「土俵の上」でなく、「女湯」で「男性医師」ならどうだったんだ?
たとえばの話。
女湯で女性が倒れました。
意識不明です。
女湯とかかれたのれんの先から聞こえてきます。
誰か!来てください!人が倒れました!
そこにいたのはたまたま休暇できていた男性医師。
これは一大事!と女湯に駆け込もうとしたそのとき、同じく駆けつけていた女将がひとこと
「男性は入らないでください!」
そうです。中には、急な事態に右往左往する裸の女性達がたくさんいる。
土俵の上
女人禁制の場所(土俵の上)に駆けつけた女医。
女性は降りてください!とアナウンスしてしまった関係者。
人命より伝統を重んじた。
女湯の場合は、人命より恥じらいか、ルールか、二次災害か、そういうものをとっさに選んでしまったたとえ話。
とっさのことで、発してしまったアナウンスであれば、一概に責められないような気がするけども、世の中の基本は人命第一主義なのは間違いないことだと信じたい。