年末特別漫画2019
肉の日に大遅刻のクリスマス漫画です。
※合体したのは、あくまで口とおっぱいです。ご安心ください😊
平成31年、そして令和元年度最後の投稿です。皆様、良いお年を！
#ケモノ 【R-18】年末特別漫画2019 - panzer0412のマンガ - pixiv
はてなブログにアダルト漫画を載せるのは不味いので、pixivへのリンクのみ掲載させていただきます。
夫婦の営み
太郎と千絵の本格的子作り絵です。
やっと投稿する事ができました…！
8枚目は2013年頃にFUG（フレンドうごメモギャラリー）で公開したものです。
沢山の人に作品を見せられるWUGと違って、こちらはフレンドコードを交換した人とだけの交流が許される場でした。
クリスマス辺りに、あと一本投稿できればと思います。
#ケモノ 夫婦の営み - panzer0412のイラスト - pixiv
はてなブログにアダルトイラストを載せるのは不味いので、pixivへのリンクのみ掲載させていただきます。
狐山田太郎（TV版かいけつゾロリ風）
まじめにふまじめかいけつゾロリの第14話「あついぜ!ラーメンたいけつ」に、狐山田太郎によく似たモブがいたので模様を変えてみました。
⇩参照⇩
ゾロリの「熱いぜ！ラーメン対決」に模様は違うけど太郎ちゃんにクッソ似てるモブがおるんやけど…（今更）
— panzer0412 (@tk_tankette) 2019年11月21日
ってか、周りのモブとのデザインの差が激し過ぎィ！ pic.twitter.com/VDlUY9hJKW
因みに、線はうごメモで描いたものですが、色はテストも兼ねてパソコンで塗ってみました。
twitterに出したものに、若干の修正を加えています。
⇩pixiv版はこちら⇩
ハードボイルド太郎ちゃん ～赤い波を けって～
某泥棒カラーなベスト着太郎ちゃん。
久しぶりにcolors!3Dで描いてみましたが、うごメモと違って画質が落ちてしまうのが難点ですね。
（あと、頼むから1stシリーズのマスターテープ出てきてくれ）
⇩pixiv版はこちら⇩
#ケモノ ハードボイルド太郎ちゃん ～赤い波を けって～ - panzer0412のイラスト - pixiv
アトランティック・ヘンリー
どうも、今回は汽車のえほん（きかんしゃトーマスの原作）の原作者であるオードリー牧師が描いたイメージイラストの中にしか存在しない、幻のアトランティック（4-4-2）スタイルのヘンリー（モデル機：GWR Class C1）を描いてみました。
これなら青色でもゴードンに間違われる事は無いでしょうし、彼の「急行を引っ張れるのは俺だけ」という台詞も頷けます。
分かる人しか分からないネタです。（いつもそう
－ハイパー独り言タイム－
迷列車で行こう？ ～オードリー牧師と画家の興亡～
ヘンリーは「汽車のえほん」シリーズの第1巻（トーマスはまだ未登場）から登場しているキャラクターですが、”最も画家に振り回された機関車”と言っても過言ではありません。
絵本のヘンリーといえば初期の頃はゴードンと同じパシフィック（4-6-2）で、途中からベルペア火室を採用したテンホイラー（4-6-0）に改造された機関車です。
※TV版では予算の都合（模型は1輌だけ作り、ボイラー周りの取り外し可能な部品で改造を演出）から足回りは最初から4-6-0となっています。
彼がこの様な、複雑な設定を持ったキャラになったのは”ある事情”が絡んでいました…。
「ウィリアム・ミドルトン編」
オードリー牧師が愛する息子クリストファーの為に作ったお話を、妻マーガレットの勧めで出版社に持ち込んだところ、あれよあれよと言う間に出版が決まりました。しかし、そこである問題が発生しました。
そう、牧師は絵が描けませんでした。
そこで出版社はウィリアム・ミドルトンという男を連れて来ました。
ミドルトンの絵は水彩で描いた様な、優しいタッチが特徴でした。しかし、ミドルトンは元々石版画家だったのでイラストレーターの経験がなく、作品に対する思い入れも全くありませんでした。
勿論、牧師はミドルトンの挿絵に不満を抱きました。自身のイメージイラストで車軸配置を4-4-2としたヘンリーを、ミドルトンは4-6-2として描いてしまったため、ゴードンとそっくりになってしまいました。
ヘンリーはお話の最後に、緑色から青色に塗り替えられたので尚更でした。
他にも「ヘンリーのトンネルは初めは1本で、ヘンリーが閉じこもった後に新しいトンネルが造られた。」と書かれていましたが、ミドルトンは最初からトンネルを2本描くという大胆な作画ミスを犯していました。
結局、ミドルトンは僅か1巻で降板。挿絵も1949年の第8版から、3代目の挿絵画家のレジナルド・ダルビーの挿絵に差し替えられました。
「レジナルド・ペイン編」
第2巻『機関車トーマス』を出版するにあたって、前任のミドルトンでは画力が不十分だったため、次にレジナルド・ペインという人物が選ばれました。
ペインは、牧師が息子に作ってあげた玩具のままでは挿絵にできないと考え、SR/LBSCR Class E2※をモデルにトーマスを描くといった、自身の鉄道知識を遺憾なく発揮。
しかし、ヘンリーに関してはペインは大掛かりなデザイン変更を行わず、モデル機をゴードンと同型のLNER Class A1 and A3とした上で、ヘンリーの煙突を金型にする程度に留まりました。これが後に大きな影響を及ぼします。
兎に角、ペインのリアルな挿絵に牧師は満足しました。
次巻の『赤い機関車ジェームス』もペインが担当する予定でしたが、当時勤めていた海軍関係の仕事で神経衰弱になってしまい、降板を余儀なくされました。
1950年頃の重版から、ダルビーの挿絵（殆どペインの挿絵の丸写し）に差し替えられました。
※これはペインの独断であり、牧師は玩具に類似した別形式の機関車、BR-LNER Class J50をモデルに考えていたという説もあります。実際、E2だと製造年と2巻時点でのトーマスの言動、行動に矛盾が生じるからです。
因みに、この絵の右側の機関車はJ50をモデルとしたトーマスのつもりです。
「レジナルド・ダルビー編」
ペインが去った後、3代目の画家に選ばれたのがレジナルド・ダルビーです。
ダルビーは大胆な色使いと親しみやすい画風で人気を博し、多くの読者を魅了しました。彼が「トーマスや汽車のえほんの基礎」を築いたといっても過言ではないでしょう。
しかし、ダルビーは背景は美しいのですが、ペインの様に機関車の造詣が深い訳でもないので、細部はいい加減なところが多く、リアル志向な牧師は彼の作画には当初から不満がありました。
特に有名なのは、パーシーのサドルタンクの作画（楕円形のサドルタンクがボイラーの下まで回りこむ）に不満を持った牧師の「これじゃ赤線の入った青虫だ」という発言にダルビーが激怒して、第11巻を最後に挿絵を降板したエピソードでしょう。
そして、ヘンリーも例外ではありませんでした。
ただでさえ機関車の作画が苦手なダルビーに、青ヘンリーとゴードン描き分けは不可能で、読者への混乱を招きました。そこで牧師は窮余の一策として、まずヘンリーを緑色に戻し、狭い火室による不具合とフライング・キッパー牽引時に大事故を起こさせて別形式LMS Class 5に改造、そしてヘンリーの正体は「別メーカーのスパイがゴードンの設計図を盗み、それを参考に造られたマガイモノ機関車」というとんでもない設定の追加を行いました。
ダルビーが降板して以降、機関車に詳しい画家が担当するようになると、ヘンリーは中身も外見（作画）も”安定”した活躍を見せるようになりました。（なお9期以降のTVシリーズ
さて、今回きかんしゃヘンリーの”裏”の部分を散々書き連ねて来た訳ですが、オードリー牧師は一部の画家（というより彼らを選んだ出版社）に振り回されて本当に気の毒だと思いました。
しかし、もしヘンリーが最初からアトランティック機だった場合、ここまで個性的で魅力のあるキャラクターに為らなかったと思います。トーマスその物の歴史も大きく変わっていたでしょう。（でも近年のTV制作陣に滅茶苦茶にされるくらいならいっそのこと…
独り言にお付き合いいただきありがとうございました。
⇩pixiv版はこちら⇩
