ストレスがすごいぞ
ダイエット開始! いや、減量開始!と言おう!笑
今日は1日空腹感との闘いでした
友人夫婦ついにマイホーム購入
マイホーム購入!
入社3年目のインポーター商社の営業マンである私がアパレルのトレンドの基本について説明します
インポートブランドの商社で営業マンとして働く私が学んだファッションのトレンドについてご説明したいと思います。
もともと学生の時から洋服が好きでした。
ありきたりな理由ですが、今の会社に就職を決めたのもまあそんなところです。笑
あとは営業マンになりたかったのですが、どうせなら繊維系の営業マンがかっこいいから、、、、
ほんとそんなとこです。笑
そんな自分が学んでよかったと思う知識を共有したいと思います。
これ、洋服業界の方からしたら基本の基本なんですけど
素人の洋服好きには面白い記事だと思いますよ!
さあ始めます!
まずはファッショントレンドの歴史から
19XX年代のファッション
- 20年初〜コルセットからの解放
- 20年代〜既製服(シャネル) シンプルで機能的
- 40年代〜ディオール(ニュールック)
まずは1920年代に洋服文化が始まりました。
よく世界史の教科書なんかに出てくるようなコルセットを巻いた女性の服から解放され、あの有名なココシャネルによってより機能的な服(今の洋服)が世の中に浸透しました。
これは入社前に観ました^^
洋服の原点ですよね。
是非みてください。
その後はこんな感じ
50年代ーシルエット(ライン)時代
- ディオール中心
Hライン
Aライン
マグネットライン
Yライン
リバティライン
- バレンシアガーバレルライン
ミディブラウスライン
60年代ーシンプル
- サンローラン、クレージュ
パンツルック
サファリルック
- シャネルスーツ
ミニスカート
70年代ー多様化(自由)
- パンク
- フォークロア
- ジーンズ
- ヒッピー
80年代ーミラノファッションの成長
だんだん面白くなってきましたねー!
90年代ーミニマリズム
- ボディコン(アズディンアライア)
- スーパーモデルのボディコン支持(ナオミキャンベル、シンディークロフォードら)
まあざっとこんな感じでファッションって歩んできてるんです。
大事なのはここから!
トレンド(流行)ってどこから来るの!?
毎シーズン毎シーズン、テレビや雑誌などのメディアでは
「今年の春夏のトレンドは〜」とか、「今年は〇〇を押さえとけばOK!」とか
耳にしますよね?
え、ていうかそれって誰が決めるの??
いつ決まるの??
思いますよね!?笑
私もそんな知識全くなかった、、、、笑
トレンドはここから始まるんです!
-
プルミエールビジョン
1973年設立の世界の最高峰に位置する服地見本市のこと。
フランス・パリで毎年2回(2月、9月)開催される。
プルミエールビジョンの提案するトレンド(カラーや素材感)はファッション業界に大きく影響を及ぼすと言われている。
つまり、、、、
「来年の色はこれですよー!」
「来年はこんな素材を使いましょー!」
的な発表があるわけです!w
そしてそこからインスピレーションを受けて、、、
ミラノコレクション・パリコレクション等
の発表により、一気にトレンドが生み出されます。
ミラノ、パリのコレクションでランウェイに出るのは限られたスーパーブランドだけですが、このコレクションが行われる現地のファッションウィークではあらゆるブランドがコレクションを発表します。
そしてその様子がファッション誌、新聞、等のメディアによって一気に報道され、拡散されます。
その際、あらゆるブランドに共通するコレクションがうまく捉えられ、世間の消費者の意識に刷り込まれていきます。
例えば、ミリタリー調がトレンド! とか70年代ファッションの再到来! とか、、
この段階ではまだ、いわゆる「トレンド候補」がたくさんある状況なのですが、
そこからメディアはさらに絞って報道していきます。
そして月日が経つにつれ、ほとんどのメディアで共通のトレンドが出来上がるわけです。
ちなみにインポートブランドはコレクションの段階でバイヤー並びに商社等がトレンドを予測して買い付けを行うのですが、自社生産ができるような国産ブランドはコレクションを見て、世の中で流行りのトレンド情報を必死に集め急ピッチで生産を行います。
なので、インポートブランドに比べ国産ブランドはどこかよく似た商品が並んでますよね?
クリエイティブなハイクオリティー商品はやっぱりコストの関係もあり、なかなか国産ではないですよねーー
じゃあ次は上記のようなトレンドを予測するためのいくつかの方法、理論をご紹介します!
トレンド予測の理論
特定要因と循環要因
特定要因
経済成長のように時間をかけて変化をしてきたものやオイルショック、リーマンショック、戦争など突発的に起こる要因
→繰り返さない
これは説明しやすいので、多くの人は特定要因だけで説明しようとします。
目に見えて分かりやすいですから。。。
80年代のビッグショルダーなんかそうですよね。
バブルを生きる、強く見せたい人々の生き方がファッションに反映されています。
循環要因
流行を繰り返させる要因です。
逆の流行が同時に共存することはありません。
例えば昨今の女性のパンツを想像してください。
昨年春夏シーズンあたりまではものすごく細い、テーパードのかかったスキニーパンツが流行りました。それに少し丈の短いクロップドパンツがとても多かったですよね。
どのメーカーもタイツみたいに細かったのに、、、、、
昨年の秋、若い女の子が穿いてたパンツ、どんなんでした?
そうです。ガウチョです。
細いどころか、めちゃ太いですよね。
これ、私たちの親世代に流行ったパンツによく似てるんです。
全く逆ですよね!
最近はブーツカットのパンツでも比較的太いすそ幅が流行っています。
つまり、現在から未来を読む理論と過去から現在を読む理論は同じだと言えます。
循環要因を数多く知ること
によって予測はより正確に、よりリアルになります。
流行時差
世の中の流行が、全ての年齢層で、男女同時にやってくるのか?
そんなことはありません。
一般的には以下のとおり
- 流行は3歳上がると1ヶ月強遅れる
- 16歳から17歳上がると流行は半年遅れる
- 男性は同じ年齢の女性よりも5ヶ月遅れる
- 地域での差はない
どうですか?
世間を見渡せば納得できると思います。
ですが、これはあくまでも一般論。
2016SSシーズンのトレンドの一つでもある、「ジェンダーレス」(男らしくない女らしくない)に代表されるように、最近は男女ともに流行差があまりないように感じられます。
具体的なアイテムを挙げると「MA-1」なんかは象徴的アイテムです。
若い男女はみんなあれ着てます。w
それに着こなしもそう。
ジャケットやコートを袖を通さずに肩にかけるだけ。
男女同時に流行ってます。
ちなみに地域での流行時差はありません
上比長と下比長
・1年半ずつ3年
簡単に言いますと、服装の上半身と下半身のバランスのこと。
上が長いのか、下が長いのか
つまり、上半身を長く見せるのか下半身を長く見せるのかということ
過去の流行ファッション年表は後日別記いたします。
同一視と対立視
・3年半ずつ7年
〇同一視とは?
同じ服を着てニコニコする時期
物事の共通点に関心を持ち続ける
物事の細かい違いは気にしない
他人と同じものを欲しがる
チープなものが流行する
今はまさにその最盛期!!
例を挙げると、、、、
・ユニクロ
・H&M
・フォーエバー21
・大手国産アパレル
・MA-1
・テーパード クロップドパンツにローゲージセーター
足元はスニーカーorスリッポン
てな感じで一目瞭然ですね!
〇対立視とは?
自分と同じ格好をしているとむかつく
物事の違っている点に関心を持ち評価する流行
物事のわずかな違いを気にする
デザイン・性能に妥協できない
商品に鮮度を求める
他人と違うものを欲しがる
少ないことに魅力を感じる
例:セレクトショップの流行、マンションメーカー、インディーズ
ちなみに、、、、、、
2010年1月~2013年6月が対立視
2013年7月~2016年12月が同一視です。
もう少し専門的にまとめると、、、
・同一視
特定品番が大量に売れる
少品種・大ロット
長期計画販売
コピー商法
・対立視
売れ筋がバラバラ
多品種、小ロット
短サイクル
企画重視
いろんなマーケティングに共通していますね!
どんどんいきます!
アリ型とキリギリス型
・3年9月ずつ7年半
〇アリ型
『これいいでしょう?めっちゃ安かったで!』
→消費者が物事を長期的に計画的に見る時期
渋ちんw
〇キリギリス型
『これいいでしょう?結構高かったで!』
消費者が物事を考えずにセツナ主義になる時期
今すぐ買う。高額品が売れる。
2013年1月~2016年9月・・・・・キリギリス
2016年10月~2020年6月・・・・・アリ
でもこれって本当に景気に左右されますよね!w
エレガンス(束縛)カジュアル(自由)
・3年ずつ12年
エレガンス→中間→カジュアル→中間→エレガンス
(束縛→弱束縛→弱自由→自由→弱自由→弱束縛→束縛)
つまり
2008年~2010年はエレガンス
2011年~2013年は中間
2014年~2016年はカジュアル
補足
- シーズン終わりに流行したものは次の年にも売れ筋になることが多い
- 最近は一度流行するとしばらく続く
- ワンピースが流行すると根強い→関連商品の流行
- タイトからゆるくはすぐに、ゆるくからタイトはゆっくり
- デザインの提案が弱いシーズンはGジャンが流行する
- ヤングの頃の影響はいつまでも残る
- 循環要因は繰り返す
- 循環要因は現象ではなく人間が持っている思考
- 流行の思考や原因が先に合って、供給側に反映されるためズレが生じる
- 小売店に好きな商品はこれから売れるものではなく、今まで売れたもの。小売店は供給側より先を読む発想は乏しい
→昨年、一昨年に売ったものはなかなか0にはしにくい。逆に売れなかった商品は仕入れにくい。
つまり、一般消費者には昨年買ったから買わない、今年も買うといった思考はないため決めつけてはならないんです。
最後に
ずいぶんと長ったらしい文章になりましたが、最後まで読んでいただいた皆様に
感謝いたします。
改めて自らの復習にもなりました。
上記の内容はあくまでも参考にしていただきたい考え方であります。
世の中を楽しく観察するためのツールにしていただければ幸いです!
祝100pv
これからやるべきこと
- pcの復旧
- 更新頻度を上げる(毎日が目標)
- グーグルアナリスティックによる分析
- アドセンス申請の通過
- このメインブログを太い軸にしつつ、専門的なコンテンツブログにも挑戦