無教養の素人が城跡に行っても結構楽しめる

今日、土浦城跡と小田城跡に足を運んだ。

城プロプレイヤーには日本史好きや御城ファンも多いけれど、私は日本史もろくに勉強していないし、城の構造にも詳しくない。

そういう訳で、基本的には社会学習中の小学生みたいに「ほ〜ん」と言いながら練り歩いていた。

でも楽しかった。以下、素人なりに楽しかったところ。

 

土浦城の西櫓の窓周りの構造が面白い。寄せ木というの?デザインもかわいくてうまいことハマってて、昔の人よく考えるわ〜と感心する

・狭間ってなんで○△□なんだろう?と思って質問したら、「それは全部鉄砲用で、縦長の狭間が弓矢用。形が違うのはおそらくデザインでは」とのこと。かわいいね。

・展示してある武器類が大体めちゃめちゃカッコいい。刀の鍔なんかものすごく細かくて綺麗な模様だらけだし、大きい鉄砲の迫力もものすごかった。どんな武器にも模様を施すの、ニクいな〜と思っちゃう。

土浦城の資料館にある昭和のおもちゃにじわる

・小田城がしっかり残っててすごい。宇都宮城跡の公園しか知らないから、小田城跡の土塁や堀の複雑さに驚いた。城の堀ってただぐるっと1周してるだけじゃないんですね。これは敵も迷っちゃうわ。ここに人がいたんだな〜としみじみ感じた。

・立て看板にチラッと書いてあった「犬走り」って文字を見て、「犬走りって犬が走ったの?」って聞いてみた。全然違うらしい。ストレートに石垣を積むだけだと崩れやすくなるから、それを防ぐために1段カクンと“犬が走れる”くらいの段を設けるらしい。そこで「確か今治城が大破時に『犬走りが仇となったか!』って言うよね、それは一体なぜ…?」と尋ねたら、「構造的に必要な犬走りだけど、敵が攻めてくる時はその段を利用されやすい。犬走りを利用して敵に上がってこられて大破、ということだと思うよ」だって。はえ〜面白い!

 

ざっくりまとめましたが理解不足や解釈不足あったらすみません。

 

資料館、1人で見てるとはい教科書って感じだけど、解説してくれる詳しい人と一緒だと分かりやすく噛み砕いて小学生にも理解出来るように教えてくれるからめちゃめちゃ面白い。

そこから一欠片でも城娘のルーツを知れた時、あ〜城プロの面白さってまさにこういうことだよね!って思う。

 

いい休日でした。