ヒャクブンノイチ

百聞は一見に如かずをテーマに実際に見た映画を中心に紹介しています

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映画『ある閉ざされた雪の山荘で』5つのポイント・サブスクどこで見れる?・配信情報・見どころ・あらすじ・感想・ネタバレなしのまとめ

 

 

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動画配信サービス情報

『ある閉ざされた雪の山荘で』を見る事が出来る動画配信サービス(VOD)の一覧です。

Amazon prime video 〇(定額見放題)
U-NEXT ×
Netflix ×
Hulu ×
ABEMA ×
Lemino ×
Video Market ×
Disney+ ×

注意点

本ページの情報は2024年5月時点のものです。サービスによって見放題の期間が終了していたり、別途契約やレンタル料金等が必要な場合がありますので、最新の情報は各サイトにてご確認をお願いします。

 

(お得に見る方法をまとめた記事はコチラ)

 

Blu-ray・DVD・グッズ情報

『ある閉ざされた雪の山荘で』のBlu-ray DiscやDVD、グッズ等の商品が発売されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さい。

※リンクをタップもしくはクリックすると各ショッピングサイトの検索結果ページが表示されます。

 

ポイント1.基本情報

タイトル ある閉ざされた雪の山荘で
監督 飯塚健
公開年 2024年
ジャンル ミステリー,ヒューマンドラマ
視聴制限 なし
時間 109分(1時間49分)
制作 ファイン・エンターテイメント
配給 ハピネットファントム・スタジオ
主題歌 WEST.「FICTION」

 

キャスト

俳優名 役名
重岡大毅 久我和幸
中条あやみ 中西貴子
岡山天音 田所義雄
西野七瀬 元村由梨江
堀田真由 笠原温子
戸塚純貴 雨宮恭介
間宮祥太朗 本多雄一
森川葵 麻倉雅美

主なキャストのみを抜粋しています

 

ポイント2.小説を映画化

今作は「東野圭吾」の小説『ある閉ざされた雪の山荘で』を実写映画化した作品になります。一部を除いて登場人物や設定等も含め、内容はほとんど同じですが、細かな部分に違いがあります。また、映画版では省略されている部分も多く、小説版にしか登場しない人物もいるので、興味のある方はぜひ今作と併せてチェックしてみて下さい。

 

ポイント3.飽きさせない工夫

今作の監督を務めた「飯塚健」は、ワンシチュエーションの作品にありがちな観客が飽きてしまうという部分を解決するために様々な工夫を行ったみたいです。特に、俯瞰という真上から見下ろすような視点の映像が非常にユニークで、舞台の芝居を見ているような感覚になるので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。また、原作の時代設定は平成初期ですが、今作は令和の時代設定という事もあり、デジタル化した演出を使う事で違和感がないようにしたらしいです。

 

ポイント4.見所

主役の座を賭けた山荘オーディション

オーディションのルールと擬似孤立

行方不明者の続出と殺人疑惑

劇団内で起きた過去の事故

久我の推理と謎の井戸

 

ポイント5.小ネタ・裏話

久我役を演じた「重岡大毅」は、元々アーティストとしてグループ活動を行っている事もあり、役柄と重なる部分があると思いながらも設定通り主役の座を勝ち取るという部分を意識して演技するように心掛けたみたいです。

また、重岡は料理をするシーンの撮影で髪の毛が焦げてしまったらしく、その後すぐに髪の毛をカットしたみたいです。

他にも、本多役を演じた「間宮祥太朗」は、重岡と「西野七瀬」以外のキャストとは共演した事があったため懐かしさを感じたとインタビューの中で話していたらしいです。

ちなみに、今作が2度目の共演になった西野と「堀田真由」は、相部屋で2人だけのシーンの撮影の際に飯塚監督から自由に動いて欲しいと言われたため、アドリブにも挑戦したみたいなので、ご覧になる際にはぜひ注目してみて下さい。

 

こんな方にオススメ

本格的なミステリー映画をお探しの方

謎解き要素が多めの映画をお探しの方

独特な緊張感のある映画をお探しの方

闇の深い映画をお探しの方

夢に向かって努力している方

1つでも当てはまる方はぜひ!

 

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登場人物

久我和幸

俳優を目指す青年。劇団水滸の大ファンだったため所属俳優達に直接会えた事で1人興奮する中で、2日目の朝に温子が姿を消して指示通り探偵として推理を始めるが、不審な点に気付いて何者かがオーディションを利用して本当に殺人を犯しているのではないかと考え始める。

 

中西貴子

劇団水滸に所属する女優。舞台の公開直前に温子に突然主役の座を奪われた過去があり、姿を消す前に口論していたのを田所に聞かれてしまい、何か知っているのではないかと疑われてしまうが、互いに疑心暗鬼に陥り始めたため事あるごとに久我に相談するようになる。

 

田所義雄

劇団水滸に所属する俳優。想いを寄せる由梨江が雨宮と交際しているらしいと久我から聞き、部屋に押しかけて直接問い詰めるが、交際していないと言われて安心したのも束の間、温子に続いて姿を消したため貴子から激しく責め立てられる。

 

元村由梨江

劇団水滸に所属する女優。裕福な家庭で育ったお嬢様で、3日目の朝に部屋で撲殺されたという設定と共に姿を消すが、久我がリビングに設置していたビデオカメラの映像に黒いフードを被った何者かに引きずられる様子が映っていたため殺人事件の線が濃厚になる。

 

笠原温子

劇団水滸に所属する女優。役のためなら何でもする性格で、初日の夜に貴子から監督と肉体関係を持っているのではないかと問い詰められて口論になった後、2日目の朝にピアノに付いていたヘッドホンのコードで絞殺されたという設定と共に姿を消す。

 

雨宮恭介

劇団水滸に所属する俳優。劇団のリーダーを務めているが、温子に続いて由梨江まで姿を消して、久我のビデオカメラに怪しい人物が映っていたため恐怖を感じてオーディションを辞退しようと考えるが、本多に説得されて残る事に決める。

 

本多雄一

劇団水滸に所属する俳優。劇団のトップ俳優で、温子が姿を消した後に久我から紐で互いの腕を縛った状態で一夜を過ごす提案を受け、翌朝まで互いに動けなかった事で2人とも無関係という事を立証し、オーディションを辞退しようとした雨宮に対しても熱い言葉で説得する。

 

あらすじ・ストーリー

演劇界の巨匠「東郷陣平」が主宰する舞台の次回作で主演を決めるためのオーディションが開催される事になり、劇団水滸に所属する「中西貴子」「田所義雄」「元村由梨江」「笠原温子」「雨宮恭介」「本多雄一」は揃って会場となる山荘に向かう。一行よりも先に山荘に到着した「久我和幸」は、憧れの劇団員達を見て大喜びしながらも7人で中に入り、部屋割を決めた後にそれぞれ思い思いの時間を過ごす。その後、7人が集合したリビングで東郷からのメッセージが流れ、オーディション期間は4日間、大雪で閉ざされた山荘で連続殺人事件が起きたという設定でそれぞれ探偵となって謎を解き、犯人を突き止めた人物が主演の座を獲得出来るというルールが説明される。オーディション2日目、それぞれ順番に起床してリビングに集まる中で温子がいないと貴子が言い始めるが、部屋に戻った形跡も無く、姿を消してしまう。すると、笠原敦子はピアノの部屋でヘッドホンのコードを使って絞殺されたという東郷のメッセージが流れて突然の脱落に6人は戸惑いながらも互いが互いを疑い始める。更に、翌朝になって今度は由梨江が姿を消し、前頭部に打撃を与えられて撲殺されたというメッセージが流れる。しかし、由梨江の部屋の壁にあった血飛沫は血糊だったが、凶器と見られる花瓶には本物の血液が付着していたため、5人は本当に全て芝居の一環なのかと疑い始める。そこで、5人は久我がリビングに仕掛けてあったビデオカメラを確認するが、黒いフードを被った何者かが由梨江らしき人物を裏口まで引きずる様子が映っていた。その映像を見て何かを察した雨宮は恐怖を感じ、オーディションを辞退すると言って帰宅しようとするが、温子と由梨江には久我だけが知らない共通点があった。果たして、山荘で一体何が起きているのか?衝撃の事実と予測不能のラストはご自身の目でご確認下さい!

 

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レビュー

評価

ストーリー ☆☆☆★★
意外性 ☆☆☆☆☆
奥深さ ★★★★★
映像 ☆☆☆★★
音楽 ☆☆★★★

☆5つが満点

 

良かった点

複雑な多重構造

リアリティのあるドロドロ感

先の読めない展開と謎解き

俯瞰を使った独特な映像

残念だった点

曖昧さと強引さが目立つ点

ツッコミ所が多い点

 

感想

色々惜しい作品でした。

役者という人物設定と擬似クローズドサークルを巧みに使った設定がとにかくユニークで、全て想像や憶測の中でストーリーが進行するため、ネタバレ部分まで実際に何が起きているのか分からないのが最大の魅力だと感じました。ただ、素材が良かっただけに相関関係の曖昧さや肝心な部分の説得力が薄く、煮え切らないと感じてしまうのが非常にもったいなかったですが、ミステリー小説らしい謎解きを存分に楽しむ事が出来る作品なので、ぜひ1度ご覧になってみて下さい。

 

 

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