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感想を置く場にしたい

シリーズ完全初見でも楽しめる、劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』

ウマ娘 プリティーダービー』は、言わずと知れた大人気メディアミックスコンテンツ。 触れたことがなくても存在は知っていて、なんだか今更入りにくいな……と思っている人も少なくないのではないでしょうか。

私もその一人で、アニメ版やアプリ版に全く触れたことがありませんでした。 そんな状態で先日、劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』を観てきたのですが、さほど問題なく、いやそれどころかめちゃめちゃ楽しめました。 劇場で力強い映像、音圧で描かれるレースの迫力は凄まじく、圧倒されてばかり。 物語としても、本筋を追うのに特に前提知識は不要で、むしろ「初めて観るから」「知らないから」こその驚きと興奮を感じました。

movie-umamusume.jp

本記事では、本作は本当に完全初見でも楽しめるのか初見ならではの楽しみとは何か、について簡単に書いていこうと思います。 冒頭の内容には触れるものの、核心には触れないつもりです。 また、今もウマ娘シリーズの知識はあまりないので間違っている点、不足している点があるかもしれません。

  • TVシリーズとは独立した劇場版
  • 冒頭のレースが人生初めて観るレースに
  • 目の前の走り、目の前の一人への集中
  • おわりに
  • 追記 (2024/06/05)
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『学園アイドルマスター』への現時点の印象と期待

『学園アイドルマスター』は、『アイドルマスターシリーズ』の最新作。アプリの開発は、『IDOLY PRIDE』でも知られるQualiArtsです。

gakuen.idolmaster-official.jp

配信時期は2024年春(予定)とのことで既にかなり情報が出てきていて、 初星コミュの冒頭が公開されたり、 怒涛の9日連続フル尺MV公開も始まっています。

この記事では、配信前の今、本作の印象や期待するところについてサクッと書いていこうと思います。

  • 学園アイドルマスターとは?
  • アイドル
    • 花海咲季
    • 秦谷美鈴
  • ライブシーン
    • 倉本千奈
  • おわりに
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2024年冬アニメ 感想

2024年冬アニメの感想を書いていきます。 完結した作品のみで、特に気に入った作品から順に並べています。

余談ですが、今期は作品を観終えたタイミングでその時点での感想を日記に書き出していて、 この記事もそれをベースとして再構成したものになっています。 感想はすぐに書いた方がいい、という気付きを得ました。

  • ゆびさきと恋々
  • ひろがるスカイ!プリキュア
  • 治癒魔法の間違った使い方
  • ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
  • 悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~
  • SYNDUALITY Noir
  • メタリックルージュ
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TVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』個人的名エピソード10選

TVアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』の放送から10年、更にもうすぐで11年が経とうとしています。

www.tv-tokyo.co.jp

10周年ということで、アニメの無料再配信や、10周年展の開催が行われたりしていました。

私もリアルタイム視聴以来10年振りに本作を観返したのですが、改めて語るべきところの多い素晴らしい作品だと感じました。 そこで本記事では、特に良かったエピソードを10話挙げてみようと思います。

  • 第12話「はばたけ!勇気の羽(フェザー)」
  • 第15話「おとはのメルヘンティーパーティー」
  • 第23話「思い出運ぶプリズムの風」
  • 第25話「さよなら、べる」
  • 第31話「目指すは勇者!フリーダム!!」
  • 第34話「ハピなるなら手をつなごう!」
  • 第37話「哀しみのラッキースター
  • 第43話「天使の決意」
  • 第48話「私らしく、人間らしく」
  • 第50話「煌めきはあなたのそばに」
  • 選出外とした名エピソード
  • 感想
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朗読劇『魔法少女育成計画double shadow』 感想

本日は、魔法少女育成計画の朗読劇第3弾『魔法少女育成計画double shadow』を観に行ってきました。 イベントに朗読パートがあることはたまにあったりしますが、朗読劇イベントそのものを観に行ったのは初めてでした。

魔法少女育成計画で最近朗読劇が行われていることは知っていて、元々原作小説を一通り読んでいて好きなシリーズだったので多少気にはなってはいました。 そんな中で、原作でもかなり好きな組み合わせであるプフレとシャドウゲールがメインということで、これは流石に行くべきだろうと、観に行くことを決めました。 この記事では、初めて朗読劇を観に行った感想を書いて行こうと思います。

  • 会場の様子
  • 全体の感想
  • 「青い魔法少女の自己主張」
  • 「Double shadow」
  • おわりに
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能楽セミナー『アニメと能楽』に行ってきた話

3/3(日)、法政大学 市ヶ谷キャンパスにて開催された、能楽セミナー『アニメと能楽』に参加してきました。 能狂言鬼滅の刃』、VR能『攻殻機動隊』、能楽師を描いたアニメ映画『犬王』などを例に挙げ、近年のアニメと能楽のコラボレーションについて紹介していくセミナーです。

nohken.ws.hosei.ac.jp

アニメはもちろん、能についても一度観に行ったことがあり、ある程度関心がありました。 また以前読んだ、能にアニメを見出した記事↓が興味深かったことも、参加を決めたきっかけです。

note.com

  • 会場の雰囲気
  • 人の世で「鬼」の姿を目撃すること―能狂言鬼滅の刃』の世界
  • アニメ映画「犬王」は能楽をどう描いたか
  • 攻殻機動隊』が「夢幻能」的に見える理由
  • スピンオフとしての能
  • ラウンドテーブル
  • 全体の感想
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TVアニメ『ひろがるスカイ!プリキュア』の描いた「広がり」の話

先日、プリキュアシリーズ20作目のTVアニメ『ひろがるスカイ!プリキュア』が完結しました。 本作の題材は「空」「ヒーロー」そして「広がり」。 それらの要素が、上手く組み合わさっていたように感じた作品でした。 今回は、その中でも「広がり」を中心に本作全体について語っていこうと思います。

www.toei-anim.co.jp

  • 広がる世界
  • 広がる思い
  • 広がらないものと、信じられるもの
  • 「立ち止まるな、ヒーローガール」
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