自信の無い日常blog

自信が持てない人生ですが、勝つ人生を願います。

介護ブログ 【歩けるのになんで車いすに座らされるの??】

皆様こんばんは!!

millionchallengerです!!

さて、本日も【介護ブログ】となります。

機能向上

少し刺激的なタイトルになってしまったのですが、何も身体拘束みたいな

話では無いので安心してくださいね。

私の働く施設の入居者で、夫婦で入所したN様(奥様)のお話です。

最近の介護の中で、結構珍しい形のエピソードなので皆様にもご紹介させてください。

ある日、車いす使用のN様より、「(筆者さん)、私は歩きたいの。お部屋では普通に歩いているし、車いす

ではどんどん身体が鈍ってしまって嫌なんです。だからシルバーカーで歩いても良いですか?」

という訴えから始まりました。

高齢者に車いすが必要な理由とは??

もちろん下肢筋力低下による歩行障害です。

「歩けない」、「歩行に不安が生じる」といった点から、車いすの必要性が出てきます。

そのタイミングとは、私の施設何かで一番多いのは【転倒】による骨折などの大怪我

から、病院で治療を行って退院した時に、しばらく車いすを使用するというケースです。

この使用期間に、機能向上が認められれば歩行器や手引き歩行などへステップアップ

となりますが、なかなかその他の疾患により機能向上が望めない方は、このタイミングを機に

車いすが常時必要となる事も少なくありません。

車いすの方が歩きたいと言ったら、すぐに車いすの対応は終了するの?

人によるという回答が一番正しいと思います。

認知機能低下により、自身の身体的な状況や疾患などの病状を正常に理解が出来ていない方もいますので、

一概に全員が希望通りになるとは思いません。

今記事の主役の入居者様については、認知機能の低下は無く、ご自身の体の事はしっかりと理解されている方です。

では、こういった判断能力も問題なく、歩行機能の問題も無い方の場合どうするのか?

まずは、介護職員、ケアマネ、看護師で検討会を開きます。

本人の主訴から、歩行を承認するための材料(情報)と、歩行を否認するための材料(情報)を

集めます。

歩行を承認(否認)するための材料とは!?

まずは、認知機能ですね。判断能力がこの方に正常にあるのか?という点です。

普段の生活での言動や行動を記録していますので、そういった記録の中から、情報を引き出します。

今回のケースでは、このN様については認知機能は正常と判断できました。

金銭的な判断や、生活日用品の管理など、しっかり自身で行っているからです。

次に身体機能です。車いすの自操から、シルバーカーの歩行になるので、そもそも歩行が可能なのか

の機能判断を行います。これについては看護師さんがメインですね。

実際に介護職員が付き添って歩いてもらいます。デモ機であるシルバーカーを使って安定して歩行

が可能かどうかを見ていきます。

今回は全く問題がありませんでした。さらに、不測の事態の処理についても、スクワット運動や

バランス運動が可能かどうかについても余裕のクリアでした。

施設職員が見ても問題なければもう歩けるね!!

いやいや、焦ってはいけません。

次は、この方の【身元引受人】の存在です。

基本的に私の施設では、このN様のケアプランに対してN様本人の同意と、身元引受人の同意を

貰っています。ですから、ケアプランに大きく変更が生じる場合は、常に本人様と身元引受人様の同意が

必要なんです。N様の身元引受人はN様のご家族ですので、早速ご家族様へ事のいきさつを

一から説明し、ご本人様の希望を伝えます。そして、施設職員と同じように歩行に対して同意が

頂けるかを確認していきます。

今回のお話では、ご家族様も快諾されましたので、見事同意を得ることが出来たという事になります。

施設も良し、家族も良し。長かったけど、これでやっと歩けるね。

まだなんです。(笑) 最後の難関で、かかり付けの担当医の同意です。私の施設では、毎週往診医が来て

全入居者様の往診を行っています。その往診医にも同様の事を伝え、同意を得ます。

往診医から、N様へは次のような事が話されました。

「歩くことは良いことだし、車いすを手放せるならそれはあなたにとって最高の事だと思います。

でも、【歩くから転ぶ】という事を常に忘れないでくださいね。そして、車いすを手放すことを

選んだのはN様自身という事も常に忘れない事。施設で生活を支えている職員さん全員の心配を背負う

という事。絶対に忘れないでくださいね。」

と仰ってくれました。人の良いお医者さんで、みんなから好かれているのも頷けるセリフでした。

もう壁は無いでしょう?N様は晴れてシルバーカー歩行に!?

はい。無事になりました(笑)

ここまで、周囲を巻き込まなければいけないのが老人ホームの悪い点でもありますね。

【管理】と【責任】を仕事にしてしまうと、こういう時に動作や決定が重くなってしまいます。

でも、それぐらいこの方の歩行という機会は慎重にならなくてはいけないんですよね。

軽はずみに私だけの判断で歩くことを許可し、転倒し大怪我になった時、【管理と責任】を

問われてしまいます。職員=プロとして、見定める事が大事だと改めて痛感したお話でした。

最後にちょっとだけ・・・

良くある話ですが、心配をかける子供に親が、【あなた一人の身体じゃないんだよ?もっと大事にしなさい。】

と諭す場面。今回は、始まりは施設職員と利用者という他人の関係から始まったのですが、

私にはこの家族のたとえ話のような感覚を覚えました。

N様一人の身体じゃない、ご家族も、施設職員も、担当医も心配している。

年齢を重ねた高齢者の方に、これだけの数の人間が真剣に話し合いをする。

私も、将来はN様のように人としての魅力がある生き方をしたいと思いました。

介護のお話、聞いてくださりありがとうございました。

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介護ブログ【技能実習生の上達ぶり 日本語習得編】

皆さんこんばんは(#^.^#)

millionchallengerです!!

技能実習生

技能実習生が配属開始となり、早いもので1ヶ月が過ぎました。

私の施設の実習生は、少し日本語能力が乏しかったので、コミュニケーションに

不安を持っての実習開始だったのですが、やはりハングリーですね。

学ぶ姿勢というかなんというか、さらさら日本語を覚えていきます。

施設では、日本の漢字表記は難しいだろうと思い、利用者様の食札や表札に

ふりがなを入れたりと対応していました。基本的に利用者様の名前を覚えるために、

早い方がいいだろうと思い、そのようにしていたのですが、驚くことに実習生の

メモ帳を見てみると、普通に漢字で名前を覚えようとしていました。

なかなかのストイックさでより実習生が可愛くなりましたね。(笑)

日本語のここが難しい!!

実習生が理解に苦しんだ日本語の内容が、【言い回し】にありました。

日本では、「あげる」、「わたす」、「よこす」など同じような意味合い(厳密には違う)の

単語が多いんですよね。だから、利用者様がティッシュを取ろうとしているときに、

「〇〇さんにティッシュを渡して。」と言うのと、「ティッシュをとってあげて」というのとで、

同じような意味合いになるという事なんです。

どちらも同じ意味なのですが、実習生はなんで同じ意味の言葉がいくつもあるのかが理解に苦しむ

みたいです。

厳密には使い方に違いがあるので、明確な差はきっとあるのだとおもいます。

しかし、日本人でも使い方や意味を極めていないので、そういう日本人から学ぶと

困惑してしまうんですよね。

「ごめんなさい」「すいません」「もうしわけありません」「すみません」とか、実際どうしたら良いのでしょう??

教える側に立って初めて言葉の難しさにぶつかったのは、実習生だけでは無いという事ですね。

読解が出来ても、聴解がかなり難しい!!

文字を読むことはすごく上手で、書いてあればほぼ読める状態です。

ですが、聴解といって聞いて理解する事が非常に難しい様子です。

日本人は話すスピードが速いそうです。これには様々な要因があるし、そうでない人もいますね。

しかし、基本的に早いと感じるのは、私がミャンマーに行き、現地の人と話したとしても同じことを思うのだと思います。

日本語学校の先生と話す機会があり、聴解力を養うために出来ることを聞いたら、

「覚えたい国のアニメを覚えたい国の言語で見ると良い」とのことでした。

試しに、ドラえもんを英語で聞いてみると、正直面白くないんですよね。

でも、絵と、言葉から何となく想像するようになるんですよね。一生懸命ストーリーを追うために、

全ての情報を頭で整理しようとする。一話見ただけで、かなりの体力を使いましたが、

確かにこれは良く学べるなと思いました。

さっそく今はやりの【鬼滅の刃】を実習生に紹介し、見せたところ・・・。

少しバイオレンスな内容のため、ギブアップでした。

完全に選択を誤りましたね。。。

とりあえずドラえもんをすすめておきました(笑)

言葉の分からない国でも、なんとかやっていける

うちの実習生が語るには、言葉が通じない国だとしても、意外と日本は外国仕様になっているみたいです。

レジに【¥】マークがあったり、トイレなどの表示もある。

スマホの普及で翻訳アプリがある。などのことから、生活においてもかなり安心感があるそうです。

意外と日本もグローバル化が進んでいるのですね。

そんな実習生の、最近覚えた日本語は【所得税】だそうです(笑)

がんばれ技能実習生!!

ありがとうございました。

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介護ブログ【塗り絵レク 工夫して高齢者の価値観を探る】

皆様こんばんは!!

millionchallengerです(#^.^#)

コロナ禍による高齢者施設の行事自粛ムードから、このままではいけないと

本日は塗り絵レクを行いました。

価値観

高齢者施設で行う塗り絵はどういう物でしょう!?

一般的に塗り絵とは、アニメキャラやイラストが白抜きで書かれていて、

その絵の中を色鉛筆やクレヨンで塗っていくというシンプルなものです。

私の施設でも、もちろん同じような塗り絵の題材でやる場合がほとんどなのですが、

時折、その塗り絵に条件を付けたりして実施したりするんです。

その条件をクリアして、完成する塗り絵は、時に感動を生んだり時に笑いを引き起こす

おもしろい時間となります。

塗り絵につける条件とは!?

今日やった塗り絵では、題材をお花のバラ、チューリップ、桜を使用しました。

そのテーマの中で、【赤、ピンク、黄色、白を使用してはいけない】という条件をつけました。

え?なんで?と思う方もいると思いますが、実は、常識に捉われずに新しい物を生み出すレクが

最近私の施設では流行っているのです。

当然文句を言いたい利用者様もいます。ですが、これはゲームの一環です。としっかり説明し、

まずはレクの担当職員が実施して見せます。

その完成品を見て、「なるほど!そういうことね!」と色鉛筆を持ち始める人が6割程度。

その後動いた利用者様を見て、アイデアを考える利用者様が残りの4割となりました。

王道のカラーを使えない塗り絵はどうなるのか?

まず、大注目は一切余所見をせず、一心不乱に書き始める利用者様です。

この利用者様達は本当に才能があるというぐらい、奇抜でも綺麗に仕上げてきました。

一番驚いたのは、黒でバラを塗った利用者様です。黒でベタ塗りではなく、所々を薄くして

光沢を演出していました。

さらには、ほかの利用者様で青と緑を一緒に使って塗り始める方や、半分ずつ綺麗に二色で

分ける方などもいらっしゃいました。

奇抜な完成品から見るその利用者様の性格と性質

私が見た中で一番驚いた黒一色のバラの利用者様を例に挙げてみます。

その方は、幻視・幻聴がある方で、普段独語といって一人でしゃべっている事が多い方です。

その方に、「なぜ黒を選んだのですか?」と伺ったところ、【黒が一番綺麗だから】とお答えいただきました。

常識何か無く、生物の根源は自由な物であるというメッセージにも聞こえ、やはりこういう

独自路線を行く人は他者を寄せ付けないセンスを持っているのだなと感じました。

出勤している職員全員に見てもらったところ、ダントツで人気なのがこの黒いバラでした。

また、「なぜバラを選んだのですか?」と伺ったところ、【一番可哀そうな花だったから】と答えました。

利用者様一人ひとりに、特有の価値観があると思うのですが、介助に入る際にいつも思うのは、

介助者側の価値観を押し付けてしまっている事が多いということ。

トイレに行く時も、利用者様が拒否をする場合があるのですが、そういう時に何とか違う声かけで

トイレに行けるように仕向けてしまったりしてしまうのです。

でも、その人は今はお手伝いが必要ないという状態なので、尊重したいなと感じるのですが、

次の業務に入ればトイレ誘導が難しくなるため、どうにかこうにか連れて行ってしまうんですよね。

こうした、相手が価値観を合わせなくてはいけない状態はあまり良くないんじゃないかな?と思う今日この頃でした。

介護職員も人間ですし、介護される側も人間ですからね。必要な時、必要なだけお手伝いが出来れば双方にとっても

良いことと思います。

施設として、リスクばかりを考えて、介護を押し付けているのではないかと考えてしまいます。

どなたか同じように悩む方がいらっしゃいましたら、交流しましょう!!

ありがとうございました。

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介護ブログ 【介護虐待が無くならない理由を考察してみた!!】

皆様こんばんは!!

millionchallengerです!!

つい先日も、ネットニュースの記事の中で【介護虐待】による高齢者の死亡について

取り上げられていました。

悲しいニュースではあるのですが、きちんと要因と流れを理解しなければいけないと思うので、

私のブログでも取り上げようと思いました。

介護虐待を考える

三者から見た介護虐待の実情とは!?

暴力や暴言、経済的な搾取が昨今の介護虐待というニュースでは取り上げられます。

特に多いのは、認知症を患った高齢の親と同居している子供が、介護疲れから暴力をふるい

高齢者がケガをする、または死亡する。というケース。

もしくは、親の年金を子供が生活費として搾取し、最低限の生活すら親にさせなかったことで

健康被害が発生し、入院もしくは死亡する。というケースが多いですね。

子供は働いておらず、再就職も出来ないまま収入が無くなる。

生活できないため、親の年金を使って自分が生活をする。

親の生活費も最初は工面していたが、途中から捻出できなくなり、生活保護申請を行う。

しかし、まだ働ける年齢の子供に自治体は生活保護の申請を通さず、保護は下りない。

結果、親の年金を頼る以外にあてがなく、自分の生活費を工面するために親に最低限度の生活すら

させることが出来なくなる。

この環境の中で、親も加齢に伴い認知症が進行する。その面倒を見るために在宅介護を行う。

繰り返す親の奇行に苛立ちがピークに達し、暴言を浴びせるようになる。暴言を浴びせた後は

しばらく親もおとなしくなるが、段々エスカレートしていきついに暴力を振るうようになる。

最初は叩く、突き飛ばすだったが、拳で顔面を殴る、足や腹を蹴るなどの完全な致死レベルの

暴力となってしまう。

気づいた時には親が動かくなっており、救急車を要請するも自宅で死亡となる。

要因として何を捉えたら良いのか?何に注目すべきなのか?

上で挙げた例はほんの一部ですが、同じようなケースが山ほどあると思います。

まず、注目すべきは子供が働いていないというケース。

日本でも、【ニート】という言葉が目立つようになってきましたが、働いていない30~50代が

増えてきているのは事実です。

リストラがあり、企業も人件費削減のためバサバサ人材を切っている時代です。

それ故、無職という環境になってしまうケースが非常に多いですね。

また、仕事をするというメンタルを持てない人も増えていますね。

精神科やクリニックで診断された方が、なかなか社会復帰できずにいるのも今の時代では

珍しくありません。

働きたいけど働けない人が親と同居しているというパターンが今、非常に増えていますね。

親の面倒を見る代わりに生活費を貰う構図がどうやら負の連鎖となっているようです。

無職の人が働けるようになれば、介護虐待が減るのか??

もちろん、経済搾取というケースは減ると思います。しかし、経済搾取と暴力はあまりリンクしておらず、

暴力を振るう人が減るかというとそうは思いません。

また、働いている状態で、親の認知症が進み、仕事中に警察から親を保護しているという

電話が度重なりあって、業務支障が出てしまい、会社を辞めざるを得なくなる人も少なくありません。

試しに、【京都 介護虐待】で検索してみてください。本当に悲しい事件がヒットします。

働いているからといって、虐待が減るとは一概には言えないということですね。

警察、病院、市役所は早期発見は難しいのか?

もちろん事前に危険と判断し、保護されるというケースも多いです。ですが、そういった

心配の目をすり抜けて、最悪の事態となってしまうケースも多いという事ですね。

病院に受診した際に、医師が虐待と判断したらもちろん通報します。近所の通報で警察から虐待の疑いが

かかれば介入されます。市役所も定期的な面談などで様子を伺うこともしています。

ですが、同居している距離感には圧倒的に敵わないんですよね。

すぐ隣にいるわけですから、カッとなって手を出したという瞬間はなかなか抑えられません。

自分が子供の立場であったらどうしたら良いのか?

やはり、親の介護においては自治体に相談すべきです。その時に、介護のため自身の生活が脅かされている

という事もちゃんと言わなければなりません。

誤解していることがほとんどなのですが、家族なのだから介護をして当然という訳ではありません。

もちろん出来る余裕(経済的・精神的)があるなら構いません。しかし、自身の生活すら逼迫している

状況は余裕があるとは言えないです。

一番大事なのは、親自身が子供の苦労は望んでいないという事です。親のせいでとか、家族のせいで

という理由で自分の人生が狂ってしまう事を確実に親は望んでいないはずです。

そうなった時、親の認知症も進み正常に物事を話せない状態ということもあります。

【介護】という行動は、慈善では絶対に完了出来ません。プロでさえ心が折れる瞬間があるくらいです。

家族だから、こうすれば見ていけるという状態は危険なのです。地域の介護相談窓口に相談することと、

その際に自分がきついということをハッキリ言う事。

それにより、親は入りたくない老人ホームに入所してしまうかもしれません。

でも、その代わり子供である家族は、介護という縛りが解け、自分の時間を持つことが出来るんです。

一番伝えたい事。

頑張りすぎて、自分を壊してはいけません。「やらなきゃ、見なきゃ、介護しなきゃ」という責任感は、

実際に経済的な余裕や精神的な余裕がある人しか持ってはいけません。

子が親を手に掛ける。そんな悲惨な物語にして欲しいと、親が願っているはずありません。

今、介護を背負い苦しんでいる人は、すぐに相談してください。

誰も頼れないという方は私でも構いません。コメント、DMお待ちしております。

在宅介護問題は、現代の課題故に生まれたものです。自分だけで背負わないと約束してください。

ありがとうございました。

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介護ブログ 【豆まきするだけが節分ではない!!季節行事の必要性について】

皆様こんばんは!!

millionchallengerです!!

本日は節分でした。何かしらの理由があって今年は2月2日が節分なんですよね。

色々ニュースを見ましたが、何十年?何百年?に一度あるみたいですね。

私の施設も節分という事で、たまごボーロ投げが開催されました。

正月はコロナの濃厚接触騒ぎで落ち着いて利用者の方と接する事が出来ませんでした。

なので、クリスマス以来の行事という事でした。

行事の必要性

老人ホームで行事が必要な理由について

必ずしも、必要・不必要は言えませんし、決められません。

私の持論ですが聞いていただけると幸いです。

やはり、老人ホームというのは世間から切り離されている気がするのです。

もちろんテレビ・ニュース・新聞など、世間の情報を知るためのツールは老人ホームにもあります。

しかも、ちゃんと利用者様達はそれらを使っています。

ですが一番良い例として、新型コロナウイルスというキーワードについて理解度が低いのです。

どこか他人事?というかなんというか・・・。それもそのはず、コロナウイルスがあろうが無かろうが、

施設側が企画しなければ外出できなかったり、身動きが取れないので、利用者様の生活にあまり変化は

無いのです。

ということから、俗世間と切り離れた環境にいる利用者様に、季節に合う行事を提供する事は、

世間の流れ=季節の流れを知るための良い機会だと思っています。

笑われてしまうかもしれませんが、春をイメージする行事を提供すると、利用者様の頭の中には春という

イメージが出てきます。そのため、行動意欲が上がってくるなどの効果が期待できます。

高齢者は季節を理解出来ないの??

在宅の高齢者は外と触れ合う機会が多いため、季節の理解は出来ると思います。

しかし、施設に入所している高齢者は、外と触れ合う機会が少ないため、季節理解が難しくなります。

これ、本当の話なんです。夏でも寒いと言って上着を着る利用者がいるんです。

季節に合った衣類の選択っていう項目があるぐらい、季節を知るという事が困難なのです。

老人ホームの行事は季節行事だけなの??

そんなことはありません。食事レクや料理レク、スポーツレクや足湯なんかもやったりします。

一か月に一回食事レクや足湯なんかを行い、一年の間に季節行事を行います。

こうやって老人ホームに入所していても、季節に置いていかれることなく、一年が早く過ぎるような

取り組みを実施すると、利用者様は活気に溢れていく気がします。

結果的に、何もしない老人ホームでは利用者様の認知機能の低下がひどくなると思います。

この一年、主要行事の中止があり、つまらない一年を過ごしましたが、利用者様の認知機能はかなり低下しています。

時間のずれ、曜日のずれ、月のずれ、年のずれから始まり、環境の混乱などが最近多くなってきました。

新型コロナウイルスだから行事が出来ない事態が続くと、利用者様にとってどんな影響があるの?

先述した通り、認知機能の低下は絶対だと思います。

また、運動機能の低下もあり得ることだと思います。行動範囲の縮小は、利用者の移動距離を縮めます。

歩数の減少は筋力の低下を生むでしょう。それと同時に体力の低下を生み、ちょっとした風邪に弱くなるなど、

健康被害も出てくるでしょう。

老人ホームに入所している高齢者にとって、普段の生活と違う行事という存在は、健康にとっても大きな影響を

与える存在だという事がいえます。

コロナ対策はこれからも続くけど・・・どうするの?

やはり、注意すべきは人の距離感ですね。3密を防ぐという点は絶対ですね。

その上で、活動的になれる行事を考えなくてはなりません。

団体で参加するものではなく、個人参加型の行事やレクの考案をしていきたいと思います。

もちろん施設でクラスター何か起きた日には、それどころでは無くなりますが、体力や免疫力的に弱っている

利用者が少しでも戦える体にしていくことを目標として、今後も行事を考えていきたいと思います。

ありがとうございました。

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介護ブログ 【介護報酬改定は、介護職員にどんな影響があるの??】

皆様こんばんは!!

millionchallengerです。

令和3年度介護報酬改定による審議報告が、厚生労働省より打ち出されましたね。

2021年介護報酬改定

令和3年度の報酬改定の主テーマは大きく分けて5点

1、感染症や災害への対応力強化

  令和元年、令和二年は災害や感染症が代名詞と言っても良いほどの年となりました。

  そのことより、【日ごろからの備えと、業務継続に向けた取り組みの推進】が求められています。

  感染症も災害においても、その危機を想定した訓練を行い、実際に施設機能が停止してしまわないよう

  備える必要があるということです。

  特に、感染症や災害に対した委員会の実施や研修の実施から、意識付けと想定訓練の実行に努めなければ

  いけません。

2、地域包括ケアシステムの推進

  住み慣れた地域で尊厳を確保しつつ、必要なサービスを切れ目なく提供されるよう取り組みを推進となっています。

  ここでは、緊急の宿泊ニーズや認知症対応力向上を目的とした新たな加算の創設があります。

  さらには、【無資格の介護職員に認知症介護基礎研修の受講措置が義務付け】となりました。

  この研修の受講は3年間の経過措置期間が設けられています。

  どういった形で受講するかというと、今はコロナ禍ですからね。なかなか大部屋での研修は難しい為、

  厚労省推奨のイーラーニングを活用しての受講が一番現実的では無いでしょうか?むしろ決まっているかもしれません。

  医療・介護の連携強化の新加算や、在宅サービスの連携・機能強化が推進されたり、ケアマネジメントの質の向上や地域ニーズに適したサービス

  の提供が報告されていますね。

  やはり、2025年問題が目と鼻の先となっていますので、より地域で介護課題の解決に向けられるような取り組みが推されています。

3、自立支援、重度化防止の取り組みの推進

  リハビリ・機能訓練、口腔や栄養の専門性の高い期間の連携・強化が求められています。

  より専門性の高い視点からのハイクオリティーなデータ分析とか科学的な効果が約束されたサービス提供の推進となります。

  【CHASE】、【VISIT】へのデータ提出とフィードバックから、事業所単位でのケアの質の向上を図る取り組みを実践する事となります。

  ※【CHASE】…実際に科学的根拠を示すためのエビデンスを蓄積するためのデータベースの事です。

4、ここが、介護職員の大本命となります。報酬単価が上がる=給料が目に見えて上がるという訳ではなさそうですが、

  とくてい皆様こんばんは!!

millionchallengerです。

令和3年度介護報酬改定による審議報告が、厚生労働省より打ち出されましたね。

令和3年度の報酬改定の主テーマは大きく分けて5点

1、感染症や災害への対応力強化

  令和元年、令和二年は災害や感染症が代名詞と言っても良いほどの年となりました。

  そのことより、【日ごろからの備えと、業務継続に向けた取り組みの推進】が求められています。

  感染症も災害においても、その危機を想定した訓練を行い、実際に施設機能が停止してしまわないよう

  備える必要があるということです。

  特に、感染症や災害に対した委員会の実施や研修の実施から、意識付けと想定訓練の実行に努めなければ

  いけません。

2、地域包括ケアシステムの推進

  住み慣れた地域で尊厳を確保しつつ、必要なサービスを切れ目なく提供されるよう取り組みを推進となっています。

  ここでは、緊急の宿泊ニーズや認知症対応力向上を目的とした新たな加算の創設があります。

  さらには、【無資格の介護職員に認知症介護基礎研修の受講措置が義務付け】となりました。

  この研修の受講は3年間の経過措置期間が設けられています。

  どういった形で受講するかというと、今はコロナ禍ですからね。なかなか大部屋での研修は難しい為、

  厚労省推奨のイーラーニングを活用しての受講が一番現実的では無いでしょうか?むしろ決まっているかもしれません。

  医療・介護の連携強化の新加算や、在宅サービスの連携・機能強化が推進されたり、ケアマネジメントの質の向上や地域ニーズに適したサービス

  の提供が報告されていますね。

  やはり、2025年問題が目と鼻の先となっていますので、より地域で介護課題の解決に向けられるような取り組みが推されています。

3、自立支援、重度化防止の取り組みの推進

  リハビリ・機能訓練、口腔や栄養の専門性の高い期間の連携・強化が求められています。

  より専門性の高い視点からのハイクオリティーなデータ分析とか科学的な効果が約束されたサービス提供の推進となります。

  【CHASE】、【VISIT】へのデータ提出とフィードバックから、事業所単位でのケアの質の向上を図る取り組みを実践する事となります。

  ※【CHASE】…実際に科学的根拠を示すためのエビデンスを蓄積するためのデータベースの事です。

4、介護人材の確保、介護現場の革新

  ここが、介護職員の大本命となります。報酬単価が上がる=給料が目に見えて上がるという訳ではなさそうですが、

  特定処遇改善加算において、経験や技術のある職員がその他の介護職員の2倍の額というものが、「より高い」という配分ルールへ

  変更となり、その他の職員への分配に影響が出てくるようになりました。

  仕事と育児・介護の両立が可能な職場となるよう環境改善を進める事となりました。

  育児・介護休業取得時に非常勤職員から当該休暇に入る職員の代替職員の配置や、短時間勤務の職員の「常勤」扱いも

  報告が上がっています。

  現在は、人材確保が重要な課題となっていますが、これは何も新しく確保するという意味だけでなく、「離職率低下」

  という働き続けられる職場づくりも求められているという事ですね。

  また、介護ロボやテクノロジーの導入により職員負担軽減を目論み、実際に見守り機器の活用における従来型特養の

  夜間配置基準の緩和に踏み込みます。

  人手不足が、機械で負担軽減できるのか?果たして疑問ですが、これが負担軽減であるという見解みたいですね。

  また、文書負担軽減の実現として、電磁化の承認が増えてきました。

  要するに記録業務の軽減ですね。

5、制度の安定性、持続可能性の確保

  各種サービスの評価基準の見直しや、報酬額の見直しが図られました。

介護職員にとって働きやすい環境となるのか??

やはり、考えるべきは離職の防止策だと感じています。

どこぞの施設でも、働き方の柔軟性においては既に考えている状態だと思います。

非常勤職員の配置をフルに生かして日中の配置をこなしていたり、非常勤職員の業務固定化を進め、

ルーティンとは別の業務の遂行を可能とさせる配置を構築させたりしています。

そういった体制の中、常勤職員が一人でも辞めてしまえば牙城は崩れ、時間外勤務や新たな離職を生む結果と

なるでしょう。

様々なシフト形態を織り交ぜて介護分業とルーティンの役割配置は有効なのか?

年単位の対応としては、幾分不安が残ります短・中期的な対応としてはかなり有効といえますね。

しかし、先述した通りルーティンを担う常勤側も、分業側もギリギリの配置であれば、

やはり安定とは言えません。やはり、その道中で大幅なスケジュール変更や革新的な業務変更を

実施しなければ解決しないと思います。

非常勤や常勤が安定して配置できるような待遇改善は果たして出来るのだろうか?

私は可能だと思います。実際に介護施設を辞めた職員の、転職先は大体の確率で違う介護施設であるという事実。

要するに待遇で見たときに今よりも好待遇(給料、業務内容、立地など)の場所を探しているということです。

なので、一旦は社会福祉法人だけでも良いので、介護職員の待遇の均一化を図ることが出来れば、

職場を移動したくなる理由の半分が解消されることと思います。これだけでも、移動しても給料が変わらないどころか、

勤続年数による昇給のリセットなどはデメリットとなりますので、離職の防止策になるともいえますよね。

新規参入の職員への対応は何をすれば良いのだろうか?

この事については、やはり【インターン(体験)】制度の積極化だと思います。

アルバイトとして認められるインターン制度を構築し、実際の介護施設で働く感覚を味わえる機会を増やす。

施設としても、インターンの日を重要視することが出来れば、面接などの短時間な関わりでなく、経験値を得ながら

介護業界の入り口を覗ける機会を提供する事は、かなり有効だと思います。

※すべて持論ですので、科学的な実証はありません(´;ω;`)

これからはじまる超超高齢化社会を乗り切るためにも、立ち上がらなくては【社会福祉法人】ということで、

2021年報酬改定のお話でした。ありがとうございました。

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介護ブログ 【介護職員としての人生に満足している?】

皆様こんばんは!!

millionchallengerです(#^.^#)

人生はお金?

自分の人生を考え始める時って、皆さんはいつですか?

・仕事を辞める時

・結婚する時

・大切な人と別れる時

・新たな出会いがあった時

色々タイミングってありますよね。しかも、人生を変えたりする事って

恐らく仕事を変える事がほとんどなんじゃないのかなって思うんです。

【人生を変える=仕事を変える】

人生って何?変えられるのかな?

偉人の言葉を検索していると、色々出てきました。

アインシュタインビルゲイツ、マリリンモンローからチャップリン

誰しもがその人特有の【自由】を基盤に人生を表現している気がします。

やはり、その人が生きている道というか道筋みたいな意味なんですかね?

「このままいくとこうなる」って予想が出来たり、「これまでを振り返るとつまらない」って

感じたりして、人生を変えたいって思うのでしょうか??

お金で見てみる人生の評価について

例えば私の場合ですが、手取り20万として計算していきます。

20万×12か月=240万

賞与20万×2回=40万

処遇改善15万×3回=45万

特定処遇15万×3回=45万

=年収370万

23歳から65歳まで働いたとして、

370万×42年=1億5540万

生涯年収的に見て1億円以上稼ぐんですよね。

そう考えると、正直結構お金って貰えてんだなって思ってしまいました。

仕事の内容に対しての給料とみても、もっと欲しいとか少ないとか正直分からないんですよ。

因みにサラリーマンの生涯年収は1億8000万くらいみたいです。

お金ではない人生を面白くする事とは?

人生が楽しいのって、基本的には遊びに行ったり、何かを買ったり作ったりと基本的に

お金が絡む気がするんですよね。実際に、お金の絡まない人生が楽しいと感じることって

何かあったりしますか?

何をもってつまらないと決めるのか、何をもって楽しいとみるのか?

いやぁ~分かりません。(笑) 全然分かりません。

だから、明確にこういった金額のお金が欲しいとか、こういった生活をしたいとかが無ければ

人生を評価することって出来なくなるんですよね。きっと。

もちろんお金が全てでは無いと思います。でも、無いよりはあった方がとは思います。

じゃあ、具体的にどれぐらいあれば安心?って聞かれると分からないですよね。

王様みたいな暮らしがしたいわけではないですけど、貧乏な暮らしも嫌だなと思う。

全く面倒くさい人間です。私は。

だから、介護の仕事をやめる理由も別にないし、仕事が辛いとも思っていません。

結果・・・。人生はつまらなくないんだろう。きっと。ってことでまだこのまま現状維持をしていきます。

皆さんも、ふと人生?って感じたときにお金をベースに考えてみてください。

満足と思うか、不満と思うか。割と答えが出せる気がします。(笑)

ありがとうございました。

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