時には映画の話を。 #001「イエスマン」

 

ジム・キャリー主演のコメディ映画。

ストレス発散にはやっぱりコメディ映画。Huluで配信されていたのでずっとマイリストに入れながら、見ていなかった。

ジム・キャリー主演でコメディ、ったら外さないだろうと全幅の信頼を寄せつつ鑑賞。

期待を裏切らない!感想はもう、サイコーとしか言いようがない。

親友の誘いにも、家でDVD見たいがために言い訳つけて断っちゃうような男が、人に(ムリヤリ)連れて行かれたセミナー「YES IS NEW NO」(原文ママ)でどんな誘いや選択にもイエスと答えるイエスマンになる。

そして訪れる幸運と、幸運なのかわからないあれやこれや…。

ストーリーはとにかく文句なかった。

そしてなによりアリソン役にズーイー・デシャネルをキャスティングしたことはもうとにかく感謝したい。五体投地モノ。

音楽性ぶっ飛んだバンドでボーカルを努めたり、ランニング・フォトグラフィーなんていうミラクルハイブリットな趣味に勤しんだりする一風変わった女の子、アリソン。

ガソリンスタンドでの出会いとスクーターに二人乗りなんていうのは、ロマンティックじゃないんだけどロマンを感じる矛盾。

衣装デザイナーのマーク・ブリッジスも大変に素晴らしい仕事をしている。リンカーンへ出かけるときにアリソンが着ていたコートは特に素晴らしかった。

調べてみれば、このマーク・ブリッジスは「アーティスト」の衣装デザインでアカデミー賞衣装デザイン賞受賞経験があったり、ハッカビーズや最近ではフィフティシェイズオブグレイでの衣装デザインも務める、その筋では名の知れたお方だったり。

とにかく見どころは多い。

人生は映画のようにうまくいくとは限らないけど、それでもイエスと答えた先になにが待つのか。試してみたくなる。

落ち込んだ時にこそ見て欲しい、元気になれる映画です。

音楽をめぐる冒険。 #008 Rock 'N' Roll Star/Oasis

 

言わずとしれた、モンスターバンド。泣く子も黙るギャラガー兄弟のお通りでぃ。

そのふてぶてしさと喧嘩っ早さで世界最強のチンピラに成り上がったリアムと、口の悪さでタブロイドにネタを提供し続けるノエル。兄弟喧嘩でバンド解散してしまうしょうもなさが、「俺達やりたいようにやってるぜ」と言わんばかりで好き。

今更語る必要もないくらいに地位と人気を得てる彼らの音楽に救われる人は数多いのではないだろうか。何を隠そう僕もその一人であるし。

彼らの音楽は徹底的に生を肯定して、どんなクソみたいな環境にいたって朝目覚めて朝日を拝めることが最高に幸せだって教えてくれる。

グランジやパンクが退廃的な歌詞を綴り歌い、自殺なんかしちゃったりしたらくだらないと一蹴して「俺たちは永遠に生きる」と希望を歌う。

こんなことを説得力を持って歌えるのはこのバンド以外にない。

解散しても、Oasisというバンドの価値は全く下がらない。もちろん、再結成したら嬉しいけど。でもしなくたっていいと思う。これだけ素晴らしい音楽が生み出されたってことの方に意味がある。

高校生だった僕が、将来にも日常にも全く希望も見出だせずに腐り続けていたころ、Oasisに出会わなかったら。腐り果てて野垂れ死んだろうな。でも、その苦しさを吹いて飛ばすように解消してくれた。

ファーストアルバムの一曲目、「今夜俺はロックンロールスターだ」とふんぞり返ってリアムが歌う。自分の人生を主人公として生きる。誰にも邪魔させねー。そんな気概を感じさせてくれるこの曲が、一番好きです。

音楽をめぐる冒険。 #008 Rock 'N' Roll Star/Oasis

Oasis - Rock 'N' Roll Star - YouTube

 

言わずとしれた、モンスターバンド。泣く子も黙るギャラガー兄弟のお通りでぃ。

そのふてぶてしさと喧嘩っ早さで世界最強のチンピラに成り上がったリアムと、口の悪さでタブロイドにネタを提供し続けるノエル。兄弟喧嘩でバンド解散してしまうしょうもなさが、「俺達やりたいようにやってるぜ」と言わんばかりで好き。

今更語る必要もないくらいに地位と人気を得てる彼らの音楽に救われる人は数多いのではないだろうか。何を隠そう僕もその一人であるし。

彼らの音楽は徹底的に生を肯定して、どんなクソみたいな環境にいたって朝目覚めて朝日を拝めることが最高に幸せだって教えてくれる。

グランジやパンクが退廃的な歌詞を綴り歌い、自殺なんかしちゃったりしたらくだらないと一蹴して「俺たちは永遠に生きる」と希望を歌う。

こんなことを説得力を持って歌えるのはこのバンド以外にない。

解散しても、Oasisというバンドの価値は全く下がらない。もちろん、再結成したら嬉しいけど。でもしなくたっていいと思う。これだけ素晴らしい音楽が生み出されたってことの方に意味がある。

高校生だった僕が、将来にも日常にも全く希望も見出だせずに腐り続けていたころ、Oasisに出会わなかったら。腐り果てて野垂れ死んだろうな。でも、その苦しさを吹いて飛ばすように解消してくれた。

ファーストアルバムの一曲目、「今夜俺はロックンロールスターだ」とふんぞり返ってリアムが歌う。自分の人生を主人公として生きる。誰にも邪魔させねー。そんな気概を感じさせてくれるこの曲が、一番好きです。

音楽をめぐる冒険。 #007 Hard to Say No/The Strypes

 

我が第二の故郷、アイルランド(学生の時留学した)出身のバンド、The Strypes。

まず、若い。まだ全員未成年(多分)。それでいてこの渋さを体得しているのは革命的。もちろん技術的にも文句なんてつけさせねーぜってくらいうまい。R&B、ブルース、ロックンロール。どこにカテゴライズしたらいいか悩む、懐かしさと新鮮さを同居させるサウンドはやっぱり革命的。

Noel Gallagherがファンを公言するくらいだからイギリス・アイルランド地域での地位は確立されてる。

イギリスのバンドにありがちな湿ったサウンドは一切なく、乾いたギターサウンドと快活なメロディーでいやがうえにも盛り上がる。

ちょっと気分が塞いだ時に、雲をバッと取り払ってくれるような曲ばかりです。1stフルアルバム"Snapshot"、必聴!

音楽をめぐる冒険。 #006 Knock Yourself Out/Jon Brion

 

数々の映画音楽を手掛けるプロデューサー、Jon Brion。この曲はI Heart Huckabeesのサントラから。

映画音楽として、映画世界を確かに彩りつつしかしこのあふれんばかりのポップセンス。映画見たことないのにすっかりこの曲に魅せられています。

Meaninglessというアルバムがリリースされ、映画というバックグラウンドを持たない彼の音楽を存分に楽しめる一作になっています。

なっていますと言いますが持ってません。ほしい!!!

音楽をめぐる冒険。 #005 Last Autumn/tricolor

 

和製アイリッシュバンド、tricolor。

トラッドなアイリッシュもオリジナル曲も、ちゃと、と言ったらおかしいかもしれないけど、ちゃんとアイリッシュしてて、チーフタンズやルナサやカレン・アッシュブルック好きな僕も楽しめました。

それでいてオリジナル曲はやっぱり日本人にわかりやすいキャッチーさがあって、アイリッシュの入り口にもいいのではないでしょうか。

最新アルバム「旅にまつわる物語」は、遥か遠いユーラシア大陸西の果ての島国アイルランドへ旅立たせてくれます。

様々な楽器が賑やかに鳴る楽しい一枚です。大好き。

音楽をめぐる冒険。 #004 Seven/Blake Mills

 

いつも私の涙を誘うのは、レコードの7曲目。

ってその歌い出しだけで、物語を感じる。村上春樹作詞かっていうくらい。
文学的な詞だと思います。アメリカ文学を感じる。

曲調もゆったりしていながらドラマチックで読書の供にとても良い。

Blake Millsも、くるり電波で紹介されていた。確か、プロデューサーだけど自身もギタリスト、っていう人を紹介していた時のうちの一人だった。

Jon Brionとかも一緒に紹介されてた。Jon Brion といえば、Meaninglessを再販してほしい。iTunesでもいいけど…