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友人から指摘があった。
「仕事も1年持たず、半年もハローワークでちょこちょこ情報集めをして帰る程度で、
適当に公務員試験。挙句の果てにMixiに勤しんでいる、甘えすぎだ」と。
彼には高校、大学においていろいろと危うい場面を救われている。
迷惑を掛けっぱなしだ。そして今その危うい時期だ。
目標に向かって躊躇無く進み、思いっきりハメを外すときは外す。彼はそういう人間だ。
同じ春に就職し、休みの日に学びながら順調に社会人2年目を
歩んでいる。自分とは比べ物にならない高い次元で。
「いつか彼のようになれたら」と思うことは幾度と無くある。
だがいつも同じ事を繰り返し、安易な方向に流れてしまう自分がある。どんどんと自分は地に堕ちていくばかりだ。
それが彼のいう「甘え」であり、自分は払拭しきれてはいない。
早く新しい仕事に就いて皆に今までの恩を返していきたい。
その気持ちに変わりはない。世間の目も当然冷たい。
前の会社のような二の轍は踏めない。
その会社を選んだのは何を隠そう、自己分析の甘い自分だ。
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テレビを観ていて、自分の弱点に気がつく。
何かというと、生命保険のCMだ。
人生におけるいろいろな場面での幸せな顔が写るものや
父親と娘の駅の風景が時系列を追って描写されているもの。
涙が出る、とまではいかないが訴えられるものはある。
何かを成し遂げた後の感動というものも、無論存在する。
そういったものは自分の中では心に留まらない事が多い。
24時間テレビの類は反吐がでるほど嫌いですが。
ただ、人生の中での何気ない一場面を抜き出されたとき
表現するのが難しいが、無常観のようなものを覚える。
「ちっぽけな街に生まれ 人ごみの中を生きる
数知れぬ人々と 魂に届くように」
山下達郎 「蒼茫」
一昔前のジャックスカードのCMだったので聞いたことが
ある人もいると思う。一日の終わりに聞くのはアリかと。
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起床すると、今日も爽やかに晴れていた。
さすが「晴れの国岡山、天晴れ」と言いたいところではあるが
岡山・香川のダム貯水率の推移を見る限りは
手放しで喜べないものがある。雨は鬱陶しいが降らねば困る。
午後から父の日のプレゼントを探しに表町商店街へ。
loftやヴィレッジバンガードの類を巡ったのだがどうもしっくりせず、
結局天満屋の地下にてウイスキーを購入。父に贈呈。
父も喜んでくれたので成功だろう。食事とともに皆で一杯。
もっとも、早く仕事を決めることがせめてもの親孝行になるだろうが。
いつか自分も、何処かの誰かを「養う」ことになるのだろうか。
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せっかくスペースがあるということで、Mixiの日記にも同内容を入れていく予定。
Mixiを経由せず、旧来のHPから見てくれている人もいるようなので同時更新です。
今日もMixiを少し眺めていたのだが、ますます知っている人が増えたような気がする。
知り合いの紹介による参加というつながりは予想以上に大きいものだと再認識。
弟を迎えに行くついでに、総社までドライブをする。
雨が降りそうで降らない、決してドライブ日和といえるものではないが
それでも車を運転することは楽しくて仕方がないものだ。
一人ドライブにはまた違った良さがある。たまにはみんなで出かけたいが。
明日は父の日だ。先日の母の日には図書カードを贈ったのだが、
父の趣味・嗜好がいまひとつ分からないので弟とともに思案に暮れる。
そう思ってカー用品店にいったのだがどうもしっくりこなかった。
寧ろ自分がアルミホイールやフットペダルが欲しくなってしまい意味を為さなかった。
明日、また改めて出掛けてみようかと思う。
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銀行に行き、通帳記入を済ませる。
仕事を辞めてから半年が経過してしまい、経済的には大分厳しくなってきた。
一人暮らしが終わり光熱費や食費が現時点では必要ないことはありがたいが
金銭面で大分家族に迷惑を掛けてしまっているのは事実だ。情けない。
現時点で自分の口座から引き落とされているのが奨学金の返済と携帯電話の料金で
あるが、お盆くらいで破綻を迎える。
試験が終わったら、急ピッチで就職活動をなさねばならない。
試験といえば、今日受験票が届いた。また新聞の地方欄にも倍率が発表された。
16.7倍という何とも絶望感漂う倍率であるがとにかくやってみるしかない。
覚悟を決めておいたほうがよさそうだ。