自分の気持ちを吐き出していく

今までの人生でいろいろなことをやってきた。

やっては止め、また始めては止め。

すべてにおいて中途半端になってしまっている。

たまにふと考えることがある。

 

「自分は何がしたいんだろう」

 

自己啓発本もそれなりに読んだ。

読んだ後は何かを見つけた気分になるが、

結局いつもどおり。

 

何かを始めても結局すぐに飽きてしまう。

 

TEDでEmilie Wapnickさんが

「天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?」

というタイトルで話しています。

 

彼女も自分が飽きっぽい性格で、

何かに興味を持っては止め、また始め、ある時点で止める。

という事を繰り返したそうです。

「自分に欠陥があるのではないか?」

と悩んだそうですが、それは間違えと気づいたそうです。

 

彼女が言うには、

1つのことを突き詰める人が素晴らしいという考えは

私たちの文化が作り上げた幻想です。

私たちが子供の頃に選択肢を絞ることを強いられた結果です。

 

始めては止めを繰り返す人は何もおかしくなんかないのです。

 

彼女は「マルチポテンシャライト」という言葉でこういった人を表現しています。

 

 

このTEDを見た時は感動しました。

自分は何にも深くのめり込めないけれど、

これでもいいんだ、と安心することができました。

 

でも、やはり後から自分は違うのではないか、と考えるようになりました。

自分の興味があることがわからないのです。

 

 

10代前半にいじめを経験したことがきっかけで、

昔から自分の気持ちや感情を押さえつける癖がありました。

まわりの空気を読みながら行動する癖がつきました。

 

大学時代を経て、そんな自分から抜け出せたような気がしていました。

周りから褒められるような得意なことができました。

自分はこの道に進もうと考えました。

でも飛び出した途端、わからなくなりました。

そして段々と気づきました。

自分は褒められたくてやっていたんだ、と。

 

もう何年も自分の気持ちと向き合おうと思っていますが、

まだ自分が本当に何が好きなのかがわかりません。

 

行動することが重要とは思っているので、

なにか新しいことを始めますが、すぐにやめてしまいます。

 

多分先の事を考えてしまっているんだと思います。

「こんなこと続けて無駄になったらどうするんだ?」

とか。

 

「承認欲求を満たしたい」という気持ちから抜け出せていないんだと思います。

 

今回はここまで。