ネットラップヘッズから見るヒプノシスマイク
こんにちは風蘭人形です。
Twitterのフォロワーさんなんかは知ってるかも知れませんがヒプノシスマイクというコンテンツに沼りました。
あるきょーさん達の二次創作をきっかけにヒプノシスマイクという物を知り、興味本位でうっかり本家を覗いて見たらこれがもうとんでもない底なし沼でした。どっぷり持ってかれました。アーイ🙌
ヒプノシスマイク(以下ヒプマイ)とはなんぞ?という方の為に説明しておくと昨年9月に発足した男性声優×ラップバトルというコンセプトの音楽制作企画です。現在は曲、ボイスドラマ、ニコ生、ライブ、グッズ展開などが中心でアニメや漫画、ゲームはない比較的生まれたてのコンテンツです。
設定としては
「H歴 武力による戦争は根絶された…争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって代わった。その名も【ヒプノシスマイク】このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経等に作用し、様々な状態にすることが可能になる」(公式サイトより)
となっており、3人1組のクルー4組が自分の街を背負って戦う言わばラップバトルによるガチの陣取り合戦です。
4組はそれぞれイケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュクのクルーで(地名)ディビジョンで呼ばれてます。
そして今回はネットラップヘッズの自分の視点からみたヒプマイの魅力や改善点、今後の期待などを同じネットラップヘッズに向けて書き綴りたいと思います。
ヒプマイの魅力
1.曲がガチ
まず最初に伝えたいのは曲がガチだという事です。「声優が出てるんだしどうせアイドルみたいな似非ラップやるんだろ?」とか思ったそこのあなた!作詞でKEN THE 390やサイプレス上野、UZIが参加したと聞いても同じこと言えますか!?
そう、制作陣がガチなんです。こんな面子をオファーするんだからラップ好きもハマれます。
とりあえずアンセムソングのURL貼って置くんで聴いてみてください。
https://m.youtube.com/watch?v=kJ-SE6dhjAg
個人的にはシンジュクディビジョンの観音坂独歩の「チグリジア」という曲が昔のニコラップみがあって好きです。
2.制作陣が豪華
さっきも言及しましたが、この曲制作陣がめっちゃ豪華なんです。
さっき言ったメンバーはもちろんPERFECT FUMAN作詞の藤森慎吾やTMではRhymeTubeさんも参加してます。
他にも凄い人はいるんでしょうけど自分ネットラップ以外はあまり知らないのであとは自分の目と耳で確かめて下さい。とはいえ現場の方にあまり詳しくない自分ですら分かるような豪華なメンツというのは間違いないです!
3.キャラが豊富で濃い
既に記述した通り3人1組のクルーが4組、つまり12人のキャラクターがいるんです。つまりこれが何を意味するかと言うと幅広い曲制作がされるという事です。
オタクな萬屋、家族思いなヤクザ、ショタっぽいデザイナー、悲観主義な医師
4組の代表キャラを簡単に表現しましたがここじゃ書ききれないくらいキャラが濃く、それがそれぞれのVerseやソロ曲にも反映されてくる訳です。ハマらない訳ないでしょ!
ちなみに東西回胴連が好きな方はシブヤディビジョンの有栖川帝統のソロ「3$EVEN」を聴いてみて下さい。タイトルから分かる通りガッツリパチスロです。
ここまでヒプマイの魅力を存分に語った訳ですが、やはり駆け出しのコンテンツなせいか不十分な点もあります。今回はそこも書いておこうと思います。
とりあえず曲が安定してないの一点に尽きます。
確かに制作陣も豪華ですし、声優さんも歌いにくいラップをキチンと歌い上げていて1曲1曲の完成度はとても高く安定してます。
ですが、一つのキャラのVerseだけを掻い摘んで聴いていくと「おや?なんかこれとこれ全然違うぞ?」ということが良くあります。そうなんです、作詞が固定じゃない為ヘッズから見ると微妙なばらつきや違和感を感じるんです。
例えば先日試聴版が公開された「Battle Battle Battle」これはシブヤ対シンジュクのバトルの曲ですが、6人全員分KEN THE 390さんが作詞しています。ですが彼は6人の中でソロ曲などには全く関与していません。なのでそこと比べるとやはり違和感を感じます。
また、KEN THE 390さん自体のクセも感じるのでどうしてもキャラクターのラップという見方でなく、KEN THE 390さんのラップという見方をしてしまいます。
他にもヨコハマディビジョンの毒島メイソン理鶯というキャラのソロ曲はUZIさんが担当しててかなり韻の固い曲になってますが、他のVerseはあまり踏んでないのでそこも違和感を感じます。
同じくヨコハマのリーダー碧棺左馬刻のソロ曲はサイプレス上野さんが作詞してるんですが、もはやサイプレス上野さん。サイプレス上野さんっぽいとかじゃなくてサイプレス上野さん。キャラクターとして見れない感じがします。
こういった点に関しては本当に早めにキャラと作詞を固定して欲しいですね...
このように長所も短所も混在するヒプマイというコンテンツ。初めての事尽くしなので運営も手探りでの展開だと思いますが、とりあえず俺は曲が良ければ着いていきます!
とはいえ一ファンとしての要望もあるので、そこをここにちょっとばかり書いていきます。
今後の期待
1.アニメや漫画化
やはりこれですね。アニメや漫画のようにビジュアルが可視化された状態でのストーリーの展開。めっちゃ見たいです。
2.ディビジョンやキャラの増加
1人のキャラを色んなラッパーに担当させるよりキャラを増やしてそのキャラの担当として新たにオファーを出して欲しいです。
先程も言った通り初めて尽くしのコンテンツ。大変かも知れませんが逆に言えば新境地開拓の大チャンスです。これはネットラップヘッズにとってもチャンスです。何故ならこれが流行ればラップそのものの人気もあがりネットラップへの多少の流入だって考えられます。しかも殆どカラオケに上がらないネットラップと違いこっちは100%カラオケに出ます。カラオケ好きだけど歌える曲が少ないネットラップヘッズは一度聴いてみてください。ハマれば歌える曲爆増しますから!
とまぁ、まだまだ書きたいことはありますが今回はこの辺で締めくくりたいと思います。
風蘭人形がラッパーになるまで
こんにちは。お久しぶりです。
自分はこのブログの他にラップを書いたり身内で見せ合うSSを書いたりしてるのですが、どちらも停滞気味なので久しぶりに何か記事を書こうと思い筆を取りました。
そして今回のテーマは「自分がどうやってラッパーになったか」です。自伝的な話ではなく、ラッパーとして必要なスキルを獲得する上でどのような事をして、今はどうしているという話を元にした音源ラッパーになりたい人のための。昨今のブームに感化された人の助けになればと思い書きました。
前置きが長くなりましたがそろそろ本題に入ります。
Step1:まずは聴き込め
まずは色んなラッパーの色んな曲を徹底的に漁って聴き込んでください。自分は元々東方アレンジの作詞(要するにメロディ借りて作詞を楽しんでただけ)をしてるというバックボーンがあったので、ラップにハマってすぐラップも作ろうと思いました。確かに歌詞は作れました。ですがフロウ(歌い方)がぎこちなくなり歌詞の方向性もバラバラでした。
ライミングスキルの不足もありましたが自然なフロウの仕方が身に付いてない、ラップと言えばこういうテーマという固定概念が主な原因の為これを解消する為にまずは色んなタイプの曲をDigって聴きまくって下さい!
Step2:ライミングを練習
やはりラップに欠かせないのはライム、つまり押韻。目指す方向性にもよりますが最低限韻踏めた方がやっぱりかっこいいと思います。それに韻を完全に捨てたやり方はフロウや言葉のセンスがよっぽど卓越でなければキまらないのでやはり押韻は多少なりとも必要でしょう。
トレーニングの方法は簡単。まずは本や辞書を適当に開いて目に付いた2文字や3文字の言葉で韻を踏んで見てください。慣れたら4文字、5文字...と増やしてみましょう。そして自分で思い付いた韻はメモして下さい。意外とこれが役に立つんです。
街中でも学校でも職場でも家でもふと目についたもので韻を踏んでみるという事をしてれば踏む力も上がり、作り始めてから使える韻も溜まってきますよ!
Step3:言葉を繋げる
自分は他の種類の作詞を先にやっており、そのバックボーンがある前提の体験談しか話せませんが、そんな人は極小数なのも承知しています。なのでこれも多少練習が必要かなと思います。
例えば、自分が好きな曲や知ってる曲のメロディーを借りてそこに別の言葉を落とし込む、または予め決めた(俳句の5.7.5、短歌の5.7.5.7.7のような)文字数にそって詩を作ってみる。などがやりやすいかと思います。一見ふざけてるように思われるかもしれませんが、替え歌を作るのも全然ありだと思っています。
また、何気なく目に付いた全く関係ない2つの単語を一文中に入れるというのも韻を活用する上でのトレーニングになると思います。
Step4:実際に作る
Step1~3をこなし続け、ある程度の期間(人それぞれだが自分の場合は半年)が経つ、もしくはインスピレーションが刺激されたら実際に作ってみましょう。
処女作としておすすめなのは既存の曲のREMIXです。なぜなら、既に他の人の音の乗り方が分かってる分フロウしやすく、また難しいhook作りの手間も省けるので割とオススメです。またテーマに関係する言葉を書きだしそれで韻を踏みそれをメモしておくという方法も中々オススメです。
ここで最も気をつけて欲しいことは「〇〇にフロウが似てる」と思ったり言われたりしても気にしないで下さい。意外と自分のクセが反映されて自分なりのフロウになってますし、後で磨きがかかる事の方が圧倒的に多いです。というか多少似たフロウのラッパーなんて掃いて捨てるほど居ます。ですが僅かなクセの違いやリリックの雰囲気や韻の踏み方、声質などで印象はだいぶ変わるので安心して下さい!
そして踏めてないとかも気にしないで下さい、最初は2.3文字の韻を1Verseに何回か踏めてなくてもいいです!なんなら全く踏めてなくてもいいです!後で克服するなり他のスキルを伸ばせばOKです!
ただし、韻が固いラッパーを目指すなら妥協はしないで下さい!韻は踏もうと思って踏めるものではありません。特に固く、もしくは沢山踏むのにはかなりのスキルがいります。またハードル低く出発すると中々巻き返すのは難しいです。子音踏んだり長く踏まなくてもいいので無理なく、でも出来る限り踏むように拘ってライマーを目指して下さい!
以上のStepを経て自分は今ラッパーとして曲を作ってます。でも結局は本人の努力やセンス、才能によります。もちろん自分では意識していない要素や自分ではアドバイスしきれないスキルもありますので他の似たサイトを見たり、直接ラッパーに聞いてみるのもいいと思います。
またZeebraさんが「ジブラの日本語ラップメゾット」という本を出してラップをやる上での基本やテクニックを書いてあるのでもっと詳しく学びたいという人はそれを読んでみてください。
http://bunkyosha.com/book/all/1564/
最後にですがこれは音源を作るラッパーを目指す上でのアドバイスでありフリースタイラーになる為にはまた別の練習が必要だと思いますので語弊のないよう注意を加えておきます。
それではこれをみて良いラッパーライフを送ってくれる人が居ることを願って今回は締めくくります。
東西回胴連 全員養分 感想
東西回胴連の全員養分の感想を書きます。
もはやメロブでは手に入らなくなった全員養分が東方ヒッパレの物販で買えたことに興奮が収まりませんでした。
3曲は回胴物語で聴いたことあったのですが改めて文字にして感想を残したいと思います。
1.それいけ!ダイパンマン
瞬間、投資、重ねてで怒Remixは聴いたことあったのですがやっぱり本家もいいです
個人的には司芭扶さんの「殴って出るならボコボコじゃ」が一番のパンチラインだと思ってます。ダイパンだけに。
ytrさんのVerseの後ろで聴こえるネタっぽい重ねがウザ面白くて好きですw
2.射幸心feat.妖狐
拙者、妖狐さんの子音踏み大好き侍。もうスロット卒業したようなので過去盤のパチスロラップしか聴けないの辛い。
まだゲーセンでしか打った事ないけど友達や知り合いが当てた話を聞くとやりたくなるしたまにツモると自慢しちゃうんで分かりみは深い曲です。それすらない人はガチャに置き換えると分かりやすいかも。
3.ウチスギ(Do it) feat.雨天決行
まず雨天さんがZEBRA似すぎてたりトラックがまんま過ぎて笑いが止まりませんw
パチスロにハマり堕ちていくというような内容ですがぶっちゃけどこまで本当か分からないのが怖いです。
サンプリング元はキングギドラのトビスギという曲でほとんどのVerseで元の歌詞に寄せてるので聴き比べたり歌詞を見比べても面白いかも知れません。
余談ですがこのCD買った時ytrさんに年齢聞かれて18ですと答えたら「パチ屋行けるじゃん!行ってきな!」的な事を言われたんでパチスロ勧めないytrさんが珍しいこと言うなぁって思ってたらこの曲で踏み止まれると思ったからだったのかなぁなんて思いました。
4.東西回胴連Ⅱ
代表曲の一つでありぶち上げ曲。改めて聴いてもいいですよねぇ。11月のワンマンで聴きたいです
個人的にはラストの掛け合いが凄く好きです。あと何言ってるか分からんないくらいベロ回してるytrさんのVerseのラスト8小節も。
無印の方もそうなんですけどK'sさんの微和風トラックもいい感じですよね。
5.全6あんの?
最初に行っておきます。こればかりは結構考察が入ります。
まずは普通の感想から。初めて聴いた時は
ちょっwwww身内サンプリングwwwwwwしかも司芭扶さんは自分の曲wwwwwwwwwwww
って感じでした。まさか魂音泉すらネタにするとは思いませんでしたw
身内の曲をネタサンプリングするクルーは流石に日本で回胴連くらいじゃないですかね...
では少し考察していきます。
魂音泉知らない方に説明しておくと、サンプリング元は魂音泉の66音頭feat.抹、司芭扶という曲なのですが、この曲は東方の二ッ岩マミゾウという化け狸のキャラのテーマのアレンジ曲です。そこを前提として考えると分かりやすいです。
66音頭のhookの歌詞に「化かしてさしあげましょう」とあるように化け狸の曲なのです。一方全6あんの?は当然ながらギャンブラーの曲です。これは大きなテーマとして化かす側と化かされる側という対比もあるのではないでしょうか。
次に細かい所を見て行きたいと思います。
全6あんの?のhookに「そんなのゆめをみたの」とあります。夢追人のサンプリングであり魂音泉曲の曲名でもあるのですが、66音頭の同じ部分の歌詞「望み通りの夢を見せましょうぞ」とあります。
これを見比べたらかなりの皮肉ですよね...w
ここまで考えてこの歌詞が書かれたかは分かりませんが充分可能性はあると思います。
6.アウトレイジfeat.雨天決行、妖狐、AO
AOさんのhookがかっこいいしVerseめちゃくちゃキレッキレでかましてるんですよね。
ドリルで目ん玉貫通工事ってラインの破壊力ヤバいですよね...
妖狐さんは乗り方が頭一つ飛び抜けて上手くてめちゃくちゃ好きです。
イントロでオラつきまくってるの一見怖いんですけど録音場面考えたらクスッてなりません?俺はなりましたw
妖狐さんとか特に頑張ってオラオラ言ってる感あって逆に可愛いなって思ってます(末期)
7.Heaven's motherfuckers
これも中々のぶち上げ曲ですよね。個人的には11月のワンマンで聴きたい曲の1つです。
Verse1の前半のytrさんの乗り方が異常にかっこよくてそこがこの曲の中で一番好きだったりします。
元ネタ作品を知らないので調べたところトラックのイメージに結構似てたのでALLATheNinetyさんもいい仕事しますねぇ。
SUMMER VACATION 感想
まだ春が始まったばかりのこの時期にAqoursのデュオトリオコレクションCDであるSUMMER VACATIONをTSUTAYAで借りて聴きました。
いい音楽はいつ聴いてもいいものですからね。季節外れでも夏を全力で感じました(笑)
そんなことはさておきまずは楽曲を(ドラマパートは少し聞いてあまり好みに合わなかったので聞いてません。ご了承ください。)聴いた全体的な感想を書いておきます
このCDは他に比べてトラックが秀逸でした。
どれも具体的にどの曲に似てるとは言えないものの凄く耳に馴染んでいて、少し聴けば十中八九リスナーに夏を思わせれる音やメロディーだなと思いました。
とはいえ陳腐な感じはしないし、同じ夏がテーマでも曲同士がお互いの雰囲気を食い合ってないので、4曲とても楽しめました。
あと個人的にはどれもラップしやすいトラックだったのもありinstが付いてないのが勿体無いなと思ってます。それくらいトラックがどれも好みでした。
ここからは各曲の感想を個別に書きます。
夏への扉 Never end ver.
初っ端がテンションぶち上げ曲なのは個人的にはめっちゃ好きです。Bメロで1回テンション抑えてサビで再び上がるのも定番ですがその抑え方上げ方が自分の好みにとてもマッチしててそれも好きです。要するにド性癖でした。最高。
個人的には楽しそうなこの曲を一番ラップアレンジしたいです。
真夏は誰のモノ?
かっこ良くて情熱的なトラックに心惹かれる一曲。切ないながらも力強い歌詞はアニメでのダイヤやルビィの性格とのギャップも手伝ってどの曲よりも心に刺さりました。
ダイヤはともかくルビィの高い独特な声で違和感ないのが少し意外に感じました。
あと歌詞カードのイラストのダイヤの脇がとてもエロい。
地元愛 満タン☆サマーライフ
まず善子の歌声めっちゃ多彩だなぁと改めて驚かされました。ギルキスでのかっこいい歌声からこの曲のような可愛らしい歌声まで出せる小林愛香さん凄いです。
曲や歌詞は内浦のようなリゾート地じゃないながらも魅力的な海や浜がある港町を彷彿とさせるもので、海辺の町育ちじゃなくても郷愁を唆られるものがありました。
この曲は背伸びした曲じゃないからこそラップアレンジしたくても地元は海から離れたとこなので、逆に敷居が高いですね。まぁ、そこを何とか出来ないから三流なんですけど(笑)
夏の終わりの雨音が
切なさに振り切った曲でこれを夏に聞いたらなお切なく感じるだろうなぁと思いました。すんなり頭に入ってくる掴みやすいメロディーなのもそれを助けているのかも知れません。
抽象的な歌詞は聞き手に拠って色んな想像が膨らむと思います。失恋ソングともとれますし、過ぎていく季節を恋しく思う曲とも取れるかも知れません。聞き手が今までどんな夏を過ごしたかで色んな想像が出来ますし、各々思い出す感情があるんじゃないかと思います。
余談ですがピアノっぽい音で入っておきながら間奏ではEDMっぽい音も重なってるあの感じがどことなくネットラップと親和性が高そうだなとも思いました。
P.S.
思ったより曲について分量がバラついて申し訳ないです!あとなんかやたらラップの話持ち出してるのも含めて多めに見て下さい!
東西回胴連 RE:SLOT 感想
東西回胴連のRE:SLOTの感想を書きます。ネタバレ嫌な方は見ないことをオススメします。
01:2017年最初で最後
この二人のやり取りクソ懐かしくて笑いが止まりませんでした。頭回ってなくて台の名前間違えてる司芭扶さんめっちゃ可愛いしytrさんのブrrrレイカーがかっこいいです。
02:傾台総選挙2017
もはや当初の元ネタ(般若さんの日本人ラッパー総選挙)要素がBPMくらいしかなくて新参は分からないだろうなぁって思ってます(ブーメラン)
それぞれの台に関しては詳しい事は分からないのですがお二人の悲痛な訴えが伝わって来ました。
ついでにこのシリーズは毎回司芭扶さんのVerseが上手いなぁって思います。
03:ホール行こう feat. ワロス
SEVEN'S TVの方は見てないのでワロスさんに関してはあんまり知らないのですがラップ歌うの普通に上手くて凄いなって思いました。(小並感)
30分前後の動画の為の撮影が如何に大変か歌詞に綴れていて東西回胴連の二人へのリスペクトが増したのはもちろん、ワロスさんへのリスペクトも感じました。
04:CELEBRATION
AOさんのトラックは本当に多彩ですね〜。個人的にはこの曲みたいな感じの楽しいAOビーツは大好きです。
前作のベタピンでは盤を通して一つの台についてラップした曲が無かったのですが、こういう一つの台についてラップしてて、歌詞が理解出来ん程の用語塗れの曲はこのクルーの持ち味であり、自分がハマった当時の気持ちを思い出させてくれるので意外と好きなんです。
あと、Verse3でのA-PROJECT feat. 妖狐のサンプリングはアツいですね。
05:ギロリンマンボ
hookの掛け合いが中毒性高い曲ですね。
06:東西回胴連ノリ打ち講座 feat.抹
ワチャワチャした感じと焦燥的なスピード感で楽しい曲でした。
抹さんが後輩のはずの二人に「パチ屋では俺らが先輩だから」と良いように扱われつつ内心毒吐いてるのがとても好きです。でも後輩役に徹してるんですよね、可愛い。
そしてまさかの妄想オチは笑いました。
07:次回予告
東西回胴連名物イントロ次回予告。これも久々だな〜という感じで楽しく聴けました。こちらでも司芭扶さんいじられてましたね(笑)
屠殺場のサンプリングもいい味出してました。
08:エンジェルタイム feat. 山本椛
まさかのあの山本椛さんを連れてくるとは思わなかったのでXFDで知った時は少なからず驚きました。ytrさんと司芭扶さんのコールがキモオタ感(笑)醸しててよかったです。
09:ハイエナ稼業
今度のAOさんのトラックはジャズナンバーで、インストだけで聴きたくなる程心地よいBGMでした。
hookの最後のytrさんのハモりが気持ちいいです。
10:頂
全体的にYouはShook!の雰囲気を受け継いだ台の雰囲気を体現したロックな曲でした。
熱血な歌詞がとてもぐっと来ました。
11:JUNKY GO HOME
最後にこういうしっとりした曲を持ってくるのは東西回胴連としては珍しいですね。
パチスロでなくともこの曲で歌われてる気持ちって誰でも感じる事があると思うんですよね。こういう広く共感を呼べる曲はエモさを感じられていいですね。
12:2017年総決算
司芭扶さんいじられてる定期。まさかの最初の挨拶での間違いをここでも揚げ足取られる司芭扶さん可愛すぎる。
前の曲がしっとりしただけに負けたっぽいと思ったら勝ってて凄いなぁって思いました。
このトークも1年振りだったので最後まで懐かしかったです。
とりあえず盤を通して言いたいことが
「ベタピンのアウトロで宣言してたハルヒ曲が無い!!!!!!!!」
地味にそれを楽しみにしてたのでちょっと残念ですが東西回胴連の新曲が9曲も聴けただけで満足です!
映画「マンハント」 レビュー
母が福山雅治ファンなので一緒にマンハント見てきましたが圧巻の一作でしたのでネタバレありきでレビューやら考察やらを書きます。
ネタバレしたくない方は見ないことをオススメします。
序盤はチャン・ハンユー演じるドゥが料亭で女将と話してたと思ったらその女将が入ってきたヤクザを躊躇なく撃ち殺したり、パーティーの場面に変わったかと思うと次はドゥの家で殺人事件が起きて彼が容疑者になったりと何が何だか分からぬまま話が進んで行きましたが、徐々に事件や陰謀の全貌や黒幕の望みなどが明らかになります。その頃には渦巻く狂気や思惑、人間模様に手に汗を握りました。
そしてなんと言ってもアクションシーンが凄かったです。主演の二人による水上バイクでのチェイスや二人が手錠で繋がれたままで繰り広げられる銃撃戦とチャンバラ、ラストの肉弾戦ありきの敵味方入り乱れた銃撃戦では思わず冷や汗が出るほどの緊迫感と興奮を煽られました。
もうちょっと細かく見ていくと、黒幕の使いの暗殺者集団がドゥや福山雅治演じる矢村が逃げ込んだチー・ウェイ演じる真由美の牧場で逃げ出した馬を撃ち殺しながら迫り来るシーンがあった訳ですが、そこが彼女達の非情さや仕事に徹する信念をよく表していて観客のハラハラやドキドキを引き立てていたと思います。
他にも人体実験のシーンも生々しく描かれて居ましたし、前半ではドゥを助けていたが人体実験の末兵器と化して彼を襲ったホームレスのお爺さんも主人公達の正義感を引き立てていたと思います。
そして最後に、國村隼演じる黒幕の会社の社長、酒井義廣と池内博之演じるその息子であり次期社長、酒井宏が互いに親子として思い合ったシーンは冷酷な悪役ながらも情にほだされました。
ここまで長々感想を書きましたが、文章にしてたらキリがないですし見てもらわないと真の良さは伝わらないと思うので少しでも興味を持った方は映画館に足を運んで下さい。
余談ですが、平日の昼間で、しかもレディースデーだった為か、男性が自分以外に1人もいませんでした。ですが、ああいったアクションや少年漫画を思わせる熱いストーリーは男性の方がよりぐっと来るものがあると思います。
福山雅治さんは女性ウケが良いので客層としては女性が多いのかも知れませんが、この激アツストーリーは男性にこそオススメしたいです。
もちろん女性でも十分楽しめると思いますし、差別的な意図で書いた訳ではありませんのでご了承ください。
それではこの辺で終わります。是非マンハント見てみて下さい!
魂音泉 LIVES 感想
魂音泉の新譜が買えたのでこれで各曲の感想を書きました。なお、ネタバレが嫌な方は見ないことをオススメします
またトラックだけの曲は感想を文章で表せないので省略しておりますがご了承ください。
Game is over(feat. 抹, ytr, らっぷびと)
歌い出しから最後までかっこいいですね。首振りたくなりますし、寧ろ振りました。
東方ProjectのSTG自体がテーマだと思うんですけど弾幕の飛び交う感じに似た疾走感が気持ち良かったです。
hookの掛け合いもめちゃくちゃおおっ!っと度肝を抜かれる感じで、多分XFD聴いてなかったら完全に意識持っていかれました。
土着信仰ッ!守上げ隊(feat. 雨天決行, ytr)
XFDとタイトルでネタ臭がぷんぷんしてたんですけどまぁ、当然ネタでした。しかも大分攻めてるネタも使ってましたw
ytrと雨天決行の二人って東西回胴連の「その男、店員につき」と栄華ノ夢の購入特典ぐらいしかない意外とレアな組み合わせなんですね。
あと好きな二人の掛け合いとか俺得以外の何ものでもないですわ。
WAVY KP(feat. TINY PLANETS)
AOさんが好きなにとりに自身を重ねた曲なのかなって印象でした。「いずれ逆流そのものになりかねない」ってのがなんかぐっと来たんですよね。深い意味は考察出来ないんですが...w
Voiceless Lives
タイトルや音をの感じからColorless worldを意識した曲なんだと思います。めちゃくちゃラップしたくなる感じの曲調がColorless worldそのものでした。
K'sさんのソロ曲というのは今までにない新鮮な感じでした。色んな曲調のK'sソロが増えることを願ってます。
Hands(feat. AO, らっぷびと)
さいっっっっっっこうにエモかったです。
過去や今、未来の魂音泉の在り方や辿った変遷をしっとりと歌い上げてて、比較的新参の自分でもエモさを感じるので、多分古参勢がまた別格のエモさがあるんだろうなぁ、それを感じれるのは羨ましいなぁと思いました。
Verse3での両者のサンプリングはズルいっすわ。めちゃくちゃぐっと来ました。