!と否定ばかりする必要がなくなります。
今までは、
「牛乳飲む?」→「嫌!」
だったのが、言葉で伝えることができるようになることで、
「牛乳飲む?」→「お茶がいい!」
となり、じゃあ「お茶先に飲んで牛乳も飲んでね」となります。

意思を伝えることができるということは、自分の中の気持ちを表現してわかってもらうことができるということです。まだまだ自分ではできないことはたくさんありますが、言葉を発することで周りに手伝ったり理解してくれる人がたくさんいるんだ!と理解できることは子供にとって嬉しいことですよね。

【イヤイヤ期にすんなり動く!?】「〜するよ」は強制することになる?

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「お風呂入るよ〜」や「寝るよ〜」や「座るよ〜」など次に進むために使う言葉ですが、子供にとっては強制になっている可能性があります。

イヤイヤ期は何事も「イヤ!」から始まります。

そこで、「〇〇と△△ならどっちにする?」と選択肢を与えることでやることが同じだったとしても自分で選んだ!と思わせることができます。

チャイルドシートに座ってくれない

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公園で遊んで帰る時に、まだまだ遊びたいのかなかなかチャイルドシートに座ってくれないことがあります。

「帰るよ〜、ちゃんと座ってね」って何度言っても「イヤ!」ってなります。

そんなやりとりを30分以上することも多いんじゃないでしょうか?

なかなかチャイルドシートに座ってくれないときは、抱っこっして強制的に座らせようとしますが、体を仰け反り「イヤ!」となってさらに状況が悪化するだけです。

もうやれやれですよね笑

選択肢を与える

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「座ってね」というのは1つしか選択肢がありません。なので、お願いのように言ったとしても、子供にとっては強制されているのとあまり変わりません。

もし、「〇〇してから座るのと△△してから座るのだったらどっちにする?」と選択肢を与えるとするとどうでしょうか?最終的には座ることには変わりないのですが、どちらかを子供の判断で選ぶことができます。

自分で選んだことはすんなり動いてくれるものです。

中にはどちらもイヤ!と断られるケースもありますが、そのときは別の選択肢を与えてみてはどうでしょうか?例えば、先に「運転席に座るのとお茶飲むのとどっちにする?」で、終わったら座ってもらえるように質問をいくつかするなどです。

最終的に座ってくれるまで時間はかかったりします。が、子供の行動を制限しているわけではないですし、判断を促し、その判断を尊重しているだけなので、自己肯定感は高まっていくのではないでしょうか。

強制ではなく判断させることが大切

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子供に判断をさせることで自分で物事を判断する力がついていきます。確かにパパやママの言うことを素直に聞いてくれるのが一番いいのでしょうが、イヤイヤ期にすんなり聞き入れてもらうことは至難の業です。

だったら時間かかってもいいので、子供のペースに合わせるように判断も任せてもいいんじゃないでしょうか。

強制的に座らせることは力づくでできると思います。でも、帰り道ずっと泣いていたり、次も同じようなことが必ず起きます。なら、自分からすんなり動いてくれるように行動を促すのも一つの方法なのかと思います。

【約束を守れるように成長できる】「約束守れたね」をどんなことがあっても最後に一言付け加える大切さ

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「ご飯食べたらお風呂入ろうね、約束ね」と言っていても、実際入ろる時間になると、なかなか入ってくれなかったりします。「入らないよ」「いやだよ」のやりとりで30分・・・ゴネてようやくお風呂に入ってくれた場合、あなたはなんて言いますか?

 

A:「今度から約束はちゃんと守ってね!」

B:「お風呂入る約束ちゃんと守れたね!」

 

私はB:「お風呂入る約束ちゃんと守れたね!」と言います。

その理由を解説します。

 

自分で決めたい年頃?なかなか次へ進めない

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どんなにお風呂に入れたくても「入らないよ」「嫌だよ」となかなかいう事聞いてくれないときありますよね。

「テレビみたい!」となった場合、「先にお風呂だよ?」って言ったりすと泣きわめいたりして、結局ママやパパが折れて「じゃあこのテレビ見たら最後ね、約束ね!」とテレビを見せることになります。

 

自分でいろいろなことができるようになると自分のペースで好きなことをやりたい!と思うんでしょう。

 

で、テレビを見せ終わり「じゃあお風呂入ろうか」と言うと、「イヤだよ!まだテレビ見る」となります。

 

「テレビ見たらお風呂入るって約束しなかった?」と伝えても、「嫌だよ」としか帰ってこない場合もあります。もちろん、日によっては、すんなり入ってくれる日もありますが、稀ですよね。

 

「お風呂に入らない!」と一言言ったあとは、更に頑固になりなかなか思うようにいきません。子供も別にお風呂が嫌!というわけではなく、単純にペースを乱されたくないか選択肢が一つしかないのが嫌なのでしょう。自分で選べませんからね。

 

「約束は約束!」ちゃんとできるようにならないと

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 「じゃあこのテレビ見たら最後ね、約束ね!」と言ってテレビを見せた後、どれだけ駄々をこねたとしても、約束は約束です。「まだ見たい!」と言っても見せるわけにはいきません。時間がおしているというものありますが、子供にはちゃんと約束が守れるようになってほしいですからね。

 

なので、イヤイヤ!している子供を「〇〇のおもちゃと一緒に入ろうか?」「今日はママじゃなくてパパと入る?」などあの手この手でマインドを切り替えてお風呂に入れようとします。

 

抱っこして強制的に連れて行ってもいいのですが、あまりしません。したところで、洗面所で床に泣きながら転がるだけなので、事態はさらに悪化してしまいます。涙

 

30分ほどやりとりしてヘトヘトになりながらようやく入ってくれました。

 

「お風呂入る約束ちゃんと守れたね!」の一言。

 

子供にとっては、何分何時間駄々をこねようと「ご飯を食べ、テレビを見たらお風呂に入る」この流れは変わりません。

 

たとえ、時間を指定して、「大人の針が12時の針のところになったら、お風呂入ろうね」と約束していたとして、結果15分遅れたとしても、子供の中では「大人の針が12路になったらお風呂入ろうと思っている」ことには違いありません。

 

なので、子供の中ではちゃんと言われた約束は守っているのです!

 

「お風呂入る約束ちゃんと守れたね!」で変わる成長

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 どんなに駄々をこねて時間がかかろうと、【ちゃんとお風呂に入っている】ことは事実です。現在進行系でお風呂に入っています。

 

なので、A:「今度から約束はちゃんと守ってね!」と言われても、「ん?お風呂入ってるよ」としか思いません。

 

それなら、B:「お風呂入る約束ちゃんと守れたね!」と約束を守れたことをアピールして、「約束は守るものだ!」と認識させ、「約束を守ると褒められるんだ」ということを日々体験させていくことが大切です。

 

その積み重ねで、「〇〇したら〇〇しようね、約束ね」の「約束」の意味を理解して、どんどん約束がちゃんと守れる子供に成長していきます。

 

【寝起きのイヤイヤがなくなる?】好きな食べ物を「見せる」ことですんなり朝ごはんを食べてくれる?

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イヤイヤ期になるとどんな時でもイヤイヤ…

朝起きてから、お昼寝から起きてからなど寝起きのときのイヤイヤはいつもに増してひどいときありませんか?

そんなときは、好きな食べ物で釣ってみると意外とすんなりいくかもしれません。

寝起きのイヤイヤはヒドい!

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どんな夢を見ているのか分かりませんが、寝起きのグズグズは特にひどいときがあります。

「いや!」「やめてよ!」

え?なんのこと?何もしてないけどと思うようなことばかり。ただ「おはよう」と声をかけただけでも「イヤだよ!」なんてときも…

ご飯だよ?と言ってみるのもも効果なし?

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寝起きで抱っこしてグズグズが収まるならそれが一番いいのですが、抱っこではグズグズが収まらないときもあります。

そんなときは、「朝ごはんあるよ」「喉乾いたの?」などいろいろ声掛けしてみますが、なかなかグズグズが収まりません。好きな食べ物、例えば「バナナあるよ、食べる?」と聞いても、「いらないよ」となります。

このグズグズをどうにかしないと朝の準備ができません。

好きな食べ物を目の前に見せると?

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好きな食べ物、例えば「バナナあるよ、食べる?」と聞いただけでは、「いらないよ~」と言っていたグズグズ中の子供ですが、実際に見せると違った反応があります。

最初は「いらないよ~」とか「食べないよ~」って言うのですが、次の瞬間に椅子に座って朝ごはんを食べ始めようとします。動いたなら、「あれ?さっきまで食べないって言ってたけど?」なんて小言を言う必要はありませんよね。

でも、中にはそれでもグズグズしてしまう日があります。
そんなときは、好きな食べ物を見せて、常に子供の見えるところに置いておき、先にママやパパが朝ごはんを食べ始めるとヌクッと起き上がって「食べる!」となります。

やっぱりだんだんほしくなってくるのでしょう。

朝はお腹が空いています。なので、結構効果的です!

一度試してみてくださいね

【時短勤務で給料が激減】初任給並みの給料でもモチベーションを保つ方法

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育児休業が終わり職場復帰すると時短勤務を選択する人が多いです。

時短勤務で働くと、フルタイムで働いていたときよりも給料が減ります。

保育園の迎えの時間や子供との時間を大切にするために選んだ時短勤務で、給料が減ると分かっていてもやっぱりモチベーションは下がりますよね。

では、モチベーションを保つためにはどうしたらいいのでしょうか。

時短勤務は手取りが4~6万円減る

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時短勤務で働くと基本給が25%カットになります。

基本給20万円→15万円に5万円ダウン

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平均で4~6万円の手取りが減ります。
痛いですよね…

しかも、住んでいる地域によって異なりますが、保育園料が月5万円程度かかるので、家計の使えるお金は1万円も減ります。


時短勤務は仕方ないが不公平感がある

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入社して何年目で時短勤務になるのかによっても異なりますが、例えば入社10年目でも初任給並の手取りとなります。

1年目新入社員:20万円(額面)16~17万円(手取り)
10年目社員:22.5万円(30万円フルタイム時)17~18万円

1年1万円ずつの昇給をしていたとしても、時短勤務になることで手取りは初任給並みに激減します。

1年目ともなると、責任ある仕事をしていますし、仕事のできる領域が新人と比べて全然違います。それなのに、1日たった2時間勤務時間が短いだけで、初任給並みに給料が減るなんてやってられません。

こなしている仕事量、できる仕事の質を考えれば、2時間の差はどうでもいいはず!と思います。

仕事へのモチベーションが下がる

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時短勤務だからみんなに迷惑かけるといけないからという気持ちで頑張っているにも関わらず、その頑張りに見合う報酬がないと、モチベーションがどんどん下がっていきます。

家でも子供の世話で忙しいのに、頑張って仕事しても見返りがない!しかも新人よりも給料が低かった日には笑うしかありません。

どれくらいサボろうか必死で考えるようになりますし、周りが頑張っていても、「大変そうだね、頑張って」としか思わなくなりますよね。

それでも「仕事は仕事」モチベーションをキープするには

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モチベーションをキープするためには、どんなマインドを持ったらいいのでしょうか?

割り切る

時間勤務している間は割り切らないと気持ちが保ちません。給料は新人並みなのに仕事を今まで通りこなせ!と言われても「じゃあ給料戻して」と思いますよね。時短勤務で働いているので給料の交渉はしにくい立場です。また、フルタイムで働いている他の同僚のことも考えないといけません。時短勤務で働いていて成果が目に見えて分かればみんなを納得させれるでしょうが、なかなか難しいでしょう。

なので、できる限り体力を温存するのがベターです。

今日やらないといけない仕事は次の日へ

仕事への責任から、やるべきことは終わらせないといけない!という気持ちがあるのは当然でしょう。しかし、やれることができる時間は限られています。その限られた時間で仕事をしていくには、できないことは出てきます。そんなときは、さっさと次の日に回してしまいましょう。

もし、どうしても今日中じゃないといけない仕事は、仕事を割り振るか、できないことを伝えましょう。できないことはできません。時間勤務時間外はボランティアみたいなものです。子供との時間もありますし、家に帰ってもやることがたくさんあります。

やってほしいなら、「今の待遇では無理ですよ」ということを間接的に伝えましょう。

週末を充実させるためにはどうしたらいいかを考える

家族との時間を大切にするために時短勤務を選択したんだと思います。なら、家族との時間をどれだけ充実したものにできるのかを考えてもいいんじゃないでしょうか。

平日は仕事と育児で多忙です。寝かせつけするまでは、バタバタです。でも、子供と過ごす時間は楽しいですよね。仕事が忙しいにも関わらず給料が低くなり、ストレスを抱えたまま子供との時間を過ごすとちょっとしたことで「もう!」と怒ってしまうかもしれません。

なので、心の余裕が持てるように、仕事をセーブして家族との時間を大切にするにはどうするべきかを優先して考えてもいいんじゃないでしょうか。

仕事はほどほどに


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やらないといけない仕事は日々あります。どうしても今日中にやってほしいと頼まれたら、断りにくいのも分かります。でも、仕事の忙しさと報酬が見合ってなければ、報酬に見合う働き方、考え方に変えるしかありません。育休前よりも仕事でのパフォーマンスが下がってしまうことは仕方ありません。

パフォーマンスが下がらないのであれば、成果型の報酬体系に変更してもいいのですが、子供の急な発熱などで休まないといけないことも多々あります。そして、帰宅してからも忙しい自分に鞭打って成果をあげないと給料アップの交渉はできないですよね。

時短でパフォーマンスが下がる中、給料の交渉する度胸のある人は少ないと思います。そんなことして、撃沈するくらいなら、報酬に見合った働き方に合わせるほうが楽なんじゃないでしょうか。

【言葉が早く身につく】すべての行動を言葉にする効果

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言葉は早く喋り始める子の家庭の特徴は「常に家庭の中で会話が多いことが多い」です。

夫婦での会話が多い家庭、小さい頃からずっと話しかけをしていた家庭は、話しかけが少なかった家庭に比べ、早く話し出す子が多いようです。

会話ができないときに一方的にずっと話しかけするのは難しいですよね。

そんなときは、子供の行動をすべて言葉にすることで、今やっている行動は、持っている物は〇〇って言うんだ、となり言葉をたくさん覚えていきます。

目の前にあることを言葉にしてみる

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うさぎを見てうさぎと分かるようになるのは、絵本にうさぎの絵が書いてあったり、動物園にうさぎがいて、「うさぎさんだよ、かわいいね」とうさぎを見せながら言うことで「これがうさぎなんだ」と段々と理解するようになります。

最初からうさぎはどんな見た目なのか知っているわけではありません。当たり前ですよね…

なら、ご飯を食べるときに、「ご飯はスプーンですくってこうやって食べるんだよ」とママやパパがやっている行動を言葉にすることで、「スプーンですくって」というのはこういう時に使うんだなと理解していきます。

お風呂に入っているときも、シャンプーを出すときに「ノズルをプッシュして泡を出して頭洗おうね」とは言う必要ありませんが、あえて言葉にすることで、その行為がどのように表現されるのか理解していきます。

ちゃんと理解しているかは行動を見る

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お風呂に入ったあとに保湿剤を塗ってから着替えをするとします。いつも、「お風呂から出たら、冬は肌が乾燥しやすいから、保湿剤塗ってから着替えようね」と言ってたとします。

理解してくると、「保湿剤取ってきて」と言うと、どこに閉まってあるか知っていてちゃんと取ってきてくれたりします。

理解をしているとわかる行動は、言葉よりも早いです。喋れるようになったらさらに分かっているだなと感じます。

なので、何度か同じ行動を言葉で表現したあとで、試しに問題を出してあげるのも効果的なのかもしれません。

例えば、ご飯のとき「スプーンでちゃんとすくってご飯食べてね」と言っていたとすると、理解してきたかな?と思う時期に、「スプーンですくって食べるってどうやってやるのかな?」などと聞いてみると、「こうやってやるんだよ」と教えてくれたりします。

間違っていたら注意はしない

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言葉を覚え始め喋り始めると、発音が間違っていたり、喋れない言葉があったりします。そういったときは、注意するのではなく、さりげなく言い直してあげることはいいでしょう。今はうまく喋れないだけで、少し時間経てばもっとうまく喋れるようになっていきます。

それよりも、日常で使う言葉を増やしていくことや喋れて会話ができると楽しいね!と思うことを増やしていくべきです。

なぜそうするのか理由をつけるとさらに効果的

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お風呂のお湯を入れるのはボタンひとつでお風呂を沸かすことができるので、わざわざ「お風呂沸かすからボタンを押すね」という必要はありませんよね。それでも、「ボタンを押す」という行為はどういった行為なのかを教えてあげることはできます。

公園で滑り台に階段がついていたりすると、わざわざ「階段を1歩ずつ登って〜」などと説明しないですよね。でも、そういったことを言葉で表現することで更に言葉の使い方を学んでいきます。

そして、さらに効果的なのが「理由も同時に説明する」ことです。例えば、ご飯を手元に置いて汁類を子供から話しておく場合、「お茶碗を手元に近いところに置くからね」と言うだけではなく、「お味噌汁は手が当たってこぼれやすいから、手が当たらないところに置いておくね」と理由もつけることで、「お味噌汁はこぼれやすい」ということを理解していきます。

間違えてお味噌汁を手前に置いたときは、「ママ、お味噌汁こぼれやすいから、こっち(指を指しながら)に置いて」と言うようになります。

どんなことでも言葉で発することで、たくさんの状況を言葉でどう表現したらいいのか語彙力がどんどん上がっていきます。

確かに、全てを言葉で表現するのは疲れますが、すぐに慣れます。効果も現れやすいので一度やってみてくださいね!