心理学から読み解く身体のサイン5選

メンタリストDaiGoが人気となっており、書店行けば著書が多く並び、
テレビ番組やネットメディアでも多く取り上げられている。
この傾向から心理学に対する人々の関心の高まりが伺える。

そこで、本日は相手との会話中の仕草から発信されているメッセージを読み解く方法を
5つ身体のパーツに分けてお伝えしていければと思う。

・目


よく「目は口ほどに物を言う」と言われる。
この言葉は妙を得た物言いである。

目線の方向によって、相手の心理状態がメッセージとして表出されているのである。
しかも、無意識的な動きのため、本音としてのメッセージが垣間見ることができる。

まず、目線が右上を向いた場合、高い確率で見たことのない光景や物体をイメージしている。
質問後に目線が右上を向いていたら嘘か作り話をしている可能性が高いため、
留意しておくと他者とのコミュニケーションにおいて役に立つことがあるかもしれない。

次に、目線が左上を向いた場合、過去に体感した自らの経験を思い出している可能性が高い。
つまり、質問に対して左上を向いている場合、正直に話している場合が多いのである。
ビジネスだけでなく、恋愛においても有効な判別方法となるだろう。

そして、目線が右下を向いた場合、身体の変化および感覚に注意を向けているサインである。
身体的なダメージを想像する際に、無意識的に目線が右下に下がるという。

最後は、目線が左下を向いた場合、音にまつわるイメージを働かせている場合が多い。
過去の懐かしい曲や歌詞を思い返す時によく見られる。
相手との会話中に過去の音楽に関する話をして、
実際に目線の動きがどのように変化していくか観察するのも面白いかもしれない。
もちろん相手の関係性が担保されていることが前提条件ではあるものの。

・口

 

実は、口もかなりのメッセージを他者へ発信している。
大きく分けて二つの見方がある。

それは、話を空いている時に、口が少し空いているか完全に閉じているかだ。

もし、口が完全に閉じている場合、相手はこちらの話に関心がないもしくは、
自分の意見を直接伝えたいと考えている場合が多い。
そのため、違う話題に切り替えるか相手に意見を求める必要があるというシグナルだ。
話過ぎないように注意する必要がある。

逆に、人は興味があるものに対して、無意識的に口を少し空ける傾向がある。
そのため、こちらの話に対して、口がやや空いているような形であれば、
そのまま話し続けても問題はない。
むしろ相手はあなたの話を聞きたがっている可能性が高い。

さらに、興味がある場合、身体をやや前のめりにしている場合が多い。
口がやや空いていて、重心がこちら側に寄っている場合は、
ストレスなくあなたの話を聞いてくれている場合がほとんどであるため、
話を継続しよう。

・手

 

手もメッセージを読み取るのに有効なパーツだ。
特にイライラや警戒心を垣間見ることができる。

文房具で遊びを始めたり、動きが発生してきたら、
注意が散漫し、飽きているサインだ。
そのため、相手に意見を求めるなどする必要がある。

また、手を強く握っている場合も、緊張を表すため、
世間話などのアイスプレイクを挟み、緊張を問いたほうが良いかもしれない。
緊張が続くとあなたの過ごした時間がネガティブなものとなり、
印象が悪くなってしまう場合もあるからだ。

・腕

 

緊張という観点では腕からもメッセージを読み取ることができる。
腕組をしている場合、相手との距離を無意識に取りたいというサインだ。
ものすごく仲の良い友人と笑いながら話していて、
腕を組む人をあなたは見たことがあるだろうか。

ほぼ普遍的に全ての人にあてはまるサインのため、
腕組みを見つけたらリラックスして話せる環境作りに注力することをオススメする。

・足

 

実は相手の関心度を図るのに最も有効なパーツの一つが足である。
正確には足の向きが肝である。
興味のある場合、十中八九足が話者へ向いている。
逆に興味がない場合、足を組んだり、クロスしたり、別の方向へと向けている。
貧乏ゆすりも飽きている・もしくはストレスを感じているという明確なサインだ。

過去に参加したセミナーや授業を思い返して欲しい。
もっと聞きたいと心から感動した内容のものと
一秒でも早く帰りたいと考えながら聞いていた内容のものでは、
足の向きは顕著に違っていたはずである。

会社での面談や商談・会議などでも有効であるし、
家庭内やパートナーとの会話中でも相手の真意を読み解く有効な手段となる。

これまで5つパーツから心理状態を確認する手法をお伝えしてきた。
すでにご存知の情報もあったかもしれないが、一つでも新しい有効な情報があれば幸いである。

ただ、最も重要なことは相手の心理を見抜くことではなく、
見抜いた心理をもとに行動につなげ、円滑な人間関係を築き上げることである。
その点を忘れずに、日々の生活が少しでも豊かになれば嬉しい。

出会い無きキモータたちに捧ぐ5つの解決策

世の中には「出会い」がないと嘆く人々が多く存在する。
出会いに関するサービスは加速度的に成長し、若者にとってごく普通の選択肢にもなりつつある。
また、街コンやスイッチバー等の出会いの場も現れ、一見人々の悩みは解消されたように思える。
しかし、周囲ではあまりにも多くの男女が出会いの無さに悩んでいる。そんな人達の悩みを解消する情報をお届けしていきたい。

 

1,オンラインサービスを利用する

 

Facebookページで700万以上の「いいね!」を獲得している2012年にリリースされた出会い系サービスをご存知だろうか?
それは「Pairs」だ。

ここ数年で巨大メディアと急成長し、今日も多くにカップルが誕生している。

結婚相談所などの婚活系サービスと比較して、価格がリーズナブルなこととFacebookと連動している安心感が多くのユーザーを集めている。

「出会い」がないことに悩んでいる若者で、出会い系サービスを使わずに投げているのだとしたら、
残念ながら情弱の烙印を力いっぱい押さずにはいられない。
「Pairs」だけでなく、「ゼクシィ恋結び」や「Omiai」や「タップル」など人気のある出会い系サービスは、
もはや枚挙にいとまがないのである。

はじめは抵抗があるかもしれない。
わたし自身はじめるときは、たしかに抵抗があった。

しかし、初めてみるとゲーム感覚で非常に楽しい。
気軽に気になった相手へ「いいね!」を贈ることができ、
相手も「いいね!」を返してくれればメッセージのやり取りができるというものだ。
ダウンロードし、お試しで使う分には費用は一切発生しないため、
とりあえずダウンロードしてみよう。
各会社の企業努力の賜物で、出会い系サービスを利用していることがFacebook上の友人に知られることはない。

ユーザー目線を追求した有料企業の努力が伺える。

しかし、メッセージには有料プランに入る必要がある。
とはいえ、たかだか数千円が月々にかかる程度のため、
飲み会を月に一回我慢すれば採算が合う話である。

騙されたと思って始めてみよう。
万が一、出会いがなく、実際に会うことができなかったとしても、
失うものは数千円とアプリを触っている時間くらいなものだ。

むしろ出会えないことが笑い話なれば、
お値段以上の素晴らしい価値となるだろう。

 

2,イベントに参加する

 

ここで言うイベントては、街コンのことを指してはいない。
共通の趣味を持った者同士が集うイベントのことを指す。

自身の体験で言えば、「ワイン会」がオススメだ。
比較的年齢層は高めなものの、落ち着いた人や教養ある人が多い。

なにより会に参加した人たちは、あくまで趣味のために参加したのであり、
出会いのために参加していないという免罪符を心に抱えているため、
話しかけても下心が表に出にくい特徴がある。

人は、共通点が相手と見つかると好きになりやすい傾向は、
世界中の研究で明らかになっているものの、
その共通点を見つけることがやや面倒だったりする。

しかし、はじめから同じ趣味を持つ場に身を投じてしまえば、
そんな面倒なことはせずにスムーズに話をすることができ、
楽しむことができる。

さらに、出会いが無いとしても趣味に身を投じれば十分な価値を感じられるため、
貴重な時間を有意義なものにしやすく、費用対効果が言える出会いの場と言える。

友人のワインオタクはワイン会に繰り出しては、連絡先を交換し、
女医さんと素敵な関係に発展したと鼻高々に宣っていた。

しかし、力むことはない。
リラックスして趣味を楽しみながら、
素敵な時間を周囲の人と過ごせばただそれだでも十分なのである。

 

3,友人に紹介してもらう

 

最も確実な方法の一つであろう。
「類は友を呼ぶ」という言葉はこの世の原理原則であると年を重ねれば重ねるほど感じるが、
それは異性の紹介においても同様の傾向があると言える。

気の置けない友人の知り合いは大体気の合う場合が多いし、
予め好みを伝えておけば、盛大に外すことはないだろう。
(中には、察する能力が著しく欠けているために、とんでもない変化球を繰り出してくる場合もあるかもしれないが)

また、可能であれば、異性にモテている友人から紹介してもらうことも肝要だ。
異性の友人が多い可能性が高く、異性の友人を通して人を紹介してもらえる場合も多分にあるからだ。

さらに、有効に紹介してもらうために、日頃からどんな人がタイプかを伝えるようにしておこう。
しかし、芸能人の名前等を声高に叫んでいるようでは愚の骨頂である。

直接的に性的な好みを伝えることも大事だが、
あなた自身がどんな価値観を持っているかを知ってもらうことが大切だ。

自分が譲れない価値観を友人とシェアすることは、理想の女性との縁をむすびつけることにも寄与し、
なによりその友人との関係性がより一層深まり、人生におけるかけがえのない財産の一つにしてくれるだろう。
人と人とのつながりは、先行き不透明なこれからの時代において必須のものとなるのだから。

 

4,職場で出会う

 

このケースは、同僚を直接狙うわけではない。
同僚の知人を紹介してもらうのだ。

たしかに、気まずくなることもあるかもしれない。
しかし、プライベートな悩みを共有し、ある種の秘密に近い内容をお互い持っていることは、
関係性を深めることに寄与し、職場生活をより有意義なものにしてくれるかもしれない。

コム・デ・ギャルソン創始者川久保玲は「リスクをとらないことがリスクなのです」と至高の名言をこの世に残しているが、
まさにこの言葉を使うのに適している。

安全な橋を渡っているようで、
実は危険な橋を渡ってはいないだろうか。

一時のプライドを優先し続けた結果、
1人で老衰して孤独死することになる直前に「あの時、勇気を出していれば。トホホ」となっては、
死んでも死にきれないだろう。

人生一回。
多少のトラブルも恥も人生のスパイスだと思って、
前向きにひたむきにチャレンジを続けて、素敵な出会いと人生を主体的に獲得していこう。

 

5,ナンパをする


最強にして最大の出会いの方法である。
シンプルな方法ではあるものの、ほとんどの人が手を出さない。
なぜか。
それは、拒否されるのが怖いからだ。
失敗したときに、「うわ〜あの人ださ〜い」と見知らぬ通行人に思われることが嫌で仕方がないのだ。

たしかに言い分はわかる。

だが、通行人にダサいと言われることが、そんなに損失なのだろうか。
考え方によっては、笑い話になるし、メンタルも鍛えられるし、
成功したら出会いもゲットできるし良いこと尽くしではないか。

至れり尽くせりとはこのことではないか。

そもそも、なぜ失敗してショックを受けるのか。

それは、成功するという期待を背負ってナンパをするからだ。
そんな淡い期待は公園のゴミ箱にでも捨ててしまえと言いたい。

仏はその昔あまりに辛いこの世の中に辟易し、修行に出た。
そして修行の末に、世の中は四苦八苦がある。それが当然であると問いている。

期待などする必要はない。
むしろ無視されるないしは怒られる準備をして声を掛けたら良い。

「シカトくるぞくるぞくるぞ、、ほら来たあぁ〜〜〜」
と脳みそからアドレナリン全開して断られることに喜びを見出すレベルまで自らに催眠をかけ、
ナンパを繰り返すピエロと化しなさい。

するとどうなるか?
楽しくなっちゃう。

シカトされるのが、やみつきになっちゃう。
やみつきキャベツ。
キャベツ太郎

だんだんテンションが上がってきて、「オッス、おらニート!」とかいう声掛けができるようになったら、
もう怖いものなど無い。

スティーブ・ジョブズはプレゼンの前に100回は練習するという。
だから、歴史に残るプレゼンができるのだ。

まずは、100回。続けて200回シカトされよう。
待ってるから。

そしたら、まだにここに無い新しい君が姿を現し、
一皮も二皮も向けた未来が待ってるから。

 

 

ブサメンより

将棋ウォーズ2級になって、将棋の大会に出たら5歳児にボコられた話

世間では、藤井四段の躍進が止まらないと日々報道が加熱している。

同じ愛知県民としては、嬉しい限りである。

将棋のニュースを見る度に、あの日の出来事が脳裏をよぎる。

 

そう。人生初の将棋大会で、

5歳の男の子に300秒きっかりで(5分)で破れてしまったのだ。

 

「初めての土地に行ったら、初めてのことをしよう。」

 

そんなルールを密かに課していた私は、
名古屋市にある小さな将棋教室の門戸を開いた。

 

そこでは30名ほどの老若男女が集い、

毎週将棋のリーグ戦が行われていたのであった。

 

60前後のおじいちゃんから小学生風の男の子まで幅広くいた。

 

初めての試みにドキドキしながら、

青いジャケット×スキニーパンツ×青いストー

という颯爽としたファッションに身を包む26歳♂は、

デビュー戦へのステップを一歩ずつ登ろうとしていた。

 

そして、完全に浮いていた。

浮き散らかしていた。

 

「将棋ウォーズで2級になったし、結構いけるんじゃないか?」

と話し相手のいない私は将棋教室の本棚を眺めながら密かに思っていた。

 

ほどなくして、対戦相手の抽選が始まった。

 

記念すべき相手は、

5歳の匠くんらしい。

「強そうな名前だな。」

とは少しおもった。ほんの少しだけ。

 

そして、その予想は見事的中することとなる。

 

生まれて初めての木製の将棋盤。そして対戦。

 

「よろしくお願いします。」

ぺこりと頭を下げ、対局を開始。

 

なにやら匠くん(以下たくちゃん)が

おもむろに将棋の歩を7つ手中でシャッフルし始めた。

 

「え?」

 

と思わず口から漏れると、

どうやら先行か後攻かを決める際に、

歩のシャッフルを行うらしい。

常識らしい。

 

常識知らずの26歳♂の鼓動は初めての体験の連続に

未だ鳴り止んでいなかった。

緊張のせいかオシャレな青いストールを

無意識にすがるように握りしめていた。

藁をもつかむ思いだった。

 

先行はたくちゃん。

駒を進め終わったら、手元のタイマーを押して時間を止める必要があるということを

ご丁寧に教えてくれた。

ありがとう。たくちゃん。おてやわらかに。(にっこり)

 

そんな感謝の束の間、衝撃の光景が眼前に広がった。

 

 

「ぷぅぱっっっっっっーーーーーーーーーん!!!」

 

 

歩の駒を持った右手を

遥か天空に持ち上げ、勢い良く将棋盤に叩きつけるたくちゃん。

すかさずタイマーを押す。

 

 

「べしぃぃぃぃっっっっっっっ!!!!」

 

 

この世に生を授かって以来、オンラインでしか将棋を嗜んだことのなかった

26歳♂には衝撃的な音と迫力だった。

 

「スッて横にスライドされば済むものを

なんでそんなに遥か天空に上げて音出してくるの?おしえてたくちゃん。(真顔)」

 

とは言えず、持ち時間の30分が過ぎることを恐れ、

なにより動揺を全力で隠したい私は駒を進める。

 

「スッ」

 

たくちゃん二手目。

 

 

「ぷぅぱっっっっっっーーーーーーーーーん!!!」

 

 

この男、ぶれない。
範馬刃牙の世界観なら木っ端微塵になっているであろうそのスイングを

お母さんに見せてあげたい。

「産んでくれてありがとう」って。

 

たくちゃんの手は一手損角換わり。

淡路仁茂が生みの親。

2004年頃から盛んにプロ棋士g(ry

 

動揺が止まらない。

なぜこんなパンパンパンパンしてくれるのか。

わからない。

 

怖い。怖いよたくちゃん。

 

それでも懸命に駒を進め、タイマーを止め、悩み考え、

格闘を続けた。

決死の攻防だった。

 

しかし、無残にも初戦敗退。

完膚なきまでに5歳児(たくちゃん)に叩きのめされた私は天を仰ぎ、

再び青いストールを強く強く握りしめていた。

 

悔しさが収まらない私は、

この感情をどこへぶつけたら良いのか皆目検討がつかなくなっていた。

 

そこで、自らの陰毛を複数本抜き、

こっそりと後方を向くたくちゃんの頭へ振りかけた。

「おおきくな〜れ、おおきくな〜れ」と

呪文を唱えながら。

 

幸か不幸かその姿を主催者に目撃された私は、

即レッドカードを食らい、将棋教室を発った。

出禁にもなった。

 

整理しきれない感情を胸に家路についていた。

その過程で私の願いは一つに集約された。

 

たくちゃんがいずれ藤井四段を抜く連勝記録を樹立するプロ棋士になった暁には、

「おっきくなった〜♪」「おっきくなった〜♪」

と意気揚々と腰を振りながら、陰毛をかけて祝ってやりたい。

 

心から実現したかった「世界一周」は必要ないとバンコクに行って気付いた

大学三年生の夏頃に多くの人々が体験するであろう衝動に強く駆られた。

「世界一周したい」

思ってしまえば衝動は抑えきれず、情報を調べ始めた。

当時はハワイしか海外に行った経験がなかったため、

非常に不安であった。

しかし、調べていく内にバンコクは通称「バックパッカーの聖地」と言われており、

中には日本人が経営するドミトリーもいくつかあるという。

 

ここなら豆腐メンタルかつ拙い英語力の自分でもなんとかやっていけるのではないか。

手始めにバンコクでバックパックを経験し、レベルをあげよう。

バンコクの旅が無事に終わったら、本格的に世界一周を始めよう。

そう考えたと同時に一人分の航空券を予約した。

 

 

決断した二週間後にバンコクへ向けて出国

バンコクはビザは必要なかったため、やることは航空券を買うことくらいだった。

2週間の滞在だったが、遠足に行く程度のリュックサックに衣類を詰め、

必要なものは現地で適宜調達しよう。

そんな緩い考えで旅の準備を終えた。

 

羽田空港を出発し、スワンナプーム国際空港に到着し、

10年ぶりの海外に心が躍った。

飛行機を降りた瞬間から無駄に写真を取りまくり、

1人はしゃいでいた。

 

カオサン通りという所がバックパッカーが集うと聞いていたため、

タクシーを探し「カオサン」と行き先を告げた。

初めてのタイ人との会話だった。

良く言えば陽気な明るいおじさんで、声が大きくて驚いた。

腹式呼吸が習慣になっているからか耳が遠いからなのか理由はわからなかったが、

なぜか印象に強く残っている。

 

30分ほどでカオサン通りに到着し、

降りた時には街の異臭に驚いた。パクチーのような香りが漂っており、

日本との衛生環境の違いが新鮮だった。

 

あとから知ったことだが、タクシーの運転手には通常の3倍近い値段を請求されており、

それでも日本と変わらないもしくはリーズナブルだったため、支払っていた。

この体験から海外でタクシーに乗る際は事前に相場を確認するクセを身につけることができた。

 

バックパッカーの聖地で出会ったユニークな人々と素晴らしい体験の数々

カオサン通りに到着して、インターネットカフェに入り、

日本人宿を探した。

現地での情報収集がしたかったからだ。

 

「サクラ」という宿を見つけ、移動することに。

クーラーが完備してあるドミトリーで12人部屋だった。

部屋の雰囲気は明るくもなく、暗くもなく、フランクなちょうど良い雰囲気だった。

 

世界一周中という人が12人中8人で、驚いた。

そのうちの1人が周辺の街を案内してくれ、昼食を一緒にとった。

焼き飯とコーラを注文し、酸味の効いた辛いスープをシェアして食べた。

 

いろいろな場所に基本的に1人で行き、

ナナプラザだけは、バックパッカー達と一緒に行った。

 

水上マーケットや寺院・象乗り体験など日本ではなかなか体験できないことが多く、

新鮮だった。

 

帰国する頃に気付いた「本当に欲しかったもの」

あっという間に時間が流れ帰国することとなった。

いや、本当は旅の後半から早く日本に帰りたいと思っていた。

 

それはお金を使わないバックパック生活で、

選択する食事の制限や湯の出ない水シャワーに辟易していたからかもしれない。

あるいは、世界一周を目指す人達が、どこか現実から目を背け逃げているように見えてしまったからかもしれない。

 

考えるうちに自分が欲しかったものは、「世界一周」ではなく、

「自分が本当にやりたいことを見つける」ことや

「面白いことをやっていると周囲から思われる」ことだったということに気がついた。

 

世界一周それ自体ではなく、その先にあるものを自分が求めているため、

違った方法で実現することを考えよう・行動しようと決めた。

 

バンコクへ行ったことで、いかに恵まれた環境で生活することができているかということが身にしみたため、感謝の気持ちが強く醸成されたことが最も大きな得た財産かもしれない。

 

 

 

はじめての「ドリアンちゃん」入門

皆様は『ドリアン』という果実をご存知でしょうか。

聞いたことのある方がほとんどかと思われます。

(以下、ドリアンちゃんと呼ばさせていただきます。)

 

そんなドリアンちゃんをですね、この世に生を授かって以来初めて食したんですよ。
シンガポールでの出来事でした。

 

宿泊していた宿のおじさんがカキ氷をご馳走して下さいましてね、

そのカキ氷の上にかの有名なドリアンちゃんがドロっと乗っかっていらっしゃったわけです。

 

最初はドリアンちゃんと対峙してもニコニコしてました。
生まれて初めて。という体験は得てしてワクワクするものですから。
ドリアンちゃん、はじめまして。
お手柔らかに。
そんなテンションでした。

 

今思えば私は恐れを知らないただ真っ直ぐ突っ込むだけの猪でした。

日本におけるカキ氷を食べるかのように、いつも通り、渇いたお口へとカキ氷を誘いました。
ドリアンちゃんと共に。

 

もぐもぐ。

あ、甘い。甘ったるい。

ふぅ。

 

と。
不用意に鼻息を吐いたことが全ての始まりでした。
終わりの始まり。
一つの旅が終われば、また新たな旅が始まるとは妙を言い得たものです。

 

私の体内に設置してあるセコムが全力で身体中に警鐘を鳴らしました。

 

あかん!!!!
これ、あかんやつやで!!!!!!
うあああああああああ!!!!!

 

時すでに遅し。
光陰矢の如し。

 

鼻から息を漏らしてしもうた私には、それまで眼前に広がっていた景色を見るだけの余地は全く残されておりませんでした。

 

ざわ、、、ざわ、、、ざわ、、、

 

なんとも言えないフレーバー。
と言いつつも、旅の相方と完食致しまして、


まぁ、それは当然です。
私たちは“勿体無い”の国より参りし誇り高き文明人。
加えて、おじさんのO.M.O.T.E.N.A.S.H.I.となれば笑顔で平らげますとも。

 

まあ、その後20時頃のフライトに乗り込んだ訳です。
ドリアンちゃんを食したおよそ8時間後ですね。

 

案の定、その機内で放屁を洩らしたらケイオス(caos)なフレーバーが機内に充満して、客室乗務員の方々が消臭力的なsomethingを振り撒かれて、機内がフローラルフルーティな香りと優しさに包まれて、ドリアン最高だなって思いましたとさっていうお話。

 

めでたしめでたし。

 

今回のドリアンちゃんの乱は私の中で盛らずに beyond description クラスの衝撃でして、このような駄文を書き連ねてしまった所存でございます。

 

ドリアンちゃんを食したことのない方は人生を損していると言っても過言ではないと本気で思います。


あらゆる物事というのは見る視点によって変わりますので、『絶対』という言葉を使うのは些か憚れるのですが、今回ばかりはそうは参りません。

 

さあ、皆様!
売店へお急ぎを!

 

エデンの園へのプラチナチケットを掴み取るチャンスがやって参りました!!

Life is beautiful with dulian-chan.

ゼロ秒思考の効果的な継続方法

社会人時代に上司から勧められ取り組んでいたゼロ秒思考。

取り組んだあとは、

  • 考えが整理され
  • 悩みが緩和し、
  • 次の具体的なアクションが明瞭になり、
  • 気持ちが前向きになる

ものの、いかんせん継続することができない。

書き始めることが面倒なのだ。

効果実感はあるものの、書くことを継続できない。

色々と試してはみた。

 

  • 朝起きたら一番最初に書く
  • 部屋の椅子に座ったタイミングで書く
  • 食事を終えたら書く

 

しかし、やはり続かない。

そこで、予めテーマを書いておいた紙を机に置いておく

という手法をとってみたところ。

継続できている。

 

他記事では二年間行ったものの写真をブログに掲載していた猛者もいたため、

継続によるゼロ秒思考の血肉化を図っていきたい。

 

 

 

英語力の前に、コミュニケーション能力が大切という話

スウェーデンに研究員として留学していた看護師の知人から、おもしろい話を聞いた。

 

「海外での友達作りで大切なことは、英語力より根本的なコミュニケーション能力

 

というのだ。

 

留学当初まったく友人ができず、焦った彼女は外国人が集まるコミュニティへ参加することにした。

幼少期から習っていたダンスに関連するコミュニティへ参加すると、

そこは会毎に新しいメンバーが訪れており、

様々な人と触れ合うことができた。

 

その中で、毎回最も人気者となっていたのは、

英語が下手くそなスペイン人男性だったという。

彼は会うたびに「元気にやってる?」と声を掛けてくれるものの、

返答しても内容を理解できていない様子だ。

 

しかし、屈託のない笑顔とノリの良さで周囲をいつも人々を惹きつけていたという。

 

このことは、日本でも同じことが言えそうだ。

友人作りで大事なのは、正確に意図を伝えられるか?よりも

一緒にいて楽しい、この人のことが好きだ

と思ってもらえるかどうかではないだろうか。

 

そのため、もし外国人の友人が欲しいと思ったのなら、

英語学習ももちろん必要ではあるものの、

それ以上に大切なのは「相手を楽しませる・気遣う心」「笑顔」ではないだろうか。