北八ヶ岳・蓼科山(2531m)
こんにちは。管理人のヒルヒルです。今日は初心者の方におすすめの山を紹介させていただきます。紹介する山は蓼科山です。八ヶ岳を初めて登るという方におすすめの山となっています。山頂は360度の眺望で、山頂からは八ヶ岳連峰・浅間山・北アルプスが見られます。山頂は非常に広いので、ゆっくりと景色を見ながら珈琲を飲んだり、ご飯を食べたりするのも良いのではないでしょうか。大河原峠から蓼科山のコースであれば、往復4時間で戻ってくる事ができるので、運動不足解消やダイエット目的の方でも登れる山になっています。
蓼科山の紹介
八ヶ岳連峰の最北端、長野県茅野市と同北佐久郡立科町との境に位置する蓼科山は、コニーデ型の山容をした信州きっての名山のひとつで、諏訪富士とも呼ばれている。また、高井山、飯盛山(いいもりやま)、黒斑山、女ノ神山などの別称もある。山頂は岩石累々とした偏平な噴火口跡で、中央に蓼科神社奥宮の石祠がある。山頂からの展望は、八ヶ岳連峰をはじめ浅間山、霧ガ峰、美ガ原、北アルプスなど360度である。ツガやシラビソなどの山腹には、縞枯現象も見られ、北麓の湿原帯、御泉水(ごせんすい)周辺には、レンゲツツジ、コバイケイソウ、マツムシソウなどが咲き乱れる。親湯(しんゆ)から女神茶屋経由4時間、蓼科山7合目から2時間強、大河原峠から2時間弱の行程で山頂に達する。天祥寺原を流れる滝ノ湯沢からは、縄文時代の生活遺物が発見されており、太古への夢をかき立てられる所である。
蓼科山の場所
蓼科山の写真
大河原峠に車を置いて出発します。駐車場に車は20台近く置けます。
山頂の景色です。山頂は360度の展望です。
下山後は蕎麦でも食べてみてはいかがでしょうか?巨大な天ぷらで有名なお店に行ってきました。
山行計画のサンプル
大河原から蓼科山に直接登るコースです。往復で4時間のコースになっています。こちらのコースで物足りないという方は双子池を通ってから蓼科山を目指すコースもありますので、調べてみてください。
登山靴を選ぼう
こんにちは。管理人のヒルヒルです。今回は登山靴の選び方について、書かせていただきます。
はじめに
登山靴って何で必要なんだろう?運動靴でも大丈夫じゃないの?と思う方もいると思います。運動靴でも登山をしようと思えばできますが、運動靴と登山靴では耐久性と安定性が全然違います。例えば、岩場を運動靴で降りた際にこんな経験をした事はありませんか?
- 尖った岩を踏んでしまい、足裏が痛くなった。
- 足を捻って捻挫してしまった。
- 尖った岩にくるぶしをぶつけて怪我をしてしまった。
このような事から守ってくれるのが登山靴になります。もし、今後岩場のある山を登りたいなと思っている方は購入する事をおすすめします。ちょっとした自然のある公園を散策するくらいであれば、運動靴で問題ないと思いますので、お財布と相談してみてください。
登山靴の種類
登山靴には、ローカット・ミドルカット・ハイカットとあります。
ローカット
運動靴と同じで踵が出る高さですが、運動靴と比べて靴底がやや厚くなっていたり、グリップが効くようになっています。自然散策向けです。
ミドルカット
足首を程よく保護してくれて、可動域も広いので動きやすいです。ローカットより靴底や爪先が硬くなっており、岩場でもOK。日帰りの登山や一泊の山小屋泊に適しています。初心者の方がまず始めに履く靴としておすすめです。
ハイカット
足首をしっかりと保護し、靴底も厚く、爪先も硬く、重い荷物を背負っても安定感があります。ローカット、ミドルカットと比べると可動域が狭くなってしまう為、履いてみて違和感がある方はまずはミドルカットから履いてみるのも良いと思います。テント泊や縦走登山に適しています。
選ぶ際のポイント
初めて買う登山靴の予算は?
登山靴の価格はピンからキリまであります。山登りをこれからも続けたいなと思っている方は、多少値段が高くても自分に合った良い靴を購入する事をおすすめします。ただし、通常の登山であれば、あまりに高い登山靴を買う必要もないとも思います。私個人の考えとして、初めて登山靴を買う際は10,000円~25,000円を予算にするのが良いのかなと思います。
登山靴をどのように選ぶか?
登山靴を選ぶ際は、まずは登山専門店の店員さんに相談してみましょう。自分の足のサイズを計ってくれて、自分の足に合った登山靴を提案してくれます。ただ、店によっては販促目的で特定の登山靴を薦めてくる店もあります。その為、店員さんの薦めてくる登山靴の価格や好みが合わなければ、購入せずに話を聞くだけで全然構いません。納得のいくまで色々な店に足を運んで登山靴を探してみてください。また、店員さんの話からどんな靴が自分に適しているのかを理解して、自分で登山靴を選んでみるのも一つの方法だと思います。
サイズの合わせ方
登山靴を履いて爪先をトントンします。踵と登山靴の間に指1本入る隙間ができるくらいが適したサイズになります。登山靴を履く際には、必ず登山用の靴下を履きます。登山専門店であれば、試し履き用の靴下が必ず置いてあります。
試し履きする際には
店内には、登山靴の試し履き用の岩が置いてありますので、まずはそちらで登り下りを何回か繰り返してみてください。登りの場合はハイカットの部分が足にあたり痛くないか、可動域が狭くてあまりに窮屈になっていないか、下りの場合は足先が靴の爪先に当たったりしないか確認します。問題ないようであれば、店内を30分~1時間くらいぶらついてみてください。時間が経ってもずれたり当たったりする所がないか確認します。
登山用の靴下もセットで
登山靴とセットで登山用靴下も一緒に購入してください。靴下も日帰り登山、山小屋泊、テント泊など用途に応じて生地の厚さが違います。店員さんに一緒に選んでもらった方が良いと思います。
登山専門店とは?
好日山荘、ICI石井、モンベル、コロンビア、ノースフェイス、WILD-1等。色々な店をまわってみましょう。お客さんの多い時間帯だと店員さんも忙しく、ゆっくりと話を聞けないので、平日の仕事終わり等が狙い目です。
おすすめの登山靴メーカー
モンベル
日本を代表するアウトドアブランドの一つです。品質も良く、コストパフォーマンスに優れています。日本人に合わせて作られている為、足幅の広い方にも比較的フィットしやすいです。私はモンベルのツオロミーブーツを愛用しています。
スカルパ
イタリアの老舗ブランドです。多くの登山専門店で見かけます。私の妹が愛用しています。
キャラバン
モンベル同様、日本を代表するアウトドアブランドです。日本人の体型に合わせて作られており、初心者から登山専門店の店員さんまで幅広く愛されています。
ザックを選ぼう
こんにちは。管理人のヒルヒルです。今回はザックの選び方について、書かせていただきます。
はじめに
登山を始めるにあたり、まずはザックの購入から検討してみましょう。
ザックの容量と用途
ザックは、ピクニック・日帰り登山・富士登山・山小屋泊・テント泊などの用途に応じてザックの容量を変える必要があります。用途と容量の目安は以下の通りです。
用途 | 目安容量 |
---|---|
日帰り | 20L~30L |
富士登山 | 30L |
山小屋泊(1泊) | 30L~40L |
山小屋泊(2泊以上) | 40L~ |
※無雪期登山を想定。クライミングを除く。 |
選ぶ際のポイント
初めて買うザックの予算は?
ブランドやザックの用途に応じて価格がピンからキリまであるので、いくらくらいが良いのか判断が難しい所です。20L~40Lのザックであれば、8,000円~20,000円で十分ではないかと思います。どのくらいお金を掛けられるか、財布と相談してみてください。
ザックをどのように選んだらよいか?
ザックを選ぶ際は、まずは登山専門店の店員さんに相談してみましょう。店員さんに「こういう山登りをしたいのですが、合うザックを教えてください。」と相談すれば、丁寧に色々と教えてくれます。登山専門店の店員さんは登山をやっている方が多く、実際の経験をもとにアドバイスしてくれます。ただ、薦めてくれたザックが予算や好みに合わない場合は購入せずに話を聞くだけで構いません。
ザック選びに困った時は?
35Lのザックを購入する事をおすすめします。35Lのザックであれば、日帰り登山だけでなく、富士登山や山小屋泊(1泊)と兼用できるからです。また、最初の内は日帰り登山だとザックに余裕ができてしまいますが、クッカー・ガス・食材など持ち物が増えてくると35Lあると非常に心強いです。私は日帰り登山に25Lを使用していますが、クッカーやガスを入れようとするとパンパンになってしまい、余裕がありません。また、山小屋泊で30Lだとギリギリで、女性の場合は化粧品を入れたりするので、少し余裕を持たせて35Lが良いのかなと思います。妹は山小屋泊した際に、「あと5Lあればな。」と呟いていました。
ザックカバーもご一緒に。
ザックカバーが標準で付属しているザックもあります。ザックカバーは別で購入すると2,000円近くするので、付属しているザックを購入する事をおすすめします。付属していないザックもあるので、付属しているかどうかは店員さんに確認してみてください。
予算を抑えたい方におすすめのザック
予算を抑えたい方にはアコンカグアのザックをおすすめします。日本のメーカーが作成しているザックで、見た目もよし、機能もよしで、ザックカバーも付属していて8,000円という驚きの価格です。私は誕生日になったら、こちらを購入しようと思っています。
山登りをするのに必要なものは?
山登りに必要なものは?
まずは山登りに必要なものを自分の思い付く範囲で書いてみます。私は趣味で山登りをしているレベルなので、登山のプロから見たら、これは必要だろうという点が多々あるかと思いますが、そこは優しく見守っていただけると幸いです。また、リストに載っている物が全て必要な訳ではありません。状況に応じて持っていくか判断してください。
名前 | メモ | |
---|---|---|
□ | ザック | |
□ | ザックカバー | |
□ | ストック | |
□ | 登山靴 | |
□ | 登山用靴下 | |
□ | レインウェア | |
□ | 帽子 | |
□ | Tシャツ・長袖 | 速乾性の高いもの。 |
□ | ズボン | |
□ | パンツ | |
□ | アンダーウェア | |
□ | アンダータイツ | |
□ | フリース | 防寒具 |
□ | ダウン | 防寒具 |
□ | タオル | |
□ | ヘッドライト | 緊急用に持参 |
□ | 軽アイゼン | 雪渓ありのみ |
□ | 山行計画書 | |
□ | 地図 | |
□ | コンパス | |
□ | クッカー | |
□ | ガス | |
□ | ライター | |
□ | 行動食 | 飴・羊羹等 |
□ | 昼食 | 適宜 |
□ | 箸 | |
□ | カップ | |
□ | 水筒 | |
□ | ティッシュ | |
□ | ゴミ袋 | |
□ | 時計 | |
□ | ボールペン | |
□ | メモ帳 | |
□ | 救急セット | |
□ | 折り畳み傘 | あると便利 |
□ | 保険証コピー |
山小屋泊になると、着替えなど。テント泊だとテントや寝袋などをさらに持っていく事になります。
どれから準備しよう?
登山を始めるのであれば、ザック・登山靴からまずは準備してみるのが良いのではないでしょうか?最初のうちは、登山ウェアや防寒具は家にあるものでも代用できます。例えば、スポーツウェアを登山ウェアとして代用できますし、防寒具にユニクロのフリースを使用する事もできます。レインウェアについてはカッパでも良いと思います。まずは晴れの日の低い山しか行かないよというのであれば、折り畳み傘でも大丈夫だと思います。財布と相談して、徐々に登山道具を揃えていきましょう。
ブログについて
ごあいさつ
初めまして。ブログの管理人のヒルヒルです。山登りを始めてみたいと思っている方、何を準備したら良いのか分からない方に、このブログを少しでも参考にしていただけたらと思い、始めさせていただきました。山登りを始める際にどのような登山道具を準備すれば良いのか?どこで揃えれば良いのか?購入する際のポイントなどをブログにて書いていきます。また、私が登った山で登りやすいような山の紹介もしていこうと思います。本ブログをきっかけに山登りを趣味にしていただけたら幸いです。
自己紹介
- 会社員
- 2児の父
- 群馬県・栃木県の低い山を中心に登山。夏にはテント泊や山小屋泊も。
- 父と妹と私の3人で登る事が多い。
- 山頂でのんびり珈琲を飲むのが好き。
- 景色を見ながら、話をしながら、のんびりと登るのが好き。
- 山用のフライパンを購入し、山ごはんにチャレンジ中。