【延長戦】ブログの過去ログの件。

す、すみません。
たくさんの惜しむ声をいただいたり、真面目に論じて下さる方がいたり。
自分で売名しといてなんですが、正直、これほどの反響があるとは思ってませんでした。


それこそ、個人ブログの気楽さというか……これまでも結構、エントリを直したり消したりはしてたんで、最後に「素性を明かして、心機一転!」とすっきりポチッとやってしまいました。一応、アリバイ的に予告して段階的に撤退してたんですけどね。てなんか、逮捕された愉快犯みたいですが。まあ、そんなに遠くないですけども。
あ、出版社は全く関係ないです(汗) 


でも、別のブログなどでエントリを引用していただいてるケースも結構あるんですよね。そういうのは、リンクが切れちゃいますね。ちょっと考えれば分かりそうなもんですが、気が回りませんでした。これは本当に申し訳ない。


特にバックアップしてないので、戻しようもないのですが……。
とりあえず、先のエントリで触れた「黒の女王」以外で、現時点で残ってる罪山名義の活動をサルベージしときます。
(いつまで残るか分かりませんので、必要な方は各自保存をお願いします)
こうやって、つぎはぎが増えていく、みっともない人生ですよ。


まず、マイコミに寄稿したプロ棋士vsコンピューターの対局レポート
【レポート】プロ棋士vsコンピューター - 「あから2010」の威力を目撃してきた (1) 歴史的な対局が行われた | エンタメ | マイナビニュース


次にガジェット通信に寄稿という名目で提供したエントリ群。こんなときに役に立つとは!
都知事のミサワ - ガジェット通信
添加物使ってるのに“無添”とはこれいかに - ガジェット通信
高校野球 選手を守らず“教育”とは片腹痛いね - ガジェット通信
羽生善治 神の一手! - ガジェット通信
児童虐待を減らす為に - ガジェット通信
19歳の母と74歳の子ども 映画『春との旅』 - ガジェット通信
産経新聞が発達障害についての俗説を広め、偏見を助長しようとしている件について - ガジェット通信
宮内庁と共産党の国会漫才(あるいは宮内庁の反知性主義について) - ガジェット通信
↑ちなみに、このエントリで話題にしてる箸墓古墳、ついに調査が入るみたいです。→卑弥呼の墓か 研究者が箸墓古墳調査へ NHKニュース


あと福岡のフリーペーパー「WJC」に寄稿したコラムのようなもの。
失業者を支えるはずの基金訓練は役人の“就業支援”にすぎないのか – 罪山罰太郎 ワールドジョイントクラブ |WJC
ペット大国ニッポンのこれから 後進国の汚名を返上できるか? – 罪山罰太郎 ワールドジョイントクラブ WJC |福岡博多発フリーペーパー
極端さが放つ危うい魅力 映画『玄牝−げんぴん−』を観て – 罪山罰太郎 ワールドジョイントクラブ WJC |福岡博多発フリーペーパー
あまりにも奇妙で理不尽な制度 「高校野球らしさ」とは何だろうか – 罪山罰太郎 ワールドジョイントクラブ WJC |福岡博多発フリーペーパー
タレント候補が政治家になれない「リアル」で「不幸」な政治の時代 – 罪山罰太郎 ワールドジョイントクラブ WJC |福岡博多発フリーペーパー
「マス」から「個」の時代へ つぶやきが生む、ささやかなベストセラー – 罪山罰太郎 ワールドジョイントクラブ WJC |福岡博多発フリーペーパー


そして書籍TENGA論」
http://www.amazon.co.jp/dp/4812439051


とりあえず、私が把握してるのはこれで全部。漏れがあったら悪しからず。あと魚拓とかあるのかもしれませんが……。知ってる人いたら、掘り起こしはご自由に。


今度こそこれが最後の更新(たぶん)。
でわっ!

新人賞をとって、ミステリー作家になりました。



おひさしぶりです。つみやまです。
ずっとご無沙汰してしまってスミマセン。


実は私、ブログ等の趣味のアウトプットを止めて、ずっと小説を書いていたのですが……
このたび「日本ミステリー文学大賞新人賞」という賞を得て、ミステリー作家としてデビューすることになりました。
ペンネームは「葉真中顕(はまなかあき)」
受賞作は『ロスト・ケア』といいます。
今週末の2月15日ごろから書店に並びます。


Amazon予約、始まってます。
Amazonリンク:ロスト・ケア

▲オビにあるとおり選考では満場一致が出ました!




限界まで自分を追い込んで書いた、“勝負の一本”です。
全身全霊を振り絞り、フルマックスでぶち込みました。
書店などで見かけましたら、ぜひ、手に取ってください!


また、本の出版に際し、様々なところに露出します。
直近では、
2月19日発売の「週刊SPA!」に、荻上チキさんとの対談
2月22日発売の「小説宝石」3月号に、刊行記念エッセイ
3月6日発売の「ダ・ヴィンチ」4月号に、杉江松恋さんによるインタビュー
3月15日発売の「ジャーロ」春号に、千街晶之さんによるインタビュー
などなど、掲載されます。


告知のため葉真中顕のブログ(無論はてな一択です)やfacebookもはじめてます。twitterはIDを変更してリブートしました。
葉真中顕のブログ
facebook 葉真中 顕
twitter 葉真中顕(akihamanaka)


もしよかったら、ときどき覗いてやってください。

また、私はこれに先立ちひらがなの「はまなかあき」の名義で児童小説の賞もいただいてるのですが……
↓これ

カドカワ学芸児童名作  ライバル  おれたちの真剣勝負

カドカワ学芸児童名作 ライバル おれたちの真剣勝負


覚えてる人がいるか分かりませんが、他人のフリしてしれっとブログで紹介したことあります。いわゆる一つのステマしました。スミマセンです*1
いや、当時TENGAのエントリ書いたりしてたんで、児童書の作者として名乗りづらかったんですよ……。


※さらににいえば、この作品が将棋を題材にしており、その点でも名乗りづらかったんです(汗) このブログの将棋ネタは本当に調子に乗りすぎましたゴメンナサイ(汗汗) が、私のエントリで将棋に興味持ったという方も結構いるので、普及の一助ということで、どうかご勘弁いただきたいところでございます。


で、これを機に、ブロガー罪山としての活動はオシマイにして、「葉真中顕/はまなかあき」名義での作品づくりに専心しよう思います。今、新人作家の生き残りはきわめて難しいといわれてますが、精一杯がんばってみるつもりです。


はてな村は、私にとって薬であり毒でした。
半分匿名の個人ブログの気楽さで、自由に楽しくイイ感じのエントリを書けたこともあれば、調子に乗って不見識をばらまいてしまったこともあったかと思います。
それでも、たくさんの方に読んでいただけたことで、自分の表現が多少なりとも人に伝わる、そう期待してもいい、と思えるようになりました。
ブログを書くことで善きにつけ悪しきにつけ、自分の分を知ることができたような気がします。


「俺の邪悪なメモ」を読んでくれたみなさん、本当にありがとうございました。




P.S.
ブログで企画し、私がシナリオを書いたマンガ『黒の女王』、まだAmazonで買えます。

黒の女王

黒の女王

陰惨な内容で読者を選ぶ上に、つたないところも多々ありますが、テーマ的には私の原点と言えなくもなくなくない作品です。(女子柔道と暴力のお話なのですが、微妙に世相が追いついてきた感が……)
↓第4話までここで読めます。
自主制作コミック「黒の女王」 トップページ
増刷はたぶんしないので、ご注文はお早めに。
ちなみに、この作品で作画をしてるうらぽんセンセは、最近ケータイ配信のエロマンガ描いてます。エロい人は探して読んだげてください。











*1:でも全然効果なかったんですけどね