リスクを取らないリスクに気づく 誰もが気づいていない真理に気づき、全部を投資することが成功に最も近い道だ
リスクというものは、取りたくない。
もし失敗したら?
もし笑われたら?
もし、、、、
考えればいくらでも生まれてくる。
だが、成功とリスクというのは表裏一体だと気づかなくては行けない。
何もリスクをとってはチャレンジしないのに成功を望む人には、絶対に成功など訪れない。
いかにうまくリスクと向き合っていくのかということが気になるところだが、これにはピーターティールが書いた、ゼロトゥワンに記載がある。
誰もが反対だと考えるような意見の中で、
本当に真理であることに全力投球する。
これは成功するためのロジックが通っている。
いわゆる、成功者とそれ以外の人の差というのは、独占状態を築けているかどうかだ。
これがなぜ重要なのか?
金儲けに関する本は、お金持ちじゃない人が書いている
みんなが羨むお金儲けの方法を謳っている本は多い。
ネットビジネスで儲ける方法、副業で楽に儲けるなど、ワーディングとしてはかなり魅力的だ。
だが、1つ抜けがちな視点がある。
それは、書いている著者がお金持ちなのかどうか?といった視点だ。
実際にこのジャンルの出版数はかなり伸びている。本屋に行けば溢れるほどのハウトゥー本が置いてある。
だが、これらの本のうち、
本当にお金持ちのひとが書いた本はどらくらいあるのだろうか。
そんな疑問が浮かぶ。
答えはほぼゼロだ。
理由として、お金持ちが金儲けの方法を公開する理由がないからだ。
今フォーブズのランキングに載っている人たちがお金持ちになるための本など執筆していない。
それは、自らがお金持ちになるべくしてなったわけではないからだ。
大抵の成功した起業家は本当に世の中を良くしたい、自分のサービスを多くの人に使ってもらいたい、シェアを勝ち取っていきたいという野望、行動の結果の産物である。
たまに、この規模ではないが、
小金持ちが書いたような本は、
自らがお金を儲けるために書いている本に過ぎない。
斬新性、目を引くワード、これらの点には優れているが、果たして本の中身も優れているのかといえばそうではない。
楽して稼ぐ方法は
見つけるのが実に難しい。
本当にあるのかもあやしい。
ただ、正解があるはずだと考える信者たちにとっては魅力的なワードにありふれている。
実際に読んで満足してしまう、いわゆる消費物に過ぎない。
直截的には役に立たないが、
実際に成功している起業家、成功者が直接書いてある本を読むことが1番だと思う。
次からこの視点で本を選んでみてはどうだろうか。
マーケティング=売れる仕組みづくりか?
マーケティングとは「売れる仕組みをつくこと」と定義している。
しかし、現代にこれは当てはまるのだろうか?
仕組みを作ることはりかいできるが、その仕組みの完成形などというものは存在するのか?
マーケティングの考え方として
R STP 4Pの区分で考えることが多い。
市場を把握し、
セグメントでいくつかのグループに分析し、ポテンシャルのある層を見つける。
そしてその中でもターゲットを定め、
他の競合と比べての差別化を検討する。
その上で、商品開発、値段設定、プロモーションなどを行なっていく。
だが、ヒットしている商品、伸びている企業とはこのような手順に従ってマーケティングを行なっているのだろうか?
さらにいうとマーケティングをして売れる仕組みというのは作れている状態なのか?
商品が売れる仕組みとはどういったことを指すのか?
AIDMA AISASにモデル化されているような
認知→購買→リピート
の流れを作るということなのだろうか?
仕組みを作るとは
誰が行なっても成果を出せることと定義するとプログラムに似たところがあるような気がする。
ある作業をした後に、次の作業をするというものだ。だが、そのような意味でマーケティングできている企業は知らない。
のうちどれかだろうか?
売れる仕組みを自動化することはできる。
例えば、通販会社をイメージすると、
- ネット広告で認知してもらう
- ECサイトに来てもらう
- 欲しいサービス、商品を選んでもらう
- 購入した商品の発注連絡、配送業務を依頼する
- 似たような商品、サービスを進め、アップセルをはかる。
- 商品の評価をしてもらい、シェアしてさらに告知してもらう。
ここまで、自動化することは可能だ。
それこそ、発注、配送などもロボットなどで自動化できれば人件費は発生しない。
だが、みんなが同じように仕組み化をしているのであれば、その中でより選んでもらえるように取り組んでいく必要がある。
差別化をはかり、より多くの人に選んでもらえるようなサービスにする必要がある。
それには
- 良い商品が揃っている
- サイトに自体が使いやすい
- 注文から受け取りまでがノンストレス
などいろいろな要素で考えることができる。
そう考えると、
マーケティングとは売れる仕組みを作ることではなく、ユーザーにとって役に立つサービスの追求だと思う。
ユーザーはどんどんでてくる新しいサービスに触れ、その分、異なる「怒り」を持つ。
「怒り」とは、
不満点、ニーズである。
そのニーズを知り、
改善するという役割を担っているのがマーケティングということになる。
だから、マーケティングはゴールなどなく、
永遠と要望を聞き続け、改善し続けるための流れに過ぎないと思う。
イノベーションのジレンマとして
「人々のニーズからはイノベーションが生まれない」というものがある。
それは改善でしかなく、
イノベーションではないからだ。
改善をして、
本来のニーズ以外に役に立つようなものであれば、それはイノベーションだが、あくまで偶然の産物だ。
改善プロセスでしかなく、
イノベーションは産まない。
パラドクスの命題
パラドクスの命題が生まれるのはなぜなのだろうか。
パラドクスはいわゆる矛盾が生じている状態だ。同時に成り立つことができない2つ以上の事象が成り立つと主張されている場合はパラドクスとされる。
例えば、日常的には、「この壁に張り紙をしてはいけない」という張り紙をしているのは、正しいと言えるだろうか。
こういったパラドクスは、
解釈の違いによって生じる現象である。
2つの同時に成り立つことができない命題というのは、存在しない。
つまりパラドクスは存在せず、
物事の一面しか見ていないだけである。
2次元と3次元では得られる情報が多くなる。
円だと思っていたが、円柱であったりする。
パラドクスとは、こうした解釈の違いから生まれるものだ。
例えば、生と死は両立することができるのか?
生きている状態であり、かつ死んでいる状態は同時に成り立つことができるのだろうか?
私の答えはYESである。
人は細胞から成り立つ存在である。
神経細胞が集まって人間が生きるための機能を果たし、意識を持たせる。
だが、この細胞は毎日何十億と死んでいながら、同時に生まれている。
つまり、今の自分は昨日の自分とも明日の自分とも違う。日々死んでいながら、生まれ変わって生きているのである。
だから、私の答えをイエスとした。
パラドクスは存在せず、あるのはただの解釈の違いだけである。サルトル風に。
もっと効率化できる業務はなんだろうか?
ベンチャー企業から大きくなってくると、
業務をいかに効率化させるかというフェーズになる。
ビジネスモデルを構築し、品質の向上を図りながら、業務負荷を下げていく取り組みだ。
そもそもどのような負荷が発生しているのかを把握することで、彼らに対応していく。
だが、現場からの声を集めないとそもそも何に時間を取られているのか、負荷が高いのかが見えてこない。
そして、プロジェクトとして立ち上げても、
大きな課題にしか取り組むことはない。
だが、規模は小さくとも、こうしたらまだと良くなるのではないかというニーズ自体はある。
また、そのような課題を解決できるスキルを持った人も多くいる。
だからこそ、気軽にプロトタイプをつくり、
それを活用して改善を繰り返すということを現場レベルで行うことで、はるかに大きな成果を残すことができる。
要はそのような取り組みができる環境さえあれば良い。外注するには予算がない、自分で行うにはハードルが高い。
だが、社内にはそういった課題をクリアできる人もいるし、むしろ喜びを感じる人がほとんどだ。
グーグルや他の代表的な会社でこのような取り組みをしている会社はあるが、これがモチベーションにつながり、会社の売り上げにつながっていく。
事実は存在しない。あるのは解釈だけだ。ニーチェ
事実は存在しない。あるのは解釈だけである。
一般的に事実と言われていることは、誰かがその事象を見て、知って、それを誰かに伝えている。
つまり、事実というものは、
限りなく客観性を保ちながらも誰かしらの人を通している。人という言葉よりも、解釈という言葉が正しいだろうか。
解釈とは、事象に対してどのように捉えるのかということだ。それはその人の経験が肝となる。
経験値の差によって、
分析出来る深さがことなる。
1という事象に対して10の情報を付加して解釈する人もいれば、100の情報を付加して解釈する人もいる。
事象はそれを目にしたものにしかわからない。
しかし、厳密にはその事象を見た人にも判断ができない。
それは自分というフィルターを通しているからだ。
だからこそニーチェは事実は世の中に存在しない、解釈が存在するといったのではないだろうか。
ビジネスチャンスのアイディア
最高するビジネスアイディアは、
ユーザーの怒りから生まれる。
この怒りの度合い、共感度が大きいほど
ヒットする可能性が高いサービスだと思う。
日々の過ごしていることで、
新しくチャレンジを繰り返すと、
この怒りが自然と出てくる瞬間がある。
なぜ、こんなに面倒なのか?
もっと効率よくできないのか?
そうした怒りは大抵ストレスとなるが、
これがビジネスチャンスと感じる人はセンスが高い人だ。
普段そうした怒りに触れていながら、
いざビジネスチャンスを考えようと集中するときには頭から抜けてしまっている。
だからこそ、常に意識し続けられる人でないと、新規事業の開発は難しい。
私が感じた怒りを少し並べてみる。
- 顧客情報のリスト管理がしづらい
- クライアント引き継ぎの際にスマホに電話登録されておらず、自分で登録しなければならない
- メルマガを送るときに、エクセルから自動的にメールがおくられない
- アポの調整をするときに自分で予定を調整しなければならない
- タスクとして依頼されたときに自分でメモ→予定表でタスク作業時間の記録をしなければならない
- メールでのやり取りで、ステータスをすぐに確認できない
- 見積もり、スケジュールなど、スタッフの確認が必要となる
- スマホで他人の予定を確認できない
- パソコンのセキュリティ入力ですぐに仕事できない
- 勝手に使ったワードを辞書登録してくれない
などだ。この怒りが解決できたら、業務効率も格段と上がることだろう。