夕方L夫妻のお宅へ
夕方は、すぐ近くにあるL夫妻のお宅にお呼ばれしました。
L夫妻は、Nさんと同じガラス作家さんでこのロペス島に住みながら作家活動をされています。
Nさんとは古くからのお友達で、お義父さんお義母さんも十年以上前ですがこちらのお家に来たことがあるそうです。
その時から比べて作業場所が増えていたり、、そう、このお家はLさんがお友達と少しずつ作り上げてきた手作りのお家なのです。
窓ガラスには大きなステンドグラスがはめ込まれていて、それも年月を経てか いい味を出しているのです。
まずはウッドデッキで少しワインやジュースを飲み、次は広い庭でお食事をごちそうになって、最後は家の中のダイニングでY子さんが焼いてきた桃のタルトにアイスクリームを添えてデザートをいただきました。
場所を変えながらの食事、優雅な気持ちになります。
そして何より、可愛らしい子との出会いもありました。
ハナです。
チワワと何か(聞いたけど、忘れてしまいました。。)のミックスで、Lさんの御嬢さんがお友達から譲り受けたそうです。
そもそもハナは、動物保護センターにいて、それをお友達が引き取って飼っていたそうですが、やんちゃすぎて手に負えなく、Lさんの御嬢さんが次に譲り受けて、その娘さんもこの実家を出てしまっているので、Lさん夫妻のもとにいるということでした。
おっとりではないけれど、やんちゃすぎる感じはなく 広い庭を自由に走り回れるこの環境に大満足な様子でした。
Swallows Reach Farm Cottage
この島で滞在したお家。
Swallows Reach Farm Cottage
平屋のコンパクトな作りでした。
一軒貸切なので、ゆったり。
玄関を入るとすぐ横にある大きな黒板に「Welcome Y子 and friends」と大きく書かれていました。
何かあれば、メールまたは電話をしてねということで 電話なら使っていいのがここの家電話。懐かしいダイアル式の黒電話が置かれていました。
印刷されたハウスルールには、ニワトリが産んだ卵、畑の野菜は自由に食べていいですよと書かれていました。
本当にニワトリは毎朝ひとつ卵を産んでくれたので、R子がスクランブルエッグにして、ズッキーニはオリーブオイルで焼いて食べました。
ニワトリはちゃんと毎日自分の巣で卵を産むのですね。(感心)
ちょっとした農家体験もできました。
その他、家の周りで見かけた動物
・ニワトリ以外の鳥
・鹿
・猫(ホストの飼い猫)
・犬(ホストの飼い犬)
・ねずみ
猫のピート
お客さんに慣れていて、お家に入れてもらいたくてしかたがないらしく 隙あらば入ろうとしてきます(笑)
どうしても入りたいから、R子の背後で待機。
でも、最終的に家には入れてもらえないことがわかると姿を消してしまいました。
庭の向こうには、ワイン用のブドウ畑があるそうです。
ロペス島に上陸!
フェリーのパズル
車ごとフェリーに乗り込み、2,3階にあるデッキや椅子とテーブルのある場所を探検。
そこで面白いなと思ったのは、いくつかのテーブルの上に作りかけのパズルが置かれているところ。
どれも大体出来上がっているのだけれど、完成はしていない。
残りのピースは少し足りない気配、というか絶対に無いピースがあるようだけど。。。
それでも乗客は45分の時間を持て余して、一度はチャレンジしていくのでしょう。
完成はしない、そして、いつか何かの拍子に(例えば元気な赤ちゃんが、バサバサと両手で全部バラバラにしてしまうとか!)一からの組み直しになってみたり。。。
そんな運命のパズル達に出会いました。
私達も2つのパズルに挑戦してみましたが、う~ん。
足りないよね。
なくなっちゃったのかもね。。。
Y子さんはひとしきり外のデッキに出て、一人Nさんとの思い出に浸っていました。
ウユウユがいない!
さあ、カードも作ったし、amazon booksの中にも入った!
思い残すことはありませんね。
いざ。フェリー乗り場へ!
でも!R子はあのカードを作ったお店に大切な子を忘れてきてしまったのです。
大切な子=小さなアライグマ?のぬいぐるみウユウユ
それがいないことが車の中で発覚。
きっとあの作業台の上に乗っているハズ!
予想はついたけれど、車中から電話するのもなぁ。。
Y子さん一生懸命運転してくれているし。。
フェリー乗り場に着いて車を降りたら、落ち着いて電話をすることにしました。
そうこうしている間に、フェリー乗り場に着きました。
乗り場のすぐ近くには小さな海岸があって、気持ちの良い風が吹いていました。
おっとおっと、私には電話という仕事があったのでした。
思い出して、えぇっとお店の電話番号は。。
カードの支払いをしたときにもらったレシートに書かれている。
私「あのう、3時間ほど前にそちらのお店で娘と一緒にカードを作りました。そのデスクの上にクマ?のような顔をした小さなぬいぐるみを忘れました。今もありますか?」
お店のお姉さん「ちょっと待っててください、見てきます!」
。。。
お店のお姉さん「ありましたよ!」
私「ありがとうございます!数日後取りに行くので、お店でキープしていてもらえますか?」
お店のお姉さん「わかりました。お名前を」
という流れで無事救出。
あのお店の雰囲気で、なくなることはないだろうとは思っていたけれど、良かった~無事で。みんなホッと一息。
本土にウユウユを残しつつ、やっと私たちはフェリーに乗りこみました。
絶対amazon booksの中を見たい!私
R子が絶対にカードを作りたかったように、私にも絶対に中に入ってみたい場所があった。
それは、このユニバーシティーヴィレッジの入り口一番手前にある、amazon books というお店。
中華を食べに来た日に「なんだあれ??」と思い、調べてみると どうもamazonのリアル店舗一号店らしい。
お昼前の時間はすべてカード作りに費やしてしまったため、行く事が出来なかった。
本当は、あきらめようかな~と思いつつ。でもせっかくなので数分でもと言って、中に入ってみました。
う~ん、こんな感じのお店、見たことある。。。
代官山のTUTAYAの小さい版。
ジャンル別に本棚に本が並んでいて、ところどころにキンドルのコーナーやテレビゲームのコーナー、奥には子どもの本やおもちゃのコーナーがあった。
特に本売らなくちゃ!という気迫が感じられないので、多分雰囲気を感じるためなのか、何か実験的な意味があるのか。。。
本屋というお店なのだけれども、ショールームのように感じた。
気が済んだので、お店の外観を写真に。
絶対カードを作りたい!というR子
さあ、次の目的地はロペス島という島。
まずは車で2時間ほどかけて島に渡るためのフェリー乗り場にに行く必要があります。
でも予約してくれたフェリーの時間まで余裕があるので、先日行ったユニバーシティーヴィレッジに寄ってお昼も食べることにしました。
さあ!またまたお店たくさんの場所に着きましたよ!
R子が、この前行った紙屋さんでカードを作りたい!!!と言って譲らないので、私だけそれに同行することに。。。
そしてお昼の時間まで約1時間かけて、カード作成!
カード作成の流れは。。。
まずは作りたい旨、お店の人に伝えます。特に何時から開催というようなものではなく、作りたい人が、どれだけの時間作り続けていても問題なし。
料金は1セット(無地のカードと封筒1枚ずつ 色の組み合わせは自由)約500円。
2セット目からは少し安くなる。
スタンプや、エンボススタンプ、マスキングテープ、ペンなどなど、、作業台の上にはこのお店に売っているものが一つずつ、いくつかの箱に種類別に入っていて、自由に使っていいことになっています。
使い方がわからなかったり、困ったことがあれば、お店の人がとっても親切に助けてくれるのでよかったです。
(欲を言えば、椅子があるともっとよかったかも。作業台の場所がお店の入り口近く、そして椅子もなく、お店に入ってきたお客さんがもれなく「なにしてるの??」という感じで私たちところで立ち止まるので(汗)落ち着かなかったかな。もしかしたらこの自由な感じがお店の売りなのかもしれないけれど。。)
R子が1セット作ったので、Y子さんへのメッセージを最後にみんなで書くためのカードにすることにしました。
その後皆で合流し、お昼を食べました。
お義父さんの頭には、GAPで買ったという素敵なペーパーハットが乗っていました。
いい買い物してるなぁ。