しらふで生きる

この文章を書いているときの心境: まーまー暗いが絶望はしておらずちょっと元気

 

町田康の「しらふで生きる」を読みたい。まだ読んでない。半年以上前にYOWLLの森さんにオススメされまだ読んでいない。

今日は少し頑張った。だから酒を飲みたかった。俺には酒を飲む友達がいなかった。出町柳をうろうろして偶然を装うことはぼちぼち卒業して、大人しく鴨川に行って缶チューハイを飲んで、音楽を聴いて、「このバンドはどこのバンドなんだろ。スコットランドか〜」みたいに何かを調べるふりをしている。その実、何も考えたくなくてスマホを見ているだけなのである。

鴨長明はこの流れを眺めて「行く川の流れは絶えずして云々」と考えたわけだわね、と考えてるフリをしてる。ART-SCHOOLのSEX抜きのような生活をしている。いや、もっとインスタントで代替可能でしょうもない生活をしている。俺は、俺たちは、酒なんて飲んでる場合じゃないんじゃないのか⁉︎戦争の話とか、どうしたら俺らは幸せになれるのかとか、産業革命とオーケストラの関係についてとか、バンパイアウィークエンドの新譜の話とか、もっとちゃんとしなくちゃいけないんじゃないのか⁉︎だけど俺は今日もただすれ違うカップルが楽しそうなだけでムカついている。そんなことじゃなくて。

MVを3月中に撮る予定だった。天気に恵まれなかったりスタジオが取れてなかったりで延期に延期を重ねまた予定を組み直して頑張らなければいかんくなった。フラストレーションターミネーションイマジネーションテレキャスティックファー(凛として時雨)。もう嫌だ。考えたくない。うまくいきそうな気がしない。

俺は誰よりもはみ出していたかったが誰よりも認められたくて普通であることに憧れていてたけれども資本主義の犬になんかならないぞと漠然とした反骨精神を抱えながらも勉強嫌いの怠け者で政治がわからず歌詞を書けば自分のことか君のことばかりで奥行きがなく漠然とした「原発反対」だけで大した勉強もしてないアホなジジイのロックンローラーと同じ、否、軽蔑していたはずの彼らよりもさらに酷い有様である。川を眺めて酒を飲みうつ病のフリをして自分のだらしなさを京都という土地と「クリエイター特有の心の脆さ(笑)」に責任転嫁してなんとなく曲を作ってなんとなく冷笑をしていたらこんなことになってしまっていた。はあ。みんなが頑張っている間アタシはなんとなーく生きていただけだった。

見上げてごらん夜の星を、テメーをぶち殺す、その後ぶち殺す、ささやかな幸せを、享受している貴様らをぶち殺す。ささやかな幸せ享受してるのは僕もですね。ただ鴨川にいる大学生を全員殺したいだけなんです。

狂ったフリをしていました、すみません。助けてください。ライブに来てください。音源を聴いてください。f:id:tyhfbv:20240514223230j:imagef:id:tyhfbv:20240514223234j:image

トゥでい ズ

4/22

今日は警察に2回も声をかけられてやな感じ。どちらもヘッドホン無灯火チャリ漕ぎ漕ぎ中でした。俺が悪い。

久しぶりにアマプラで映画を見た。ヴィーガンズハムってやつ。スプラッター、ブラックジョーク、グロいコメディで面白かったけど受け止めきれないブラックを感じてしまって少しモヤモヤした。

オートコードがTwitterでバズってていいね。自分と比べて凹む。けど俺も頑張る。しかない。にしてもkunだの本名だの使用だのサブカルTwitterマンがとても気に食わん。

俺は何もできない、望んだものは手にいれられない、未来は暗い、死にたい、みたいな夜が来たのでスーパーでお酒を買った。良くない👎。

結局俺は働きたくない。それが伝わっているのかたくさん落ちている。それはそれでへこむ。

俺はインターネットで顔も知らない人が幸せなことにムカつく。知ってる人が幸せそうでももちろんムカつく。だから俺は「幸せです!」って言うのを躊躇う。しかしいつまでも「僕は不幸な被害者で心が弱いんです!」なんて言うのはもっと違うと思う。

俺は昔ポエムを書くやつ、歌詞を公表するやつ、かも文章を公表するやつなんかをバカにしていたが、今や俺がバカにされる側である。もうどうでも良くなっている。嘘、サークルの友達とか後輩とか先輩にバカにされてると思うと悲しい。自分でもこいつなんやねんと思う、非常に。

 

お金がないのにお酒を飲んじゃいけないよ

君を取り巻く全てが大丈夫になるよう

大人になんてなりたくないって彼は言う

大人になったら君のことを守れるかな

 


花曇の街は騒々しいのに

もう誰もいなくて死にたくなって

 


誰も電話にでんわ…な夜

「安易に死にたいなんて言うな」って本当にね

本当にそうだよね

 


僕を罵倒する君の声

嗚呼君よ どうかあのままでいて

変わらず僕を笑っていて欲しいなあ

 

 

1日経ってこれを読み直しました。キモい、死にたくなった。最後の節が特にキモい。死にたい。ただ俺は消したりしない。漢なので。

 

4/23(追記)

今日は親から電話がかかって来た。就職の話とかした。ふと思い出して「俺さ、お母さんがたまに言う『あんたは頭はそんな良くないけど…』『顔がかっこいいわけじゃないけど…』みたいな間に挟むいらないネガティブなやつ、最近嫌だから今度からやめてね」って言った。アイドリングみたいなやつよな。空気を温かくしようとしてくれていたのでしょう。ありがとう。悪気がないのは知ってます。最近俺はずっと不機嫌です。ボケが。トイレ行きてー。

カーミさんが教えてくれたMom Jeansってバンドを最近聴いてる。めっちゃいい。‎Sweet Tooth - Mom Jeans.のアルバム - Apple Music

音楽を聴いて心動くことが少なくなってるけどまだまだ行けるな。俺が音楽聴いてないだけだ。アンテナが錆びてるだけだ。

めっちゃ前だけどライブでゆーすほすてるのegwさんの弾き語りを見てめっちゃ良かった。バンドも見に行きたい。

もうパターン化された"エモ"気持ち悪すぎるんだよ

伸びないツイート、増えない取り置き、「今度観に行きたいです!」と言うだけのやつ、「ボーカルが代われば伸びる」、遅れるスケジュール、鈍るセンス、喉はイガイガ、お祈り、もしかすると祈り、代替可能、人付き合いが上手いやつ、インターネットが上手いやつ、太宰治の斜陽、井上陽水のエッセイ、恥、遅れる飛行機、着いたら閉まってる飯屋、楽しそうな外国人観光客、喉はイガイガ、殺してくれ、生かしてくれ、光をくれ、天王寺天王寺西加奈子、優先座席に座る、臆病、無関心、どうでも良い、失望、絶望、不安でも今日はおやすみ、これを捨てて取り戻そう、奪い返そう、そんな元気はなかったけど明日は朝起きて働こう、生活を続けよう、それしかできないから

含意のない「僕たちは世界を変えることができない」

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花束みたいな恋をした 実況(ネタバレあり)

アマプラで花束みたいな恋をしたをようやく見ました。見ながら描いたメモなので皆さんもぜひ映画を見ながら読んでください。

 

導入からコイツら(バカ2人)のことちゃんと嫌いになれた。コイツらとは絶対に仲良くなりたくない俺はコイツらと違うという前提のもとで視聴を開始。
二人はどこか変わっていてサブカルチャーが大好きで友達はいるけどどこか馴染めない(←こんな感じの設定、オタク慰めもうええて)二人がたまたま同じタイミングで終電を逃しなんやかんやで一緒に飲んで趣味が合うことに気づいてという。
主役二人のマイノリティ性、オタク気質を際立たせるためにモブを単純化しすぎサゲすぎだし、20分くらいで有村架純めんどくさい女すぎてもう嫌だし、何よりカラオケでクロノスタシスのデュエットをしてて本当に勘弁してください助けてくださいごめんなさいという気持ちになってしまった。
男の趣味がガスタンクを見に行くことでそれ自体は「ええやん!ええ趣味やん!」と思いながらコイツと同じことを絶対にしたくないと思ってしまって苦しい。と思ってたらオーサムシテークラブの女ボーカルだったり押井守だったりが出てきてなんか資本主義を感じてしまってカス。
告白のシーンになって二人が付き合うことになったけど自分の感情が凪すぎてビビる。キスシーンが来た。キス後「こういうコミュニケーションは頻繁にしたい方です」と女。黙ってください。
中途半端なセックスシーンが入ってきて最悪すぎる。映画においてセックスシーンは全く入れないかもしくはガッツリ入れる(でかいセックス、BIG SEXって具合に)かのどっちかにしてほしい。エモに昇華するな。
やっぱ美大とか通ってる奴ってこういうキモすぎ人間がたくさんいるのかなというあるシーンを見て思う。Twitterでよく見る「バカでかい愛」さんのことをなんとなく思い出した、なんとなくです。
菅田将暉ナンバーガールのバンドTを着ていた。オタクくんなんだろうが他の人をバカにするオタクにしては浅いし自意識が中途半端じゃないか?その浅さ、んでもってサブカルに造詣のないモブ(マジョリティ)をバカにしちゃう浅ましさも含めて勘定にいれるとやけにリアルだ。
二人で暮らし始める。幸せなシーン。オルガン、ピアノの入ったメジャー調の曲がバックで流れる。俺メジャー調の曲嫌いなので全て悲しい曲にしてくれないでしょうか?バカが。
女の両親が2人が暮らす家に来る。父親がレコードの棚を見て「君はワンオクとか聞かないの?」「聴けます!あーはーはー🤡(愛想笑)」のシーン身に覚えがあって殺すとなった。聴けますじゃねーだろバカ。
サブカル好きはなぜどいつもこいつも猫好きなのか。俺も猫は好きだがこういう奴らがいるから猫好きと言うのが嫌なのだ。
そしてついにバカ(男の方)が就活を始める。「俺就活始まるよ」と言ったときの彼女の悲壮感、あれなんなんだろうな(MOROHA)?この映画登場人物みんな嫌いなのにところどころ身に覚えがあるのがマジでうぜー死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね。てか俺そろそろ歯医者行かなきゃ。
バカ(女)も歯医者で働き始めるが同僚の女もキショい。いわゆる「女の嫌な感じのコミュニティ」が描かれていたがこれって本当にあるんかなぁ。
就職をして元々の夢を諦めるというかもともとの夢を忘れていってしまいそんで「アタシあの頃の男君が好きだったんだけど…」みたいなやつやめてよー。俺の未来になりそうすぎてやめてよー。
まあつまり労働はカス。きしょいねん。ボケが。
間間でオーサムシテークラブが出てくる。流れる時間の表現としてなんだろうが流石にこの映画電通感が凄すぎる。
次第にバカ(男)が生産性ニキになっていく。俺はコイツが別ベクトルで嫌いになっていくしさらに共感できないヤツになっていきコイツは何を言ってるんだと思うようになるが俺もこうなりそうで草。怖くて草。笑いとは防御反応である。←死ね
ホンマに腹立つ映画だわ。そもそもコイツらのこと嫌いなのに将来の自分を映し出してそうすぎて不安にさせてくるし嫌いな奴らなのに重なる部分は少なくないから多少なりとも胸が痛いし。なんかずっと不快。
久しぶりにキスシーンが来たぜ!ヒャッハー!
え〜キスシーンに音を入れないでください。繰り返しますキスシーンに音を入れないでください。「ヌチッ、ミチャッ」みたいな音で萎えます。おちんちんしなしなです。フリーズドライチンチンすぎます。
なんかケコーン式のシーンキタ!ふと思ったんですけど日本において天井の高いでけーチャペルでオルガンの壮大な音楽のもと誓いのキッス、あれギャグすぎませんか?
んで多分前のセクースシーンを経て互いに心動かないことが明確にわかってしまって式場で友達に「バカ(男)/バカ(女)と別れようかなと思って」とそれぞれ打ち上げ始める。「でもどうやって別れたらいいかわからなくて、5年以上使った携帯どう解約すればいいかわからなくてみたいな」という序盤の雰囲気を纏ったキショ例えが出てくる。そうそう、これだよこれ。会話の円滑化に寄与するでもなく面白いわけでもなく自分が他より優れていることを示すためだけの大してうまくもない尺稼ぎの例え。これだから俺はお前らが大嫌いなんだよなぁ、早よ往ねやと思えてよかった。久しぶりに共感ではなく嫌悪が勝って心から2人の不幸を願うことができた。この映画においてずっと嫌悪を応援していた俺からするとここが1番の激アツシーンだった。
ファミレスで別れ話する。ファミレスですんなよ。これ近くに座ってたら絶対気まずい。途中あの頃のバカ2人を彷彿とさせる若いカップルが「羊文学のライブに男さんがいるなんて思いませんでしたよ」と喋ってるシーンで最悪だった。俺が羊文学を聴けない理由がこのシーンに全て詰まってた。素晴らしい。その後も若いカップルの会話には長谷川白紙、さきやまそうし、ベイキャンプなどの単語が。出てきたやつ全部嫌いで凄かった。自分がこの映画に出てくるやつの逆(逆?)すぎてすごいと思った。そんな会話をしてたらバカカップルがめちゃくちゃ泣き始めて外に走って出ていってマジで若いカップル可哀想すぎた。流石に同情してしまった。
結局別れて最後2人はバイパス沿い(?)を歩く。「私こういうとき思い出そうとしてることがあるんだよね。ブラジルW杯でブラジルがドイツに負けたの知ってる?」「知ってる。インタビューでブラジルのゴールキーパージュリオセザールが…」ってうるせ〜。マジでコイツらずっとうるせーんだけど。コイツらの出す作家の名前はあんまりわかんなかったけど多分多少本好きな人らからしたら絶妙に浅いチョイスでイキってて恥ずかしい風に映ってるんだろうと思った。ナンバーガールのバンドT然り。
最終的には幸せに別れたんだろうが最後らへんに流れるメジャー調の音楽がやかましい。
終わった。エンドロールの音楽、やかましい。全体的にうるせーやかましーって印象の映画だった。なぜか「バカでかい愛」さんを思い出した。なぜか、わけもなく。
実況終了。

 

この文章を読んだ人が「批判してるお前も二人と同類やんけ」と言ってきそうなのですがそれに対して俺はバリアを張っているので受け付けません。はい、無敵。俺の勝ち。
皆さんも素晴らしい映画ライフを!ほなまた!

シャバすぎて泳げちゃうよ

ラランドサーヤがずっとイャなイキリ方をしてるのがキツい。寝てない、酒カス、オタク弄り、もうええて。めっちゃ頭キレて面白いのでイャなイキリ方さえしなければ、と個人の感想。

今日もライブだった。手応えのないライブをすると死にたくなるし、シャバいバンドが人気であっても死にたくなるし、最高のバンドが最高のライブしてても死にたくなる。大体死にたくなる。どうせ死にたくなるなら3番目がいい。3番目5割だった。いい感じ。何が?

ラーメン食べたいけどお金がないよー。あと最近どんどんデブになってる。

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資本主義の犬

大学で文学部を選んだのは一番金にならなさそうだから。人間がいかに人間らしさを担保するか、それはいかに無意味なことに時間を割けるかと繋がっている。経済学部や法学部に通い就活をガチりストレートで大学を卒業しせっせとお金集めに精を出す。アホです、ハッキリ言って。そんな生き方は中途半端に頭の良いアホどもにさせておけよ。頭脳明晰な君らにはそんな生き方をしてほしくない。アホどもが「いや俺らも遊んでますよ」と言うだろうが彼らの遊び方には余裕がない。彼らの言う「ASOBI」の後ろには合理性のカゲがチラチラと見え隠れしている、俺の所感だが。彼らはずっと何に追われているんだ?と高校同級生を見て思う。半分本当で半分嘘。ただ羨ましいだけだったりもする。死ね。f:id:tyhfbv:20240307035412p:image