Movie On Your Birthdayを試してみたら、父コッポラがビンゴしたけど、娘コッポラを思い出した話
自分の生まれた日に全米No.1だった映画を教えてくれるサイトを試してみた結果。
わたしが生まれた日に、全米No.1だったのは、フランシス・コッポラ監督の『地獄の黙示録』(“Apocalypse now” 1979・アメリカ)でした。
試してみたのは、Twitterのタイムラインを見てたら、B!KUMAが流してた、こちらのサイト。
超有名映画なのに、まだ観てないし!!
たぶん。
観たとしても、覚えてないし!!
ところで、娘のソフィア・コッポラ監督の音楽の趣味が好きです♡
これとか、サントラを持っています。
どこで、探してくるんだろうねぇ??
いつも、何を聴いているんだろう??
予告編で、ちょっと、その音楽の一端が聴けます。
予告編で流れてるのは、Gang of Four の「Natural's Not In It」とか、Bow Wow Wowの「I Want Candy」だと思うんだけれど。
映画の中では、ばっちり合ってると思います。マリー・アントワネットの時代なのに。
再生する場合、音量に気をつけてくださいね。
以上、雑感というか、連想したことでした。
人間は本能が壊れた動物、というフレーズが心に残って
今週のお題「人生に影響を与えた1冊」
岸田秀「ものぐさ精神分析」という本。
わたしが手にしたのは、その文庫本で、たぶん、父が、吉本隆明の共同幻想論や岸田の唯幻論が流行っていた大昔に、たまたま買っていたものが、本棚にあったのを、なんとなく手に取り、読んだものだと思います。
記憶が確かなら、大学生の頃だったと思うから、15年くらい前のことです。
- 作者: 岸田秀
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1982/06/10
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ほかにも、本はいろいろ読んでいたし、個人的には、岸田秀の印象というか読後感は良くなく、むしろ、「この人、嫌い」って、思ったんだけど。
ただ、
「人間は本能が壊れた動物だ」
「だから、あんなことやこんなことが」
みたいな論旨は、心に残り、結果、人生に影響を与えているのではないかと、今、思い当たったので、書いてみました。
なかなか、心に残らない方なので。
岸田秀をわたしが読んだ当時(15年くらい前)、たしか、養老孟司の唯脳論も、「バカの壁」をはじめとする書籍が出て、流行っていたけど、この世の中の何かが起こる原因みたいなものを、一つところに帰する思想状のものに、若気のいたりで、軽くハマっていたのだと思います。
引用しようにも、どの箇所だったかとか覚えてないし、そもそも手元に本がないので、いい加減な記事ですけれども、わたしの中では、岸田秀の「本能が壊れた動物である」話と、養老孟司の「この世の中のものは人間の脳が生み出した産物で」みたいな話が組み合わさり、人間の身体的なイメージみたいなものが、出来上がっているのではないかなぁ。
今だって、わたしの身体は、スマホから指先一つで羽ばたいているわけだけど、その本能は、動物的な生存のためではない面に向かっているし。
ちょっとあやふやだけど、なんとなく咀嚼され、血肉になってるというか、知らず知らず、その考えに影響された状態で、世の中を見ていると思うのです。
だから、たぶん、人生に影響を与えた1冊だと思います☆
人間の身体イメージについては、他に、鷲田清一の著作の記述から、影響を受けていると思うですよ。
つまり、1冊というよりか、何かのハイブリッドなんだけど、わたしにとって、人間の「身体」や「心のありか」や「起こる出来事」みたいな話は、わりと好きなテーマで、問題意識の向かうところなのだと思います。